JP2567687Y2 - コイル幅及び位置測定装置 - Google Patents

コイル幅及び位置測定装置

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JP2567687Y2
JP2567687Y2 JP1992079150U JP7915092U JP2567687Y2 JP 2567687 Y2 JP2567687 Y2 JP 2567687Y2 JP 1992079150 U JP1992079150 U JP 1992079150U JP 7915092 U JP7915092 U JP 7915092U JP 2567687 Y2 JP2567687 Y2 JP 2567687Y2
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coil
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久良 荒神
一彦 堀江
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、帯材コイルを幅方向に
間欠送給する途中でその幅寸法及び幅方向位置を測定
し、幅方向位置のずれを修正するコイル幅及び位置測定
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コイル幅及び位置測定装置が配設された
コイル間欠搬送装置による帯材コイルの搬送について、
図3乃至図5により以下に説明する。
【0003】図3乃至図5において、図中最下部に位置
する架台51,52上のスキッド59に載置された帯材
コイル50は、ウオーキングビーム61によって隣接す
る排出側のスキッド59に間欠送給され、可動スキッド
53上に到達すると停止し、コイル幅及び位置測定装置
30によってその幅寸法及び幅方向(送給方向)位置が
測定される。
【0004】上記測定装置30上で、この帯材コイル5
0の停止位置が送給方向にずれている場合には、コイル
カー71に正確に載置するために、油圧シリンダ56に
よって1対の可動スキッド53を移動し、そのずれが修
正される。
【0005】上記位置調整が完了すると、帯材コイル5
0はウオーキングビーム61によってスキッド59から
コイルカー71に送給され、コイルカー71は帯材コイ
ル50が載置されると、帯材コイル50を自動的に次工
程へ搬送する。
【0006】上記コイル間欠搬送装置に設けられた従来
のコイル幅及び位置測定装置30について、図4及び図
5により以下に説明する。
【0007】図4及び図5において、帯材コイル50が
上記計測装置30の位置に到達すると、1対の接触片3
1、ブーム32、フレーム33及びガイド34がエアシ
リンダ36によってベース37に設けられたレール35
上を移動し、さらに、1対のベース37がエアシリンダ
40により移動して、接触片31が帯材コイル50に当
接する。
【0008】上記ベース37が移動すると、ベース37
の下面に設けられたラック41も移動する。このラック
41は架台51上に配設された位置検出器43に結合さ
れたピニオン42と噛合し、上記位置検出器43はこの
ピニオン42の回転数によって、それぞれの接触片31
のコイル幅方向における移動寸法を検出する。
【0009】上記それぞれの接触片31の移動寸法にも
とづく帯材コイル50の幅寸法及び幅方向位置の測定
は、次のように行われる。最初に、1対の接触片31の
間隔を広くして、その間隔寸法を基準値とする。この基
準寸法から各々の接触片31の移動寸法の和を差引いた
ものが、帯材コイル50の幅寸法になる。
【0010】また、進入側の接触片31の移動寸法から
排出側の接触片31の移動寸法を差引き、それが零であ
ればそのずれはなく、正の値であれば排出側にずれてお
り、負の値であれば進入側にずれていると判断される。
【0011】上記帯材コイル50が排出側または進入側
のいずれかにずれている場合には、1対の接触片31の
間隔を広げて元の位置に戻し、1対の可動スキッド53
を架台51,52上でレール54、ガイド55、油圧シ
リンダ56により前記計算値のとおり移動させ、そのず
れを修正する。
【0012】上記帯材コイル50の幅寸法の測定及び幅
方向位置の測定と修正が完了すると、1対のフレーム3
3及びガイド34をエアシリンダ36によって図中に2
点鎖線で示すように移動させ、ブーム32及び接触片3
1を引き込み、この帯材コイル50をウオーキングビー
ム61により排出側のスキッド59に間欠送給する。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】従来の装置において
は、帯材コイルの幅寸法及び幅方向ずれ量を測定するた
めに、1対の接触片をコイル幅方向に移動して帯材コイ
ルの両側面に当接させており、そのためにガイド、レー
ル、エアシリンダを必要とし、その移動寸法を検出する
ために、ラック、ピニオン、位置検出器を必要としてい
た。そのため、装置が複雑となり、その製作費及び維持
管理費が高価なものとなっていた。
【0014】また、帯材コイルの幅方向のずれを修正す
る場合、1対の接触片をその両側面から離して元の位置
に戻すまで、可動スキッド及び帯材コイルを移動させる
ことができなかった。
【0015】帯材コイルに前記ずれが無い場合でも、1
対の接触片をその両側面から離さないと、次のスキッド
に引き込むことができなかった。そのため、接触片のコ
イル幅方向への移動時間だけ、コイル自動搬送作業のタ
イムスケジュールが長くなり、生産性を低下させてい
た。本考案は上記の課題を解決しようとするものであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】本考案は、帯材コイルを
幅方向に間欠送給し、コイル幅方向位置調整手段を具備
したコイル搬送装置に設けられ送給された前記帯材コイ
ルの停止中にその幅寸法及び幅方向位置を測定するコイ
ル幅及び位置測定装置において、前記帯材コイルの両側
面と対向するように設けられた1対の非接触距離測定セ
ンサと、この1対の非接触距離測定センサがそれぞれ設
けられ同センサの前記帯材コイルの直径方向の移動を可
能とするセンサ移動手段とを具備したことを特徴として
いる。
【0017】
【作用】上記において、帯材コイルがコイル搬送装置上
を間欠送給され、本考案に係るコイル幅及び位置測定装
置に到達すると、その間隔が基準寸法に設定されたそれ
ぞれの非接触距離測定センサがセンサ移動手段により帯
材コイルの両側面と対向する位置まで繰り出され、それ
ぞれの非接触距離測定センサにより同センサから帯材コ
イルの両側面までの距離がそれぞれ測定される。
【0018】上記それぞれのセンサにより検出された帯
材コイルの両側面までの検出寸法については、これらの
和を前記基準寸法から差引くことにより、帯材コイルの
幅寸法を得る。
【0019】また、帯材コイルの進入側の非接触距離測
定センサの検出寸法から排出側の非接触距離測定センサ
の検出寸法を差引き、これが零であれば帯材コイルの幅
方向(送給方向)のずれはなく、正の値であれば排出側
にずれており、負の値であれば、進入側にずれていると
判断する。
【0020】帯材コイルが排出側または進入側にずれて
いると、1対の非接触距離測定センサをセンサ移動手段
によって引き込みながら、この帯材コイルの幅方向位置
をコイル幅方向位置調整手段によって修正し、帯材コイ
ルの円滑な排出側への間欠送給を可能とする。
【0021】上記により、センサを帯材コイルの幅方向
に移動せず帯材コイルの両側面までの寸法測定が可能と
なるため、寸法測定機構の簡素化を図ることができ、製
作費及び維持管理費の低減が可能になるとともに、コイ
ル自動搬送作業のタイムスケジュールの短縮が可能とな
る。
【0022】
【実施例】本考案の一実施例を図1及び図2により説明
する。図1及び図2において、1は超音波センサであ
り、1対のフレーム33の下面に固着されたブーム32
の先端部にそれぞれ固設されている。11は架台51上
に固設されたベースで、レール35が設けられており、
上記フレーム33はこのレール35上をガイド34及び
エアシリンダ36によってコイルの直径方向に移動し、
上記超音波センサ1は最大の帯材コイル50から最小の
帯材コイル50aまでの両側面と対向できるように装設
されている。
【0023】上記超音波センサ1については、上記のよ
うに部材32,33,34,35,36により形成され
るセンサ移動手段とにより、1対の測定装置10が構成
されている。
【0024】53は上記帯材コイル50,50aが載置
される可動スキッドであり、それぞれの架台51,52
上に設けられたレール54上をガイド55及び油圧シリ
ンダ56によってコイル幅方向に移動するようにそれぞ
れ装設されており、これら部材53,54,55,56
はコイル幅方向位置調整手段を構成している。
【0025】59は上記可動スキッド53の進入側及び
排出側の架台51,52上にそれぞれ固設されたスキッ
ドである。61は1対の架台51,52の間に配設され
たウオーキングビームであり、図示しない駆動装置によ
って上昇、前進、下降及び後退を反復し、帯材コイル5
0,50aを持上げて進入側のスキッド59より排出側
のスキッド59に間欠送給する。
【0026】次に、本実施例の装置について、その作用
を説明する。
【0027】大径の帯材コイル50または小径の帯材コ
イル50aが、ウオーキングビーム61によって図1及
び図2に示すように進入側のスキッド59から可動スキ
ッド53上に送給されると、ベース33及びブーム32
がエアシリンダ36によって図示のように繰り出され、
1対の超音波センサ1を帯材コイル50,50aの両側
面と対向させる。
【0028】超音波センサ1が帯材コイル50,50a
の両側面と対向すると、それぞれの超音波センサ1は帯
材コイル50,50aの両側面との間の寸法を検出し
て、検出寸法を出力する。この出力された検出寸法の和
をそれぞれの超音波センサ1相互間の間隔寸法から差引
くことにより、この帯材コイル50,50aの幅寸法が
得られる。
【0029】また、進入側の超音波センサ1の前記検出
寸法から排出側の超音波センサ1の前記検出寸法を差引
き、それが零であれば帯材コイル50,50aの幅方向
(送給方向)のずれはなく、正の値であれば排出側にず
れており、負の値であれば進入側にずれていると判断さ
れる。
【0030】上記帯材コイル50,50aに送給方向の
ずれがなければ、双方の超音波センサ1、ブーム32、
フレーム33を図中に2点鎖線で示すように引き込み、
この帯材コイル50,50aをウオーキングビーム61
によって排出側のスキッド59に送給する。
【0031】また、帯材コイル50,50aが排出側ま
たは進入側にずれている場合には、超音波センサ1、ブ
ーム32、フレーム33を引き込みながら、1対の可動
スキッド53を油圧シリンダ56によって排出側または
進入側に上記検出寸法の寸法差分だけ移動させ、この帯
材コイル50,50aの送給方向の位置を修正した後、
ウオーキングビーム61によって排出側のスキッド59
に送給する。
【0032】なお、本考案においては非接触距離測定セ
ンサとして超音波センサを用いているが、これに代えて
レーザビームセンサを用いることもできる。
【0033】上記により、帯材コイルの両側面までの寸
法がセンサを帯材コイルの幅方向に移動せずに測定可能
となったため、寸法測定機構の簡素化ができて、製作費
及び維持管理費の低減が可能になるとともに、コイル自
動搬送作業のタイムスケジュールを短縮することが可能
となった。
【0034】
【考案の効果】本考案のコイル幅及び位置測定装置にお
いては、帯材コイルの両側面と対向する1対の非接触距
離測定センサと、この非接触距離測定センサを帯材コイ
ルの直径方向に移動させるセンサ移動手段とをコイル間
欠搬送装置に設けたことによって、1対の非接触距離測
定センサと帯材コイルの両側面との間に適当な距離を設
定して固定した状態で、帯材コイルの幅寸法の測定及び
幅方向位置の測定と調整を行うことができるため、装置
の簡素化が可能になり、その製作費及び維持管理費の低
減が可能になるとともに、コイル自動搬送作業のタイム
スケジュールの短縮が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るコイル幅及び位置測定
装置の平面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】従来のコイル幅及び位置測定装置が設けられた
コイル間欠搬送装置の説明図である。
【図4】従来のコイル幅及び位置測定装置の平面図であ
る。
【図5】図4のB−B矢視図である。
【符号の説明】 1 超音波センサ 11 ベース 32 ブーム 33 フレーム 34 ガイド 35 レール 36 エアシリンダ 50,50a 帯材コイル 53 可動スキッド 56 油圧シリンダ 59 スキッド 61 ウオーキングビーム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯材コイルを幅方向に間欠送給し、コイ
    ル幅方向位置調整手段を具備したコイル搬送装置に設け
    られ送給された前記帯材コイルの停止中にその幅寸法及
    び幅方向位置を測定するコイル幅及び位置測定装置にお
    いて、前記帯材コイルの両側面と対向するように設けら
    れた1対の非接触距離測定センサと、この1対の非接触
    距離測定センサがそれぞれ設けられ同センサの前記帯材
    コイルの直径方向の移動を可能とするセンサ移動手段と
    を具備したことを特徴とするコイル幅及び位置測定装
    置。
JP1992079150U 1992-11-17 1992-11-17 コイル幅及び位置測定装置 Expired - Lifetime JP2567687Y2 (ja)

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JPH0643510U JPH0643510U (ja) 1994-06-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS608703A (ja) * 1983-06-29 1985-01-17 Matsushita Electric Works Ltd 単板位置決め装置および位置検出装置

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JPH0643510U (ja) 1994-06-10

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