JP2568549B2 - 低漏洩磁気回路 - Google Patents

低漏洩磁気回路

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JP2568549B2 JP62113007A JP11300787A JP2568549B2 JP 2568549 B2 JP2568549 B2 JP 2568549B2 JP 62113007 A JP62113007 A JP 62113007A JP 11300787 A JP11300787 A JP 11300787A JP 2568549 B2 JP2568549 B2 JP 2568549B2
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隆史 鯖戸
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は漏洩磁束を大幅に低下させることの必要な映
像分野などに使用するスピーカの低漏洩磁気回路に関す
るものである。
従来の技術 一般にスピーカの漏洩磁束は小さいことが好ましい
が、特にカラーテレビジョン受像機用のスピーカについ
ては低漏洩磁束型であることが要望される。すなわち一
般にカラーテレビジョン受像機においては、ブラウン管
の下部又は側面にスピーカが配置されるが、このような
構成においてスピーカから大きな漏洩磁束を生ずると、
電子ビームがブラウン管の蛍光面上において一点に集中
せず、色ずれの発生という不具合を生ずることになる。
従って従来から漏洩磁束を低下させるために多くの努力
がなされ、現在では以下に述べるような構成の磁気回路
が実用化されている。以下図面を参照しながら従来の低
漏洩磁気回路について説明する。
従来、この種の低漏洩磁気回路は第3図に示すような
構成であった。第3図において1はポール部を有するボ
トムプレート、2はトッププレートで、両者の間に設け
た環状の磁石3によって界磁部を構成し、界磁部外周と
シールドフレーム4で覆うことにより外部に漏洩する磁
束を減少させるものであった。
発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、磁束の流れはボトムプレ
ート1から環状の磁石3を通り、トッププレート2へと
流れる主磁束fと、ボトムプレート1の外周からトップ
プレート2の外周へと流れる漏洩磁束eと、ボトムプレ
ート1の下面からシールドフレーム4を通りシールドフ
レーム4の側面部よりトッププレート2の外周へと流れ
る漏洩磁束dとで構成されるものであるが、シールドフ
レーム4のa部とb部では断面部を見た場合a部は小さ
いためにa部より磁束が発生し、b部上端に集束する漏
洩磁束cがシールドフレーム4の外周部に発生してしま
うといった問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、磁気回
路外周部に発生する漏洩磁束を低減することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 この問題を解決するために本発明は、ポール部を有す
るボトムプレートと、ボトムプレート底板の上面に配置
された環状のマグネットと、このマグネットの上面に配
置されると共にポール部との間にボイスコイル挿入用の
磁気ギャップを形成する穴を有するトッププレートと、
底面の最外周部を凹凸部にしたシールドフレームとから
低漏洩磁気回路を構成したものである。
作用 この構成によりシールドフレームの底面の最外周部か
ら飛び出る磁気飽和量を減少させることができ、外部漏
洩磁束を低減させることができ映像用スピーカとして最
適で、また、捺印等の保護にも役立つこととなる。
実施例 以下本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。なお、第3図の符号と同一符号のものは同一部
分を示す。
第1図は本発明の一実施例による低漏洩磁気回路の構
成を示す構造断面図であり、第1図に示すようにポール
部を有するボトムプレート1の上面に環状のマグネット
3を配置し、その上面にトッププレート2を配置して磁
気回路を形成し、上記ボトムプレートの下面に配置する
とともに、上記ボトムプレートの外側に位置する底面の
最外周部を凹凸部5aにしたシールドフレーム5で囲った
構成となっている。なお第2図は第1図に示した低漏洩
磁気回路の部分拡大図を示したものである。
以上のように構成された低漏洩磁気回路について以下
その動作を説明する。
シールドフレーム5の底面の最外周部を凹凸部5aとし
たことにより、シールドフレーム5の底面の最外周部か
らの外部への漏洩磁束gの飛ぶ距離が縮められるととも
に、これによって磁気飽和を低減することができるもの
である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、シールドフレームの底
面の最外周部を凹凸部とし、断面積をかせぐことによっ
て従来漏洩磁束がある一定の距離において1Gaussあった
とすると、同一距離において漏洩磁束を約半分の磁束に
低減させることができるものであり、また、凹凸部にし
たことにより捺印の保護にも役立ち従来のカスレ・ニジ
ミ等などの問題も解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による低漏洩磁気回路の構成
を示す構造断面図、第2図は第1図に示した磁気回路の
部分拡大図、第3図は従来の低漏洩磁気回路の構成を示
す構造断面図である。 1……ボトムプレート、2……トッププレート、3……
マグネット、5……シールドフレーム、5a……凹凸部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポール部を有するボトムプレート、このボ
    トムプレート底板の上面に配置された環状のマグネット
    と、このマグネットの上面に配置されると共にポール部
    との間にボイスコイル挿入用の磁気ギャップを形成する
    穴を有するトッププレートと、上記ボトムプレートの下
    面に配置され、且つ、上記ボトムプレートの外側に位置
    する底面の最外周部を凹凸部にしたシールドフレームと
    を有する低漏洩磁気回路。
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JPS6264200A (ja) * 1985-09-13 1987-03-23 Onkyo Corp スピ−カ用磁気回路装置

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