JP2567664Y2 - インキつぼ洗浄装置 - Google Patents
インキつぼ洗浄装置Info
- Publication number
- JP2567664Y2 JP2567664Y2 JP1991047586U JP4758691U JP2567664Y2 JP 2567664 Y2 JP2567664 Y2 JP 2567664Y2 JP 1991047586 U JP1991047586 U JP 1991047586U JP 4758691 U JP4758691 U JP 4758691U JP 2567664 Y2 JP2567664 Y2 JP 2567664Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink
- key
- keys
- cleaning
- fountain
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印刷機の印刷ユニツト
に設けられたインキング装置の、インキキーを備えたイ
ンキつぼに適用される洗浄装置に関するものである。
に設けられたインキング装置の、インキキーを備えたイ
ンキつぼに適用される洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3、図4にインキング装置のインキキ
ーを備えたインキつぼの一例を略図にて示す。1はイン
キつぼ、2はインキつぼ1の傾斜せる底部を形成し、巾
方向に複数個相接して配置されたインキキー、3はイン
キキー2の下部先端2bに近接して設けられたインキ元
ローラ、4は各インキキー2毎に設けられ、インキキー
2とインキ元ローラ3との間のすきまSを調整するため
インキキー2を上下方向に移動させる作動片、5は作動
片4を揺動させる押出しねじ、6は押し出しねじを水平
方向(矢印)に移動させるモータ、7,8,9及び10
はモータ6の駆動により回転する歯車、11はすきまS
を検出するポテンシヨメータ、12はモータ6の代りを
する手動つまみである。尚、部材4ないし12にて構成
される装置を、自動すきま調整装置13と称する。
ーを備えたインキつぼの一例を略図にて示す。1はイン
キつぼ、2はインキつぼ1の傾斜せる底部を形成し、巾
方向に複数個相接して配置されたインキキー、3はイン
キキー2の下部先端2bに近接して設けられたインキ元
ローラ、4は各インキキー2毎に設けられ、インキキー
2とインキ元ローラ3との間のすきまSを調整するため
インキキー2を上下方向に移動させる作動片、5は作動
片4を揺動させる押出しねじ、6は押し出しねじを水平
方向(矢印)に移動させるモータ、7,8,9及び10
はモータ6の駆動により回転する歯車、11はすきまS
を検出するポテンシヨメータ、12はモータ6の代りを
する手動つまみである。尚、部材4ないし12にて構成
される装置を、自動すきま調整装置13と称する。
【0003】モータ6を回転させ、押出しねじ5を移動
させると、この移動により作動片4はピン14のまわり
に揺動し、インキキー2を上下方向に移動させ、インキ
元ローラ3とインキキー2との間のすきまSを調整し、
インキ元ローラ3の軸方向(巾方向)におけるインキの
取出し量をインキキー2の巾毎に加減している。またイ
ンキキー2の上部先端2aは、インキつぼ1を乗せてい
る架台15に取付けられている軸16に回転自在に取付
けられていて、インキキー2にねじ込まれている軸17
と架台15との間に設けられたばね18により、架台1
5の傾斜面に引きつけられている。
させると、この移動により作動片4はピン14のまわり
に揺動し、インキキー2を上下方向に移動させ、インキ
元ローラ3とインキキー2との間のすきまSを調整し、
インキ元ローラ3の軸方向(巾方向)におけるインキの
取出し量をインキキー2の巾毎に加減している。またイ
ンキキー2の上部先端2aは、インキつぼ1を乗せてい
る架台15に取付けられている軸16に回転自在に取付
けられていて、インキキー2にねじ込まれている軸17
と架台15との間に設けられたばね18により、架台1
5の傾斜面に引きつけられている。
【0004】このようにインキキー2は、すきまSを調
整するため上下運動により開閉するので、相接するイン
キキー2の間およびインキキー2とインキつぼ1の両側
壁1a,1bとの間(以下総称してインキキー2の間と
する)の摺合せ面にインキが入りこむ。従来、インキの
色変えや印刷終了時等でインキつぼ内の洗浄が必要な時
は、インキつぼ内に残っているインキをへらで取除いた
あとインキつぼ1およびインキ元ローラ3に付着してい
る僅かなインキを洗浄液をかけつつブラシ等にて落し、
最終的には布にて拭き取っている。
整するため上下運動により開閉するので、相接するイン
キキー2の間およびインキキー2とインキつぼ1の両側
壁1a,1bとの間(以下総称してインキキー2の間と
する)の摺合せ面にインキが入りこむ。従来、インキの
色変えや印刷終了時等でインキつぼ内の洗浄が必要な時
は、インキつぼ内に残っているインキをへらで取除いた
あとインキつぼ1およびインキ元ローラ3に付着してい
る僅かなインキを洗浄液をかけつつブラシ等にて落し、
最終的には布にて拭き取っている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述の従来技術には次
のような問題点がある。インキつぼの洗浄作業が人手に
て行われるため、手間を取り時間もかかる。また汚れや
ぬれを伴う作業なので、作業員がこれをいやがる。特に
インキキー間に入り込んだインキは、手動つまみにてイ
ンキキーを上下させ取除くことが出来るが、細かい仕事
で煩らわしい。
のような問題点がある。インキつぼの洗浄作業が人手に
て行われるため、手間を取り時間もかかる。また汚れや
ぬれを伴う作業なので、作業員がこれをいやがる。特に
インキキー間に入り込んだインキは、手動つまみにてイ
ンキキーを上下させ取除くことが出来るが、細かい仕事
で煩らわしい。
【0006】本考案は、インキつぼ特にインキキーの洗
浄を効率よく且つ自動的に行うことのできるインキつぼ
洗浄装置を提供することを目的とするものである。
浄を効率よく且つ自動的に行うことのできるインキつぼ
洗浄装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】インキキー間のインキ洗
浄を容易にかつ自動的に行うため、インキキー毎に設け
られた自動すきま調整装置を洗浄液注入やブラシによる
インキ除去等の一連の洗浄作業と連動させて、インキキ
ーを開閉させる。次に洗浄インキを含む洗浄液は、イン
キキーの上面をつたって、またインキキーの両側面に開
口している溝をつたって、洗浄排液溜の方に流下するよ
うにする。
浄を容易にかつ自動的に行うため、インキキー毎に設け
られた自動すきま調整装置を洗浄液注入やブラシによる
インキ除去等の一連の洗浄作業と連動させて、インキキ
ーを開閉させる。次に洗浄インキを含む洗浄液は、イン
キキーの上面をつたって、またインキキーの両側面に開
口している溝をつたって、洗浄排液溜の方に流下するよ
うにする。
【0008】
【作用】自動すきま調整装置に対してすきま調整指令を
出す制御装置に、インキ洗浄パターンが入力されている
ので、インキキーの開閉運動はこのパターンにより洗浄
作業と連動して行われる。よってインキキー間のインキ
は自動的に除去される。また除去されたインキは、洗浄
液とともにインキキーの上面およびインキキーの両側面
に開口している溝を伝って下方にある洗浄排液溜にあつ
められるので、インキキー間にはインキが残らない。
出す制御装置に、インキ洗浄パターンが入力されている
ので、インキキーの開閉運動はこのパターンにより洗浄
作業と連動して行われる。よってインキキー間のインキ
は自動的に除去される。また除去されたインキは、洗浄
液とともにインキキーの上面およびインキキーの両側面
に開口している溝を伝って下方にある洗浄排液溜にあつ
められるので、インキキー間にはインキが残らない。
【0009】
【実施例】図1に本考案によるインキつぼ洗浄装置を示
し、図2に1個のインキキーを示す。このインキつぼ洗
浄装置21では、図3に示したインキキー2を備えたイ
ンキつぼ1の自動すきま調整装置13のモータ6を、こ
の装置13に対してすきま調整指令を出し指定されたす
きまに自動調整するように、作動させる制御装置22
に、インキ洗浄時洗浄作業に連動して、例えば洗浄ブラ
シ(図示せず)の移動によりインキをインキキー2の間
より除去し得るように、インキキー2を上下させるパタ
ーンが入力されているので、このパターンにて作動する
インキキー2の開閉運動により、インキキー2間のイン
キを自動的に取除くことが出来る。
し、図2に1個のインキキーを示す。このインキつぼ洗
浄装置21では、図3に示したインキキー2を備えたイ
ンキつぼ1の自動すきま調整装置13のモータ6を、こ
の装置13に対してすきま調整指令を出し指定されたす
きまに自動調整するように、作動させる制御装置22
に、インキ洗浄時洗浄作業に連動して、例えば洗浄ブラ
シ(図示せず)の移動によりインキをインキキー2の間
より除去し得るように、インキキー2を上下させるパタ
ーンが入力されているので、このパターンにて作動する
インキキー2の開閉運動により、インキキー2間のイン
キを自動的に取除くことが出来る。
【0010】また図2に示すように、インキキー2の両
側面に設けられた排液溝24が、取除かれたインキを洗
浄液とともに、図示しないインキキー2の下端部2bに
設けられた洗浄排液溜に流下させるので、インキキー2
間にはインキが残らない。
側面に設けられた排液溝24が、取除かれたインキを洗
浄液とともに、図示しないインキキー2の下端部2bに
設けられた洗浄排液溜に流下させるので、インキキー2
間にはインキが残らない。
【0011】
【考案の効果】本考案は上述したように、複数のインキ
キーの側面に、同インキキーの長手方向に沿って排液溝
を設け、該排液溝を、前記インキキーの洗浄動作に連動
して互いに異なる位相で上下動する隣接インキキーの上
下動で開閉させるように構成したものであるから、イン
キキーを備えたインキつぼの洗浄時に、隣接するインキ
キーは互いに位相を異にして上下動して、その側面の排
液溝を開閉するためインキキー間のインキを自動的に容
易に取除くことができると共にインキキー間の取除かれ
たインキは洗浄液とともに、インキキーの上面及びイン
キキーの側面の排液溝を伝って洗浄排液溜に流下し、イ
ンキはインキキー間に残らない等の効果を有する。
キーの側面に、同インキキーの長手方向に沿って排液溝
を設け、該排液溝を、前記インキキーの洗浄動作に連動
して互いに異なる位相で上下動する隣接インキキーの上
下動で開閉させるように構成したものであるから、イン
キキーを備えたインキつぼの洗浄時に、隣接するインキ
キーは互いに位相を異にして上下動して、その側面の排
液溝を開閉するためインキキー間のインキを自動的に容
易に取除くことができると共にインキキー間の取除かれ
たインキは洗浄液とともに、インキキーの上面及びイン
キキーの側面の排液溝を伝って洗浄排液溜に流下し、イ
ンキはインキキー間に残らない等の効果を有する。
【図1】本考案の実施例の側面図である。
【図2】図1に示したインキキーの側面図である。
【図3】従来装置の側面図である。
【図4】図3の平面図である。
1 インキつぼ 2 インキキー 13 自動すきま調整装置 21 インキつぼ洗浄装置 22 制御装置 24 排液溝
Claims (1)
- 【請求項1】 インキつぼの複数のインキキーの側面
に、同インキキーの長手方向に沿って排液溝を設け、該
排液溝を、前記インキキーの洗浄動作に連動して互いに
異なる位相で上下動する隣接インキキーの上下動で開閉
させるように構成したことを特徴とするインキつぼ洗浄
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991047586U JP2567664Y2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | インキつぼ洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991047586U JP2567664Y2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | インキつぼ洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05442U JPH05442U (ja) | 1993-01-08 |
JP2567664Y2 true JP2567664Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=12779361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991047586U Expired - Lifetime JP2567664Y2 (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | インキつぼ洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567664Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP1991047586U patent/JP2567664Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05442U (ja) | 1993-01-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971111 |