JPH10154471A - カラー受像管 - Google Patents
カラー受像管Info
- Publication number
- JPH10154471A JPH10154471A JP31499896A JP31499896A JPH10154471A JP H10154471 A JPH10154471 A JP H10154471A JP 31499896 A JP31499896 A JP 31499896A JP 31499896 A JP31499896 A JP 31499896A JP H10154471 A JPH10154471 A JP H10154471A
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- Japan
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- picture tube
- electron beam
- magnetic field
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J29/00—Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
- H01J29/46—Arrangements of electrodes and associated parts for generating or controlling the ray or beam, e.g. electron-optical arrangement
- H01J29/70—Arrangements for deflecting ray or beam
- H01J29/701—Systems for correcting deviation or convergence of a plurality of beams by means of magnetic fields at least
- H01J29/702—Convergence correction arrangements therefor
- H01J29/703—Static convergence systems
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J2229/00—Details of cathode ray tubes or electron beam tubes
- H01J2229/56—Correction of beam optics
- H01J2229/568—Correction of beam optics using supplementary correction devices
- H01J2229/5681—Correction of beam optics using supplementary correction devices magnetic
- H01J2229/5684—Magnetic materials, e.g. soft iron
Abstract
(57)【要約】
【課題】ミスコンバーゼンスを容易に補正する。
【解決手段】カラー受像管のネック部11には、水平コ
イル21からの水平偏向磁界Hが加えられるコンバーゼ
ンスプレート16R,16G,16Bの位置に金属箔3
0a〜30dを張り付ける。金属箔30a〜30dは、
センター電子ビームであるG電子ビームの位置を中心と
して、カソードの配列方向Xに対して例えば45度の角
度を有するように張り付ける。R,B電子ビームに加え
られる磁界Hによって金属箔30a〜30dに渦電流が
生ずる。Gコンバーゼンスプレート16Gで磁界Hによ
って渦電流が発生し、反磁界によってG電子ビームを曲
げる力が弱められても、金属箔30a〜30dを設ける
ことによって、同様にR,B電子ビームを曲げる力を調
整できるので、容易にミスコンバーゼンスを補正でき
る。
イル21からの水平偏向磁界Hが加えられるコンバーゼ
ンスプレート16R,16G,16Bの位置に金属箔3
0a〜30dを張り付ける。金属箔30a〜30dは、
センター電子ビームであるG電子ビームの位置を中心と
して、カソードの配列方向Xに対して例えば45度の角
度を有するように張り付ける。R,B電子ビームに加え
られる磁界Hによって金属箔30a〜30dに渦電流が
生ずる。Gコンバーゼンスプレート16Gで磁界Hによ
って渦電流が発生し、反磁界によってG電子ビームを曲
げる力が弱められても、金属箔30a〜30dを設ける
ことによって、同様にR,B電子ビームを曲げる力を調
整できるので、容易にミスコンバーゼンスを補正でき
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー受像管に
関する。詳しくは、カラー受像管のネック部に導電部を
形成し、導電部の位置を電子銃に対して水平偏向磁界が
加えられる位置とすることにより、導電部で水平偏向磁
界によって渦電流を生じさせ、この渦電流による反磁界
を利用してミスコンバーゼンスを補正するものである。
関する。詳しくは、カラー受像管のネック部に導電部を
形成し、導電部の位置を電子銃に対して水平偏向磁界が
加えられる位置とすることにより、導電部で水平偏向磁
界によって渦電流を生じさせ、この渦電流による反磁界
を利用してミスコンバーゼンスを補正するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のカラー受像管では、カソードが一
列に配列されたインライン型電子銃で3本の電子ビーム
を発生させて、各電子ビームを赤、緑、青(以下それぞ
れR、G、Bという)の蛍光体に集束させることにより
カラー画像表示が行われている。
列に配列されたインライン型電子銃で3本の電子ビーム
を発生させて、各電子ビームを赤、緑、青(以下それぞ
れR、G、Bという)の蛍光体に集束させることにより
カラー画像表示が行われている。
【0003】このカラー受像管の電子銃は、電子ビーム
を放出するカソードと、電子ビームの量を増減させて変
調を行うと共に、電子ビームを加速したり、電子ビーム
が最も小さいスポットとなるように集束するために複数
のグリッドが、電子銃が単電子銃共通集束型であるとき
には、サイド電子ビームを曲げてセンター電子ビームと
共にマスクを通過させて所定の色の蛍光体に照射させる
ためのコンバーゼンスプレートが設けられている。
を放出するカソードと、電子ビームの量を増減させて変
調を行うと共に、電子ビームを加速したり、電子ビーム
が最も小さいスポットとなるように集束するために複数
のグリッドが、電子銃が単電子銃共通集束型であるとき
には、サイド電子ビームを曲げてセンター電子ビームと
共にマスクを通過させて所定の色の蛍光体に照射させる
ためのコンバーゼンスプレートが設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、水平偏向電
流を示す図6の水平帰線期間では、図7に示すように偏
向ヨークの水平コイル21で発生された水平偏向磁界H
によって右に走査された各色の電子ビームは急峻に左に
偏向されると共に、センター電子ビームであるG電子ビ
ームのコンバーゼンスプレート(以下「Gコンバーゼン
スプレート」という)16Gには、水平偏向磁界Hによ
って渦電流が発生される。
流を示す図6の水平帰線期間では、図7に示すように偏
向ヨークの水平コイル21で発生された水平偏向磁界H
によって右に走査された各色の電子ビームは急峻に左に
偏向されると共に、センター電子ビームであるG電子ビ
ームのコンバーゼンスプレート(以下「Gコンバーゼン
スプレート」という)16Gには、水平偏向磁界Hによ
って渦電流が発生される。
【0005】ここで、水平偏向磁界Hは図8に示すよう
にピンクション形状とされていることから、Gコンバー
ゼンスプレート16Gには磁界がほぼ直角に加わり、サ
イド電子ビームであるR電子ビームやB電子ビームのR
コンバーゼンスプレート,Bコンバーゼンスプレートに
は磁界が傾きをもって加わるものとされる。このため、
R,BコンバーゼンスプレートよりもGコンバーゼンス
プレートで多くの渦電流が発生されるので、この渦電流
による反磁界によってG電子ビームを左に戻す力がR,
B電子ビームを左に戻す力よりも弱められる。従って、
図9に示すように、非対称なミスコンバーゼンスを生じ
てしまう。
にピンクション形状とされていることから、Gコンバー
ゼンスプレート16Gには磁界がほぼ直角に加わり、サ
イド電子ビームであるR電子ビームやB電子ビームのR
コンバーゼンスプレート,Bコンバーゼンスプレートに
は磁界が傾きをもって加わるものとされる。このため、
R,BコンバーゼンスプレートよりもGコンバーゼンス
プレートで多くの渦電流が発生されるので、この渦電流
による反磁界によってG電子ビームを左に戻す力がR,
B電子ビームを左に戻す力よりも弱められる。従って、
図9に示すように、非対称なミスコンバーゼンスを生じ
てしまう。
【0006】また、ラスタの中央でR,G,B電子ビー
ムの位置が一致するように6極リングマグネットを調整
する場合であっても、調整の感度差を有することから、
図10に示すように右端や左端で、ミスコンバーゼンス
を生じてしまう。
ムの位置が一致するように6極リングマグネットを調整
する場合であっても、調整の感度差を有することから、
図10に示すように右端や左端で、ミスコンバーゼンス
を生じてしまう。
【0007】さらに、コンバーゼンスプレートを用いて
いないインライン型電子銃では、図11に示すように電
子銃のコンバーゼンスカップ17にひさし状の金属板1
8R,18Bを取り付けて、金属板18R,B電子ビー
ムに加えられる水平偏向磁界で渦電流を発生させ、R,
B電子ビームを左に戻す力とG電子ビームを左に戻す力
を略等しいものとすることが行われる。この場合には、
電子銃の設計の際にひさし状の金属板18R,18Bの
形状、取付方法、取付位置も考慮しなければならず、設
計に時間を要してしまう。また、コンバーゼンスずれ量
がばらつきを生じた場合には、再度電子銃を設計し直さ
なければならず、対応が遅くなってしまう。
いないインライン型電子銃では、図11に示すように電
子銃のコンバーゼンスカップ17にひさし状の金属板1
8R,18Bを取り付けて、金属板18R,B電子ビー
ムに加えられる水平偏向磁界で渦電流を発生させ、R,
B電子ビームを左に戻す力とG電子ビームを左に戻す力
を略等しいものとすることが行われる。この場合には、
電子銃の設計の際にひさし状の金属板18R,18Bの
形状、取付方法、取付位置も考慮しなければならず、設
計に時間を要してしまう。また、コンバーゼンスずれ量
がばらつきを生じた場合には、再度電子銃を設計し直さ
なければならず、対応が遅くなってしまう。
【0008】そこで、この発明では、ミスコンバーゼン
スを容易に補正できるカラー受像管を提供するものであ
る。
スを容易に補正できるカラー受像管を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るカラー受
像管は、カラー受像管のネック部には、電子銃に対して
水平偏向磁界が加えられる位置に導電部を形成するもの
である。また、導電部は複数の導電部で構成され、複数
の導電部は、電子銃から出力されたセンター電子ビーム
の位置を中心として、カソードの配列方向に対して所定
の角度を有するように形成し、電子銃から出力されたサ
イド電子ビームに加えられる水平偏向磁界によって導電
部で渦電流を発生させるものである。
像管は、カラー受像管のネック部には、電子銃に対して
水平偏向磁界が加えられる位置に導電部を形成するもの
である。また、導電部は複数の導電部で構成され、複数
の導電部は、電子銃から出力されたセンター電子ビーム
の位置を中心として、カソードの配列方向に対して所定
の角度を有するように形成し、電子銃から出力されたサ
イド電子ビームに加えられる水平偏向磁界によって導電
部で渦電流を発生させるものである。
【0010】この発明においては、カラー受像管のネッ
ク部に導電部を形成し、導電部の位置を電子銃に対して
水平偏向磁界が加わえられる位置とすることにより、導
電部で例えばサイド電子ビームに加えられる水平偏向磁
界によって渦電流が発生されて反磁界が生じ、サイド電
子ビームを曲げる力が弱められる。
ク部に導電部を形成し、導電部の位置を電子銃に対して
水平偏向磁界が加わえられる位置とすることにより、導
電部で例えばサイド電子ビームに加えられる水平偏向磁
界によって渦電流が発生されて反磁界が生じ、サイド電
子ビームを曲げる力が弱められる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係るカラー受像
管の実施の一形態について図を用いて説明する。
管の実施の一形態について図を用いて説明する。
【0012】図1は、カラー受像管の構成を示してお
り、カラー受像管10にはインライン型の電子銃15か
ら出力された電子ビームを偏向する水平偏向磁界や垂直
偏向磁界を発生させるための偏向ヨーク20が取り付け
られる。ここで、偏向ヨーク20の取り付け部分を図2
に示す。
り、カラー受像管10にはインライン型の電子銃15か
ら出力された電子ビームを偏向する水平偏向磁界や垂直
偏向磁界を発生させるための偏向ヨーク20が取り付け
られる。ここで、偏向ヨーク20の取り付け部分を図2
に示す。
【0013】図2において、カラー受像管10の前後方
向(Z方向)での偏向ヨーク20の取付位置は、偏向ヨ
ーク20のランディング特性で決定されるものであり、
通常は電子銃15の電子ビーム出力部、例えば電子銃1
5が単電子銃共通集束型である場合には電子ビームの集
中を調整するためのコンバーゼンスプレート16R,1
6G,16Bの近傍に位置される。
向(Z方向)での偏向ヨーク20の取付位置は、偏向ヨ
ーク20のランディング特性で決定されるものであり、
通常は電子銃15の電子ビーム出力部、例えば電子銃1
5が単電子銃共通集束型である場合には電子ビームの集
中を調整するためのコンバーゼンスプレート16R,1
6G,16Bの近傍に位置される。
【0014】このカラー受像管10のネック部11に
は、偏向ヨーク20の水平コイル21からの水平偏向磁
界Hが加えられるコンバーゼンスプレート16R,16
G,16Bの位置に導電部である金属箔30a〜30d
が張り付けられる。また、図2のI-I’線での断面概
略図(偏向ヨーク20の部分は省略する)である図3に
示すように、金属箔30a〜30dは、センター電子ビ
ームであるG電子ビームの位置を中心として、カソード
の配列方向Xに対して所定の角度、例えば45度の角度
を有すると共に互いに略90度の角度を成すように張り
付けられる。
は、偏向ヨーク20の水平コイル21からの水平偏向磁
界Hが加えられるコンバーゼンスプレート16R,16
G,16Bの位置に導電部である金属箔30a〜30d
が張り付けられる。また、図2のI-I’線での断面概
略図(偏向ヨーク20の部分は省略する)である図3に
示すように、金属箔30a〜30dは、センター電子ビ
ームであるG電子ビームの位置を中心として、カソード
の配列方向Xに対して所定の角度、例えば45度の角度
を有すると共に互いに略90度の角度を成すように張り
付けられる。
【0015】このように構成されたカラー受像管では、
水平帰線期間での水平偏向磁界がピンクション形状とさ
れていることから、Gコンバーゼンスプレート16Gに
は磁界がほぼ直角に加わり、Gコンバーゼンスプレート
16Gで多くの渦電流が発生される。また、金属箔30
a〜30dにも水平偏向磁界Hがほぼ直角に加わり、金
属箔30a〜30dにも、Gコンバーゼンスプレート1
6Gと同様に渦電流が発生される。このため、Gコンバ
ーゼンスプレート16Gで発生された渦電流による反磁
界で、G電子ビームが左に戻る力が妨げられると共に、
金属箔30a〜30dで発生された渦電流による反磁界
で、R,B電子ビームも左に戻る力が妨げられるので、
画面の左端に電子ビームが戻ったときに、R,G,B電
子ビームが同じ位置に戻されて、図4に示すようにR,
G,Bの電子ビームの位置が等しくされてミスコンバー
ゼンスを補正することができる。
水平帰線期間での水平偏向磁界がピンクション形状とさ
れていることから、Gコンバーゼンスプレート16Gに
は磁界がほぼ直角に加わり、Gコンバーゼンスプレート
16Gで多くの渦電流が発生される。また、金属箔30
a〜30dにも水平偏向磁界Hがほぼ直角に加わり、金
属箔30a〜30dにも、Gコンバーゼンスプレート1
6Gと同様に渦電流が発生される。このため、Gコンバ
ーゼンスプレート16Gで発生された渦電流による反磁
界で、G電子ビームが左に戻る力が妨げられると共に、
金属箔30a〜30dで発生された渦電流による反磁界
で、R,B電子ビームも左に戻る力が妨げられるので、
画面の左端に電子ビームが戻ったときに、R,G,B電
子ビームが同じ位置に戻されて、図4に示すようにR,
G,Bの電子ビームの位置が等しくされてミスコンバー
ゼンスを補正することができる。
【0016】また、コンバーゼンスずれ量のばらつきを
生じても、カラー受像管10のネック部11に張り付け
られる金属箔30a〜30dの大きさ、あるいは張り付
け位置、カソードの配列方向Xに対する角度等を可変す
ることで、渦電流の発生を調整できるので、簡単にミス
コンバーゼンスを補正することができる。
生じても、カラー受像管10のネック部11に張り付け
られる金属箔30a〜30dの大きさ、あるいは張り付
け位置、カソードの配列方向Xに対する角度等を可変す
ることで、渦電流の発生を調整できるので、簡単にミス
コンバーゼンスを補正することができる。
【0017】このように、カラー受像管10のネック部
11には、水平偏向磁界Hが加えられる電子銃の位置に
導電部を形成することで、安価にミスコンバーゼンスを
補正できる。また、導電部の大きさや位置を可変するこ
とにより、コンバーゼンスずれ量がばらつきを生じても
容易に補正することができる。
11には、水平偏向磁界Hが加えられる電子銃の位置に
導電部を形成することで、安価にミスコンバーゼンスを
補正できる。また、導電部の大きさや位置を可変するこ
とにより、コンバーゼンスずれ量がばらつきを生じても
容易に補正することができる。
【0018】また、導電部は金属箔に限られるものでは
なく、例えば図5に示すように、導電部として棒状の金
属輪40a〜40dをネック部11に張り付けてもよ
い。さらに、ネック部11に金属を蒸着させて導電部を
形成するものとしてもよい。なお、上述の実施の形態で
の導電部の数や位置は例示的なものであり限定的なもの
ではない。さらに電子銃は単電子銃共通集束型の電子銃
に限られるものではなく、3電子銃分離型や3電子銃一
体化型等の電子銃でも同様な効果を得ることができる。
なく、例えば図5に示すように、導電部として棒状の金
属輪40a〜40dをネック部11に張り付けてもよ
い。さらに、ネック部11に金属を蒸着させて導電部を
形成するものとしてもよい。なお、上述の実施の形態で
の導電部の数や位置は例示的なものであり限定的なもの
ではない。さらに電子銃は単電子銃共通集束型の電子銃
に限られるものではなく、3電子銃分離型や3電子銃一
体化型等の電子銃でも同様な効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】この発明においては、カラー受像管のネ
ック部に導電部を形成し、導電部の位置を電子銃の水平
偏向磁界が加わる位置とすることにより、導電部で水平
偏向磁界によって渦電流が発生されて反磁界が生じ、電
子ビームを曲げる力を弱めることができる。このため、
メイン電子ビームを曲げる力とサイド電子ビームを曲げ
る力が一致せずミスコンバーゼンスを生じても、導電部
によって電子ビームを曲げる力を調整することができる
ので、安価で容易にミスコンバーゼンスを補正できる。
また、コンバーゼンスずれ量がばらつきを生じても、導
電部の形成位置等を調整することにより簡単にミスコン
バーゼンスを補正できる。
ック部に導電部を形成し、導電部の位置を電子銃の水平
偏向磁界が加わる位置とすることにより、導電部で水平
偏向磁界によって渦電流が発生されて反磁界が生じ、電
子ビームを曲げる力を弱めることができる。このため、
メイン電子ビームを曲げる力とサイド電子ビームを曲げ
る力が一致せずミスコンバーゼンスを生じても、導電部
によって電子ビームを曲げる力を調整することができる
ので、安価で容易にミスコンバーゼンスを補正できる。
また、コンバーゼンスずれ量がばらつきを生じても、導
電部の形成位置等を調整することにより簡単にミスコン
バーゼンスを補正できる。
【図1】この発明に係るカラー受像管の構成を示す図で
ある。
ある。
【図2】導電部として金属箔を用いた場合を示す図であ
る。
る。
【図3】I−I’線の断面概略図である。
【図4】ミスコンバーゼンス補正後のラスタを示す図で
ある。
ある。
【図5】導電部として金属輪を用いた場合を示す図であ
る。
る。
【図6】水平偏向電流を示す図である。
【図7】水平偏向磁界によって生ずる渦電流を説明する
ための図である。
ための図である。
【図8】水平偏向磁界を示す図である。
【図9】調整前のラスタを示す図である。
【図10】6極リングマグネット調整後のラスタを示す
図である。
図である。
【図11】ひさし状の金属板を用いたミスコンバーゼン
ス補正を示す図である。
ス補正を示す図である。
10・・・カラー受像管、11・・・ネック部、15・
・・電子銃、16R,16G,16B・・・コンバーゼ
ンスプレート、20・・・偏向ヨーク、21・・・水平
コイル、30a,30b,30c,30d・・・金属
箔、40a,40b,40c,40d・・・金属輪
・・電子銃、16R,16G,16B・・・コンバーゼ
ンスプレート、20・・・偏向ヨーク、21・・・水平
コイル、30a,30b,30c,30d・・・金属
箔、40a,40b,40c,40d・・・金属輪
Claims (3)
- 【請求項1】 インライン型電子銃を内装するカラー受
像管において、 上記カラー受像管のネック部には、上記電子銃に対して
水平偏向磁界が加えられる位置に導電部を形成すること
を特徴とするカラー受像管。 - 【請求項2】 上記導電部は複数の導電部で構成され、 上記複数の導電部は、上記電子銃から出力されたセンタ
ー電子ビームの位置を中心として、カソードの配列方向
に対して所定の角度を有するように形成し、 上記電子銃から出力されたサイド電子ビームに加えられ
る上記水平偏向磁界によって上記複数の導電部で渦電流
を発生させることを特徴とする請求項1記載のカラー受
像管。 - 【請求項3】 上記複数の導電部は4つの導電部で構成
され、 上記4つの導電部は、カソードの配列方向に対して略4
5度の角度を有すると共に、互いに略90度の角度を成
すように形成することを特徴とする請求項2記載のカラ
ー受像管。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31499896A JPH10154471A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | カラー受像管 |
GB9725006A GB2319657B (en) | 1996-11-26 | 1997-11-25 | Colour picture tube |
MXPA/A/1997/009142A MXPA97009142A (en) | 1996-11-26 | 1997-11-26 | Picture tube in colo |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31499896A JPH10154471A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | カラー受像管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10154471A true JPH10154471A (ja) | 1998-06-09 |
Family
ID=18060187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31499896A Abandoned JPH10154471A (ja) | 1996-11-26 | 1996-11-26 | カラー受像管 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10154471A (ja) |
GB (1) | GB2319657B (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1306544C (zh) * | 2004-01-05 | 2007-03-21 | 彩虹集团电子股份有限公司 | 调整彩色显像管电子束配列的工艺方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58145045A (ja) * | 1982-02-24 | 1983-08-29 | Hitachi Ltd | 陰極線管 |
JPS62160640A (ja) * | 1986-01-06 | 1987-07-16 | Mitsubishi Electric Corp | 偏向装置 |
GB8705308D0 (en) * | 1987-03-06 | 1987-04-08 | Philips Nv | Colour cathode ray tube |
DE69306754T2 (de) * | 1993-04-21 | 1997-07-10 | Thomson Tubes & Displays S.A., Paris | Flexible Zusatzablenkspule |
-
1996
- 1996-11-26 JP JP31499896A patent/JPH10154471A/ja not_active Abandoned
-
1997
- 1997-11-25 GB GB9725006A patent/GB2319657B/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1306544C (zh) * | 2004-01-05 | 2007-03-21 | 彩虹集团电子股份有限公司 | 调整彩色显像管电子束配列的工艺方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2319657B (en) | 2001-09-05 |
GB9725006D0 (en) | 1998-01-28 |
MX9709142A (es) | 1998-05-31 |
GB2319657A (en) | 1998-05-27 |
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Legal Events
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A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20050216 |