JP2567367B2 - 圧力調理器 - Google Patents
圧力調理器Info
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- JP2567367B2 JP2567367B2 JP4253431A JP25343192A JP2567367B2 JP 2567367 B2 JP2567367 B2 JP 2567367B2 JP 4253431 A JP4253431 A JP 4253431A JP 25343192 A JP25343192 A JP 25343192A JP 2567367 B2 JP2567367 B2 JP 2567367B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、調理物を入れる容体と
蓋体とに設けた係合片を重ね合せて内部圧による蓋体の
浮き上りを防止し且つ蓋体の内側のパッキンにより内部
圧の洩れを防止する圧力調理器に関する。
蓋体とに設けた係合片を重ね合せて内部圧による蓋体の
浮き上りを防止し且つ蓋体の内側のパッキンにより内部
圧の洩れを防止する圧力調理器に関する。
【０００２】
【従来の技術】蓋体により容体内をほぼ密閉状態とさ
せ、加熱して内部圧を高め調理する圧力調理器は、蓋体
と容体との不完全嵌合時容体内の圧が上昇しないように
する機構、及び内部圧が高い時蓋体が開かないようにす
る機構が、安全上、欠かせない。
せ、加熱して内部圧を高め調理する圧力調理器は、蓋体
と容体との不完全嵌合時容体内の圧が上昇しないように
する機構、及び内部圧が高い時蓋体が開かないようにす
る機構が、安全上、欠かせない。
【０００３】後者の機構は、たとえば、特公昭62-4124
号公報に開示されるが、基本的には、蓋体のロック弁の
ロックピンが内部圧が高くなると上昇し、前者の機構の
ロックバーの先端の孔にロックピンが入り、内部圧が高
い間ロックピンとロックバーの係合が維持されるので、
容体に対し蓋体を回動不能即ち係合片の重なり合いを保
ったままとさせる構成となっている。従って、調理後の
残圧が高い時に蓋体を開き、調理物を吹出させることは
ない。
号公報に開示されるが、基本的には、蓋体のロック弁の
ロックピンが内部圧が高くなると上昇し、前者の機構の
ロックバーの先端の孔にロックピンが入り、内部圧が高
い間ロックピンとロックバーの係合が維持されるので、
容体に対し蓋体を回動不能即ち係合片の重なり合いを保
ったままとさせる構成となっている。従って、調理後の
残圧が高い時に蓋体を開き、調理物を吹出させることは
ない。
【０００４】前者の機構即ち不完全嵌合時昇圧防止機構
は、実公昭59-35146号公報の如く容体の係合片に当接し
ている時は半径方向外方へ引込み、係合片間に位置する
時は半径方向外方へ押出され、パッキンを部分的に外気
に対し開とする摺動体を有する構成となっている。この
構成は容体と蓋体との係合片が正しい重なり合っていな
い状態で加熱しても、パッキンの部分的開となっている
ところから内部圧が外部へ洩れ、内部圧の上昇を防止さ
せる。
は、実公昭59-35146号公報の如く容体の係合片に当接し
ている時は半径方向外方へ引込み、係合片間に位置する
時は半径方向外方へ押出され、パッキンを部分的に外気
に対し開とする摺動体を有する構成となっている。この
構成は容体と蓋体との係合片が正しい重なり合っていな
い状態で加熱しても、パッキンの部分的開となっている
ところから内部圧が外部へ洩れ、内部圧の上昇を防止さ
せる。
【０００５】このパッキンの部分的開は、安全弁が作用
しない時の内部圧を外部へ逃す補助手段としての安全上
大切な機能も有す。前述した如き摺動体を用いることな
く、パッキンの弾性変形を利用して、安全弁に代る機能
を持たせたものがある。該公知例は、実開昭51-47466号
公報に開示される。該公知例は、断面略横Ｕ字型の弾性
材からなるパッキンを、ふたの側壁に配し、該パッキン
の本体部の下部附近であってふたの側壁に孔を設け、内
圧が上昇すると下舌片と本体部の一部が弾性変形し、下
舌片を孔から突出させ、孔を介して、容体内を大気に連
通することで減圧させている。この手段は、下舌片を逆
向きに大きく変形させることから、パッキンの劣化が早
く、又、比較的小さな下舌片に内圧を作用させて弾性変
形させることから、設定内圧のパッキン変形調整が容体
の開口周縁の複数係合片と蓋体の複数係止片の係合との
複数位置における間隔に配される不確実の為にパッキン
変形の減圧現象がバラツキ設定関係となる。場合によっ
ては減圧しない高圧の減圧現象が生じない不具合があ
る。
しない時の内部圧を外部へ逃す補助手段としての安全上
大切な機能も有す。前述した如き摺動体を用いることな
く、パッキンの弾性変形を利用して、安全弁に代る機能
を持たせたものがある。該公知例は、実開昭51-47466号
公報に開示される。該公知例は、断面略横Ｕ字型の弾性
材からなるパッキンを、ふたの側壁に配し、該パッキン
の本体部の下部附近であってふたの側壁に孔を設け、内
圧が上昇すると下舌片と本体部の一部が弾性変形し、下
舌片を孔から突出させ、孔を介して、容体内を大気に連
通することで減圧させている。この手段は、下舌片を逆
向きに大きく変形させることから、パッキンの劣化が早
く、又、比較的小さな下舌片に内圧を作用させて弾性変
形させることから、設定内圧のパッキン変形調整が容体
の開口周縁の複数係合片と蓋体の複数係止片の係合との
複数位置における間隔に配される不確実の為にパッキン
変形の減圧現象がバラツキ設定関係となる。場合によっ
ては減圧しない高圧の減圧現象が生じない不具合があ
る。
【０００６】このような従来技術の不具合を解消させる
ために、本出願人は、既に、特公昭61-43046号並びに同
63-9843 号公報に開示される改良案を提案しているが、
本発明は、これらの技術の延長線上の改良である。
ために、本出願人は、既に、特公昭61-43046号並びに同
63-9843 号公報に開示される改良案を提案しているが、
本発明は、これらの技術の延長線上の改良である。
【０００７】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した
従来技術の不具合を解消させると共に、本出願人の提案
した前述技術のさらなる改良を解決すべき課題とする。
従来技術の不具合を解消させると共に、本出願人の提案
した前述技術のさらなる改良を解決すべき課題とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的には、蓋体の側壁が主孔とこ
れと一体に付属孔を有し、パッキンの本体部を主孔内に
且つ下舌片を付属孔内に移動可能とする手段を用いる。
を解決するために、基本的には、蓋体の側壁が主孔とこ
れと一体に付属孔を有し、パッキンの本体部を主孔内に
且つ下舌片を付属孔内に移動可能とする手段を用いる。
【０００９】具体的には、本発明は、容体の開口周縁に
形成した複数個の離間した係合片に、蓋体の側壁に設け
た複数個の離間した係合片を、前記蓋体と前記容体との
相対的回動により重ね合せ、且つ前記蓋体の側壁の内側
にパッキンを配して前記蓋体と前記容体とを密閉する圧
力調理器において、前記パッキンが環状の本体部と、該
本体部から半径方向内方に延出する上下舌片とを有し、
前記蓋体の係合片間の前記側壁の少くとも一ケ所に孔を
有し、該孔が周方向に細長の主孔と、この主孔に通じる
付属孔とからなり、前記主孔に前記パッキンの本体部を
対向させる圧力調理器を提供する。
形成した複数個の離間した係合片に、蓋体の側壁に設け
た複数個の離間した係合片を、前記蓋体と前記容体との
相対的回動により重ね合せ、且つ前記蓋体の側壁の内側
にパッキンを配して前記蓋体と前記容体とを密閉する圧
力調理器において、前記パッキンが環状の本体部と、該
本体部から半径方向内方に延出する上下舌片とを有し、
前記蓋体の係合片間の前記側壁の少くとも一ケ所に孔を
有し、該孔が周方向に細長の主孔と、この主孔に通じる
付属孔とからなり、前記主孔に前記パッキンの本体部を
対向させる圧力調理器を提供する。
【００１０】
【作用】容体内の圧が異常に高くなると（安全弁が作用
しない時を含む）、パッキンの内周面が高圧を受け、蓋
体の側壁に押付けられる。この際、パッキンの本体部の
一部は主孔内へ移動すると共に、下舌片又は上舌片の根
元部が付属孔内へ入り、下舌片又は上舌片の先端を容体
の係合片間に移動して、容体内を外部へ開放させ、内部
圧を下げる。
しない時を含む）、パッキンの内周面が高圧を受け、蓋
体の側壁に押付けられる。この際、パッキンの本体部の
一部は主孔内へ移動すると共に、下舌片又は上舌片の根
元部が付属孔内へ入り、下舌片又は上舌片の先端を容体
の係合片間に移動して、容体内を外部へ開放させ、内部
圧を下げる。
【００１１】
【実施例】圧力調理器１は、調理する材料を入れる容体
２と、容体２の開口を塞ぎ且つ内部圧を外部へ洩らさな
い蓋体３とを有す。図２に示す如く、容体２の開口縁に
半径方向外方に延出した係合片４を複数個離間して設け
る。蓋体３の外周縁に同様に複数個の離間した係合片５
を設ける。蓋体３を容体２の開口にのせた時、図２の如
く、蓋体３の係合片５が容体２の係合片４間に位置し、
蓋体３を回すと、蓋体３の係合片５が容体２の係合片４
の下側に移動し、重なり合った状態となる。蓋体３の内
周側にパッキン６を配す。パッキン６が加熱による内部
圧の上昇を可能にする。即ちパッキン６は内部圧を外部
へ洩らさない働きをする。
２と、容体２の開口を塞ぎ且つ内部圧を外部へ洩らさな
い蓋体３とを有す。図２に示す如く、容体２の開口縁に
半径方向外方に延出した係合片４を複数個離間して設け
る。蓋体３の外周縁に同様に複数個の離間した係合片５
を設ける。蓋体３を容体２の開口にのせた時、図２の如
く、蓋体３の係合片５が容体２の係合片４間に位置し、
蓋体３を回すと、蓋体３の係合片５が容体２の係合片４
の下側に移動し、重なり合った状態となる。蓋体３の内
周側にパッキン６を配す。パッキン６が加熱による内部
圧の上昇を可能にする。即ちパッキン６は内部圧を外部
へ洩らさない働きをする。
【００１２】容体２の左右に把手７，７′が付けられ、
蓋体３にも把手８，８′が付けられる。使用時、両把手
７，８が上下に重なる関係となる。蓋体３に公知の安全
弁９を設ける。安全弁９は内部圧が設計値を越えると、
内部圧を外部へ放出する働きをする。蓋体３の中央に公
知のおもり弁１０を配す。おもり弁１０は内部圧が必要
以上に上昇すると、おもりが浮き上り、不必要な圧のみ
を外部へ洩らして、内部圧を一定に維持する。蓋体３の
把手８にロック弁１１を配す。ロック弁１１は、図３と
図４に示す如く、弁体即ちロックピンと表示ピン１３を
有し、内部圧を受けてロックピン１２が上昇すると、表
示ピン１３も上昇し、その先端が把手８より突出し、使
用者に内部圧が高いことを知らせる。
蓋体３にも把手８，８′が付けられる。使用時、両把手
７，８が上下に重なる関係となる。蓋体３に公知の安全
弁９を設ける。安全弁９は内部圧が設計値を越えると、
内部圧を外部へ放出する働きをする。蓋体３の中央に公
知のおもり弁１０を配す。おもり弁１０は内部圧が必要
以上に上昇すると、おもりが浮き上り、不必要な圧のみ
を外部へ洩らして、内部圧を一定に維持する。蓋体３の
把手８にロック弁１１を配す。ロック弁１１は、図３と
図４に示す如く、弁体即ちロックピンと表示ピン１３を
有し、内部圧を受けてロックピン１２が上昇すると、表
示ピン１３も上昇し、その先端が把手８より突出し、使
用者に内部圧が高いことを知らせる。
【００１３】把手８内に摺動体２１を配す。摺動体２１
は、スプリング２２の付勢力を受ける本体２３と、本体
２３に固定され且つその先端がロックピン１２迄延在す
るロックバー２５を有す。本体２３の先端が容体２の係
合片４の側縁並びに係合片４間に位置することで、半径
方向内外へ移動自在で、図１の如く両係合片４，５が重
なり合う時、本体２３の先端が係合片４間に位置し且つ
ロックバー２５の先端の孔がロックピン１２と対向す
る。内部圧が高くなるとロックピン１２がロックバー２
５の先端の孔に入り、蓋体３の回動を阻止する。従っ
て、調理後の残圧の高い状態での蓋体３の回動は不可能
となる。尚、１６は煮汁が表示ピン１３に付かないよう
にするためのセキである。
は、スプリング２２の付勢力を受ける本体２３と、本体
２３に固定され且つその先端がロックピン１２迄延在す
るロックバー２５を有す。本体２３の先端が容体２の係
合片４の側縁並びに係合片４間に位置することで、半径
方向内外へ移動自在で、図１の如く両係合片４，５が重
なり合う時、本体２３の先端が係合片４間に位置し且つ
ロックバー２５の先端の孔がロックピン１２と対向す
る。内部圧が高くなるとロックピン１２がロックバー２
５の先端の孔に入り、蓋体３の回動を阻止する。従っ
て、調理後の残圧の高い状態での蓋体３の回動は不可能
となる。尚、１６は煮汁が表示ピン１３に付かないよう
にするためのセキである。
【００１４】図３と図４にパッキン６の一例の断面を示
す。パッキン６は本体部１４と、その上下内周面から内
方に且つ上下に延在する上下舌片１５，１６を有す。本
体部１４の外周面の一部に後記する主孔に対して位置決
め配設する対の離間した対向内側を傾斜する台形状の突
部１７，１７を設ける。この台形状の突起部１７が変形
しにくく係合設定する。突部１７，１７間の本体部１４
外周面と、この部分に対応する上下舌片１５，１６の内
周面に薄肉部１８，１９，２０を設ける。この薄肉部１
８，１９は設定内圧の減圧現象をより微細に安定減圧さ
せる。
す。パッキン６は本体部１４と、その上下内周面から内
方に且つ上下に延在する上下舌片１５，１６を有す。本
体部１４の外周面の一部に後記する主孔に対して位置決
め配設する対の離間した対向内側を傾斜する台形状の突
部１７，１７を設ける。この台形状の突起部１７が変形
しにくく係合設定する。突部１７，１７間の本体部１４
外周面と、この部分に対応する上下舌片１５，１６の内
周面に薄肉部１８，１９，２０を設ける。この薄肉部１
８，１９は設定内圧の減圧現象をより微細に安定減圧さ
せる。
【００１５】蓋体３の側壁２４に孔を穿ける。孔は周方
向に細く且つ突部１７をその両端に納める主孔２６と、
主孔２６の下辺から下向きに弧状に穿けた付属孔２７と
からなる。尚、付属孔は上側に配することも可能であ
る。通常のパッキン取付状態では、突部１７が主孔２６
内に入り、図１に示す如く、上舌片１５が蓋体３の内面
に接し、下舌片１６が容体２の開口縁の内面に接する。
容体内部圧が異常に高くなると、パッキン６の内周面側
に作用する高圧により、上下舌片１５，１６が蓋体３と
容体２の内面に密接させる。尚、薄肉部１９，２０は付
属孔のセンターの位置に薄肉部１９，２０は小幅寸法に
なるように設定、すなわち付属孔２７の中央部に配設さ
れている。高圧により本体部１４は半径方向外方へと変
形しながら移動するが、この動きは、上舌片１５を蓋体
３の内面に密接させた状態で、下舌片１６および、薄肉
部２０を一定の減圧を維持しながら付属孔２７方向へ案
内し、やがて、薄肉部２０の小幅寸法設定のため微細な
減圧各所によって設定された減圧が小さくなる外部との
吹出による連通をし、下舌片１６を、図６の如く、容体
２の係合片４間に変形移動し、容体内部と外部をゆるや
かな減圧の連通させる。かくして、内部圧を下げ、調理
器を安全状態にさせる。この際、突部１７，１７は主孔
２６の両端でその動きを規制させられるので、上舌片１
５が主孔２６へ入ってくることはない。
向に細く且つ突部１７をその両端に納める主孔２６と、
主孔２６の下辺から下向きに弧状に穿けた付属孔２７と
からなる。尚、付属孔は上側に配することも可能であ
る。通常のパッキン取付状態では、突部１７が主孔２６
内に入り、図１に示す如く、上舌片１５が蓋体３の内面
に接し、下舌片１６が容体２の開口縁の内面に接する。
容体内部圧が異常に高くなると、パッキン６の内周面側
に作用する高圧により、上下舌片１５，１６が蓋体３と
容体２の内面に密接させる。尚、薄肉部１９，２０は付
属孔のセンターの位置に薄肉部１９，２０は小幅寸法に
なるように設定、すなわち付属孔２７の中央部に配設さ
れている。高圧により本体部１４は半径方向外方へと変
形しながら移動するが、この動きは、上舌片１５を蓋体
３の内面に密接させた状態で、下舌片１６および、薄肉
部２０を一定の減圧を維持しながら付属孔２７方向へ案
内し、やがて、薄肉部２０の小幅寸法設定のため微細な
減圧各所によって設定された減圧が小さくなる外部との
吹出による連通をし、下舌片１６を、図６の如く、容体
２の係合片４間に変形移動し、容体内部と外部をゆるや
かな減圧の連通させる。かくして、内部圧を下げ、調理
器を安全状態にさせる。この際、突部１７，１７は主孔
２６の両端でその動きを規制させられるので、上舌片１
５が主孔２６へ入ってくることはない。
【００１６】
【効果】容体内が異常に高圧となると、付属孔と蓋体の
側壁と容体の係合片間の隙間から内部圧が逃げる減圧の
吹出しを定まる設定にでき、且つ吹出し力を小さくでき
る。このため、ガス火が消えることはない。
側壁と容体の係合片間の隙間から内部圧が逃げる減圧の
吹出しを定まる設定にでき、且つ吹出し力を小さくでき
る。このため、ガス火が消えることはない。
【図１】本発明の一例の圧力調理器の断面図である。
【図２】容体と蓋体との係合片の関係を示す図である。
【図３】パッキンの縦断面図である。
【図４】パッキンの横断面である。
【図５】蓋体の孔を示す正面図である。
【図６】パッキンの変形を示す図である。
２ 容体 ３ 蓋体 ４，５ 係合片 ６ パッキン １４ 本体部 １５，１６ 舌片 １７ 突部 ２６ 主孔 ２７ 付属孔
Claims (3)
- 【請求項１】 容体の開口周縁に形成した複数個の離間
した係合片に、蓋体の側壁に設けた複数個の離間した係
合片を、前記蓋体と前記容体との相対的回動により重ね
合せ、且つ前記蓋体の側壁の内側にパッキンを配して前
記蓋体と前記容体とを密閉する圧力調理器において、前
記パッキンが環状の本体部と、該本体部から半径方向内
方に延出する上下舌片とを有し、前記蓋体の係合片間の
前記側壁の少くとも一ケ所に孔を有し、該孔が周方向に
細長の主孔と、この主孔に通じる付属孔とからなり、前
記主孔に前記パッキンの本体部を対向させる圧力調理
器。 - 【請求項２】 前記上下舌片の内周面を薄肉とさせた薄
肉部を配設する請求項１の圧力調理器。 - 【請求項３】 前記容体内の圧が所定値以上になると、
前記パッキンの本体部の一部が前記主孔内に移動し、前
記下舌片の一部が前記付属孔内に変形移動する請求項１
の圧力調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4253431A JP2567367B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 圧力調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4253431A JP2567367B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 圧力調理器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0678851A JPH0678851A (ja) | 1994-03-22 |
| JP2567367B2 true JP2567367B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=17251308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4253431A Expired - Lifetime JP2567367B2 (ja) | 1992-08-31 | 1992-08-31 | 圧力調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567367B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7413099B2 (en) | 2001-06-08 | 2008-08-19 | Shin-Etsu Polymer Co., Ltd. | Sealing element with a protruding part approximately obliquely outward and a hermetic container using the same |
| DE102008030077A1 (de) * | 2008-06-25 | 2009-12-31 | Fissler Gmbh | Druckbehälter |
| DE102012011680A1 (de) | 2012-06-14 | 2013-12-19 | MKN Maschinenfabrik Kurt Neubauer GmbH & Co. KG | Druckgargerät |
| JP6058964B2 (ja) * | 2012-10-09 | 2017-01-11 | アサヒビール株式会社 | 飲料ディスペンサ洗浄器 |
| JP6513405B2 (ja) * | 2015-01-07 | 2019-05-15 | アサヒビール株式会社 | 圧力容器 |
-
1992
- 1992-08-31 JP JP4253431A patent/JP2567367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0678851A (ja) | 1994-03-22 |
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