JP2567520Y2 - 機器取付金具 - Google Patents

機器取付金具

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JP2567520Y2
JP2567520Y2 JP8408392U JP8408392U JP2567520Y2 JP 2567520 Y2 JP2567520 Y2 JP 2567520Y2 JP 8408392 U JP8408392 U JP 8408392U JP 8408392 U JP8408392 U JP 8408392U JP 2567520 Y2 JP2567520 Y2 JP 2567520Y2
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宏 松井
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電話やインターホンあ
るいは電気機器等を壁等に取付ける取付金具に関し、特
に、取付け時に機器を回転した位置で固定できる機器取
付金具に係る。
【0002】
【従来の技術】従来から、電話機やインターホンあるい
は電気機器等を壁面や天井に設置する際の取付金具とし
て、図3に示すものがあった。即ち、取付金具1は天井
または壁面に接触する接触面2と、接触面2から立上が
った取付け面3とを有する固定金具4と、機器等の筐体
5に取着される筐体金具6とからなるものである。固定
金具4の取付け面3には複数の、例えば2個のビス止め
用の孔7が穿設される。一方、筐体金具6には固定金具
4のビス止め用の孔7に対応した孔8が穿設される。そ
して、機器を壁面等に取付ける際には、まず固定金具4
を壁等の固定面に固定した後、固定金具4のビス止め用
の孔7と筐体金具6の孔8を一致させて、ビス9により
ビス止めし、筐体5を固定金具6に固定している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような取付金具1
においては、壁等の固定面に設置された固定金具4の位
置によりビス止め用の孔7が決められ、筐体5に取着さ
れた筐体金具6の孔8を一致させてビス止めするため、
筐体5の固定位置は固定金具4の位置により決定されて
しまう。このため、固定金具4の位置がずれている場
合、調整できなかった。また、機器の縦横を変更して設
置したい場合は固定金具4から設置しなおさなければな
らなかった。
【0004】本考案は上記欠点を解消するためになされ
たものであって、機器を回転させて固定位置を随意変更
でき、また、機器を回転させて固定位置を微調整できる
ため機器の取付け効率を非常に向上させることができる
機器取付金具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の機器取付金具は、機器が固定される固定面
に設置される固定金具と、機器に取着される筐体金具と
からなり、固定金具または筐体金具の一方は中心孔と、
中心孔を中心とした第1の半円弧孔と、第1の半円弧孔
の曲率半径よりも大きい曲率半径を有し中心孔を中心と
して第1の半円弧孔と対向した位置に設けられる第2の
半円弧孔とを備え、筐体金具または固定金具の他方は1
列に配列されて順次設けられる第1の孔と、第2の孔
と、第3の孔とを備え、第1の孔と中心孔とがビス止め
され、第2の孔と第1の半円弧孔とがビス止めされる
か、または第3の孔と第2の半円弧孔とがビス止めされ
てなるものである。
【0006】
【作用】機器の筐体に取着される筐体金具あるいは壁面
等の機器の固定面に設置される固定金具のどちらか一方
に、中心孔と、中心孔を中心として第1の半円弧孔と、
第2の半円弧孔とを相互に対向して設ける。第1の半円
弧孔と第2の半円弧孔とは曲率半径が異なり、中心孔を
中心として1回転に亘って円弧孔が設けられる。これら
の半円弧孔等が設けられない筐体金具または固定金具に
は1列に順次第1の孔、第2の孔、第3の孔を設け、第
1の孔と中心孔とを一致させてビス止めする。そして、
第1の孔と中心孔を中心として機器を自由に回転させ、
所望の位置になった時、第2の孔または第3の孔が第1
の半円弧孔あるいは第2の半円弧孔と一致した位置でビ
ス止めする。このため、機器が中心孔及び第1の孔を中
心として回転させた所望の位置で機器を固定することが
でき、微調整を行い、また機器の縦横を変換して取付け
ることもできる。
【0007】
【実施例】本考案の機器取付金具を適用した一実施例を
図面を参照して説明する。図1に示すように、機器取付
金具10は天井または壁面等の機器を取付ける固定面に
設置される固定金具40と、機器等の筐体5に取着され
る筐体金具60とからなる。固定金具40は固定面に接
触する接触面20と、接触面20から立上がった取付け
面30とを有する。取付け面30には中心孔31と、中
心孔31を中心とした第1の半円弧孔32が穿設され
る。第1の半円弧孔32に対向して、第1の半円弧孔3
2の曲率半径より大きい曲率半径を有する第2の半円弧
孔33が、中心孔31を中心に設けられる。第1の半円
弧孔32及び第2の半円弧孔33は中心孔31の周囲に
360゜設けられることになる。
【0008】一方、筐体5に取着される筐体金具60に
は、第1の孔61、第2の孔62、第3の孔63が順次
1列に配列されて設けられる。このような構成の機器取
付金具10を用いて機器を取付けるには、図2に示すよ
うに、筐体5に取着された筐体金具60の第1の孔61
と、固定金具40の中心孔31とを位置合せし、ビス9
1で仮止めする。その後、機器を固定したい所望の位置
に筐体5を回転させて設定し、例えば、壁等の固定面に
設置された固定金具40に対して右回転させた位置に固
定したい場合は、筐体5を右回転させた位置に設定し、
固定金具40の第1の半円弧孔32が筐体金具60の第
2の孔62と一致した位置でビス92により固定する
(図2(a))。また、固定金具40に対して機器を左
回転させた位置に固定したい場合は、筐体金具60の第
1の孔61と、固定金具40の中心孔31とを位置合せ
し、ビス91で仮止めした後、筐体5を左回転させた位
置に設定し、固定金具40の第2の半円弧孔33が筐体
金具60の第3の孔63と一致した位置でビス93によ
り固定する(図2(b))。
【0009】以上の説明は本考案の一実施例の説明であ
って、本考案はこれに限定されない。即ち、半円弧孔を
筐体に取着される筐体金具に設け、固定金具には円孔を
1列に配置させてもよい。また、固定金具に筐体金具を
取付けた後、筐体金具に筐体を固定させるようにしても
よい。
【0010】
【考案の効果】以上の説明からも明らかなように、本考
案の機器取付金具によれば、固定金具または筐体金具の
何れか一方に、中心孔と、中心孔の全周囲に亘って2つ
の半円弧孔とを設け、他方に3個の孔を設け、この孔と
半円弧孔が一致した位置でビス止めするようにしたた
め、固定金具に対して筐体を随意に回転させて設けるこ
とができる。このため、固定金具の設置位置がずれてい
ても機器を微調整して正規な位置に固定することができ
る。また、固定金具の方向によって取付けられないよう
な部位であっても、固定金具を90゜回転させて設置
し、機器を反回転させて固定することも可能となり、機
器の取付け効率を非常に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1に示す一実施例の要部を示す図。
【図3】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
5‥‥‥筐体(機器) 10‥‥‥取付金具 31‥‥‥中心孔 32‥‥‥第1の半円弧孔 33‥‥‥第2の半円弧孔 40‥‥‥固定金具 60‥‥‥筐体金具 61‥‥‥第1の孔 62‥‥‥第2の孔 63‥‥‥第3の孔 91、92、93‥‥‥ビス

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器が固定される固定面に設置される固定
    金具と、前記機器に取着される筐体金具とからなり、前
    記固定金具または前記筐体金具の一方は中心孔と、前記
    中心孔を中心とした第1の半円弧孔と、前記第1の半円
    弧孔の曲率半径よりも大きい曲率半径を有し前記中心孔
    を中心として前記第1の半円弧孔と対向した位置に設け
    られる第2の半円弧孔とを備え、前記筐体金具または前
    記固定金具の他方は1列に配列されて順次設けられる第
    1の孔と、第2の孔と、第3の孔とを備え、前記第1の
    孔と前記中心孔とがビス止めされ、前記第2の孔と前記
    第1の半円弧孔とがビス止めされるか、または前記第3
    の孔と前記第2の半円弧孔とがビス止めされてなること
    を特徴とする機器取付金具。
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JPH0650385U JPH0650385U (ja) 1994-07-08
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