JP2567575B2 - 改修用縦葺屋根板および改修縦葺屋根の構造 - Google Patents

改修用縦葺屋根板および改修縦葺屋根の構造

Info

Publication number
JP2567575B2
JP2567575B2 JP6118871A JP11887194A JP2567575B2 JP 2567575 B2 JP2567575 B2 JP 2567575B2 JP 6118871 A JP6118871 A JP 6118871A JP 11887194 A JP11887194 A JP 11887194A JP 2567575 B2 JP2567575 B2 JP 2567575B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
vertical
roofing
rising
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP6118871A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07324443A (ja
Inventor
元旦 舩木
和幸 西澤
憲一 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gantan Beauty Industry Co Ltd
Original Assignee
Gantan Beauty Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Gantan Beauty Industry Co Ltd filed Critical Gantan Beauty Industry Co Ltd
Priority to JP6118871A priority Critical patent/JP2567575B2/ja
Publication of JPH07324443A publication Critical patent/JPH07324443A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567575B2 publication Critical patent/JP2567575B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、意匠性および横葺屋根
と同様の滑雪特性を有する屋根を、簡易に施工可能な改
修用縦葺屋根板および改修縦葺屋根の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】縦葺屋根板の平面部に凸部を軒棟方向に
所定間隔で複数段以上連続的に形成した屋根板として、
実開昭62-133810 号公報に示されている公知技術があ
り、この公知技術と本発明とは、以下のような相違点が
ある。
【0003】公知技術の凸部は、同公報に記載された文
言どおり「面板部中央に形成された凸部」であって、こ
の凸部の左右脇沿いには軒棟方向に連続する平面部分が
形成されており、本発明の「面板部の全幅に亘って軒側
に面する横葺段状の立上り面部」ではない。そのため、
側面図状態において、公知技術の面板部では底面が直線
としか現れないのに対し、本発明における面板部では底
面全体が連続する横葺段状の折れ線として現れる。この
構成の相違の結果、前記の屋根板を、既設屋根板上に葺
いて改修する新設屋根板とした場合、機能上以下の問題
が生じる。
【0004】前記の公知技術の屋根板は、屋根板裏面が
実質的には直線状で旧来からの縦葺のものと実質的に変
わらないため、既設屋根板の有効幅(軒棟方向)に対応
して葺くことができない。
【0005】そして、既設屋根板の有効幅に対応してい
ないため、既設屋根板との密接状態を得ることが難し
く、既設屋根板を新設屋根板の補強手段として利用する
ことができない。それにより、既設屋根板と新設屋根板
との間には隙間が発生して、新設屋根板の踏み圧、積雪
圧強度が弱まり、新設屋根板が踏み圧や積雪圧に負けて
凹み変形してしまうことになる。さらに既設屋根板上に
新設屋根板を葺くことによる嵩増しが前記隙間相当大き
くなるのを避けられない。
【0006】一方、横葺屋根板は、滑雪時に積雪に対し
て横葺の段による剪断力が働いて、各段毎に積雪を小ブ
ロック化するので、縦葺のように大きなブロックで滑落
し難いため、人身事故を起こしにくいという特徴がある
が、公知技術の構成のものにあっては、凸部が面板部の
全幅に亘って形成されておらず、面板部における凸部脇
の左右側縁部分に沿い軒棟方向に連続する平坦部を有し
ているので、この平坦部に妨げられて剪断力が有効に作
用しにくく、前記横葺屋根板と同様の効果を奏し難いと
いう問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、改修用縦葺屋根板でありながら横葺屋根板に準じる
滑雪特性を有すると共に、改修の施工性、改修による屋
根面の嵩増し、改修屋根面強度、屋根板の取り回し等の
諸問題について満足し得る改修用縦葺屋根板および改修
縦葺屋根の構造を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、改修用縦葺屋根板では、中央に面板部を、左右側縁
に立上り部を形成し、石綿スレート等の既設屋根面上に
固定する改修用縦葺屋根板にあって、前記面板部には、
その面板部の全幅にわたって軒側に面する横葺段状の立
上り面部とこの立上り面部の上縁から上段の立上り面部
の下縁に向かう戻り勾配状の平面部が、既設屋根面の屋
根板における軒棟方向の有効幅(葺き)間隔と略同ピッ
チで複数段以上連続的に形成されてなることを特徴とす
る。
【0009】また改修用縦葺屋根板では、立上り面部
は、既設屋根面の段部と略同高さに形成されていること
を特徴とする。
【0010】また改修用縦葺屋根板では、軒側縁から棟
側縁まで定尺状で、棟側縁に、立上り状の水返しを有す
る被重合部を形成してあることを特徴とする。
【0011】そして改修縦葺屋根の構造では、既設屋根
面上に屋根板保持部材を所定の左右間隔状に敷設して固
定し、この左右に隣り合う屋根板保持部材間の既設屋根
面に前記請求項したいずれかに記載の改修用縦葺屋根板
を敷設して、前記屋根板保持部材で前記縦葺屋根板を既
設屋根面に保持させたことを特徴とする。
【0012】また改修縦葺屋根の構造では、既設屋根面
上に長尺な屋根板ガイド部材を所定の左右間隔状に敷設
して固定し、この左右に隣り合う屋根板ガイド部材間の
既設屋根面に前記したいずれかに記載の改修用縦葺屋根
板を敷設し、この縦葺屋根板の前記立上り部を保持する
屋根板保持部材を前記屋根板ガイド部材に取付け固定す
ることにより、前記縦葺屋根板を既設屋根面に保持させ
たことを特徴とする。
【0013】本発明における改修用縦葺屋根板は、軒か
ら棟まで連続する長尺状のものである場合と、端部を重
合・接続して連続させる定尺のものがある。また、定尺
状または長尺状の縦葺屋根板を既設屋根面に直接施工す
るに際して、既設屋根面が堆積物によって汚損していた
り、破損している場合には、既設屋根面にアスファルト
ルーフィング等の2次防水材を敷設した後に、施工する
ようにしても良い。この改修用縦葺屋根板は一般的な金
属製のもので、公知の成形方法により成形してある。
【0014】
【作用】改修用縦葺屋根板は、面板部に、その面板部の
全幅にわたって軒側に面する横葺段状の立上り面部とこ
の立上り面部の上縁から上段の立上り面部の下縁に向か
う戻り勾配状の平面部が、既設屋根面の屋根板における
軒棟方向の有効幅間隔と略同ピッチで複数段以上連続的
に形成されているため、面板部の底面全体が連続する横
葺段状を呈していて、流れ方向の確認用の墨出しが不要
となり、改修施工時における作業を簡略化し得て施工性
に優れる。
【0015】改修用縦葺屋根板は、面板部の全幅にわた
って軒側に面する横葺段状の立上り面部が、滑雪時にお
ける積雪を各段毎に剪断して小ブロック化するようにし
てあるため、従来の縦葺のような大ブロックの滑落を発
生し難くできて、人身事故を起こしにくいという特徴が
あり、改修用縦葺屋根板でありながら、横葺屋根板と同
様の滑雪特性が得られる。
【0016】改修用縦葺屋根板は、立上り面部が既設屋
根面の段部と略同高さに形成されているため、既設屋根
板に新設屋根板を密接支持可能であると共に、既設屋根
板を補強材として新設屋根面強度を向上でき、踏み圧や
積雪圧に負けない改修屋根面を構築可能である。また、
上下の新旧両屋根板が密接することになって隙間が発生
しないことにより、改修による屋根面の嵩増しを最小に
抑えることができる。
【0017】改修用縦葺屋根板は、軒側から棟側まで定
尺状であるため、屋根板の取り回しが容易となるので、
安全性、施工性が向上する。また棟側縁には、立上り状
の水返しを有する被重合部を形成してあるため、軒側と
棟側の屋根板における接続・重合部分から裏側への浸入
水を水返しで阻止でき、雨仕舞性が向上する。
【0018】そして改修縦葺屋根の構造では、既設屋根
面上に屋根板保持部材を所定の左右間隔状に敷設して固
定し、この左右に隣り合う屋根板保持部材間の既設屋根
面に前記したいずれかに記載の改修用縦葺屋根板を敷設
して、前記屋根板保持部材で前記縦葺屋根板を既設屋根
面に保持させてあるため、流れ方向の確認用の墨出しが
不要となり、作業が簡略化されて施工性に優れている。
【0019】同改修屋根構造では、縦葺屋根板における
面板部の全幅にわたって軒側に面する横葺段状の立上り
面部が、滑雪時における積雪を各段毎に剪断して小ブロ
ック化するようにしてあるため、従来の縦葺のような大
ブロックの滑落を発生し難くできて、人身事故を起こし
にくいという特徴があり、縦葺屋根でありながら、横葺
屋根の構造と同様の滑雪特性を有する屋根面に改修でき
る。
【0020】別の改修縦葺屋根の構造では、既設屋根面
上に長尺な屋根板ガイド部材を所定の左右間隔状に敷設
して固定し、この左右に隣り合う屋根板ガイド部材間の
既設屋根面に前記したいずれかに記載の改修用縦葺屋根
板を敷設し、この縦葺屋根板の前記立上り部を保持する
屋根板保持部材を前記屋根板ガイド部材に取付け固定す
ることにより、前記縦葺屋根板を既設屋根面に保持させ
てあるため、前記した改修縦葺屋根の構造と同様の作用
を有する。さらに長尺な屋根板ガイド部材を実質的なベ
ースとして改修用縦葺屋根板の取り付けのためのレベル
出しをしてあるため、既設屋根面の状態にかかわりな
く、意匠的に美麗な改修屋根面とすることができる。
【0021】
【実施例】図1乃至図3には本発明の改修用縦葺屋根板
の第1実施例を例示しており、この改修用縦葺屋根板1
は軒側縁から棟側縁まで定尺状の金属板製のもので、面
板部2の左右側縁には同側縁を上向きに折り曲げて立上
り部3を形成してある。そして面板部2には、同面板部
2の全幅にわたって軒側に面して且つ後で説明する既設
屋根面17における段部18と略同高さを有する横葺段状の
立上り面部4と、この立上り面部4上縁の上側角部5か
ら上段の立上り面部4下縁の下側角部6に向かう戻り勾
配状の平面部7を、軒棟方向に所定間隔に複数段以上連
続させて、面板部2全体が前記立上り面部4高さ相当の
上下段差を有する横葺状に折り曲げ成形すると共に、面
板部2の底面2a全体が連続する横葺段状を呈する態様の
ものに形成してある。
【0022】面板部2における棟側縁には、同縁の立上
り面部4とこの立上り面部4の上下縁に連なる平面部7
部分からなる被重合部8を形成し、軒側縁には、同縁の
立上り面部4とこの立上り面部4の上下縁に連なる平面
部7部分からなる重合部11を棟側縁の被重合部8に対し
て重合状に接続可能に形成してある。
【0023】左右の立上り部3は、面板部2脇から上縁
までの間における立上り面部4上端よりも高い位置の途
中部分を外側に水平状に折り曲げて立上り段部12を軒側
縁から棟側縁まで連続させて形成すると共に、この左右
の立上り部3上縁には同上縁を内側へ向けて折り返して
水返し13を軒側縁から棟側縁近くまで連続形成してあ
る。そして、水返し13の棟側端は、立上り部3の棟側縁
よりも被重合部8と重合部11との重合長さ分相当短く形
成してあり、軒側と棟側の屋根板1の重合・接続時に、
水返し13端部が軒棟方向に隣接して連続可能にしてあ
る。
【0024】これにより、面板部2の平面部7が既設屋
根面17における既設屋根板16の有効幅間隔と略同ピッチ
で且つ立上り面部4が既設屋根面17の段部18と略同高さ
を有していて、面板部2の底面2a全体が連続する横葺段
状を呈しているため、後の改修縦葺屋根構造で説明する
石綿スレート等からなる階段状の既設屋根板16に対して
密接状に葺くことができる。
【0025】既設屋根板16に対して密接状に葺くことが
できるため、既設屋根板16を補強材として新設屋根面強
度を向上でき、踏み圧や積雪圧に負けない改修屋根面を
構築可能である。また、上下の新旧両屋根板1および16
が密接することになって隙間が発生しないことにより、
改修による屋根面の嵩増しを最小に抑えることができ
る。
【0026】面板部2の全幅にわたって軒側に面する横
葺段状の立上り面部4が、滑雪時における積雪を各段毎
に剪断して小ブロック化するようにしてあるため、従来
の縦葺のような大ブロックの滑落を発生し難くできて、
人身事故を起こしにくいという特徴があり、縦葺屋根板
1でありながら、横葺屋根板と同様の滑雪特性が得られ
る。
【0027】立上り部3における面板部2脇から上縁ま
での途中部分に、立上り段部12を立上り面部4よりも高
く形成してあるため、雨仕舞性が向上する。さらに立上
り部3の上縁に内側へ向けて折り返し状の水返し13を形
成してあるため、立上り部3上縁から屋根板1裏側への
浸入水を水返し13で阻止できて、雨仕舞性が向上する。
しかも縦葺屋根板1は軒側縁から棟側縁まで定尺状であ
るため、屋根板の取り回しが容易となり、安全性、施工
性が向上する。
【0028】図4には本発明の改修用縦葺屋根板の第2
実施例を例示しており、構成は前記第1実施例のものと
基本的に同一であるため、共通している構成の説明を省
略して、相違する構成について説明する。
【0029】改修用縦葺屋根板1は、立上り部3におけ
る面板部2から上縁までの間の立上り面部4上縁よりも
高い位置の途中部分に、同部分を内側に断面略半円状に
折り返して凹状係合部14を軒側縁から棟側縁まで連続形
成していて、後の改修縦葺屋根構造で説明する既設屋根
面17に調整部材20を介して固定された吊子部材26の凸状
係合部29に弾性係合可能に形成してある。
【0030】これにより、前記第1実施例のものと同様
の効果があり、さらに既設屋根面17に調整部材20を経て
固定状の吊子部材26に対して改修用縦葺屋根板1を直接
係合取り付けて固定することができて、施工性が向上す
る。
【0031】図5には本発明の改修用縦葺屋根板の第3
実施例を例示しており、構成は前記第1実施例のものと
基本的に同一であるため、共通している構成の説明を省
略して、相違する構成について説明する。
【0032】改修用縦葺屋根板1の被重合部8は、立上
り面部4下縁と同下縁から軒側に連なる平面部7との間
に延長部10を介在させて立上り段部12と上下平行状に形
成してあり、この被重合部8に重合部11が重合された状
態で、重合部11側の立上り面部4および平面部7裏面側
と被重合部8側の延長部10および立上り面部4表面側と
で囲まれた非毛細管空間39、そして被重合部8側の立上
り面部4からなる水返し9が形成されるようにしてあ
る。
【0033】これにより、前記第1実施例のものと同様
の効果があり、さらに軒側と棟側の改修用縦葺屋根板1
における接続・重合部分から裏側への浸入水を非毛細管
空間39そして水返し9で阻止することができ、雨仕舞性
が向上する。
【0034】図6の(A)〜(C)には本発明の改修用
縦葺屋根板の第4〜6実施例を例示しており、構成は前
記第1実施例のものとそれぞれ基本的に同一であるた
め、共通している構成の説明を省略して、相違する構成
について説明する。
【0035】(A)に示す縦葺屋根板1は、上側角部5
をアール状に形成してあり、前記第1実施例のものと同
様の効果がある。(B)に示す縦葺屋根板1は、上側角
部5と下側角部6をそれぞれアール状に形成してあり、
前記第1実施例のものと同様の効果がある。(C)に示
す縦葺屋根板1は、上側角部5近くの平面部7部分を山
折れ状に形成してあり、第1実施例のものと同様の効果
がある。
【0036】図7および図8には前記第1実施例の改修
用縦葺屋根板1を用いた本発明の改修縦葺屋根の構造の
第1実施例を例示しており、既設屋根板16の前後端部を
上下に重合させて葺かれている既設屋根面17には、調整
部材20を介して屋根板保持部材たとえば吊子部材26を軒
棟方向に適宜間隔状に配設して、それぞれビス等の固定
具40で既設屋根面17側に固定すると共に、この調整部材
20および吊子部材26の左右間隔は、左右の吊子部材26で
改修用縦葺屋根板1を保持可能な所定の左右間隔状に設
定してある。
【0037】調整部材20は金属板製のもので、吊子固定
部21と、この吊子固定部21の左右側縁から折下げ形成し
た脚部22を有していて、左右の脚部22は、既設屋根面17
の段部18における既設屋根板16の前端面に接触可能な当
接部23を境にして、軒側脚部分24を下段の既設屋根板16
面に載乗可能に、棟側脚部分25を上段の既設屋根面17に
載乗可能に、それぞれ垂設しており、この調整部材20は
既設屋根面17の段部18に載乗していて、吊子固定部21上
における吊子部材26の取り付けレベルを整えている。
【0038】吊子部材26は押出成型した樹脂製または金
属製の型材を切断した短尺状のもので、左右の受け部27
には左右の縦葺屋根板1における立上り段部12を沿接さ
せて、この沿接状態にキャップ部材30で固定してある。
縦葺屋根板1は軒棟方向に隣り合う被重合部8と重合部
11を重合させて接続してある。(図示せず)
【0039】キャップ部材30は吊子部材26と同様の短尺
状のもので、左右の係止部31を吊子部材26の被係止部28
に係止可能に垂設すると共に、この係止部31の左右外側
に押え部32をそれぞれ垂設してあり、係止部31を被係止
部28に係止させて、左右の押え部32で左右の縦葺屋根板
1における立上り段部12を吊子部材26の受け部27にそれ
ぞれ沿接状態に押さえ付けて固定してある。
【0040】カバー部材35はキャップ部材30および縦葺
屋根板1の左右に隣り合う立上り部3を覆い隠し可能な
断面形状の長尺状の金属製のもので、左右の側縁部37下
縁から内側に折り返してある先縁に係止縁部38をキャッ
プ部材30における被係止顎部33に係止可能に形成してあ
り、係止縁部38を各キャップ部材30の被係止顎部33に係
止させて、左右の側縁部37が左右の縦葺屋根板1におけ
る立上り部3の立上り段部12下側に弾性的に当接するよ
うにしてある。
【0041】これにより、既設屋根面17上に改修用縦葺
屋根板1が密接支持されていて、既設屋根板16を補強材
とする新設屋根面になっていることにより、この改修屋
根面強度が向上して、踏み圧や積雪圧に負けて変形する
ようなことがない強固な改修屋根構造である。そして、
上下の新旧両屋根板1および16が密接していて隙間が発
生しないことにより、改修による屋根面の嵩増しを最小
に抑えて改修することができる。
【0042】縦葺屋根板1における面板部2の全幅にわ
たって軒側に面する横葺段状の立上り面部4が、滑雪時
における積雪を各段毎に剪断して小ブロック化するよう
にしてあるため、従来の縦葺のような大ブロックの滑落
を発生し難くできて、人身事故を起こしにくいという特
徴があり、縦葺屋根でありながら横葺屋根の構造と同様
の滑雪特性を有する屋根面に改修できる。
【0043】調整部材20で吊子部材26の取り付けレベル
を整えてあり、このレベル出しされている調整部材20に
吊子部材26を固定し、そして吊子部材26に左右の縦葺屋
根板1をキャップ部材30で固定し、最後にカバー部材35
を覆設する作業によって、容易に施工することができ
る。縦葺屋根板1の立上り部3における面板部2脇から
上縁までの途中部分に、立上り段部12を立上り面部4よ
りも高く形成してあるため、雨仕舞性が向上する。立上
り部3の上縁に水返し13を形成してあるため、立上り部
3上縁から屋根板1裏側への浸入水を水返し13で阻止で
きて、雨仕舞性が向上する。さらに改修用縦葺屋根板1
が軒側縁から棟側縁まで定尺状であるため、屋根板の取
り回しが容易となるので、改修時の安全性、施工性が向
上する。
【0044】図9および図10には前記第2実施例の改修
用縦葺屋根板1を用いた本発明の改修縦葺屋根の構造の
第2実施例を例示しており、構成は前記した改修縦葺屋
根の構造の第1実施例と基本的に同一であるため、共通
している構成の説明を省略して、相違する構成について
説明する。
【0045】既設屋根面17には、屋根板ガイド部材たと
えば長尺状の金属製垂木19を所定の左右間隔状に敷設す
ると共に、この垂木19上面に沿い吊子部材26を適宜間隔
状に配設していて、各吊子部材26は垂木19ともどもビス
等の固定具40で既設屋根面17側に固定してある。
【0046】吊子部材26における左右の凸状係合部29に
は左右の縦葺屋根板1における凹状係合部14を弾性係合
させて固定してある。そして、各吊子部材26および縦葺
屋根板1の左右に隣り合う立上り部3には、立上り部3
における被係合凹部15に弾性係合可能な係合凸部36を有
するカバー部材35を覆設してある。
【0047】これにより、前記した改修縦葺屋根の構造
の第1実施例と同様の効果があり、さらに長尺な垂木19
を実質的なベースとして改修用縦葺屋根板1の取り付け
のためのレベル出しをしてあるため、既設屋根面17の状
態にかかわりなく、意匠的に美麗な改修屋根面とするこ
とができる。
【0048】図11には前記第2実施例の改修用縦葺屋根
板1を用いた本発明の改修縦葺屋根の構造の第3実施例
を例示しており、構成は前記した改修縦葺屋根の構造の
第2実施例と基本的に同一であるため、共通している構
成の説明を省略して、相違する構成について説明する。
【0049】既設屋根面17にビス等の固定具40で固定し
た垂木19上の吊子部材26における左右凸状係合部29には
左右の縦葺屋根板1における凹状係合部14を弾性係合さ
せて、この係合状態にキャップ部材30で固定してある。
【0050】キャップ部材30は左右の係止部31を吊子部
材26の被係止部28に係止可能に形成すると共に、この係
止部31の左右外側に押え係止部34を縦葺屋根板1におけ
る立上り部上縁の水返し13に係止可能に形成してあり、
係止部31を被係止部28に係止させて、左右の押え係止部
34で左右の縦葺屋根板1の水返し13を押え込み、凸状係
合部29に対して凹状係合部14を係合状態に保持固定して
ある。そして、キャップ部材30および縦葺屋根板1の左
右に隣り合う立上り部3には、立上り部3における被係
合凹部15に弾性係合可能な係合凸部36を有するカバー部
材35を覆設してある。
【0051】これにより、前記した改修縦葺屋根の構造
の第2実施例と同様の効果がある。
【0052】図12には前記第1実施例の改修用縦葺屋根
板1を用いた本発明の改修縦葺屋根の構造の第4実施例
を例示しており、構成は前記した改修縦葺屋根の構造の
第2実施例と基本的に同一であるため、共通している構
成の説明を省略して、相違する構成について説明する。
【0053】既設屋根面17にビス等の固定具40で固定し
た垂木19上の吊子部材26における左右の受け部27には左
右の縦葺屋根板1における立上り段部12を沿接させて、
この沿接状態にキャップ部材30で固定してある。
【0054】キャップ部材30は吊子部材26と同様の短尺
状のもので、左右の係止部31を吊子部材26の被係止部28
に係止可能に垂設すると共に、この係止部31の左右外側
に押え部32をそれぞれ垂設してあり、係止部31を被係止
部28に係止させて、左右の押え部32で左右の縦葺屋根板
1における立上り段部12を吊子部材26の受け部27にそれ
ぞれ沿接状態に押さえ付けて固定してある。
【0055】カバー部材35はキャップ部材30および縦葺
屋根板1の左右に隣り合う立上り部3を覆い隠し可能な
断面形状の長尺状の金属製のもので、左右の側縁部37下
縁から内側に折り返してある先縁に係止縁部38をキャッ
プ部材30における被係止顎部33に係止可能に形成してあ
り、係止縁部38を各キャップ部材30の被係止顎部33に係
止させて、左右の側縁部37が左右の縦葺屋根板1におけ
る立上り部3の立上り段部12下側に弾性的に当接するよ
うにしてある。
【0056】これにより、前記した改修縦葺屋根の構造
の第2実施例と同様の効果がある。
【0057】図13には前記第3実施例の改修用縦葺屋根
板1を用いた本発明の改修縦葺屋根の構造の第5実施例
を例示しており、構成は前記した改修縦葺屋根の構造の
第2実施例と基本的に同一であるため、共通している構
成の説明を省略して、相違する構成について説明する。
【0058】軒側の縦葺屋根板1と棟側の縦葺屋根板1
は、被重合部8に重合部11を重合させて、重合部11側の
立上り面部4および平面部7裏面側と被重合部8側の延
長部10および立上り面部4表面側とで囲まれた非毛細管
空間39と、被重合部8側の立上り面部4からなる水返し
9を形成してある。
【0059】そして、軒側と棟側の改修用縦葺屋根板1
の接続部分における既設屋根板16は、該当部分を切欠し
ていて、縦葺屋根板1の接続を妨げることがないように
してある。
【0060】これにより、前記した改修縦葺屋根の構造
の第2実施例と同様の効果があり、さらに軒側と棟側の
縦葺屋根板1における接続・重合部分から裏側への浸入
水を非毛細管空間39そして水返し9で阻止することがで
き、雨仕舞性が向上する。
【0061】尚、前記した改修縦葺屋根の構造の各実施
例において、調整部材20、吊子部材26、キャップ部材30
は長尺状の通し材であっても良い。
【0062】
【発明の効果】
A.請求項1により、面板部に、その面板部の全幅にわ
たって軒側に面する横葺段状の立上り面部とこの立上り
面部の上縁から上段の立上り面部の下縁に向かう戻り勾
配状の平面部が、既設屋根面の屋根板における軒棟方向
の有効幅間隔と略同ピッチで複数段以上連続的に形成さ
れているため、面板部の底面全体が連続する横葺段状を
呈していて、流れ方向の確認用の墨出しが不要となり、
改修施工時における作業を簡略化し得て施工性に優れ
る。
【0063】B.同項により、面板部の全幅にわたって
軒側に面する横葺段状の立上り面部が、滑雪時における
積雪を各段毎に剪断して小ブロック化するようにしてあ
るため、従来の縦葺のような大ブロックの滑落を発生し
難くできて、人身事故を起こしにくいという特徴があ
り、改修用縦葺屋根板でありながら、横葺屋根板と同様
の滑雪特性が得られる。
【0064】C.請求項2により、立上り面部が既設屋
根面の段部と略同高さに形成されているため、既設屋根
板に新設屋根板を密接支持可能であると共に、既設屋根
板を補強材として新設屋根面強度を向上でき、踏み圧や
積雪圧に負けない改修屋根面を構築可能である。また上
下の新旧両屋根板が密接することになって隙間が発生し
ないことにより、改修による屋根面の嵩増しを最小に抑
えることができる。
【0065】D.請求項3により、軒側から棟側まで定
尺状であるため、屋根板の取り回しが容易となるので、
安全性、施工性が向上する。また棟側縁には、立上り状
の水返しを有する被重合部を形成してあるため、軒側と
棟側の屋根板における接続・重合部分から裏側への浸入
水を水返しで阻止でき、雨仕舞性が向上する。
【0066】E.請求項4により、既設屋根面上に屋根
板保持部材を所定の左右間隔状に敷設して固定し、この
左右に隣り合う屋根板保持部材間の既設屋根面に前記し
たいずれかに記載の改修用縦葺屋根板を敷設して、前記
屋根板保持部材で前記縦葺屋根板を既設屋根面に保持さ
せてあるため、流れ方向の確認用の墨出しが不要とな
り、作業が簡略化されて施工性に優れている。
【0067】F.同項により、縦葺屋根板における面板
部の全幅にわたって軒側に面する横葺段状の立上り面部
が、滑雪時における積雪を各段毎に剪断して小ブロック
化するようにしてあるため、従来の縦葺のような大ブロ
ックの滑落を発生し難くできて、人身事故を起こしにく
いという特徴があり、縦葺屋根でありながら、横葺屋根
の構造と同様の滑雪特性を有する屋根面に改修できる。
【0068】G.請求項5により、既設屋根面上に長尺
な屋根板ガイド部材を所定の左右間隔状に敷設して固定
し、この左右に隣り合う屋根板ガイド部材間の既設屋根
面に前記したいずれかに記載の改修用縦葺屋根板を敷設
し、この縦葺屋根板の前記立上り部を保持する屋根板保
持部材を前記屋根板ガイド部材に取付け固定することに
より、前記縦葺屋根板を既設屋根面に保持させてあるた
め、前記記載の請求項4のものと同様の効果があり、さ
らに長尺な屋根板ガイド部材を実質的なベースとして改
修用縦葺屋根板の取り付けのためのレベル出しをしてあ
るため、既設屋根面の状態にかかわりなく、意匠的に美
麗な改修屋根面とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の改修用縦葺屋根板の第1実施例を例
示している斜視図。
【図2】 縦断側面図。
【図3】 部分拡大縦断正面図。
【図4】 本発明の改修用縦葺屋根板の第2実施例を例
示している部分拡大縦断正面図。
【図5】 本発明の改修用縦葺屋根板の第3実施例を例
示している縦断側面図。
【図6】 (A)は本発明の改修用縦葺屋根板の第4実
施例を、(B)は本発明の改修用縦葺屋根板の第5実施
例を、(C)は本発明の改修用縦葺屋根板の第6実施例
を、それぞれ例示している各部分拡大縦断側面図。
【図7】 第1実施例の改修用縦葺屋根板を用いた本発
明の改修縦葺屋根の構造の第1実施例を例示している縦
断側面図。
【図8】 図7のA−A拡大縦断正面図。
【図9】 第2実施例の改修用縦葺屋根板を用いた本発
明の改修縦葺屋根の構造の第2実施例を例示している縦
断側面図。
【図10】 図9のB−B拡大縦断正面図。
【図11】 第2実施例の改修用縦葺屋根板を用いた本発
明の改修縦葺屋根の構造の第3実施例を例示している縦
断正面図。
【図12】 第1実施例の改修用縦葺屋根板を用いた本発
明の改修縦葺屋根の構造の第4実施例を例示している縦
断正面図。
【図13】 第3実施例の改修用縦葺屋根板を用いた本発
明の改修縦葺屋根の構造の第5実施例を例示している縦
断側面図。
【符号の説明】
1 改修用縦葺屋根板 2 縦葺屋根板
の面板部 2a 面板部の底面 3 縦葺屋根板
の立上り部 4 面板部の立上り面部 5 立上り面部
の上側角部 6 立上り面部の下側角部 7 面板部の平
面部 8 面板部の被重合部 9 被重合部の
水返し 10 被重合部の延長部 11 面板部の重
合部 12 立上り部の立上り段部 13 立上り部の
水返し 14 立上り部の凹状係合部 15 立上り部の
被係合凹部 16 既設屋根板 17 既設屋根面 18 既設屋根面の段部 19 垂木(屋根
板ガイド部材) 20 調整部材 21 調整部材の
吊子固定部 22 調整部材の脚部 23 脚部の当接
部 24 脚部の軒側脚部分 25 脚部の棟側
脚部分 26 吊子部材(屋根板保持部材) 27 吊子部材の
受け部 28 吊子部材の被係止部 29 吊子部材の
凸状係合部 30 キャップ部材 31 キャップ部
材の係止部 32 キャップ部材の押え部 33 キャップ部
材の被係止顎部 34 キャップ部材の押え係止部 35 カバー部材 36 カバー部材の係合凸部 37 カバー部材
の側縁部 38 キャップ部材の係止縁部 39 非毛細管空
間 40 固定具

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に面板部を、左右側縁に立上り部を
    形成し、石綿スレート等の既設屋根面上に固定する改修
    用縦葺屋根板にあって、前記面板部には、その面板部の
    全幅にわたって軒側に面する横葺段状の立上り面部とこ
    の立上り面部の上縁から上段の立上り面部の下縁に向か
    う戻り勾配状の平面部が、既設屋根面の屋根板における
    軒棟方向の有効幅(葺き)間隔と略同ピッチで複数段以
    上連続的に形成されてなることを特徴とする改修用縦葺
    屋根板。
  2. 【請求項2】 前記立上り面部は、既設屋根面の段部と
    略同高さに形成されていることを特徴とする請求項1記
    載の改修用縦葺屋根板。
  3. 【請求項3】 軒側縁から棟側縁まで定尺状で、棟側縁
    に、立上り状の水返しを有する被重合部を形成してある
    ことを特徴とする請求項1、2いずれかに記載の改修用
    縦葺屋根板。
  4. 【請求項4】 既設屋根面上に屋根板保持部材を所定の
    左右間隔状に敷設して固定し、この左右に隣り合う屋根
    板保持部材間の既設屋根面に前記請求項1、2、3いず
    れかに記載の改修用縦葺屋根板を敷設して、前記屋根板
    保持部材で前記縦葺屋根板を既設屋根面に保持させたこ
    とを特徴とする改修縦葺屋根の構造。
  5. 【請求項5】 既設屋根面上に長尺な屋根板ガイド部材
    を所定の左右間隔状に敷設して固定し、この左右に隣り
    合う屋根板ガイド部材間の既設屋根面に前記請求項1、
    2、3いずれかに記載の改修用縦葺屋根板を敷設し、こ
    の縦葺屋根板の前記立上り部を保持する屋根板保持部材
    を前記屋根板ガイド部材に取付け固定することにより、
    前記縦葺屋根板を既設屋根面に保持させたことを特徴と
    する改修縦葺屋根の構造。
JP6118871A 1994-05-31 1994-05-31 改修用縦葺屋根板および改修縦葺屋根の構造 Expired - Fee Related JP2567575B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6118871A JP2567575B2 (ja) 1994-05-31 1994-05-31 改修用縦葺屋根板および改修縦葺屋根の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6118871A JP2567575B2 (ja) 1994-05-31 1994-05-31 改修用縦葺屋根板および改修縦葺屋根の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07324443A JPH07324443A (ja) 1995-12-12
JP2567575B2 true JP2567575B2 (ja) 1996-12-25

Family

ID=14747187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6118871A Expired - Fee Related JP2567575B2 (ja) 1994-05-31 1994-05-31 改修用縦葺屋根板および改修縦葺屋根の構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567575B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07324443A (ja) 1995-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1990012177A1 (fr) Toit capteur d'energie solaire
EP0756659B1 (en) A flashing for roof elements
JP2567575B2 (ja) 改修用縦葺屋根板および改修縦葺屋根の構造
AU2010202123B2 (en) Building construction elements
JP2002088993A (ja) 太陽エネルギー変換パネルを有する屋根構造とその施工方法
JPH0338334Y2 (ja)
JP3660520B2 (ja) 太陽エネルギー変換パネルを有する屋根構造とその施工方法
JP2520845B2 (ja) 二重葺き屋根構造
JP2736956B2 (ja) 縦葺き屋根構造
JP2502825B2 (ja) 瓦葺き屋根構造
JPH083241B2 (ja) 板状屋根材を用いた屋根の軒先構造
JP2520843B2 (ja) 二重葺き屋根構造
JP4037323B2 (ja) 働き寸法調整用金属瓦及びこれを施工した屋根構造
JP3097027B2 (ja) 瓦棒屋根の改築方法および改築屋根
JP2980671B2 (ja) 段葺屋根のけらば部構造
JPS6041376Y2 (ja) 温室における屋根構造物
JP2520844B2 (ja) 二重葺き屋根構造
JP2005002616A (ja) 屋根の谷構造及びこれに用いる金属瓦
JP2896639B2 (ja) 定尺横葺き屋根構造及びその施工方法
JP2623451B2 (ja) 定尺縦葺き屋根板の接続構造
JP2502817B2 (ja) 瓦葺き屋根構造
JP2520846B2 (ja) 二重葺き屋根構造
JP3026544U (ja)
JPS59195948A (ja) 屋根仕上材
JPS6114352A (ja) 横葺屋根における換気用水上側修構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees