JP2568035Y2 - 静電塗装機 - Google Patents

静電塗装機

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JP2568035Y2
JP2568035Y2 JP1992074137U JP7413792U JP2568035Y2 JP 2568035 Y2 JP2568035 Y2 JP 2568035Y2 JP 1992074137 U JP1992074137 U JP 1992074137U JP 7413792 U JP7413792 U JP 7413792U JP 2568035 Y2 JP2568035 Y2 JP 2568035Y2
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housing
rotary atomizing
atomizing head
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electrostatic coating
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JPH0639148U (ja
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村 誠 市
田 高 稔 奥
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Trinity Industrial Corp
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Trinity Industrial Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転霧化式の静電塗装
機に係り、特に塗装用ロボットのウイービングアームや
レシプロマシンなどに取り付ける静電塗装機に関する。
【0002】
【従来の技術】高速回転する回転霧化頭に80〜120
KVの高電圧を印加して塗料を微粒化させる静電塗装機
は、回転霧化頭に印加した高電圧が塗装機を取り付ける
塗装用ロボットのウイービングアームやレシプロマシン
などにリークしないようにするため、回転霧化頭を回転
駆動する金属製のエアモータや、回転霧化頭への塗料の
供給をオン・オフする塗料バルブなどから成る機体が、
絶縁材料で成形したハウジング内に収容されている(実
開平2−91657号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この種の静電塗装機
は、ハウジングを複数箇所で分割するように分解しなけ
ればそのハウジング内からエアモータを取り出すことが
できず、また、塗料バルブはエアモータとは別の収容場
所に組み込まれているので、機体全体をハウジング外に
取り出すのは非常に面倒であり、機体の修理や保守点検
作業は困難を極めていた。そこで本考案は、ハウジング
内に収容された機体の修理や保守点検作業を容易にする
ことを技術的課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本考案は、高電圧が印加される回転霧化頭を回転駆
動するエアモータ等からなる機体を絶縁材料で成形した
ハウジング内に収容した状態で、当該ハウジングの先端
側に前記回転霧化頭が位置される静電塗装機において、
前記ハウジングの先端には、前記機体をハウジング内に
挿脱する開口部が形成され、前記機体には、回転霧化頭
への塗料の供給をオン・オフする塗料バルブを組み付け
たバルブアッセンブリが一体的に固着されると共に、回
転霧化頭が配設された先端側を前記ハウジングの開口部
に着脱自在に固定するフランジが設けられていることを
特徴とする。
【0005】
【作用】本考案によれば、ハウジング内に収容する静電
塗装機の機体がハウジングの先端に形成した開口部から
挿脱され、また、ハウジング内に収容した機体はその先
端側がハウジングの先端に形成した開口部に対して着脱
自在に固定されるので、ハウジング内への機体の出し入
れが極めて容易になる。殊に、ハウジング内に収容する
機体は、回転霧化頭を回転駆動するエアモータと、回転
霧化頭への塗料の供給をオン・オフする塗料バルブを組
み付けたバルブアセンブリとが一体化されているので、
塗装用ロボットのウイービングアームなどに取り付けら
れたハウジング内への機体の出し入れが容易になる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面によって説明す
る。図1は本考案による静電塗装機の一例を示す縦断面
図である。
【0007】本例の静電塗装機は、ベル型の回転霧化頭
1を回転駆動する金属製のエアモータ3や、回転霧化頭
1への塗料の供給をオン・オフするバルブを組み付けた
バルブアセンブリ4などから成る機体2が、絶縁材料で
成形したハウジング5の先端側に回転霧化頭1が位置す
るように、その先端に形成した開口部6からハウジング
5内に挿脱自在に収容されるようになっている。ハウジ
ング5内には、先端の開口部6から挿入される機体2を
収容するボディケース7と、そのボディケース7内とハ
ウジング5の先端側で連通する配管通路8とが並設され
ている。
【0008】機体2には、エアモータ3に駆動用エアを
供給するエアホース9と、回転霧化頭1に塗料を供給す
る塗料ホース10と、その塗料の供給をオン・オフする
塗料バルブの開閉用エアを供給するエアホース11及び
12などの絶縁性ホース類が接続され、これらホース
、機体2を収容するボディケース7内からハウジング
5の先端側を迂回して、ボディケース7と並行して設け
た配管通路8内を集束状態で通ってハウジング5の後端
側に至るように配管されている。また、機体2には、回
転霧化頭1が配設された先端側に、その先端側をハウジ
ング5の開口部6に複数本のビス13でねじ止めして着
脱自在に固定するフランジ14が設けられている。な
お、機体2を収容するボディケース7内には、機体2の
後端を挿脱自在に嵌入する凹部15が形成されている。
【0009】ハウジング5の先端には、エアモータ3の
回転軸16に取り付けられた回転霧化頭1の周囲に被せ
る保護キャップ17が、機体2のフランジ14を固定し
た開口部6に着脱自在に冠着されている。また、保護キ
ャップ17には、ハウジング5の後端側から配管通路8
内を通ってハウジング5の先端側に引き込まれた絶縁性
のシェーピングエア供給用エアホース18が着脱自在に
接続されると共に、そのエアホース18から供給される
シェーピングエアを回転霧化頭1の周囲に沿って噴射す
る複数のノズル19が穿設されている。なお、ハウジン
グ5の後端には、配管通路8の開口端を閉塞する金属蓋
20がねじ止めされている。
【0010】しかして、機体2の修理や保守点検を行う
場合は、まず、ハウジング5の開口部6に螺合して冠着
されている保護キャップ17を取り外し、次に、機体2
の先端側に設けたフランジ14を開口部6に固定してい
るビス13を外すだけで、ハウジング5のボディケース
7内に収容された機体2全体をハウジング5の先端側か
らその外部に簡単且つ迅速に取り出すことができる。し
たがって、機体2の修理や保守点検作業が極めて容易に
なる。また、機体2は、ハウジング5の先端側から取り
出せるので、静電塗装機を塗装用ロボットのウイービン
グアームなどに取り付けたまま機体2の応急修理を行う
ことも可能である。
【0011】なお、実施例のように、ハウジング6内に
ボディケース7と配管通路8を並設すれば、ボディケー
ス7内に収容された機体2とその機体2に接続した絶縁
性ホース類を集束的に配管するハウジング5の後端との
間に、配管通路8の長さに相当する絶縁距離が確保され
るので、ハウジング5の全長が短くても、回転霧化頭1
に印加した高電圧がハウジング5内の機体2からその後
端を取付支持する塗装用ロボットのウイービングアーム
などにリークすることを確実に防止することができる。
したがって、ハウジング5の長さを従来よりも短縮し
て、静電塗装機全体を小型軽量化することができるの
で、ウイービングアームに掛かる負荷が軽減されて塗装
用ロボットの故障も防止される。
【0012】
【考案の効果】本考案によれば、ハウジング内に収容さ
れる塗料バルブやエアモータの機体全体をハウジング外
に一括して簡単に取り出すことができ、また、静電塗装
機を塗装用ロボットのウイービングアームなどに取り付
けた状態でもその機体全体をハウジング外に取り出せる
ので、機体の修理や保守点検作業が極めて容易になると
いう大変優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による静電塗装機の一例を示す縦断面
図。
【符号の説明】
1・・・回転霧化頭 2・・・機体 3・・・エアモータ 4・・・バルブアセンブリ 5・・・ハウジング 6・・・開口部 14・・・フランジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧が印加される回転霧化頭(1)を
    回転駆動するエアモータ(3)等からなる機体(2)
    縁材料で成形したハウジング(5)内に収容した状態
    で、当該ハウジング(5)の先端側に前記回転霧化頭
    (1)が位置される静電塗装機において、前記ハウジン
    グ(5)の先端には、前記機体(2)をハウジング
    (5)内に挿脱する開口部(6)が形成され、前記機体
    (2)には、回転霧化頭(1)への塗料の供給をオン・
    オフする塗料バルブを組み付けたバルブアッセンブリ
    (4)が一体的に固着されると共に、回転霧化頭(1)
    が配設された先端側を前記ハウジング(5)の開口部
    (6)に着脱自在に固定するフランジ(14)が設けられ
    ていることを特徴とする静電塗装機。
JP1992074137U 1992-10-23 1992-10-23 静電塗装機 Expired - Fee Related JP2568035Y2 (ja)

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JPH0639148U JPH0639148U (ja) 1994-05-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6216197A (ja) * 1985-07-15 1987-01-24 富士電機株式会社 磁気カ−ドおよび磁気カ−ド装置

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JPH0639148U (ja) 1994-05-24

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