JP2567339B2 - 茶葉蒸機 - Google Patents
茶葉蒸機Info
- Publication number
- JP2567339B2 JP2567339B2 JP5181835A JP18183593A JP2567339B2 JP 2567339 B2 JP2567339 B2 JP 2567339B2 JP 5181835 A JP5181835 A JP 5181835A JP 18183593 A JP18183593 A JP 18183593A JP 2567339 B2 JP2567339 B2 JP 2567339B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steamer
- steam
- louver
- tea leaf
- gap
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Tea And Coffee (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、茶葉蒸機。詳しくは固
定蒸胴の蒸気供給部をルーバー式に改良した茶葉蒸機に
関する。
定蒸胴の蒸気供給部をルーバー式に改良した茶葉蒸機に
関する。
【0002】
【従来の技術】始端に茶葉の投入口を設け、終端を回転
蒸胴に接続した固定蒸胴に蒸気送入用の大きな開口を穿
つと共に、該開口には多数の小孔を穿った蒸気調整板を
介在し、蒸気管に連通する蒸気溜蓋を脱着自在に固定さ
せてなる茶葉蒸機は、実開昭58−18085号公報に
より知られている。
蒸胴に接続した固定蒸胴に蒸気送入用の大きな開口を穿
つと共に、該開口には多数の小孔を穿った蒸気調整板を
介在し、蒸気管に連通する蒸気溜蓋を脱着自在に固定さ
せてなる茶葉蒸機は、実開昭58−18085号公報に
より知られている。
【0003】しかしながら、この茶葉蒸機は、円弧状の
調整板へ斜めに孔をあけるから錐が横滑りして孔あけは
非常に困難であり、又、孔をあける数も強度上制約され
るため充分な開口率が得られないから蒸気の流通抵抗が
大きく、しかも、小孔は切れ葉等が飛び込むとすぐに目
詰まりして蒸気の供給を阻害するため頻繁に掃除をする
ことが必要で、この掃除は多数の小孔個々について行わ
なければならないから大変面倒なものである。
調整板へ斜めに孔をあけるから錐が横滑りして孔あけは
非常に困難であり、又、孔をあける数も強度上制約され
るため充分な開口率が得られないから蒸気の流通抵抗が
大きく、しかも、小孔は切れ葉等が飛び込むとすぐに目
詰まりして蒸気の供給を阻害するため頻繁に掃除をする
ことが必要で、この掃除は多数の小孔個々について行わ
なければならないから大変面倒なものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記課題を
解消するため蒸気室に囲繞される固定蒸胴の窓部に多数
の羽板を枠縁へ取り付けたルーバーを着脱自在とするこ
とにより、蒸気を供給する隙間の形成が容易で、その開
口率を十分に大きくとれるため、蒸気の流通抵抗が小さ
くて、切れ葉等が飛び込んでも目詰まりを生じにくく、
例え、一部が目詰まりしても他の多くの部分が開口して
十分な量の蒸気を流通させ得るし、又、隙間の掃除はこ
れに鉄片等は挿し入れて左右へ往復させるだけで即座に
隙間全体を奇麗にすることができる茶葉蒸機を提供する
ことを技術的な課題とする。
解消するため蒸気室に囲繞される固定蒸胴の窓部に多数
の羽板を枠縁へ取り付けたルーバーを着脱自在とするこ
とにより、蒸気を供給する隙間の形成が容易で、その開
口率を十分に大きくとれるため、蒸気の流通抵抗が小さ
くて、切れ葉等が飛び込んでも目詰まりを生じにくく、
例え、一部が目詰まりしても他の多くの部分が開口して
十分な量の蒸気を流通させ得るし、又、隙間の掃除はこ
れに鉄片等は挿し入れて左右へ往復させるだけで即座に
隙間全体を奇麗にすることができる茶葉蒸機を提供する
ことを技術的な課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明に係る茶葉蒸機は、茶葉の投入口と、蒸気の
供給部とを有する固定蒸胴に回転蒸胴を連設して、前記
投入口より投入されて固定、回転の蒸胴を旋回移動され
る茶葉を供給部より供給される蒸気によって蒸す茶葉蒸
機において、前記固定蒸胴の蒸気供給部に窓部を設け、
この窓部に多数の羽板を切れ葉がつかえにくい隙間で枠
縁へ取り付けたルーバーを着脱自在に取り付け、蒸気室
の上側には前記ルーバーを出し入れする開口を設けて、
この開口を蓋により閉塞させた構成を採用することを特
徴とする。そして、ルーバーの多数の羽板は、固定蒸胴
内において茶葉が旋回される方向へ傾くように枠縁へ取
り付けられるか、傾斜角度を調整できるように枠縁へ取
り付けられる構成とすることが好ましい。
め、本発明に係る茶葉蒸機は、茶葉の投入口と、蒸気の
供給部とを有する固定蒸胴に回転蒸胴を連設して、前記
投入口より投入されて固定、回転の蒸胴を旋回移動され
る茶葉を供給部より供給される蒸気によって蒸す茶葉蒸
機において、前記固定蒸胴の蒸気供給部に窓部を設け、
この窓部に多数の羽板を切れ葉がつかえにくい隙間で枠
縁へ取り付けたルーバーを着脱自在に取り付け、蒸気室
の上側には前記ルーバーを出し入れする開口を設けて、
この開口を蓋により閉塞させた構成を採用することを特
徴とする。そして、ルーバーの多数の羽板は、固定蒸胴
内において茶葉が旋回される方向へ傾くように枠縁へ取
り付けられるか、傾斜角度を調整できるように枠縁へ取
り付けられる構成とすることが好ましい。
【0006】
【作用】本発明に係る茶葉蒸機は、多数の羽板を切れ葉
がつかえにくい隙間で枠縁へ取り付ければ開口率が大き
いルーバーが簡単に形成れる。そこで、このルーバーを
蒸気の供給部へ取り付ければ、蒸気を供給する際の流入
抵抗が小さくて、切れ葉が隙間へ飛び込んでも目詰まり
を生じにくく、又、例え、一部に目詰まりを生じても他
の多くの部分が開口して蒸気を通すため、蒸気の供給は
殆ど変動することなく一定に保たれる。又、ルーバーの
隙間は、長時間蒸しを継続すると羽板へ切れ葉が付着す
るため狭まるが、これに伴い、隙間へ鉄片等を挿し入れ
て左右に往復させれば切れ葉が即座に取り除かれて隙間
を元状に戻すことができる。更に、ルーバーは予備を準
備して、蒸しの途中で使用中のルーバーと予備のルーバ
ーとを交換し、外したルーバーを湯か水に漬け洗いにす
れば、蒸しを中断することなくルーバーを交換すること
ができて、ルーバーを掃除する手間も省ける。
がつかえにくい隙間で枠縁へ取り付ければ開口率が大き
いルーバーが簡単に形成れる。そこで、このルーバーを
蒸気の供給部へ取り付ければ、蒸気を供給する際の流入
抵抗が小さくて、切れ葉が隙間へ飛び込んでも目詰まり
を生じにくく、又、例え、一部に目詰まりを生じても他
の多くの部分が開口して蒸気を通すため、蒸気の供給は
殆ど変動することなく一定に保たれる。又、ルーバーの
隙間は、長時間蒸しを継続すると羽板へ切れ葉が付着す
るため狭まるが、これに伴い、隙間へ鉄片等を挿し入れ
て左右に往復させれば切れ葉が即座に取り除かれて隙間
を元状に戻すことができる。更に、ルーバーは予備を準
備して、蒸しの途中で使用中のルーバーと予備のルーバ
ーとを交換し、外したルーバーを湯か水に漬け洗いにす
れば、蒸しを中断することなくルーバーを交換すること
ができて、ルーバーを掃除する手間も省ける。
【0007】又、前記ルーバーは、多数の羽板を枠縁へ
取り付ける角度が異なる複数種を準備してこれらを交換
使用するか、あるいは、枠縁に羽板を傾斜角度を調整で
きるように取り付けてその角度を変化させるようにすれ
ば、茶葉に対する蒸気の供給を茶葉の流れと並流する状
態か、流れを横切る状態か、又は、前二者の中間的な状
態に変換して、原料茶葉の性状や蒸し加減等に応じた適
切な蒸気の供給状態を選択して常に最良の蒸し効果を得
ることが可能となる。
取り付ける角度が異なる複数種を準備してこれらを交換
使用するか、あるいは、枠縁に羽板を傾斜角度を調整で
きるように取り付けてその角度を変化させるようにすれ
ば、茶葉に対する蒸気の供給を茶葉の流れと並流する状
態か、流れを横切る状態か、又は、前二者の中間的な状
態に変換して、原料茶葉の性状や蒸し加減等に応じた適
切な蒸気の供給状態を選択して常に最良の蒸し効果を得
ることが可能となる。
【0008】
【実施例】以下に本発明に係る茶葉蒸機の実施例を図面
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明に係る茶葉蒸機の固定蒸胴を
蒸気室供給部の中央で縦断した正面図。図2は同上蒸機
に於ける蒸気の供給部からルーバーを取り出した状態を
示す固定蒸胴の斜視図。図3は同上蒸機に於けるルーバ
ーの隙間の形成状態の一例を示す一部分の拡大縦断正面
図。図4は同上蒸機に於けるルーバーの隙間の形成状態
の他の例を示す一部分の拡大縦断正面図。図5は同上蒸
機に於けるルーバーの隙間の形成状態の更に他の例を示
す一部分の拡大縦断正面図である。
蒸気室供給部の中央で縦断した正面図。図2は同上蒸機
に於ける蒸気の供給部からルーバーを取り出した状態を
示す固定蒸胴の斜視図。図3は同上蒸機に於けるルーバ
ーの隙間の形成状態の一例を示す一部分の拡大縦断正面
図。図4は同上蒸機に於けるルーバーの隙間の形成状態
の他の例を示す一部分の拡大縦断正面図。図5は同上蒸
機に於けるルーバーの隙間の形成状態の更に他の例を示
す一部分の拡大縦断正面図である。
【0010】図に於て符号1は、茶葉蒸機に於ける固定
蒸胴を示すもので、図1、図2に示すように始端側に茶
葉の投入口2を設け、中間に後記する蒸気室に囲まれる
蒸気の供給部1aを設け、終端側には回転蒸胴(図面省
略)へ挿入する鍔3付きの接合環4を設けてある。
蒸胴を示すもので、図1、図2に示すように始端側に茶
葉の投入口2を設け、中間に後記する蒸気室に囲まれる
蒸気の供給部1aを設け、終端側には回転蒸胴(図面省
略)へ挿入する鍔3付きの接合環4を設けてある。
【0011】符号5は、前記固定蒸胴1の蒸気供給部1
aの外側にこれを囲繞するように設けた蒸気室を示すも
ので、図1、図2に示すように上側に後記するルーバー
11を出し入れする開口6を設け、下側に蒸気室へ溜っ
た切れ葉等を取り出す開口7を設けて、これら開口6と
7は図1に示すように蓋8と9により閉塞してあり、両
側壁の上部には蒸気の発生部(図面省略)から蒸気を供
給される供給筐10を取付けてある。
aの外側にこれを囲繞するように設けた蒸気室を示すも
ので、図1、図2に示すように上側に後記するルーバー
11を出し入れする開口6を設け、下側に蒸気室へ溜っ
た切れ葉等を取り出す開口7を設けて、これら開口6と
7は図1に示すように蓋8と9により閉塞してあり、両
側壁の上部には蒸気の発生部(図面省略)から蒸気を供
給される供給筐10を取付けてある。
【0012】符号11は、前記した蒸気供給部1aの蒸
気を供給する窓部1bへ着脱自在に取り付けたルーバー
を示すもので、このルーバー11は、枠縁12へ多数の
羽板13を切れ葉等がつかえにくい隙間14で取り付け
ることにより、十分な開口率が得られるため、蒸気の流
通抵抗が小さくて、切れ葉等が飛び込んでも目詰まりし
にくく、又、例え、一部分が目詰まりしても他の多くの
部分が開放して十分な量の蒸気を通すし、隙間14へ鉄
片等を挿し入れてこれを左右に往復させれば、羽板へ付
着した切れ葉等を即座に取り除いて隙間を元状に戻す掃
除が簡単に行えるようにしてある。
気を供給する窓部1bへ着脱自在に取り付けたルーバー
を示すもので、このルーバー11は、枠縁12へ多数の
羽板13を切れ葉等がつかえにくい隙間14で取り付け
ることにより、十分な開口率が得られるため、蒸気の流
通抵抗が小さくて、切れ葉等が飛び込んでも目詰まりし
にくく、又、例え、一部分が目詰まりしても他の多くの
部分が開放して十分な量の蒸気を通すし、隙間14へ鉄
片等を挿し入れてこれを左右に往復させれば、羽板へ付
着した切れ葉等を即座に取り除いて隙間を元状に戻す掃
除が簡単に行えるようにしてある。
【0013】尚、前記ルーバー11の隙間14は、羽板
13を図3に示すように傾斜させて枠縁12へ取り付け
ると、その向きが図1に示す撹拌部材15と図面には示
してない回転蒸胴との回転により旋回移送される茶葉の
旋回方向と一致するように設定されるから、蒸気の供給
が茶葉と並流するように行われて、茶葉と蒸気との接触
を効果的に長く行わせるため蒸し結果が向上され、羽板
13を図4に示すように固定蒸胴1の中心へ向かうよう
に枠縁12へ取り付ければ、隙間14の向きが固定蒸胴
1の中心へ向かうように設定されるから、蒸気の供給が
旋回移動する茶葉を横切るように行われて茶葉と蒸気と
の接触効果を減少させ、更に、羽板13を前二者の中間
的な角度で枠縁12へ取り付ければ、隙間14の向きが
中間的な傾きに設定されて、前二者の中間的な蒸気の供
給状態を実現させる得る。
13を図3に示すように傾斜させて枠縁12へ取り付け
ると、その向きが図1に示す撹拌部材15と図面には示
してない回転蒸胴との回転により旋回移送される茶葉の
旋回方向と一致するように設定されるから、蒸気の供給
が茶葉と並流するように行われて、茶葉と蒸気との接触
を効果的に長く行わせるため蒸し結果が向上され、羽板
13を図4に示すように固定蒸胴1の中心へ向かうよう
に枠縁12へ取り付ければ、隙間14の向きが固定蒸胴
1の中心へ向かうように設定されるから、蒸気の供給が
旋回移動する茶葉を横切るように行われて茶葉と蒸気と
の接触効果を減少させ、更に、羽板13を前二者の中間
的な角度で枠縁12へ取り付ければ、隙間14の向きが
中間的な傾きに設定されて、前二者の中間的な蒸気の供
給状態を実現させる得る。
【0014】従って、茶葉の性状や蒸し条件に応じて隙
間14の向きが違うものを選択使用したいときは、隙間
14の傾きが違う複数のルーバー11を準備して置い
て、これらを茶葉の性状や蒸し条件が変わる毎に交換使
用すれば、種々の茶葉に対して常に良好な蒸し結果が得
られるようにすることができ、又、茶葉の性状や蒸し条
件には関係なく一定した傾きの隙間14を使用するとき
も、予備のルーバー11を準備して置いて、蒸し中にル
ーバー11の隙間が狭まれば蒸機を運転したままで使用
中のルーバー11を取り外し、予備のルーバー11を取
付けて外したルーバー11を湯か水に漬け洗いにすれば
蒸しを中断することなくルーバー11の交換ができて掃
除の手間が省ける。
間14の向きが違うものを選択使用したいときは、隙間
14の傾きが違う複数のルーバー11を準備して置い
て、これらを茶葉の性状や蒸し条件が変わる毎に交換使
用すれば、種々の茶葉に対して常に良好な蒸し結果が得
られるようにすることができ、又、茶葉の性状や蒸し条
件には関係なく一定した傾きの隙間14を使用するとき
も、予備のルーバー11を準備して置いて、蒸し中にル
ーバー11の隙間が狭まれば蒸機を運転したままで使用
中のルーバー11を取り外し、予備のルーバー11を取
付けて外したルーバー11を湯か水に漬け洗いにすれば
蒸しを中断することなくルーバー11の交換ができて掃
除の手間が省ける。
【0015】更にルーバー11の隙間14は、図5に示
すよう羽板13を枠縁12へ回動自在に取り付ければ、
隙間14の傾きと間隔を変化させることができるもの
で、この場合は、図5に示すように枠縁12を上下の二
片に分割してねじ結合(図面省略)し、両者に跨って孔
16をあけ、この孔16へ羽板13の両端に固定した軸
17を嵌合して、この軸17に枠縁12に螺合した止め
ねじ18を係合させて置けば、羽板13の回動によりそ
の傾きを変えて隙間14の向きを変更すると共に、隙間
14の幅をも変化させることができるから、上記の供給
方向と供給量の微妙な調整ができる便利があるだけでな
く、掃除の際には羽板13の間隔を大きく広げて掃除を
一層容易にすることができるものである。
すよう羽板13を枠縁12へ回動自在に取り付ければ、
隙間14の傾きと間隔を変化させることができるもの
で、この場合は、図5に示すように枠縁12を上下の二
片に分割してねじ結合(図面省略)し、両者に跨って孔
16をあけ、この孔16へ羽板13の両端に固定した軸
17を嵌合して、この軸17に枠縁12に螺合した止め
ねじ18を係合させて置けば、羽板13の回動によりそ
の傾きを変えて隙間14の向きを変更すると共に、隙間
14の幅をも変化させることができるから、上記の供給
方向と供給量の微妙な調整ができる便利があるだけでな
く、掃除の際には羽板13の間隔を大きく広げて掃除を
一層容易にすることができるものである。
【0016】符号19は、前記ルーバー11に取付けた
取手を示すもので、図2のように側面形状を門形に形成
したものを所定の間隔で一対取付け、これら取手19を
持って蒸気室5へのルーバー11の収容と取出しとを行
うもので、この取手19には調整ナット20により昇降
調整して、ルーバー11を出し入れする開口6の蓋8へ
当接させるボルト21を支持させ、ルーバー11を窓孔
1bに乗せて、開口6の蓋8を閉じると、前記ボルト2
1が蓋8に抑えられてルーバー11を窓孔1bへ押し付
けて安定させるようにしたものである。
取手を示すもので、図2のように側面形状を門形に形成
したものを所定の間隔で一対取付け、これら取手19を
持って蒸気室5へのルーバー11の収容と取出しとを行
うもので、この取手19には調整ナット20により昇降
調整して、ルーバー11を出し入れする開口6の蓋8へ
当接させるボルト21を支持させ、ルーバー11を窓孔
1bに乗せて、開口6の蓋8を閉じると、前記ボルト2
1が蓋8に抑えられてルーバー11を窓孔1bへ押し付
けて安定させるようにしたものである。
【0017】
【発明の効果】前述した通り本発明に係る茶葉蒸機は、
蒸気を供給する隙間の形成が容易であって、その開口率
を充分に大きく取れるから、蒸気の流入抵抗が小さく
て、切れ葉等がつかえる目詰まりを生じにくく、又、例
え、一部が目詰まりしても他の部分が開口して十分な蒸
気の供給を続行し得る。そして、隙間の掃除は鉄片等を
入れて左右へ往復させれば即座に確実に行えて、しか
も、予備のルーバーを準備すれば、蒸し中にルーバーを
交換し外したルーバーを湯か水に漬洗いにすることによ
り掃除の手数を省くことも可能である。更に、この茶葉
蒸機のルーバーは隙間の向きの違う複数を準備したり、
隙間の角度調整ができる構造を採用して、原料茶葉の性
状や蒸し加減等に応じた適切な蒸気の供給状態を選定し
て常に最良の蒸し結果を挙げることも可能である。
蒸気を供給する隙間の形成が容易であって、その開口率
を充分に大きく取れるから、蒸気の流入抵抗が小さく
て、切れ葉等がつかえる目詰まりを生じにくく、又、例
え、一部が目詰まりしても他の部分が開口して十分な蒸
気の供給を続行し得る。そして、隙間の掃除は鉄片等を
入れて左右へ往復させれば即座に確実に行えて、しか
も、予備のルーバーを準備すれば、蒸し中にルーバーを
交換し外したルーバーを湯か水に漬洗いにすることによ
り掃除の手数を省くことも可能である。更に、この茶葉
蒸機のルーバーは隙間の向きの違う複数を準備したり、
隙間の角度調整ができる構造を採用して、原料茶葉の性
状や蒸し加減等に応じた適切な蒸気の供給状態を選定し
て常に最良の蒸し結果を挙げることも可能である。
【図1】本発明に係る茶葉蒸機の固定蒸胴を蒸気室供給
部の中央で縦断した正面図である。
部の中央で縦断した正面図である。
【図2】同上蒸機に於ける蒸気室からルーバーを取り出
した状態を示す固定蒸胴の斜視図である。
した状態を示す固定蒸胴の斜視図である。
【図3】同上蒸機に於けるルーバーの隙間の形成状態の
一例を示す一部分の拡大縦断正面図である。
一例を示す一部分の拡大縦断正面図である。
【図4】同上蒸機に於けるルーバーの隙間の形成状態の
他の例を示す一部分の拡大縦断正面図である。
他の例を示す一部分の拡大縦断正面図である。
【図5】同上蒸機に於けるルーバーの隙間の形成状態の
更に他の例を示す一部分の拡大縦断正面図である。
更に他の例を示す一部分の拡大縦断正面図である。
1 固定蒸胴 1a 蒸気の供給部1b 窓部 5 蒸気室 6 開口 8 蓋 11 ルーバー 12 枠縁 13 羽板 14 隙間 16 孔 17 軸 18 止めねじ
Claims (3)
- 【請求項1】 茶葉の投入口と、蒸気の供給部とを有す
る固定蒸胴に回転蒸胴を連設して、前記投入口より投入
されて固定、回転の蒸胴内を旋回移動される茶葉を供給
部より供給される蒸気によって蒸す茶葉蒸機において、
前記固定蒸胴の蒸気供給部に窓部を設け、この窓部に多
数の羽板を切れ葉がつかえにくい隙間で枠縁へ取り付け
たルーバーを着脱自在に取り付け、蒸気室の上側には前
記ルーバーを出し入れする開口を設けて、この開口を蓋
により閉塞させたことを特徴とする茶葉蒸機。 - 【請求項2】 ルーバーの多数の羽板が固定蒸胴内にお
いて茶葉が旋回される方向へ傾くように枠縁へ取り付け
らたことを特徴とする請求項1記載の茶葉蒸機。 - 【請求項3】 ルーバーの羽板が傾斜角度を調整できる
ように枠縁へ取り付けられたことを特徴とする請求項1
記載の茶葉蒸機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5181835A JP2567339B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 茶葉蒸機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5181835A JP2567339B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 茶葉蒸機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078168A JPH078168A (ja) | 1995-01-13 |
JP2567339B2 true JP2567339B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=16107652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5181835A Expired - Lifetime JP2567339B2 (ja) | 1993-06-28 | 1993-06-28 | 茶葉蒸機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567339B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102960477B (zh) * | 2012-11-21 | 2014-08-13 | 广西壮族自治区梧州茶厂 | 蒸茶装置 |
CN104095132B (zh) * | 2014-07-10 | 2016-02-24 | 桐乡市绿康菊业有限公司 | 用于菊花杀青机中的朵菊杀青汽室 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6019572Y2 (ja) * | 1979-07-17 | 1985-06-12 | 株式会社寺田製作所 | 製茶蒸機 |
-
1993
- 1993-06-28 JP JP5181835A patent/JP2567339B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH078168A (ja) | 1995-01-13 |
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