JP2568310Y2 - 照明器具用パネル取付装置 - Google Patents
照明器具用パネル取付装置Info
- Publication number
- JP2568310Y2 JP2568310Y2 JP1992029817U JP2981792U JP2568310Y2 JP 2568310 Y2 JP2568310 Y2 JP 2568310Y2 JP 1992029817 U JP1992029817 U JP 1992029817U JP 2981792 U JP2981792 U JP 2981792U JP 2568310 Y2 JP2568310 Y2 JP 2568310Y2
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- JP
- Japan
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- panel
- panel frame
- resin
- peripheral edge
- mounting device
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 11
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の詳細な説明】本考案は照明器具用パネル取付
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内部に蛍光灯を備えた器具本体と、この
器具本体の開口面を閉塞する透光性のパネルとからなる
照明器具は、たとえば誘導灯器具などに広く使用されて
いる。パネルはその周縁をパネル枠によって支持され、
このパネル枠を利用して器具本体に取外し自在に取り付
けられるようにしてある。
器具本体の開口面を閉塞する透光性のパネルとからなる
照明器具は、たとえば誘導灯器具などに広く使用されて
いる。パネルはその周縁をパネル枠によって支持され、
このパネル枠を利用して器具本体に取外し自在に取り付
けられるようにしてある。
【0003】従来ではこのパネル枠を器具本体に取り付
ける構成として、V字型のキックバネを使用するのを普
通としている。このキックバネを使用する場合、キック
バネの中央巻回部と鎖交するバネ支えをパネル枠の周縁
に、またキックバネのV字状に広がる一対の脚部が係合
するバネ受け金具を器具本体にそれぞれ固定するように
している。
ける構成として、V字型のキックバネを使用するのを普
通としている。このキックバネを使用する場合、キック
バネの中央巻回部と鎖交するバネ支えをパネル枠の周縁
に、またキックバネのV字状に広がる一対の脚部が係合
するバネ受け金具を器具本体にそれぞれ固定するように
している。
【0004】しかしこのような構成によると、バネ支え
をパネル枠の周縁に固定する必要があるところから、そ
の周縁の幅を、バネ支えの取付に必要な幅以上としてお
かなければならない。そのためその幅は必然的に広くな
るので、照明器具を正面から見た場合、パネル枠が目立
って見えるようになり、体裁を損ねることがある。
をパネル枠の周縁に固定する必要があるところから、そ
の周縁の幅を、バネ支えの取付に必要な幅以上としてお
かなければならない。そのためその幅は必然的に広くな
るので、照明器具を正面から見た場合、パネル枠が目立
って見えるようになり、体裁を損ねることがある。
【0005】またバネ支えは金属製であるから、これが
取り付けられるパネル枠もまた金属製とすることが必要
である。一方パネルは通常樹脂によって製作されるもの
であって、パネル枠とは異質のものとなるから、熱膨張
による伸縮に差が生ずるようになる。その差を吸収する
ために両者の間に隙間を形成しておく必要があり、その
隙間から光が外部に洩れて出ることがある。
取り付けられるパネル枠もまた金属製とすることが必要
である。一方パネルは通常樹脂によって製作されるもの
であって、パネル枠とは異質のものとなるから、熱膨張
による伸縮に差が生ずるようになる。その差を吸収する
ために両者の間に隙間を形成しておく必要があり、その
隙間から光が外部に洩れて出ることがある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、パネルをパ
ネル枠を利用して器具本体に取り付けるにあたり、パネ
ル枠の体裁を損ねることなく、かつ光洩れを解消するこ
とを目的とする。
ネル枠を利用して器具本体に取り付けるにあたり、パネ
ル枠の体裁を損ねることなく、かつ光洩れを解消するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、パネルの周縁
を樹脂製のパネル枠の周縁に設けた溝に嵌合させて固着
し、パネル枠の内縁に一体成形されてあって、先端に係
合部を備えたアームを設け、また器具本体の内面に先端
を自由端としたバネ片を取付け、バネ片を係合部に弾力
的に係合してパネル枠を器具本体に取り付けることを特
徴とする。
を樹脂製のパネル枠の周縁に設けた溝に嵌合させて固着
し、パネル枠の内縁に一体成形されてあって、先端に係
合部を備えたアームを設け、また器具本体の内面に先端
を自由端としたバネ片を取付け、バネ片を係合部に弾力
的に係合してパネル枠を器具本体に取り付けることを特
徴とする。
【0008】
【作用】パネル枠を樹脂製とし、これにパネルの周縁を
接着または溶着することによって固着する。パネル枠に
は金属製のバネ支えを取り付ける必要はないので、その
幅を充分に狭くしておいてもよい。これによってパネル
枠の周縁を広幅にしたことによる不体裁を回避すること
ができる。
接着または溶着することによって固着する。パネル枠に
は金属製のバネ支えを取り付ける必要はないので、その
幅を充分に狭くしておいてもよい。これによってパネル
枠の周縁を広幅にしたことによる不体裁を回避すること
ができる。
【0009】パネルもパネル枠も樹脂製であることによ
り、熱膨張による伸縮に大きな差がないので、両者間に
予めその差を吸収する隙間を設けておく必要はない。し
たがってこのような隙間の存在による光洩れは回避でき
る。
り、熱膨張による伸縮に大きな差がないので、両者間に
予めその差を吸収する隙間を設けておく必要はない。し
たがってこのような隙間の存在による光洩れは回避でき
る。
【0010】
【実施例】本考案の実施例を図によって説明する。1は
箱状の器具本体で、内部に蛍光灯2その他の器具類が収
納されてある。図の例は埋込型の照明器具を示し、器具
本体1は天井3に適宜取り付けられる。
箱状の器具本体で、内部に蛍光灯2その他の器具類が収
納されてある。図の例は埋込型の照明器具を示し、器具
本体1は天井3に適宜取り付けられる。
【0011】4は樹脂製のパネル、5も樹脂製のパネル
枠で、このパネル枠5は器具本体1の開口面の周縁を覆
う程度に方形状に形成されてある。パネル枠5の内縁に
溝6が形成されてあり、この溝6にパネル4の周縁が嵌
合され、接着または溶着によって固着されている。
枠で、このパネル枠5は器具本体1の開口面の周縁を覆
う程度に方形状に形成されてある。パネル枠5の内縁に
溝6が形成されてあり、この溝6にパネル4の周縁が嵌
合され、接着または溶着によって固着されている。
【0012】パネル枠5の内面に屈曲したアーム7が、
パネル枠1の相対する縁から延長するようにして一体的
に樹脂成形されている。そしてその先端である自由端
に、これも一体的に樹脂成形によって形成された、たと
えば球状の係合部8が設けられてある。
パネル枠1の相対する縁から延長するようにして一体的
に樹脂成形されている。そしてその先端である自由端
に、これも一体的に樹脂成形によって形成された、たと
えば球状の係合部8が設けられてある。
【0013】9はバネ片で、器具本体1の内面に一端が
固定されることによって取り付けられてある。その先端
である自由端に屈曲部10を形成し、その屈曲部10は
常時は図1中の鎖線で示すように、器具本体1の内面、
またはその内面に設けた台11に弾力的に当接してい
る。
固定されることによって取り付けられてある。その先端
である自由端に屈曲部10を形成し、その屈曲部10は
常時は図1中の鎖線で示すように、器具本体1の内面、
またはその内面に設けた台11に弾力的に当接してい
る。
【0014】パネル4を備えたパネル枠5を器具本体1
に取り付けるには、アーム7の先端に設けた係合部8
を、バネ片9の屈曲部10と台11との間に押し込むよ
うにして、パネル枠5を器具本体1に取り付ける。この
とき係合部8は屈曲部10をその弾力に抗して台11か
ら離すように押し広げる。
に取り付けるには、アーム7の先端に設けた係合部8
を、バネ片9の屈曲部10と台11との間に押し込むよ
うにして、パネル枠5を器具本体1に取り付ける。この
とき係合部8は屈曲部10をその弾力に抗して台11か
ら離すように押し広げる。
【0015】そして係合部8が屈曲部10を通過したあ
と、屈曲部10が復元してその復元弾力によって係合部
8に係合する。この係合によってパネル枠5は器具本体
1に取り付けられるようになる。
と、屈曲部10が復元してその復元弾力によって係合部
8に係合する。この係合によってパネル枠5は器具本体
1に取り付けられるようになる。
【0016】パネル枠5、パネル4はいずれも樹脂製で
あるため、熱膨張による伸縮に差は生じない。したがっ
て両者の間にその差を吸収するための隙間を設けておく
必要はない。これによってこのような隙間の存在による
光洩れはなんら生じない。
あるため、熱膨張による伸縮に差は生じない。したがっ
て両者の間にその差を吸収するための隙間を設けておく
必要はない。これによってこのような隙間の存在による
光洩れはなんら生じない。
【0017】パネル枠5を器具本体1に取り付けるのに
使用するアーム7は、パネル枠5に一体的に成形されて
あり、特にアーム7を取り付けるのに必要な広さの幅を
パネル枠5の縁部に用意する必要はない。したがってパ
ネル枠5の縁部の幅は溝6を形成するのに必要な幅であ
ればよく、充分狭いもので足りる。これによりこの縁部
を広幅とした従来構成のもののように体裁を損ねるよう
なことは、これをもって回避することができる。なおパ
ネル枠5とパネル4とを同じ材料で、同じ色としてもよ
く、これによれば一体感がでるようになって都合がよ
い。
使用するアーム7は、パネル枠5に一体的に成形されて
あり、特にアーム7を取り付けるのに必要な広さの幅を
パネル枠5の縁部に用意する必要はない。したがってパ
ネル枠5の縁部の幅は溝6を形成するのに必要な幅であ
ればよく、充分狭いもので足りる。これによりこの縁部
を広幅とした従来構成のもののように体裁を損ねるよう
なことは、これをもって回避することができる。なおパ
ネル枠5とパネル4とを同じ材料で、同じ色としてもよ
く、これによれば一体感がでるようになって都合がよ
い。
【0018】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、パ
ネルを支持したパネル枠を器具本体に取り付けるにあた
り、光洩れを解消することができるとともに、パネル枠
の体裁を損ねることもなくなるといった効果を奏する。
ネルを支持したパネル枠を器具本体に取り付けるにあた
り、光洩れを解消することができるとともに、パネル枠
の体裁を損ねることもなくなるといった効果を奏する。
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】器具本体の斜視図である。
【図3】パネルを取り付けたパネル枠の斜視図である。
1 器具本体 4 パネル 5 パネル枠 6 溝 7 アーム 8 係合部 9 バネ片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡村 健二 大阪市淀川区新高3丁目6番1号 明治 ナショナル工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平1−100312(JP,U) 実開 昭62−79308(JP,U) 実開 昭62−79307(JP,U) 実開 昭50−112397(JP,U) 実開 昭53−9791(JP,U) 実開 昭52−166383(JP,U) 実開 昭51−144084(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 樹脂製のパネルの周縁を樹脂製のパネル
枠の周縁に設けた溝に嵌合させて固着し、前記パネル枠
の内縁に一体成形されてあって、先端に係合部を備えた
アームを設け、また器具本体の内面に先端を自由端とし
たバネ片を取付け、前記バネ片を前記係合部に弾力的に
係合することによって、前記パネル枠を前記器具本体に
取り付けてなる照明器具用パネル取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992029817U JP2568310Y2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 照明器具用パネル取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992029817U JP2568310Y2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 照明器具用パネル取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577812U JPH0577812U (ja) | 1993-10-22 |
JP2568310Y2 true JP2568310Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=12286580
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992029817U Expired - Lifetime JP2568310Y2 (ja) | 1992-03-23 | 1992-03-23 | 照明器具用パネル取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568310Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7360153B2 (ja) * | 2019-10-31 | 2023-10-12 | 株式会社オガワ | 内照式サイン用の受け部材、内照式サイン及び内照式サインの組み立て方法 |
-
1992
- 1992-03-23 JP JP1992029817U patent/JP2568310Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577812U (ja) | 1993-10-22 |
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