JP2002270115A - カラー陰極線管装置 - Google Patents

カラー陰極線管装置

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JP2002270115A
JP2002270115A JP2001066055A JP2001066055A JP2002270115A JP 2002270115 A JP2002270115 A JP 2002270115A JP 2001066055 A JP2001066055 A JP 2001066055A JP 2001066055 A JP2001066055 A JP 2001066055A JP 2002270115 A JP2002270115 A JP 2002270115A
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ray tube
deflection
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Takateru Kakesu
隆輝 掛須
Nobuyuki Koganezawa
信之 小金沢
Koichi Honma
浩一 本間
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Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
Japan Display Inc
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Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Consumer Electronics Co Ltd
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    • H01J29/72Arrangements for deflecting ray or beam along one straight line or along two perpendicular straight lines
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    • H01J29/82Mounting, supporting, spacing, or insulating electron-optical or ion-optical arrangements
    • H01J29/823Mounting, supporting, spacing, or insulating electron-optical or ion-optical arrangements around the neck of the tube
    • H01J29/826Deflection arrangements

Abstract

(57)【要約】 【課題】偏向ユニットに組み込まれる偏向電流変調装置
のコアの磁歪に起因する異音の発生を防止する。 【解決手段】偏向電流変調装置20の垂直および水平の
各コア202a,203a,203c、204a,20
4cおよびバイアスマグネット205,206を当該コ
アの配列方向に密接させるクランプ手段210を偏向電
流変調装置20の樹脂ケース201に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像を表示
するカラ−陰極線管に係り、特に改良した構造の偏向ヨ
ークを備えたカラー陰極線管に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーテレビ受像管や情報機器等のモニ
ター管として用いられるカラー陰極線管では、内面に蛍
光面(蛍光体スクリーン、以下単に画面とも言う)を備
えたパネル部と電子ビームを射出する電子銃を収容した
ネック部とをファンネル部を介して連接して真空外囲器
を構成している。
【0003】この真空外囲器をもつカラー陰極線管で
は、表示画面を構成する蛍光面の全域で、良好な集束特
性(フォーカス特性)の下で最良のコンバ−ゼンスが得
られ、色ずれの無い高い解像度が得られるように、電子
銃を収容するネック部の外壁に複数の磁極を持つマグネ
ットから構成したマグネット組立を配置し、その磁界に
よって電子ビームの軌道を修正している。
【0004】又、電子銃から射出された電子ビームを水
平方向と垂直方向に偏向走査する為の水平及び垂直偏向
コイルを備えると共に、画面上の画像(ラスタ)の回転
を補正する回転補正コイルや画面の中央領域におけるラ
スター歪み、所謂インナーピンを補正する偏向電流変調
装置(Magnetic Current Modul
ater:MCM)などを備えた偏向ユニットをネック
部からファンネル部の境界にかけて外装している。
【0005】図8はカラー陰極線管に偏向ユニットを装
着した陰極線管装置の構造例を模式的に説明する側断面
図である。この陰極線管装置は、蛍光面4を形成するパ
ネル部1とネック部2およびパネル部1とネック部2を
連接するファンネル部(コーン部とも言う)3とで真空
外囲器を構成したカラー陰極線管のネック部2の外周か
らファンネル部3の遷移領域にかけてマグネット組立1
2と偏向コイル13を有する偏向ヨーク16を持つ偏向
ユニット15を外装して構成されている。
【0006】ネック部2の内部には3本の電子ビームB
を出射する電子銃11が収容され、パネル部1の内面に
形成する蛍光面4はモザイク状に塗布された3色の蛍光
体を有し、この蛍光面4に近接して色選択電極であるシ
ャドウマスク構体5が設置される。
【0007】シャドウマスク構体5は、シャドウマスク
6を保持するサポートフレーム7を有し、懸架スプリン
グ8でパネル部1のスカート部内壁に植立したスタッド
ピン9に装架して保持されている。また、このシャドウ
マスク構体5の電子銃側には外部磁界を遮蔽する磁気シ
ールド10が取付けされている。なお、パネル部1の外
側壁には防爆バンド14で緊締されている。
【0008】図9はカラー陰極線管に外装する偏向ユニ
ットの拡大側面図である。この偏向ユニット15に組み
込まれる偏向ヨーク16の矢印P側が蛍光面側となる大
径部で、矢印G側が電子銃側となる小径部となる略漏斗
状を呈している。その内側に水平偏向コイルが、又外側
に垂直偏向コイルがセパレータを介して配置されてい
る。更に、垂直偏向コイルの外側にフェライト等からな
るコアが配置された構成となっている。
【0009】また、偏向ヨーク16の大径部側の端部に
は回転補正コイル17が装着されており、小径部側には
4極又は6極のマグネットを組合せたマグネット組立体
12が装着されている。
【0010】偏向ユニット16の頂部(図9の上側)に
はコンバーゼンス調整回路基板18を収容した上保護カ
バー19が設けられ、底部(同、図9の下側)には偏向
電流変調装置(MCM)20を搭載した回路基板を収容
した下保護カバー21が設けられている。
【0011】更に、偏向ヨーク16の電子銃側となる小
径部側には固定バンド22を有し、この固定バンド22
をネック部2に締め付けて固定し、この固定点を支点に
して偏向ユニット15の全体を首振りして最良の位置に
調整した後、大径部側とファンネル部3との間に複数個
の楔を挿入して偏向ユニット16をファンネル部3から
ネック部2にかけて装着している。
【0012】なお、図9中、符号23は回転補正コイル
17への給電線、24は偏向コイルへの給電線を示す。
【0013】図10は偏向電流変調装置の構成例を説明
する平面図である。偏向電流変調装置20は陰極線管の
画面中央領域におけるピン歪みを補正するもので、垂直
偏向コイルと水平偏向コイルのそれぞれに直列に挿入し
た変調コイルとバイアスマグネットで構成される。
【0014】図10において、202は垂直変調コイ
ル、203および204は水平変調コイルであり、垂直
変調コイル202の両側に水平変調コイル203を配置
し、さらに両側をバイアスマグネット205と206で
挟んだものを樹脂ケース201の中に収容されて後述す
るようなプリント基板に搭載される。なお各コイルは磁
性のコアに巻回され、隣接するコイルのコア間とコアに
隣接するバイアスマグネット205と206をカバーし
て接着剤208を塗布し、固定している。
【0015】図11は偏向電流変調装置のコイルおよび
バイアスマグネットの配置を説明する展開図である。垂
直変調コイル202は一つの垂直コア202aに巻回し
た垂直変調コイル202bからなり、水平変調コイル2
03,204は併置された各一対の水平コア203a,
203c、204a,204cのそれぞれに巻回した水
平変調コイル203b,203d、204b,204d
で構成される。
【0016】垂直変調コイル202の巻軸方向の両端に
水平変調コイル203,204の巻軸方向が平行に配置
され、最外側のそれぞれにバイアスマグネット205と
206が配置されている。
【0017】垂直変調コイル202と各水平変調コイル
203、204の巻線方向は図中に矢印で示した磁界が
発生するような方向とされ、垂直偏向コイルと水平偏向
コイルに直列に挿入されて画面上のラスターのインナー
ピン歪みを補正する。
【0018】図12はプリント基板への偏向電流変調装
置の搭載状態を説明する平面図である。偏向電流変調装
置20はプリント基板207の所定の位置に搭載され
る。プリント基板207と偏向電流変調装置20は接着
剤208で固定される。このとき、偏向電流変調装置2
0の樹脂ケースとプリント基板とを係止手段やカシメ、
ネジ、その他の既知の固定手段を併用して固定すること
もできる。
【0019】なお、この種の陰極線管装置に関する従来
技術を開示したものとしては、例えば特開2000−2
68746号公報を挙げることができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の偏向
電流変調装置を用いた陰極線管装置では、その動作時に
偏向電流変調装置20を構成する垂直あるいは水平コア
202a、203a、203c、204a、204cも
しくはバイアスマグネット205、206が各コイルか
らの磁界で磁歪を起こす。この磁歪による機械的な振動
が隣接する垂直および水平コア、バイアスマグネット、
あるいは樹脂ケースにあたって、異音、所謂「鳴き」を
発生する場合がある。
【0021】この異音は、偏向ヨークに流す特定の水平
周波数、例えば69kHz付近で15kHz程度の高音
の「うなり音」となる。この周波数以外でも同様の異音
が発生する場合がある。このような異音は、この陰極線
管装置を組み込んだモニターや受像機の品質の評価を低
下させてしまう。
【0022】本発明の目的は、このような陰極線管装置
における偏向電流変調装置に起因する異音の発生を防止
して高品質の陰極線管装置を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、偏向電流変調装置の垂直および水平の各
コアおよびバイアスマグネットを当該各コアを配列方向
(軸方向)に密接させるクランプ手段を偏向電流変調装
置の樹脂ケースに設けた。
【0024】このクランプ手段はステンレス材等の弾性
を有する非磁性材とし、好ましくは非磁性金属で成形し
た弾性体を用い、これを上記樹脂ケースの外側から上記
各コアとバイアスマグネットを垂直および水平コアの軸
方向に圧接させて設ける。
【0025】上記の構成としたことにより、偏向電流変
調装置を構成する垂直および水平コアもしくはバイアス
マグネットの磁歪に起因する異音の発生が防止され、陰
極線管装置を組み込んだモニターや受像機の品質が向上
する。
【0026】また、隣接する各垂直および水平コア間お
よびこれらのコアに隣接するバイアスマグネットとの間
に接着材を塗布することで、さらに上記のような異音の
発生を防止できる。
【0027】本発明の代表的な構成を列挙すると下記の
とおりである。すなわち、 (1)画面を形成する蛍光面を有するパネル部と、電子
ビームを出射するインライン型電子銃を収納するネック
部、およびパネル部とネック部を連接するファンネル部
とで真空外囲器を構成し、前記ファイル部とネック部に
かけて前記電子ビームを水平と垂直の2方向に偏向する
偏向ヨークと前記電子ビームの軌道を修正して蛍光面上
の表示画面の色純度およびコンバーゼンスを最適化する
ためのマグネット組立、前記画面の中央部におけるイン
ナーピン歪みを補正する偏向電流変調装置とからなる偏
向ユニットを外装し、前記偏向電流変調装置は、垂直偏
向コイルに直列に挿入される垂直変調コイルを巻回した
垂直コアと、前記垂直コアの巻軸方向両端に水平偏向コ
イルに直列に挿入される水平変調コイルを巻回した各一
対の水平コアと、前記各一対の水平コアの外側から前記
各水平コアおよび前記垂直コアの巻軸方向に密接配置し
た一対のバイアスマグネットと、前記垂直コアと前記水
平コアおよび前記バイアスマグネットを収容する樹脂ケ
ースとからなり、前記樹脂ケースの外側から前記各水平
コアおよび垂直コアを、その巻軸方向両端から弾圧する
クランプ手段を備えた。
【0028】この構成としたことで、前記偏向電流変調
装置の各垂直および水平コア、並びにバイアスマグネッ
トは、クランプ手段で弾圧される樹脂ケースで機械的な
動きが抑制され、異音の発生が防止される。
【0029】(2)前記(1)における前記クランプ手
段を弾性を有する非磁性体金属で構成した。
【0030】この構成により、クランプ手段が磁路を構
成せず、したがって前記偏向電流変調装置の動作に与え
る磁界の不要な影響が防止される。
【0031】(3)前記(1)又は(2)における前記
各一対の水平コアと前記垂直コア、および前記各一対の
水平コアと前記一対の各バイアスマグネットを接着剤で
固定した。
【0032】この構成としたことで、前記偏向電流変調
装置の各一対の水平コアと前記垂直コア、および前記各
一対の水平コアと前記一対の各バイアスマグネットの機
械的な動きが抑制され、より確実な異音防止が可能とな
る。
【0033】(4)前記(1)乃至(3)における前記
偏向電流変調装置の前記樹脂ケースを前記プリント基板
に形成した開口に貫通させると共に、前記ケースと前記
プリント基板を接着剤で固定した。
【0034】上記の構成により、前記偏向電流変調装置
の各垂直および水平コア、並びにバイアスマグネット
は、クランプ手段で弾圧される樹脂ケース、およびこの
樹脂ケースがプリント基板の開口で機械的な動きがさら
に抑制され、異音の発生が防止される。
【0035】なお、上記のクランプ手段としては、非磁
性の非金属、非磁性の金属の何れかを用いることができ
る。また、本発明は上記の構成および後述する実施例の
構成に限定されるものではなく、本発明の技術思想を逸
脱することなく、種々の変更が可能である。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、実施例の図面を参照して詳細に説明する。
【0037】図1は本発明にカラー陰極線管装置に用い
る偏向電流変調装置の第1実施例の構成を説明する模式
断面図である。平明形状は前記図12に示したものと略
同様である。なお、図1では、各コアに巻回するコイル
は図示を省略した。
【0038】図1において、この偏向電流変調装置は垂
直変調コイル202と、この垂直変調コイル202の巻
軸方向に密接して配置した各一対の水平変調コイル20
3,204、および各一対の水平変調コイル203,2
04の各外側に密接して配置した一対のバイアスマグネ
ット205,206とで構成される。
【0039】そして、これら各コイルおよびバイアスマ
グネットは樹脂ケース201に収納されてプリント基板
207に搭載されて偏向ユニットに組み込まれる。この
とき、偏向電流変調装置20の樹脂ケースとプリント基
板とを係止手段やカシメ、ネジ、その他の既知の固定手
段を併用して固定することもできる。
【0040】樹脂ケース201の開口部にはステンレス
材で形成した弾性を有するクランプ手段210が当該樹
脂ケースを挟んで弾圧している。
【0041】したがって、垂直変調コイル202と、こ
の垂直変調コイル202の巻軸方向に密接して配置した
各一対の水平変調コイル203,204、および各一対
の水平変調コイル203,204の各外側に密接して配
置した一対のバイアスマグネット205,206はクラ
ンプ手段210による弾圧力で密接状態が維持され、動
作中の各コアの磁歪に起因する相互間のあたりが抑圧さ
れて異音の発生が防止される。
【0042】また、垂直変調コイル202と、この垂直
変調コイル202の巻軸方向に密接して配置した各一対
の水平変調コイル203,204、および各一対の水平
変調コイル203,204の各外側に密接して配置した
一対のバイアスマグネット205,206の各隣接部に
接着剤208を塗布して固定することにより、さらにこ
れらの密接状態を高めることができる。
【0043】図2は本発明にカラー陰極線管装置に用い
る偏向電流変調装置の第1実施例を説明する模式平面図
である。本実施例では、樹脂ケースに弾圧するクランプ
手段210を樹脂ケース201の平面形状に略同じ形状
としたものである。
【0044】本実施例により、樹脂ケース201の短辺
側の全体が弾圧されるため、内部に収納する各コアやバ
イアスマグネットに均一な押圧を与えることができる。
【0045】図3は本発明にカラー陰極線管装置に用い
る偏向電流変調装置の第2実施例を説明する模式平面図
である。本実施例では、樹脂ケースに弾圧するクランプ
手段211を樹脂ケース201の長手方向に細長い短冊
形状としたものである。
【0046】本実施例によっても、垂直変調コイル20
2と、この垂直変調コイル202の巻軸方向に密接して
配置した各一対の水平変調コイル203,204、およ
び各一対の水平変調コイル203,204の各外側に密
接して配置した一対のバイアスマグネット205,20
6はクランプ手段210による弾圧力で密接状態が維持
され、動作中の各コアの磁歪に起因する相互間のあたり
が抑圧されて異音の発生が防止される。
【0047】図4は本発明にカラー陰極線管装置に用い
る偏向電流変調装置の第3実施例を説明する模式平面図
である。本実施例では、樹脂ケースに弾圧するクランプ
手段212を樹脂ケース201の平面形状を完全に覆う
形状とすると共に、樹脂ケース201の長手方向に沿っ
た中央部に細長い短冊形状の突起条を形成したものであ
る。
【0048】本実施例により、クランプ手段212は偏
向電流変調装置を完全に外界から遮断するため、小さな
異音が生じても、これを遮蔽する防音効果を奏すること
ができる。
【0049】図5は本発明にカラー陰極線管装置に用い
る偏向電流変調装置の第4実施例の構成を説明する模式
断面図である。平面形状は前記図12に示したものと略
同様である。なお、図5でも、各コアに巻回するコイル
は図示を省略した。図1と同一符号は同一機能部分に対
応する。
【0050】図5において、この偏向電流変調装置を構
成する樹脂ケース201の各バイアスマグネット20
5、206が当接する内壁に凸形状201A,201B
を形成したものである。樹脂ケース201に偏向電流変
調装置の各コアおよびバイアスマグネットを収納する際
に、バイアスマグネット205と206を上記凸形状2
01A,201Bの抗して挿入する。これにより、垂直
変調コイル202と、この垂直変調コイル202の巻軸
方向に密接して配置した各一対の水平変調コイル20
3,204、および各一対の水平変調コイル203,2
04の各外側に密接して配置した一対のバイアスマグネ
ット205,206は互いに密接し、より高い防音を得
ることができる。
【0051】そして、この偏向電流変調装置はプリント
基板に搭載されて偏向ユニットに組み込まれる。このと
き、偏向電流変調装置20の樹脂ケースとプリント基板
とを係止手段やカシメ、ネジ、その他の既知の固定手段
を併用して固定することもできる。
【0052】本実施例においても、垂直変調コイル20
2と、この垂直変調コイル202の巻軸方向に密接して
配置した各一対の水平変調コイル203,204、およ
び各一対の水平変調コイル203,204の各外側に密
接して配置した一対のバイアスマグネット205,20
6の各隣接部に接着剤208を塗布して固定することに
より、さらにこれらの密接状態を高めることができる。
【0053】図6は本発明にカラー陰極線管装置に用い
る偏向電流変調装置の第5実施例の構成を説明する模式
断面図である。平面形状は前記図12に示したものと略
同様である。なお、図6でも、各コアに巻回するコイル
は図示を省略した。図1、図5と同一符号は同一機能部
分に対応する。
【0054】図6において、この偏向電流変調装置を構
成する樹脂ケース201の外壁に底面(図6の下側)に
向く傾斜を持たせた。そして、プリント基板207に形
成した開口に樹脂ケース201を嵌入し、周囲を接着剤
209で固定したものである。
【0055】なお、接着剤209による固定はプリント
基板207の一方の面のみでもよく、またバイアスマグ
ネット205、206が位置する側の樹脂ケース外壁の
みであってもよい。このとき、樹脂ケース201とプリ
ント基板とを係止手段やカシメ、ネジ、その他の既知の
固定手段を併用して固定することもできる。
【0056】本実施例においても、垂直変調コイル20
2と、この垂直変調コイル202の巻軸方向に密接して
配置した各一対の水平変調コイル203,204、およ
び各一対の水平変調コイル203,204の各外側に密
接して配置した一対のバイアスマグネット205,20
6の各隣接部に接着剤208を塗布して固定することに
より、さらにこれらの密接状態を高めることができる。
【0057】図7は本発明のカラー陰極線管装置に用い
る偏向電流変調装置のプリント基板への搭載例を説明す
る平面図である。ここで用いられる偏向電流変調装置2
0は前記図4で説明したクランプ手段を用いたものを例
としてある。
【0058】プリント基板207に対する偏向電流変調
装置20の固定は、その樹脂ケースの回り(図7では樹
脂ケース207の短辺側の外壁)とプリント基板207
との間に接着剤を塗布することで行われる。このとき
も、樹脂ケース201とプリント基板とを係止手段やカ
シメ、ネジ、その他の既知の固定手段を併用して固定す
ることもできる。このプリント基板207は前記図8で
説明したように、カラー陰極線管の偏向ユニットに装着
される。
【0059】このように、本発明の実施例により、カラ
ー陰極線管装置を含む各種の陰極線管装置における偏向
電流変調装置に起因する異音の発生を防止して、高品質
の陰極線管装置を提供することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
偏向電流変調装置を構成する垂直あるいは水平コアやバ
イアスマグネットの磁歪に起因する機械的な振動で生じ
る異音を防止した高品質の陰極線管装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にカラー陰極線管装置に用いる偏向電流
変調装置の第1実施例の構成を説明する模式断面図であ
る。
【図2】本発明にカラー陰極線管装置に用いる偏向電流
変調装置の第1実施例を説明する模式平面図である。
【図3】本発明にカラー陰極線管装置に用いる偏向電流
変調装置の第2実施例を説明する模式平面図である。
【図4】本発明にカラー陰極線管装置に用いる偏向電流
変調装置の第3実施例を説明する模式平面図である。
【図5】本発明にカラー陰極線管装置に用いる偏向電流
変調装置の第4実施例の構成を説明する模式断面図であ
る。
【図6】本発明にカラー陰極線管装置に用いる偏向電流
変調装置の第5実施例の構成を説明する模式断面図であ
る。
【図7】本発明のカラー陰極線管装置に用いる偏向電流
変調装置のプリント基板への搭載例を説明する平面図で
ある。
【図8】カラー陰極線管に偏向ユニットを装着した陰極
線管装置の構造例を模式的に説明する側断面図である。
【図9】カラー陰極線管に外装する偏向ユニットの拡大
側面図である。
【図10】偏向電流変調装置の構成例を説明する平面図
である。
【図11】偏向電流変調装置のコイルおよびバイアスマ
グネットの配置を説明する展開図である。
【図12】プリント基板への偏向電流変調装置の搭載状
態を説明する平面図である。
【符号の説明】
4 蛍光面 1 パネル部 2 ネック部 3 ファンネル部 5 シャドウマスク構体 6 シャドウマスク 7 サポートフレーム 8 懸架スプリング 9 スタッドピン 10 磁気シールド 11 電子銃 12 マグネット組立体 13 偏向コイル 14 防爆バンド 15 偏向ユニット 16 偏向ヨーク 17 回転補正コイル 18 コンバーゼンス調整回路基板 19 上保護カバー 20 偏向電流変調装置 21 下保護カバー 22 固定バンド 23 回転補正コイル17への給電線 24 偏向コイルへの給電線 201 樹脂ケース 202 垂直変調コイル 203,204 水平変調コイル 202a 垂直コア 202b 垂直変調コイル 203a,203c、204a,204c 水平コア 202b,203d、204b,204d 水平変調コ
イル 205,206 バイアスマグネット 207 プリント基板 208,209 接着剤 210,211,212 クランプ手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小金沢 信之 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 (72)発明者 本間 浩一 千葉県茂原市早野3300番地 株式会社日立 製作所ディスプレイグループ内 Fターム(参考) 5C042 AA07 FF05 FF06 FG16 HH07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面を形成する蛍光面を有するパネル部
    と、電子ビームを出射するインライン型電子銃を収納す
    るネック部、およびパネル部とネック部を連接するファ
    ンネル部とで真空外囲器を構成し、 前記ファイル部とネック部にかけて前記電子ビームを水
    平と垂直の2方向に偏向する偏向ヨークと前記電子ビー
    ムの軌道を修正して蛍光面上の表示画面の色純度および
    コンバーゼンスを最適化するためのマグネット組立、前
    記画面の中央部におけるインナーピン歪みを補正する偏
    向電流変調装置とからなる偏向ユニットを外装したカラ
    ー陰極線管装置であって、 前記偏向電流変調装置は、垂直偏向コイルに直列に挿入
    される垂直変調コイルを巻回した垂直コアと、前記垂直
    コアの巻軸方向両端に水平偏向コイルに直列に挿入され
    る水平変調コイルを巻回した各一対の水平コアと、前記
    各一対の水平コアの外側から前記各水平コアおよび前記
    垂直コアの巻軸方向に密接配置した一対のバイアスマグ
    ネットと、前記垂直コアと前記水平コアおよび前記バイ
    アスマグネットを収容する樹脂ケースとからなり、 前記樹脂ケースの外側から前記各水平コアおよび垂直コ
    アを、その巻軸方向両端から弾圧するクランプ手段を備
    えたことを特徴とするカラー陰極線管装置。
  2. 【請求項2】前記クランプ手段は弾性を有する非磁性体
    金属であることを特徴とする請求項1に記載のカラー陰
    極線管装置。
  3. 【請求項3】前記各一対の水平コアと、前記一対のバイ
    アスマグネットを接着剤で固定したことを特徴とする請
    求項1又は2に記載のカラー陰極線管装置。
  4. 【請求項4】前記偏向電流変調装置の前記樹脂ケースを
    前記プリント基板に形成した開口に貫通させると共に、
    前記樹脂ケースと前記プリント基板を接着剤で固定した
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のカラ
    ー陰極線管装置。
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