JP2567813B2 - 電源切替器 - Google Patents
電源切替器Info
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- JP2567813B2 JP2567813B2 JP6080831A JP8083194A JP2567813B2 JP 2567813 B2 JP2567813 B2 JP 2567813B2 JP 6080831 A JP6080831 A JP 6080831A JP 8083194 A JP8083194 A JP 8083194A JP 2567813 B2 JP2567813 B2 JP 2567813B2
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- Japan
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- switch
- switching
- shaped
- rod
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Description
【０００１】
【産業上の技術分野】本発明は、第１電源Ｐ１と第２電
源Ｐ２とを択一的に切替えて負荷に接続する瞬時励磁式
電源切替器の、とくに切替機構に関する。
源Ｐ２とを択一的に切替えて負荷に接続する瞬時励磁式
電源切替器の、とくに切替機構に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来使用されている第１電源と第２電源
を択一的に切替える瞬時励磁式電源切替器の具体的構造
について、該構造を模式的に示す図２を参照の上、切替
操作について述べると、先ず、第１電源Ｐ１から第２電
源Ｐ２に切替操作する場合、マグネットＭ１の附勢によ
り可動鉄芯Ｍ０は右方のスイッチＳ１を閉とし同図図示
のように第１電源Ｐ１側に接続されている。茲に、この
切替器は、ラッチ式の瞬時励磁式のものであるので、開
閉の瞬時しか通電されず、切り替わると同時に図示しな
い補助開閉器によってコイルａは附勢を解かれるもの
で、へ字状を呈し、中央が軸Ｓ０により回動自在に枢着
され、一面にＶ字状を呈する係止突起ｔを備える可動鉄
芯Ｍ０は、該突起ｔに配設された対抗する２枚の板状ス
プリンクＳ′，Ｓ″により前記スイッチＳ１の接点の接
触圧を保ちこの状態を維持している。次に、コイルｂに
通電されてマグネットＭ２が附勢されるや、２枚の板状
スプリングＳ′，Ｓ″の弾力的保持力に抗して吸引さ
れ、該可動鉄芯Ｍ０は、跳躍的に可動してマグネットＭ
２に吸着されて、同図々示状態と反対にスイッチＳ２を
押圧し、前記スイッチＳ１で述べたと同様、この状態を
維持する。コイルｂは、前記コイルａと同様、通電の瞬
時しか励磁されず、切り替わると同時に附勢が解かれ
る。
を択一的に切替える瞬時励磁式電源切替器の具体的構造
について、該構造を模式的に示す図２を参照の上、切替
操作について述べると、先ず、第１電源Ｐ１から第２電
源Ｐ２に切替操作する場合、マグネットＭ１の附勢によ
り可動鉄芯Ｍ０は右方のスイッチＳ１を閉とし同図図示
のように第１電源Ｐ１側に接続されている。茲に、この
切替器は、ラッチ式の瞬時励磁式のものであるので、開
閉の瞬時しか通電されず、切り替わると同時に図示しな
い補助開閉器によってコイルａは附勢を解かれるもの
で、へ字状を呈し、中央が軸Ｓ０により回動自在に枢着
され、一面にＶ字状を呈する係止突起ｔを備える可動鉄
芯Ｍ０は、該突起ｔに配設された対抗する２枚の板状ス
プリンクＳ′，Ｓ″により前記スイッチＳ１の接点の接
触圧を保ちこの状態を維持している。次に、コイルｂに
通電されてマグネットＭ２が附勢されるや、２枚の板状
スプリングＳ′，Ｓ″の弾力的保持力に抗して吸引さ
れ、該可動鉄芯Ｍ０は、跳躍的に可動してマグネットＭ
２に吸着されて、同図々示状態と反対にスイッチＳ２を
押圧し、前記スイッチＳ１で述べたと同様、この状態を
維持する。コイルｂは、前記コイルａと同様、通電の瞬
時しか励磁されず、切り替わると同時に附勢が解かれ
る。
【０００３】然るに、叙上の方式では、投入用コイル
ａ，ｂの電流値をある程度大きくしないと、可動鉄芯Ｌ
を充分吸引できず、一方、投入用コイルの電流値を大き
くすると、投入用補助開閉器の通電容量も大きいものが
必要とされ、更にスイッチＳ′，Ｓ″の接点に、熔着な
どの事故が発生すると、切替操作をするために投入コイ
ルを励磁しても、該操作が不能となり、該コイルへの通
電が継続し、過電流によって該コイルの焼損事故が発生
する、等の不都合を生ずる。
ａ，ｂの電流値をある程度大きくしないと、可動鉄芯Ｌ
を充分吸引できず、一方、投入用コイルの電流値を大き
くすると、投入用補助開閉器の通電容量も大きいものが
必要とされ、更にスイッチＳ′，Ｓ″の接点に、熔着な
どの事故が発生すると、切替操作をするために投入コイ
ルを励磁しても、該操作が不能となり、該コイルへの通
電が継続し、過電流によって該コイルの焼損事故が発生
する、等の不都合を生ずる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、敍上の不都
合を解消せんとするもので、投入用コイルおよび投入用
補助開閉器への通電量を低減せんとすることを目的とす
る。
合を解消せんとするもので、投入用コイルおよび投入用
補助開閉器への通電量を低減せんとすることを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、第１電源Ｐ１
のスイッチＳ１と第２電源Ｐ２のスイッチＳ２とを択一
的に切り替える瞬時励磁式電源切替器において、前記各
スイッチンＳ１，Ｓ２を切替える、へ字状を呈し、中間
が軸Ｓ０で枢着され、一面にＶ字状の係止突起ｔが形成
され、該突起に篏着された２枚の板状スプリングＳ′，
Ｓ″により跳動的に可動する切替杆Ｌ０が、減速歯車装
置の装填された電動機Ｍにより回動される周側に波状の
溝Ｓの形成された棒状を呈するカムＣにより駆動され、
中間が軸Ｓ０で枢着され、下端が前記溝Ｓに嵌入され、
上端が前記切替杆Ｌ０の一面を摺動移動して前記各スイ
ッチの切り替えを行うよう構成されていることを特徴と
する電源切替器によって解決される。
のスイッチＳ１と第２電源Ｐ２のスイッチＳ２とを択一
的に切り替える瞬時励磁式電源切替器において、前記各
スイッチンＳ１，Ｓ２を切替える、へ字状を呈し、中間
が軸Ｓ０で枢着され、一面にＶ字状の係止突起ｔが形成
され、該突起に篏着された２枚の板状スプリングＳ′，
Ｓ″により跳動的に可動する切替杆Ｌ０が、減速歯車装
置の装填された電動機Ｍにより回動される周側に波状の
溝Ｓの形成された棒状を呈するカムＣにより駆動され、
中間が軸Ｓ０で枢着され、下端が前記溝Ｓに嵌入され、
上端が前記切替杆Ｌ０の一面を摺動移動して前記各スイ
ッチの切り替えを行うよう構成されていることを特徴と
する電源切替器によって解決される。
【０００６】
【作用】本発明は、減速歯車の装填された電動機Ｍによ
り駆動される、長手方向周側に波状の溝Ｓを備えるカム
Ｃによって、該溝の下端に嵌入された中間を、軸Ｓ０で
枢着された槓杆Ｌにより、切替杆Ｌ０を摺動させるの
で、切替操作の電力を低減する作用をする。
り駆動される、長手方向周側に波状の溝Ｓを備えるカム
Ｃによって、該溝の下端に嵌入された中間を、軸Ｓ０で
枢着された槓杆Ｌにより、切替杆Ｌ０を摺動させるの
で、切替操作の電力を低減する作用をする。
【０００７】
【実施例】図１は、本発明によるものゝ一実施例を示す
もので、従来型式のものと同一箇所には同一符号を付
け、本発明によるものゝ具体的構成につき詳述すると、
Ｍは出力トルクを大とする減速歯車装置の装填された正
逆双方の回転を可能とする電動機、Ｃは、電動機Ｍによ
って駆動される棒状を呈するカム、Ｓは該カムの長手方
向周側に所定幅で波状を呈するよう切削された溝、Ｌ
は、下端が前記溝Ｓに嵌入され、その上端が後記する切
替杆の下面を摺動し、中間が軸Ｓ０により回動自在に枢
着された槓杆、Ｌ０は、へ字状を呈するよう形成され、
その一面にＶ字型に２つの突起が形成され、軸Ｓ０によ
って回動自在に枢着された既述の可動鉄芯Ｍ０と同形状
の切替杆で、槓杆Ｌの左右動により従来型式のものにお
ける可動鉄芯Ｍ０と同様に、左右のスイッチＳ１，Ｓ２
の各接点の切替接触作用をする。なお、図１では、切替
杆Ｌ０の突起が図２図示のものとは逆になっているが、
槓杆Ｌが該切替杆Ｌ０の下面を摺動するためで、原理的
には同じである。
もので、従来型式のものと同一箇所には同一符号を付
け、本発明によるものゝ具体的構成につき詳述すると、
Ｍは出力トルクを大とする減速歯車装置の装填された正
逆双方の回転を可能とする電動機、Ｃは、電動機Ｍによ
って駆動される棒状を呈するカム、Ｓは該カムの長手方
向周側に所定幅で波状を呈するよう切削された溝、Ｌ
は、下端が前記溝Ｓに嵌入され、その上端が後記する切
替杆の下面を摺動し、中間が軸Ｓ０により回動自在に枢
着された槓杆、Ｌ０は、へ字状を呈するよう形成され、
その一面にＶ字型に２つの突起が形成され、軸Ｓ０によ
って回動自在に枢着された既述の可動鉄芯Ｍ０と同形状
の切替杆で、槓杆Ｌの左右動により従来型式のものにお
ける可動鉄芯Ｍ０と同様に、左右のスイッチＳ１，Ｓ２
の各接点の切替接触作用をする。なお、図１では、切替
杆Ｌ０の突起が図２図示のものとは逆になっているが、
槓杆Ｌが該切替杆Ｌ０の下面を摺動するためで、原理的
には同じである。
【０００８】
【発明の効果】本発明は、敍上の構成よりなり、次いで
構成に基ずく作用効果について述べると、当初はスイッ
チＳ２が閉状態にあり、第２電源Ｐ２側に接続されてい
る図１図示状態にある場合、これを第１電源Ｐ１側に切
替える切替操作について述べると、電動機Ｍに通電され
るや、電動機ＭによりカムＣが駆動されると、該カムに
形成された波状の溝Ｓが所定幅動くため、下端が該溝Ｓ
に嵌入され、上端が切替杆Ｌ０の下面に接し、中間が軸
Ｓ０で枢着された槓杆Ｌの該上端が、静かに点線図示の
ように左方向へと摺動されてゆき、軸Ｓ０近傍を越える
や、２枚の板状スプリングＳ′，Ｓ″の跳動的作用によ
って切替杆Ｌ０は、弾力的にスイッチＳ１を押圧し該接
点を閉とする一方、スイッチＳ２を開とし、該槓杆Ｌの
上端が、前記板状のスプリングＳ′，Ｓ″の作用と相俟
って切替杆Ｌ０を介してスイッチＳ２をの閉状態に保持
する。なお、スイッチＳ１の閉状態から開状態（図１図
示状態）にする作用は、電動機Ｍを逆回転するだけで既
述の作用と全く逆となるので、重複する冗長な説明は省
略する。
構成に基ずく作用効果について述べると、当初はスイッ
チＳ２が閉状態にあり、第２電源Ｐ２側に接続されてい
る図１図示状態にある場合、これを第１電源Ｐ１側に切
替える切替操作について述べると、電動機Ｍに通電され
るや、電動機ＭによりカムＣが駆動されると、該カムに
形成された波状の溝Ｓが所定幅動くため、下端が該溝Ｓ
に嵌入され、上端が切替杆Ｌ０の下面に接し、中間が軸
Ｓ０で枢着された槓杆Ｌの該上端が、静かに点線図示の
ように左方向へと摺動されてゆき、軸Ｓ０近傍を越える
や、２枚の板状スプリングＳ′，Ｓ″の跳動的作用によ
って切替杆Ｌ０は、弾力的にスイッチＳ１を押圧し該接
点を閉とする一方、スイッチＳ２を開とし、該槓杆Ｌの
上端が、前記板状のスプリングＳ′，Ｓ″の作用と相俟
って切替杆Ｌ０を介してスイッチＳ２をの閉状態に保持
する。なお、スイッチＳ１の閉状態から開状態（図１図
示状態）にする作用は、電動機Ｍを逆回転するだけで既
述の作用と全く逆となるので、重複する冗長な説明は省
略する。
【０００９】本発明によれば、以上述べたように、減速
歯車装置の装填された正逆双方向回転を可能とする電動
機Ｍを使用しているため、投入時の電流値を小とするこ
とができる、のみならず、投入用補助開閉器も小型化す
ることができ、又、電動機Ｍの電流値によっては、ＩＣ
化されたプログラムコントローラーにより直接的に電源
切替器を駆動することが可能となる等、本発明意図する
目的を充分達成し得る諸効果が期待できる。
歯車装置の装填された正逆双方向回転を可能とする電動
機Ｍを使用しているため、投入時の電流値を小とするこ
とができる、のみならず、投入用補助開閉器も小型化す
ることができ、又、電動機Ｍの電流値によっては、ＩＣ
化されたプログラムコントローラーにより直接的に電源
切替器を駆動することが可能となる等、本発明意図する
目的を充分達成し得る諸効果が期待できる。
【図１】本発明の一実施例を示す電気的ブロック図
【図２】従来型式のものゝ切替操作を説明するための電
源切替器の電気的ブロック図
源切替器の電気的ブロック図
ａ，ｂ コイル Ｃ カム Ｌ０ 切替杆 Ｌ 槓杆 Ｍ 電動機 Ｍ０ 可動鉄芯 Ｍ１，Ｍ２ マグネット Ｐ１ 第１電源 Ｐ２ 第２電源 Ｓ 溝 Ｓ１，Ｓ２ 操作スイッチ Ｓ′，Ｓ″ 板状スプリング ｔ 係止突起
Claims (1)
- 【請求項１】 第１電源Ｐ１のスイッチＳ１と第２電源
Ｐ２のスイッチＳ２とを択一的に切り替える瞬時励磁式
電源切替器において、前記各スイッチンＳ１，Ｓ２を切
替える、へ字状を呈し、中間が軸Ｓ０で枢着され、一面
にＶ字状の係止突起ｔが形成され、該突起に篏着された
２枚の板状スプリングＳ′，Ｓ″により跳動的に可動す
る切替杆Ｌ０が、減速歯車装置の装填された電動機Ｍに
より回動される周側に波状の溝Ｓの形成された棒状を呈
するカムＣにより駆動され、中間が軸Ｓ０で枢着され、
下端が前記溝Ｓに嵌入され、上端が前記切替杆Ｌ０の一
面を摺動移動して前記各スイッチの切り替えを行うよう
構成されていることを特徴とする電源切替器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6080831A JP2567813B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 電源切替器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6080831A JP2567813B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 電源切替器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07254336A JPH07254336A (ja) | 1995-10-03 |
| JP2567813B2 true JP2567813B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=13729356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6080831A Expired - Fee Related JP2567813B2 (ja) | 1994-03-15 | 1994-03-15 | 電源切替器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567813B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4610804B2 (ja) * | 2001-07-05 | 2011-01-12 | 株式会社タカラトミー | 綿菓子製造機 |
| CN102324783B (zh) * | 2011-10-11 | 2013-08-14 | 温州大学 | 电网智能切换装置 |
| CN105140060B (zh) * | 2015-09-15 | 2017-07-07 | 江苏省电力公司苏州供电公司 | 低压三模态转切装置 |
| CN108231447B (zh) * | 2018-01-24 | 2019-12-13 | 浙江一坚电子科技有限公司 | 一种共享辅助开关 |
| CN108156715B (zh) * | 2018-01-24 | 2019-09-24 | 上海华成实业有限公司 | 一种实现声控的致动装置 |
-
1994
- 1994-03-15 JP JP6080831A patent/JP2567813B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07254336A (ja) | 1995-10-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |