JP2829289B2 - 作業機械に設置する電磁石の制御回路 - Google Patents
作業機械に設置する電磁石の制御回路Info
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Description
な作業台車の回動アームに取付けるリフティングマグネ
ットまたは破砕機などに設置する電磁石の制御回路に関
し、さらにこの制御回路を備えるリフティングマグネッ
トなどの作業機械に関する。
ックホーのような作業台車の揺動アームに取付けて使用
すると、鉄筋などの搬送作業または建造物解体や鉄筋コ
ンクリートガラの破砕や小割り作業における作業能率が
良好になり、この種の作業機械が現在数多く販売されて
いる。この種の作業機械は、作業台車側から油圧油の供
給を受けて作動するとともに電磁石を内蔵する機種があ
り、例えば、実開昭57−120587号および実開昭
57−99882号でリフティングマグネット、実開平
6−67700号でコンクリート用破砕機が開示されて
いる。
には、作業台車のバッテリー電源または専用の発電装置
から直流電流が供給され、その制御回路は図12で概略
で示すように、電源スイッチSWの開閉操作で電磁石M
を励磁/消磁する。図12において、BTはバッテリー
電源または専用の発電装置などの直流電源発生装置であ
る。この制御回路における電磁石の磁力の変化は、図1
3に示すように、電源スイッチSWが閉のときは一定レ
ベルの磁力Hを保ち、時間S後に電源スイッチSWが開
になると、その瞬間に消磁されて磁力はゼロになる。
磁石は、強力な吸引力と吸着力を得るために、大容量コ
イルと大容量鉄芯で構成して大電流を通電することによ
り、電源スイッチSWの開の瞬間にコイルの自己誘導作
用で高電圧の逆起電力が発生する。この逆起電力は、通
常供給電圧の約5〜6倍に達し、電源スイッチ部でのス
パークの発生と接点の焼損・損耗のほかに、電源系統機
器に悪影響をもたらす。
消方法として、マイナス極側が高電圧になることから、
電磁石Mのコイル接続端子と電源スイッチSW間の電路
の両極間を半導体Dを介して短絡する回路を採用するこ
とができる。この半導体Dは、電磁石の使用時に、マイ
ナス極側からプラス極側へ向けて一方向通電を許容す
る。
を開いた際に自己誘導作用でコイルに発生する逆起電力
は、半導体Dの短絡回路を流れるため、電源スイッチS
Wの開でスパークは発生しない。しかしながら、磁力の
減衰変化に伴ってコイルの自己誘導に伴う電流が、半導
体Dの短絡回路を流れて急速には低下せず、電磁石の磁
力は徐々に低下していく。図15に示すように、電磁石
の磁力はスイッチオフから時間uを経た後にようやく完
全に消磁するため、吸着物がいつまでも離脱しないとい
う不具合が生じる。
回動アームに取付けるリフティングマグネットまたは破
砕機などにおいて、電磁石への通電を遮断する際に、電
磁石の自己誘導作用で発生する高電圧の逆起電力を解消
し、電源スイッチの接点で発生するスパークを防止する
とともに、吸着物が電磁石から離脱するまでの時間を短
縮する制御回路を提供することを目的としている。ま
た、本発明の他の目的は、電磁石を逆励磁することによ
り、吸着物の磁化による残留磁気で離れない吸着物を反
発離脱させるという安全且つ合理的で容易な制御回路を
提供することである。
に、本発明に係る制御回路は、バックホーなどの作業台
車に搭載する作業機械に取り付け、該作業機械は破砕機
やリフティングマグネットなどであって、作業台車の回
動アームの先端部に揺動自在に取り付けて使用する。こ
の制御回路は、図1,図3または図4に示すように、電
磁石と電源スイッチとの間の電路間を半導通回路で短絡
接続し、該半導通回路には、電磁石稼働中のマイナス極
側からプラス極側への一方向通電を許容する半導体と開
閉器とを直列配置する。この制御回路は、電源スイッチ
を開いた際に、そのスイッチの開動作より若干タイミン
グを遅らせて半導通回路の開閉器を開くように構成す
る。
9右側に示すように、電磁石と直流電源との間の電路
に、正接続と逆接続とを接点の開閉で選択可能な電源ス
イッチを介在させる。この制御回路では、正接続時にお
いてマイナス極側からプラス極側への一方向通電を許容
する半導体と開閉器とを直列配置し、該開閉器は電源ス
イッチの正接続時に閉となる第1の半導通回路と、前記
の半導体とは逆方向に配置した半導体と開閉器とを直列
配置し、該開閉器は電源スイッチの逆接続時に閉となる
第2の半導通回路とを、電源スイッチと電磁石との間の
電路の両極間に並列接続する。この制御回路により、電
源スイッチの正接続または逆接続の接点が開いた際に、
別個に設けた作動遅延時限手段により、前記各接点の開
動作より若干タイミングを遅らせて第1または第2の半
導通回路の開閉器を開くようにするとともに、電源スイ
ッチは正接続または逆接続に選択できるように構成して
いる。
7,図8,図9左側に例示するような油圧回路に組み合
わせて使用すると好ましい。この制御回路を有する作業
機械には、油圧アクチュエータへの油圧回路に3位置弁
を設置し、該3位置弁は中立位置で油圧油を遮断し且つ
左右各位置では油圧油を導通する。この3位置弁におい
て、弁位置の一方向への切り換わりを検出する手段を設
けることにより、この検出手段の検知信号によって電源
スイッチの逆接続側の接点を閉じて電磁石を逆励磁する
ように構成し、3位置弁の操作で電磁石を選択的に正励
磁と逆励磁とに切換えて作動させることが可能である。
適用可能な作業機械としては、バックホーなどの作業台
車に搭載可能な破砕機(図10参照),リフティングマ
グネット(図11参照)などが例示できる。
1(図10)やリフティングマグネット11(図11)
などに取り付ける大型の電磁石を制御するために用い
る。この種の電磁石を設置する作業機械には、種々の用
途と形態が知られているが、バックホーなどの作業台車
に取付けて使用できるものならば適用可能である。
破砕機1を示し、該破砕機は、その上部ブラケット部を
バックホー6のアーム7の先端にピン8,8で搭載し、
バックホー6から油圧油の供給を受けて破砕機1の本体
に内蔵した油圧シリンダで破砕アーム9を開閉させ、こ
れによってコンクリート塊を破砕する作業機械である。
破砕機1の本体に電磁石2を取り付けるとともに、運転
室に設置のコントローラ3を介して、バックホー6に内
蔵のバッテリー電源4から電磁石2までバックホーのア
ーム7に沿って取付けたケーブル5を経由して接続し、
コントローラ3の操作で電磁石2の励磁と消磁を行い、
該電磁石によって鉄筋コンクリートの破砕に伴って生ず
る鉄筋屑などの金属片10を吸着して回収する作業に用
いる。
フティングマグネット11を示し、該リフティングマグ
ネットはバックホーのアーム7の先端に装着する。リフ
ティングマグネット11は、電磁石12の上部に固着し
たブラケット部13を介して、バックホーのアーム7の
先端にピン18,18で取付ける。ブラケット部13,
13内には、油圧モータ14で駆動する発電機15と制
御盤16とを配置し、該制御盤と電磁石12とをケーブ
ル17で接続し、アーム7に沿って取付けた油圧ホース
19を介してバックホー側から油圧油を油圧モータ14
に供給する。発電機15の運転/停止は、バックホーの
運転室に設置のペダル(図示しない)の操作などで行
い、電磁石12の励磁と消磁を行ってスクラップなどの
吸着対象物を吸着して移送する作業に用いる。
が、本発明は実施例に限定されるものではない。図1は
電磁石2の制御回路の一例を示し、該電磁石は破砕機1
(図10)やリフティングマグネット11(図11)な
どに取り付ける。図2は、図1の制御回路における電磁
石2の磁力変化を示している。
な作業台車に搭載したバッテリーや発電機など任意の直
流電源装置である。電源BTと電磁石2とは電路20,
21で接続し、両電路の中間に同時開閉の3接点式電源
スイッチSWを介在させる。電路20,21間には、電
源スイッチSWの第3接点SW’と時限リレーTとを直
列接続した回路22と、時限リレーTの復帰時遅延接点
T1と半導体Dとを直列接続した半導通回路23をそれ
ぞれ並列に接続し、半導体Dは電路21側から電路20
側への一方向通電のみを許容する。
推移を説明する。電源スイッチSWを閉じると、直流電
源BTから電磁石2のコイルに電流が流れて電磁石2が
励磁され、図2に示すように一定レベルHの磁力を発生
し、電磁石2は吸着対象物を吸引する。この状態では、
電源スイッチSWの閉と同時に回路22の接点SW’も
閉となり、時限リレーTを励磁して回路23の接点T1
を閉に保つけれども、該回路には半導体Dによって電流
が流れない。
時間Sの経過後に開くと、電源が遮断された瞬間に、電
磁石2のコイルに自己誘導作用による逆起電力が発生す
る。この逆起電力は、電磁石使用時とは反対に電路21
側がプラスで電路20側がマイナスとなるため、該コイ
ルから回路23の半導体Dを通る短絡回路が形成され、
電路21から電路20へ電流が流れる。この自己誘導に
伴う電流は、コイルと回路の内部抵抗で次第に減衰さ
れ、それに伴って電磁石の磁力も図2に示すように次第
に低下する。
なり、時限リレーTは無励磁状態となっても、遅延接点
のために接点T1は暫くの間(時間t)閉の状態を保
ち、その時間tが経過してSt時間後に開く。これによ
り、前記の短絡回路が開となるため、電磁石回路の電流
が遮断され、図のようにSt時間後に磁力がゼロとな
る。このときの接点T1の端子間電圧は、直前に回路内
を流れていた電流の2乗と回路内部抵抗との積となり、
電流が減衰していることと内部抵抗が低いために電圧が
低く、T1の接点でのスパーク発生は僅少で問題とはな
らない。
例では、図1における時限リレーTの代わりに、回路2
2’においてコンデンサCと抵抗Rとを直列接続した分
岐路をリレーMCに対して並列接続する。また、図1に
おける接点T1の代わりに、回路23’においてリレー
MCのa接点(リレー励磁で閉となる接点、以下同じ)
を設置する。図3の制御回路は、下記の作動遅延時限機
構を除いて、図1の回路とほぼ同一である。
て閉となると、リレーMCを励磁し、半導通回路23’
の接点MC1を閉に保つとともに、リレーMCと並列接
続されたコンデンサCを充電し、且つ電磁石2を励磁す
る。この励磁状態から電源スイッチSWを開くと、接点
SW’が連動して開となるが、コンデンサCの充電電流
がリレーMCと抵抗Rとを経由して再びコンデンサCへ
至る回路で流れるため、接点MC1は直ちに開とはなら
ず、コンデンサCが完全放電するまでの間、瞬時遅れて
開となるように作用する。
は半導通短絡回路23’を閉に保ち、その後に回路2
3’を開く。図3において、回路22’のMC,C,R
とによって構成される作動遅延時限機構と、回路23’
の接点MC1との関係は、図1における回路22の時限
リレーTと回路23の接点T1との関係と同じであり、
この変形例における電磁石の磁力変化は図2である。図
1では時限リレーTの設定により、また、図3ではCと
Rの容量の選定によって作動遅延時間の調整が可能であ
る。
するようなリフティングマグネットにおいて、発電機1
5から電磁石12に至る部分の制御回路図である。ま
た、図7は発電機15を駆動する油圧モータ14の油圧
回路を開示し、この油圧回路を図4の実施例に適用可能
である。つまり、図7において二点鎖線で囲った部分1
6’は、図4に示す制御盤16に対応し、さらに図8に
この油圧回路の変形例を示す。
電機15と、制御盤16と、電磁石12とを備え、発電
機15と制御盤16との間をケーブル3本で接続し、該
制御盤と電磁石12の間を2本のケーブル17で接続す
る。制御盤16の内部において、MCBは発電機15の
出力電源に接続したブレーカ、RCTは発電機15から
出力される三相交流を直流電源に変換する公知の整流器
である。整流器RCTは、図示のように、直列接続した
1対の半導体3組のそれぞれにおいて、両半導体間に三
相交流の各相を接続し、その3組の半導体を同方向に向
けて並列接続している。整流器RCTでは、その両接続
端から直流電源を出力する構成であり、発電機15から
整流器RCTまでが直流電源装置に相当する。ブレーカ
MCBと整流器RCTとの間の三相交流電源には、電圧
低下を検知する定電圧リレーVRを図示のように接続す
る。
の制御回路について説明すると、整流器RCTの出力端
子と電磁石12のケーブル17の接続端子間は、図示の
ように、電源スイッチ部30を介して、電路24,2
6、該電源スイッチ部の接点a1,a2および電路2
5,27で順次接続する。電源スイッチ部30の接点a
1,a2はリレーAのa接点である。電路24,26の
両極間には、リレーXと定電圧リレーVRのa接点VR
1とを直列配置し且つ接点VR1に対してリレーXのa
接点X1を並列配置した回路28と、並列配置のリレー
Aおよび時限リレーTに対してリレーXのa接点X2を
直列配置した回路29とを接続する。電路25,27の
両極間には、電磁石使用時にマイナス極の電路27側か
らプラス極の電路25側への一方向通電のみを許容する
半導体D1と、時限リレーTの開路時遅延の接点T1と
を直列配置した半導通回路31を接続する。
クホー側から油圧モータに油圧油が供給され、発電機1
5が回転を開始して出力電圧が設定値に達すると、定電
圧リレーVRが作動して接点VR1を閉じ、これによっ
てリレーXを励磁して接点X1を閉じて回路28を自己
保持するとともに、回路29の接点X2を閉じる。この
動作で回路29のリレーAと時限リレーTとが励磁され
ることにより、電源スイッチ部30の接点a1,a2を
閉じると同時に回路31の接点T1を閉じるため、電路
24,25および電路26,27が導通状態となって電
磁石12を励磁する。
油圧油の供給を断つと、発電機15の回転が急速に低下
して出力電圧が定電圧リレーVRの設定値(通常90
%)以下に低下する。この結果、回路28の接点VR1
を開く一方、リレーXは電圧低下により内蔵の接点を保
持できなくなり、接点X1,X2を開く。この動作によ
り、回路29のリレーA,Tが無励磁となり、電源スイ
ッチ部30の接点a1,a2を開き、時限リレーTの設
定時間が経過すると回路31の開路時遅延の接点T1を
開く。
のオフと同時に電源が遮断され、該電磁石にはコイルの
自己誘導作用で逆起電力が発生するが、回路31の接点
T1は時限リレーTの設定時間閉状態を保ち、電路27
側から半導通回路31の半導体D1を通って電路25側
への電流を許容する短絡回路を形成する。電源スイッチ
部30の接点a1,a2では、半導通回路31に電流が
流れることでスパークが発生せず、電磁石12は回路の
内部抵抗で電流を徐々に低下しながら回路31の開路時
遅延接点T1が開となるまで磁力を発生しつづけ、電磁
石12は接点T1がオフの時点で完全に消磁する。
間電圧は、直前に回路内を流れていた電流の2乗と回路
内部抵抗との積となるが、電流値が減衰していることと
内部抵抗が低いため電圧は低く、接点T1でのスパーク
発生は僅少で問題とはならない。なお、図4の制御回路
における電源オン/オフと電磁石の磁力の変化は、図2
の場合と同一である。
図は発電機15から電磁石12に至る部分の制御回路、
図6はこの制御回路における電源スイッチの操作にとも
なう電磁石の磁力変化を示す。図7は発電機15を駆動
する油圧モータ14の油圧回路を開示し、図7において
二点鎖線で囲った部分16’は、図5に示す制御盤に相
当する。
CB,整流器RCT,ケーブル17および電磁石12は
図4に示す部品と実質的に同一である。制御盤16’に
おいて、整流器RCTの出力端子とケーブル17の接続
端子との間は、電源スイッチ部49を介して電路40,
42および電路41,43で接続する。電源スイッチ部
49は、電路40と41を接続する接点a1と、電路4
2と43を接続する接点a2に加えて、電路40から4
3へまたは電路42から41へ交差接続する経路に接点
b1,b2を設け、接点a1,a2は正接続スイッチと
して、b1,b2は逆接続スイッチとして接続状態を選
択できる。
と定電圧リレーVRのa接点VR1とを直列配置し且つ
接点VR1に対してリレーXのa接点X1を並列配置し
た回路44と、リレーYと圧力スイッチPS(図7)の
接点S1とを直列配置した回路45と、リレーXのa接
点X2を介して回路47と48に分岐する回路46とを
接続する。分岐回路47では、リレーAと時限リレーT
aを並列接続し、さらにリレーYのb接点(リレーが励
磁すると開になる接点、以下同じ)YbとリレーBのb
接点bをリレーA,Taに対して直列に接続する。一
方、分岐回路48では、リレーBと時限リレーTbを並
列接続し、さらにリレーYのa接点YaとリレーAのb
接点aとをリレーB,Tbに対して直列に接続する。
路43から電路41への一方向通電のみを許容する半導
体D1と時限リレーTaの開路時遅延の接点T1とを直
列配置した第1の半導通回路50と、電路41から電路
43への一方向通電のみを許容する半導体D2と時限リ
レーTbの開路時遅延の接点T2とを直列配置した第2
の半導通回路51とを並列に接続する。
駆動油圧回路は、図7に示すように、作業台車の油圧源
Pから来る管路60と、タンクTKに戻る管路61とを
有する。管路60,61には、3位置4方切換弁62を
接続し、該切換弁62の二次側往復管路63,64の先
端に2対4個の逆止弁からなる公知の整流回路65を接
続するとともに、圧力スイッチPSを管路64に取り付
ける。整流回路65から、その二次側に往復の管路6
6,67を接続し、管路66,67間に油圧モータ14
を介在させ、油圧シリンダ69のピストンロッドを管路
66側に且つシリンダヘッドを管路67側に接続する。
れぞれ2個の逆止弁を同方向に向けて直列接続した1対
の逆止弁回路の両端を互いに並列接続している。双方の
回路の中間部には一次側の管路63,64を、逆止弁回
路の両端には二次側の管路66,67を接続し、一次側
の油圧油の流れ方向に関係なく二次側は矢印で示す一方
向にのみ流れるように作用する。
右いずれの位置に切り換えても、油圧モータ14の管路
66,67には一定方向に油圧油が流れ、該油圧モータ
は一定方向のみに回転する。また、切換弁62を中立に
して油圧モータ14を停止する際に、該モータの慣性回
転で回路内に作用する衝撃圧は、回路65の逆止弁を経
由するバイパス路と、シリンダ69のピストン70が自
由に押し出されて回路内の容積を増加して吸収する。こ
の衝撃圧の吸収は、管路67から管路66に向く一方向
の流れを許容する逆止弁を有するバイパス路68を設け
ることによっていっそう効果的になる。
位置4方切換弁62をクロス通路側に切り換えた状態を
検知する検出手段であり、圧力が一定レベル以上で内蔵
の接点S1(図5)が閉じて信号を取り出す装置であ
る。このような圧力検出手段は、図8に示すように、切
換弁62の弁と連動するカム機構73の動きをリミット
スイッチLSで検知する方法でもよく、該リミットスイ
ッチに内蔵の接点S1が閉じたときの信号を取り出して
もよい。
するペダル(図示しない)を前後いずれの方に踏んでも
発電機15は同一方向に回転し、図5の整流器RCTに
接続の電路40にプラス極、電路42にマイナス極を出
力する。この操作ペダルを前方に踏んで切換弁62を平
行通路側に切り換えると、油圧源Pの管路60は管路6
3と連通して管路64がタンク回路61と連通し、管路
64は低圧となり圧力スイッチPSは作動せず、内蔵ス
イッチ接点S1は開いたままである。
レーVRの設定電圧以上になると、回路44の接点VR
1が閉じてリレーXを励磁することにより、接点VR1
と並列接続の接点X1を閉じて回路44の自己保持を行
うと同時に、回路46の接点X2を閉じる。この際に回
路45の接点S1は開いているから、リレーYが無励磁
で回路47の接点Ybは閉じ、回路48の接点Yaは開
いており、リレーBが無励磁で回路47の接点bは閉じ
ている。この結果、リレーAと時限リレーTaが励磁さ
れ、回路48の接点aを開いて逆接続を防止するととも
に、正接続スイッチ接点a1,a2を閉じ、電磁石12
を励磁すると同時に第1の回路50の開路時遅延接点T
1を閉じる。
て切換弁62を中立にすると、発電機15の回転数が下
がり、電圧の降下によって定電圧リレーVRが回路44
の接点VR1を開く。また、リレーXが接点X1,X2
を閉に保持できずに解除することにより、リレーAとT
aが無励磁となって電源スイッチ部49の正接続接点a
1,a2が開いて電磁石12の電源を遮断する。
導作用で逆起電力が発生するが、第1の半導通回路50
の接点T1は時限リレーTaの設定時間tの間は閉状態
を保って、電路43から第1の回路50の半導体D1を
通って電路41側への電流を許容する短絡回路が形成さ
れるため、回路50を電流が流れて接点a1,a2でス
パークが発生しない。また、電磁石12は、回路電流が
内部抵抗で徐々に低下しながらも、開路時遅延接点T1
が設定時間tの後にSt時間後に開くまで磁力を発生し
つづけ、該電磁石は接点T1が開いた時点で完全に消磁
する。
は、直前に回路内を流れていた電流の2乗と回路内部抵
抗との積となるが、電流値が減衰していることと内部抵
抗が低いため電圧は低く、接点T1でのスパーク発生は
僅少である。この際の電源オン/オフと電磁石の磁力の
変化は、図6の横軸の0からSr時間の間に示し、これ
は前記の図2の場合と同一である。
をクロス通路に切換えると、油圧油が前記と逆方向に流
れて管路64側が高圧となるため、圧力スイッチPSの
内蔵接点S1が閉じる。発電機15の回転数が上がって
定電圧リレーVRの設定電圧以上になると、回路44の
接点VR1が閉じてリレーXを励磁し、これによって接
点VR1と並列接続の接点X1を閉じて回路44の自己
保持を行うと同時に、回路46の接点X2を閉じる。
先行して閉じているから、リレーYが先に励磁されてい
る。回路47,48の接点Ybは開および接点Yaは閉
にそれぞれ切換わり、リレーAが無励磁であるために、
回路48の接点aは閉じたままである。この結果、リレ
ーBと時限リレーTbが励磁され、回路47の接点bを
開いて正接続を防止するとともに、電源スイッチ部49
の逆接続スイッチ接点b1,b2を閉じ、電磁石12を
逆励磁するとともに第2の回路51の開路時遅延接点T
2も閉じる。
して切換弁62を中立にすると、前記と同様に回路44
の接点VR1が開く。リレーXが接点X1,X2を閉に
保持できずに解除し、リレーBとTbが無励磁となって
電源スイッチ部49の逆接続接点b1,b2を開き、電
磁石12の電源を遮断する。
導作用で逆起電力が発生するが、第2の半導通回路51
の接点T2は時限リレーTbの設定時間t’の間は閉状
態を保って、電路41から第2の回路51の半導体D2
を通って電路43側への電流を許容する短絡回路が形成
されるため、回路51を電流が流れることで電源スイッ
チ部49の接点b1,b2ではスパークが発生しない。
また、電磁石は回路の内部抵抗で電流を徐々に低下しな
がらも、第2の回路51の開路時遅延接点T2が設定時
間t’の後St’で開となるまで磁力を発生しつづけ、
電磁石は接点T2が開の時点で完全に消磁する。
圧は、直前に回路内を流れていた電流の2乗と回路内部
抵抗との積となるが、電流値が減衰していることと内部
抵抗が低いため電圧は低く、接点T2の接点でのスパー
ク発生は僅少で問題とはならない。この際の電源オン/
オフと電磁石の磁力の変化は図6の横軸のSrからS
t’の間に示す特性となり、これは図2の特性と磁石の
極性が反転しているだけで磁力変化の推移は同じであ
る。
照)に適用可能な油圧回路と電気制御盤の回路とを組み
合わせた図であり、その制御方法は前記と同様である。
図9左側の油圧回路では、図7に示す整流回路と油圧モ
ータの代わりに、管路63,64の先端部に破砕機の破
砕アーム開閉用油圧シリンダ75を接続し、互いに内向
きに配置した2個の逆止弁とその逆止弁間に圧力スイッ
チPS2を設けた管路74を油圧シリンダ75と並列接
続するとともに、管路64側に圧力スイッチPS1を設
けている。
図5に示す発電機から回路44までの回路部の代わり
に、電路40,42を遮断器S3を介して適宜の直流電
源装置(例えばバックホーのバッテリー)BTに接続
し、回路45の接点S1は圧力スイッチPS1のa接点
S1である。また、回路46には、接点X2の代わりに
圧力スイッチPS2のa接点S2を設置し、その他は図
5の構成と同一である。制御盤16”は、例えば、図1
0に示すコントローラ3の内部に組み込んでいる。
た状態でペダルを前後に踏んで切換弁62を操作すれ
ば、シリンダ75が伸縮して破砕アーム9を開閉する。
開閉の各動作時には、圧力スイッチPS2が回路圧を検
知して接点S2を閉じるとともに、シリンダ75の収縮
時は圧力スイッチPS1が作動して接点S1を閉じる。
これによって、図5に関する前記の説明と同様の制御が
可能となり、破砕アームの開閉動作に合わせて電磁石2
の励磁と逆励磁が行え、且つペダルを中立にすれば瞬時
遅れて消磁する。破砕機6において、破砕作業のみで電
磁石2を使用しない場合には遮断器S3を開いておけば
よい。
74と圧力スイッチPS1,PS2の代わりに、切換弁
62と連動するカム機構および該機構に接するリミット
スイッチを設けてもよい。このリミットスイッチに内蔵
する接点をスイッチ接点S1,S2として使用すれば、
前記と同じ制御が可能となる。
を開いた際に電磁石の自己誘導作用で発生する高電圧の
逆起電力を解消し、電源スイッチの接点でのスパークの
発生を防止する。本発明の制御回路では、吸着物が電磁
石から離脱するまでの時間を短縮することが可能であ
り、電源スイッチの耐久性と信頼性を改善する。
励磁を制御することにより、電磁石を消磁しても吸着物
が磁化して離脱しない現象を解消する。本発明では、逆
励磁による反発離脱をペダル操作のみで容易に行え、電
磁石の操作が安全且つで合理的で容易に行うことができ
る。
フである。
フである。
る。
ある。
たバックホーの側面図である。
グネットを示す側面図である。
グラフである。
る。
グラフである。
Claims (6)
- 【請求項1】 バックホーなどの作業台車に搭載する作
業機械に取り付ける電磁石の制御回路であって、電磁石
と電源スイッチとの電路間を半導通回路で短絡接続し、
この半導通回路には、電磁石稼働中のマイナス極側から
プラス極側への一方向通電を許容する半導体と開閉器と
を直列配置することにより、電源スイッチを開いた際
に、そのスイッチの開動作より若干タイミングを遅らせ
て半導通回路の開閉器を開く電磁石の制御回路。 - 【請求項2】 バックホーなどの作業台車に搭載し、該
作業台車から油圧油の供給を受けて本体内蔵の油圧シリ
ンダで破砕アームを開閉させるとともに、本体に取り付
けた電磁石をコントローラの操作で励磁と消磁を行う破
砕機において、電磁石と電源スイッチとの間の電路間を
半導通回路で短絡接続し、この半導通回路には、電磁石
稼働中のマイナス極側からプラス極側への一方向通電を
許容する半導体と開閉器とを直列配置することにより、
電源スイッチの接点を開いた際に、作動遅延時限機構に
よって前記接点の開動作より若干タイミングを遅らせて
半導通回路の開閉器を開くように構成する破砕機。 - 【請求項3】 バックホーなどの作業台車にブラケット
部を介して取り付け、該ブラケット部に収納する油圧モ
ータ駆動の発電機と、油圧制御回路および電気制御盤に
よる直流出力機構とを備えるリフティングマグネットに
おいて、電磁石と電源スイッチとの間の電路間を半導通
回路で短絡接続し、この半導通回路には、電磁石稼働中
のマイナス極側からプラス極側への一方向通電を許容す
る半導体と開閉器とを直列配置することにより、電源ス
イッチの接点を開いた際に、作動遅延時限機構によって
前記接点の開動作より若干タイミングを遅らせて半導通
回路の開閉器を開くように構成するリフティングマグネ
ット。 - 【請求項4】 電磁石と直流電源との間の電路に、正接
続と逆接続とを接点の開閉で選択可能な電源スイッチを
介在させるとともに、正接続時においてマイナス極側か
らプラス極側への一方向通電を許容する半導体と開閉器
とを直列配置し、該開閉器は電源スイッチの正接続時に
閉となる第1の半導通回路と、前記の半導体とは逆方向
に配置した半導体と開閉器とを直列配置し、該開閉器は
電源スイッチの逆接続時に閉となる第2の半導通回路と
を、電源スイッチと電磁石との間の電路の両極間に並列
接続し、電源スイッチの正接続または逆接続の接点が開
いた際に、別個に設けた作動遅延時限手段により、前記
各接点の開動作より若干タイミングを遅らせて第1また
は第2の半導通回路の開閉器を開く電磁石の制御回路。 - 【請求項5】 バックホーなどの作業台車に搭載し、作
業台車側から油圧油の供給を受けて作動し且つ電磁石を
備える作業機械において、油圧アクチュエータへの油圧
回路に3位置弁を設置し、該3位置弁は中立位置で油圧
油を遮断し且つ左右各位置では油圧油を導通するととも
に、電磁石と直流電源との間の電路に正接続と逆接続と
を選択可能な電源スイッチを介在させ、正接続時に通電
可能な第1の半導通回路と、逆接続時に通電可能な第2
の半導通回路とを電源スイッチと電磁石との間の電路の
両極間に並列接続し、前記3位置弁において弁位置の切
り換わりを検出する手段を設けることにより、この検出
手段の検知信号によって電源スイッチの逆接続側の接点
を閉じて電磁石を逆励磁するように構成する作業機械。 - 【請求項6】 弁位置の切り換わりを検出する手段が、
油圧回路に設置した圧力スイッチ、または弁と連動する
カム機構の作動を検知するリミットスイッチである請求
項5記載の作業機械。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2201397A JP2829289B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 作業機械に設置する電磁石の制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2201397A JP2829289B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 作業機械に設置する電磁石の制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10203772A JPH10203772A (ja) | 1998-08-04 |
| JP2829289B2 true JP2829289B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=12071127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2201397A Expired - Lifetime JP2829289B2 (ja) | 1997-01-20 | 1997-01-20 | 作業機械に設置する電磁石の制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2829289B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7031959B2 (ja) * | 2017-03-06 | 2022-03-08 | 住友重機械工業株式会社 | リフティングマグネット機及び制御装置 |
-
1997
- 1997-01-20 JP JP2201397A patent/JP2829289B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10203772A (ja) | 1998-08-04 |
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