JP2005141964A - カラー受像管装置 - Google Patents

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康之 上田
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Abstract

【課題】VM感度を向上することにより、高解像度のカラー受像管装置を提供することを目的とする。
【解決手段】最終加速電極18の第3集束電極17と対向する端面には、開口18aが設けられており、この開口18aから後退した位置には、3つの電子ビーム通過孔を有する電界補正用電極18bが設けられている。さらに、最終加速電極18は、筒状の電極を電界補正用電極18b近傍において管軸と垂直に、第1の電極18cと第2の電極18dとに分割されている。電界補正用電極18bは、第1の電極18c及び第2の電極18dの電界補正用電極18b側端面に設けられた複数の凸部18eによって挟持されている。これにより間隙18fが設けられるので、VM感度を向上することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、速度変調(Velocity Modulation、以下 「VM」と称す。)感度を向上することにより、高い解像度が得られるように構成した電子銃を搭載するカラー受像管装置に関するものである。
一般に、カラー受像管装置においては、画像の輪郭を強調して先鋭感を出すために、電子ビームの偏向速度を変調するVM技術が用いられている。
このVM技術は、カラー受像管に搭載された電子銃の主レンズ近傍に2極磁界を発生するVMコイルを配置して、このVMコイルに映像信号に同期した速度変調信号を入力することにより電子ビームの偏向速度を制御するというものである。
図8は、このVM技術が用いられる従来のカラー受像管装置に搭載される電子銃の断面図である。
図8に示すように、従来のカラー受像管の電子銃は、インライン配列された陰極111、制御電極112、加速電極113、第1集束電極114、第2加速電極115、第2集束電極116、第3集束電極117、最終加速電極118及びシールドカップ119が順次に配設されたものである(例えば、特許文献1参照)。
この電子銃においては、第3集束電極117とこれに隣り合う最終加速電極118によって主レンズを形成する。第3集束電極117及び最終加速電極118のそれぞれは、相対向する端面に水平方向に長軸を置く小判形の開口117a、118aを有する筒状電極からなり、この開口117a、118aから後退した位置に3個の電子ビーム通過孔を有する電界分布補正のための電界補正用電極117b、118bが設けられたものである。尚、図示しないが、カラー受像管のネック部の外周であって第3集束電極117及び最終加速電極118の近傍には、2極磁界を発生させるVMコイルが設けられている。
特公平7−44015号公報
しかしながら、主レンズを形成する第3集束電極117及び最終加速電極118は筒状電極であるため、カラー受像管の管軸垂直方向に対するこれらの電極の面積は大きくなる。従って、主レンズ近傍のVMコイルから発生する磁界によって第3集束電極117及び最終加速電極118に渦電流が発生し、これにより、VM感度が低下して画面の解像度が低下するという問題があった。この渦電流によってVM感度が低下する理由は、渦電流によって発生する磁界がVMコイルによって発生する磁界を打ち消す方向に作用するからである。
このようなVM感度の低下による解像度の低下問題は、偏向周波数が大きくなる程顕著になるので、偏向周波数の大きい近年のハイビジョン用のカラー受像管装置においては特に重要な問題である。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、VM感度を向上することにより、高解像度のカラー受像管装置を提供することを目的とする。
本発明に係るカラー受像管装置は、カラー受像管のネック部に封入され、主レンズを形成する集束電極及び最終加速電極が配設された電子銃と、前記ネック部の外周に設けられた速度変調コイルとを備えたカラー受像管装置であって、前記集束電極及び前記最終加速電極のそれぞれが、対向する端面に開口を有するとともにこの開口から後退した位置に電界補正用電極が設けられ、前記集束電極又は前記最終加速電極の少なくともいずれか一方が第1の電極と第2の電極とに管軸と垂直に分割され、前記第1の電極と前記第2の電極の少なくともいずれか一方と前記電界補正用電極との間に間隙を有するように、前記電界補正電極が前記第1の電極と前記第2の電極に挟持されていることを特徴とするものである。
また、本発明に係るカラー受像管装置は、上記カラー受像管装置において、前記電界補正用電極が、前記第1の電極及び/又は前記第2の電極の間隙側の端面に設けられた凸部によって挟持されていることを特徴とするものである。
さらに、本発明に係るカラー受像管装置は、前記凸部が、前記第1の電極及び/又は前記第2の電極のそれぞれに複数個、かつ、前記電界補正用電極の両側で互い違いとなるように、設けられていることを特徴とするものである。
また、本発明に係るカラー受像管装置は、上記カラー受像管装置において、前記電界補正用電極は、その中央部に電子ビーム通過孔が設けられているとともに、その両側端部に中央部の前記電子ビーム通過孔に向かって凸の半円弧形状部を有する切り欠きが設けられたものであることを特徴とするものである。
別の本発明に係るカラー受像管装置は、カラー受像管のネック部に封入され、主レンズを形成する集束電極、中間電極及び最終加速電極が順次に配設された電子銃と、前記ネック部の外周に設けられた速度変調コイルとを備えたカラー受像管装置であって、前記集束電極及び前記最終加速電極のそれぞれが、中間電極側の端面に開口を有するとともにこの開口から後退した位置に電界補正用電極が設けられ、前記中間電極は、第1の電極と第2の電極とに管軸と垂直に分割されたものであるとともに中間電極用電界補正用電極を内蔵し、前記第1の電極と前記第2の電極の少なくともいずれか一方と前記中間電極用電界補正用電極との間に間隙を有するように、前記中間電極用電界補正電極が前記第1の電極と前記第2の電極に挟持されていることを特徴とするものである。
上記本発明に係るカラー受像管装置は、これに搭載される電子銃において、主レンズを構成する電極が第1の電極と第2の電極とに管軸垂直に2分割され、第1の電極と第2の電極との間に間隙を設けるようにして電界補正用電極が設けられたものである。
これにより、主レンズを構成する電極に発生した渦電流は間隙により遮断されるので、渦電流の強さを小さくすることができる。しかも、この間隙によって、VMコイルによって発生した磁界を電子ビーム近傍にまで浸透させることができる。従って、VM感度を向上することができるので、高解像度のカラー受像管装置を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係るカラー受像管装置について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るカラー受像管装置1は、内面に青(B)、緑(G)、赤(R)の各蛍光体が配列されてなる蛍光体スクリーン2aが形成されたパネル2と、パネル2の後方に接続されたファンネル3と、ファンネル3のネック部3aに内蔵し封入されたインライン型の電子銃4と、パネル2の内部に蛍光体スクリーン2aに対向して設けられたシャドウマスク5とを備えている。尚、シャドウマスク5は、電子銃4から射出される3本の電子ビームに対して色選別の役割を果たすものであり、平板に電子ビーム通過孔である略スロット形の開孔がエッチングにより多数形成されたものである。
ファンネル3の外周面上には偏向ヨーク6が装着される。偏向ヨーク6は、電子銃4から射出される3本の電子ビーム7を上下・左右に偏向し、蛍光体スクリーン2a上を走査させるものである。
電子銃4の主レンズを形成する電極の近傍であってネック部3a外周には、速度変調コイル(VMコイル)8が設けられている。VMコイル8は、2極磁界を発生させることにより電子ビーム7の偏向速度を映像信号に応じて変調し、映像の輪郭部分を強調して先鋭感を出すようにするものである。尚、VMコイル8は、ネック部3aの外周に設けられたピュリティ・マグネットを支持する筒状支持体(図示せず)に取付けられる。
図2は、本実施形態に係るカラー受像管装置に備えられる電子銃4の断面図である。
図2に示すように、電子銃4は、インライン配列された陰極11、制御電極12、加速電極13、第1集束電極14、第2加速電極15、第2集束電極16、筒状電極の第3集束電極17、筒状電極の最終加速電極18及びシールドカップ19が順次に配設されたものである。尚、加速電極13と第2加速電極15とが同電位となるように電気的に接続され、第1集束電極14と第2集束電極16が同電位となるように電気的に接続される。また、第3集束電極17には、偏向角度の増大に伴って増加するダイナミック電圧が印加される。
陰極11、制御電極12及び加速電極13は三極部を構成し、陰極11から射出した電子ビームの電流量を制御する。加速電極13と第1集束電極14との間にはプリフォーカスレンズが形成され、主レンズに入射する電子ビームの発散角を調整する。また、第1集束電極14、第2加速電極15、第2集束電極16の各電極によって形成される電子レンズは、ユニポテンシャル型のレンズであり、プリフォーカスレンズの予備集束を補助するように作用する。第2集束電極16と第3集束電極17とによって4極レンズが形成される。第3集束電極17と最終加速電極18とによって主レンズが形成される。
第3集束電極17の最終加速電極18と対向する端面には、水平方向に長軸を置く小判型の1つの開口17aが設けられており、この開口17aから後退した位置には、3つの電子ビーム通過孔を有する金属板からなる電界補正用電極17bが設けられている。
同様に、最終加速電極18の第3集束電極17と対向する端面には、水平方向に長軸を置く小判型の1つの開口18aが設けられており、この開口18aから後退した位置には、3つの電子ビーム通過孔を有する金属板からなる電界補正用電極18bが設けられている。さらに、最終加速電極18は、筒状の電極を電界補正用電極18b近傍において管軸と垂直に分割した構造のものであり、第3集束電極17側の第1の電極18cと、シールドカップ19側の第2の電極18dとを備える。電界補正用電極18bは、第1の電極18c及び第2の電極18dの電界補正用電極18b側の端面に設けられた複数の凸部18eによって挟持され、凸部18eと電界補正用電極18bを溶接することによって固定されている。
図3(a)は、この凸部18eの配置の一例を示したものである。図3(a)に示すように、本実施形態において、凸部18eは、電界補正用電極18bの上下に3個ずつ位置するように設けている。尚、凸部18eは、第1の電極18c及び第2の電極18dに設けることに限らない。例えば、電界補正用電極18bに設けても構わないし、あるいは、第1の電極18c、第2の電極18d及び電界補正用電極18bのいずれにも設けたものであっても構わない。また、本実施形態において、凸部18eは、第1の電極18c及び第2の電極18dのいずれにも設けたが、いずれか一方に設けた構造のものであっても構わない。さらに、凸部18eは、凸部18eが設けられる各電極の成型とともに形成しても構わないし、金属片等を張り合わせて形成しても構わない。
また、凸部18eの配置は、図3(a)に示したものに限らない。例えば、図3(b)に示すように、電界補正用電極18bの上下に2個ずつ、かつ、両側に1個ずつ位置するように設けても構わない。
以上、本実施形態に係るカラー受像管装置は、図2に示すように、電界補正用電極18bを第1の電極18c及び第2の電極18dの凸部18eによって挟持するものであるので、第1の電極18cと電界補正用電極18bとの間と、第2の電極18dと電界補正用電極18bとの間に、それぞれ間隙18fが設けられる。
これにより、VMコイルから発生したVM磁界によって、最終加速電極18に渦電流が発生したとしても、この間隙18fによって渦電流が遮断されるので、渦電流の強さを小さくすることができる。さらに、この間隙によって、VM磁界を電子ビーム近傍にまで効率よく浸透させることができる。従って、VM感度を向上させることができるので、高解像度のカラー受像管装置を提供することができる。
本実施形態に係るカラー受像管装置に関し、VM感度の改善効果について実験したので説明する。尚、本実施形態に係るカラー受像管装置は、32インチのカラー受像管装置を用い、制御電極12、加速電極13、第1集束電極14、第2加速電極15、第2集束電極16、第3集束電極17、最終加速電極18に、それぞれ0V、300〜700V、5k〜10kV、300〜700V、5k〜10kV、5k〜10kV、25k〜35kVの所定の電圧を印加した。また、第1の電極18c及び第2の電極18dと電界補正用電極18bとの間隙18fはそれぞれ0.6mmとした。この場合、間隙を設けなかった従来のカラー受像管装置と比べ、本実施形態に係るカラー受像管装置は、20〜30%のVM感度の改善が見られた。
以上、本実施形態に係るカラー受像管装置においては、凸部18eは、電界補正用電極18bの両側対称となるように設けたが、図4に示すように、電界補正用電極18bの両側で互い違いになるように凸部18e’を設けることが好ましい。上述したように電界補正用電極18bの両側対称に凸部18eを設けた場合(図3(a))は、両側の凸部18eを介して第1の電極18cと第2の電極18dに渦電流が発生する場合があるが、互い違いに凸部18e’を設けた場合(図4)は、そのような渦電流の発生を防止することができる。従って、さらにVM感度を改善することができる。
また、本実施形態に係るカラー受像管装置においては、最終加速電極18を2分割して最終加速電極18に間隙を設けたが、第3集束電極17を同様に電界補正用電極17b近傍で2分割することにより、第3集束電極17に上記同様の空隙を設けても構わない。あるいは、第3集束電極17及び最終加速電極18のいずれをも分割することにより、いずれの電極にも空隙を設けても構わない。これにより、さらに、VM感度を改善することができる。
次に、本発明の変形例に係るカラー受像管装置について説明する。
図5は、本発明の第1変形例に係るカラー受像管装置に備えられる電子銃の要部拡大図である。
図5に示すように、第1変形例に係るカラー受像管装置は、それに搭載される電子銃が、第3集束電極17と最終加速電極18との間に金属板からなる電界補正用電極(中間電極用電界補正用電極)20bを内蔵した中間電極20を備えているものである。この第1変形例に係るカラー受像管装置は、第3集束電極17、中間電極20及び最終加速電極18の3つの電極によって、主レンズを形成するものである。
この第1変形例に係るカラー受像管装置が、上述した本実施形態に係るカラー受像管装置と異なる点は、上述した本実施形態に係るカラー受像管装置は、最終加速電極18が2分割されて空隙を設けたものであったのに対し、この第1変形例に係るカラー受像管装置は、図5に示すように、最終加速電極18は従来同様に分割せずに、その代わり中間電極20を、第3集束電極17側の第1の電極20cと最終加速電極18側の第2の電極20dとに2分割している点である。また、電界補正用電極20bは、第1の電極20cと第2の電極20dとによって挟持されている。尚、上述した本実施形態に係るカラー受像管装置と同じ構成には同じ符号を付したので、その説明は省略する。また、電界補正用電極20bは、上記同様に凸部20eによって挟持されて固定されている。
以上、第1変形例に係るカラー受像管装置についても、上記同様の実験をしたところ、上述した本実施形態に係るカラー受像管装置と同様のVM感度の改善が見られた。尚、中間電極20には、第3集束電極17と最終加速電極18に印加する電圧の約半分の電位である10k〜25kVの電位を印加した。
尚、第1変形例に係るカラー受像管装置においては、中間電極20のみを分割したが、第3集束電極17及び/又は最終加速電極18を分割し、間隙を設けた構造のものであっても構わない。これにより、さらにVM感度の改善を図ることができる。
次に、本発明の第2変形例に係るカラー受像管装置について図6を用いて説明する。図6(a)は、本発明の第2変形例に係るカラー受像管装置に備えられる電子銃の断面図である。図6(b)は、図6(a)の電子銃のA−A線断面図である。
第2変形例に係るカラー受像管装置が、上述した本実施形態に係るカラー受像管装置と異なる点は、上述した本実施形態に係るカラー受像管装置においては、電界補正用電極18bが3つの電子ビーム通過孔を有していたのに対し、第2変形例に係るカラー受像管装置においては、図6(b)に示すように、電界補正用電極18b’の中央に1つの電子ビーム通過孔が設けられているとともに、その両側端に、中央の電子ビーム通過孔に向かって凸の半円弧形状部を有する切り欠きが設けられたものである点である。
このような形状の電界補正用電極18b’を用いることにより、第1の電極18c及び第2の電極18dに凸部を設けなくても、第1の電極18c及び第2の電極18dが電界補正用電極18b’を挟持することにより、第1の電極18cと第2の電極18dとの間に間隙18fを設けることができる。これにより、凸部成型のために要するコストを削減することができるとともに、VM感度の改善を図ることができる。
以上、第2変形例に係るカラー受像管装置についても、上記同様の実験をしたところ、上述した本実施形態に係るカラー受像管装置と同様のVM感度の改善が見られた。
尚、第2変形例に係るカラー受像管装置においては、凸部を形成しなかったが、凸部を形成することにより、電界補正用電極18b’を挟持しても構わない。また、図7(a)に示すように、第3集束電極17と最終加速電極18の間に中間電極20を設け、図7(b)に示す電界補正用電極18b’を設けたものであっても構わない。
以上、本実施形態及びこれの第1変形例、第2変形例に係るカラー受像管装置においては、ダイナミックフォーカス型の電子銃について説明したが、ダイナミックフォーカス型の電子銃に限るものではない。また、第1集束電極14、第2加速電極15、第2集束電極16で形成されるユニポテンシャル型の補助レンズは、必ずしも必要ではないので、これらの電極がない構造の電子銃であっても構わない。
本発明に係るカラー受像管装置は、VM感度を向上することによって高解像度としたカラー受像管装置等が用いられるテレビジョン受像機やコンピュータモニタ等の表示装置等に広く利用することができる。
本発明の実施形態に係るカラー受像管装置の半断面図 本実施形態に係るカラー受像管装置に備えられる電子銃の断面図 (a)本実施形態に係る電子銃の最終加速電極の凸部の位置を示す図、(b)本実施形態に係る電子銃の最終加速電極の凸部の位置の変形例を示す図 本実施形態に係る電子銃の最終加速電極の凸部の位置の変形例を示す図 本発明の第1変形例に係るカラー受像管装置に備えられる電子銃の要部拡大断面図 (a)本発明の第2変形例に係るカラー受像管装置に備えられる電子銃の断面図、(b)(a)の電子銃のA−A線断面図 (a)本発明の第2変形例に係るカラー受像管装置の電子銃の変形例の要部拡大断面図、(b)(a)の電子銃に用いられる電界補正用電極の平面図 従来のカラー受像管装置に備えられる電子銃の断面図
符号の説明
1 カラー受像管装置
2 パネル
2a 蛍光体スクリーン
3 ファンネル
3a ネック部
4 電子銃
5 シャドウマスク
6 偏向ヨーク
7 電子ビーム
8 VMコイル
11 陰極
12 制御電極
13 加速電極
14 第1集束電極
15 第2加速電極
16 第2集束電極
17 第3集束電極
17a 開口
17b 電界補正用電極
18 最終加速電極
18a 開口
18b、18b’ 電界補正用電極
18c 第1の電極
18d 第2の電極
18e、18e’ 凸部
18f 間隙
19 シールドカップ
20 中間電極
20b、20b’ 電界補正用電極(中間電極用電界補正用電極)
20c 第1の電極
20d 第2の電極

Claims (5)

  1. カラー受像管のネック部に封入され、主レンズを形成する集束電極及び最終加速電極が配設された電子銃と、前記ネック部の外周に設けられた速度変調コイルとを備えたカラー受像管装置であって、
    前記集束電極及び前記最終加速電極のそれぞれが、対向する端面に開口を有するとともにこの開口から後退した位置に電界補正用電極が設けられ、
    前記集束電極又は前記最終加速電極の少なくともいずれか一方が第1の電極と第2の電極とに管軸と垂直に分割され、前記第1の電極と前記第2の電極の少なくともいずれか一方と前記電界補正用電極との間に間隙を有するように、前記電界補正電極が前記第1の電極と前記第2の電極に挟持されていることを特徴とするカラー受像管装置。
  2. 前記電界補正用電極が、前記第1の電極及び/又は前記第2の電極の間隙側の端面に設けられた凸部によって挟持されていることを特徴とする請求項1記載のカラー受像管装置。
  3. 前記凸部が、前記第1の電極及び/又は前記第2の電極のそれぞれに複数個、かつ、前記電界補正用電極の両側で互い違いとなるように、設けられていることを特徴とする請求項2記載のカラー受像管装置。
  4. 前記電界補正用電極は、その中央部に電子ビーム通過孔が設けられているとともに、その両側端部に中央部の前記電子ビーム通過孔に向かって凸の半円弧形状部を有する切り欠きが設けられたものであることを特徴とする請求項1記載のカラー受像管装置。
  5. カラー受像管のネック部に封入され、主レンズを形成する集束電極、中間電極及び最終加速電極が順次に配設された電子銃と、前記ネック部の外周に設けられた速度変調コイルとを備えたカラー受像管装置であって、
    前記集束電極及び前記最終加速電極のそれぞれが、中間電極側の端面に開口を有するとともにこの開口から後退した位置に電界補正用電極が設けられ、
    前記中間電極は、第1の電極と第2の電極とに管軸と垂直に分割されたものであるとともに中間電極用電界補正用電極を内蔵し、
    前記第1の電極と前記第2の電極の少なくともいずれか一方と前記中間電極用電界補正用電極との間に間隙を有するように、前記中間電極用電界補正電極が前記第1の電極と前記第2の電極に挟持されていることを特徴とするカラー受像管装置。
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