JP2567080Y2 - 塵芥車における投入口扉開閉装置 - Google Patents

塵芥車における投入口扉開閉装置

Info

Publication number
JP2567080Y2
JP2567080Y2 JP4804692U JP4804692U JP2567080Y2 JP 2567080 Y2 JP2567080 Y2 JP 2567080Y2 JP 4804692 U JP4804692 U JP 4804692U JP 4804692 U JP4804692 U JP 4804692U JP 2567080 Y2 JP2567080 Y2 JP 2567080Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
packer
arm
inlet
cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4804692U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH068313U (ja
Inventor
憲男 前田
修己 池田
繁隆 中尾
昇 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP4804692U priority Critical patent/JP2567080Y2/ja
Publication of JPH068313U publication Critical patent/JPH068313U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567080Y2 publication Critical patent/JP2567080Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は塵芥車の投入口を開閉す
る投入口扉の開閉装置に開するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の投入口扉開閉装置は実開昭58−
147903号公報に開示されている如く投入口扉をア
−ムで支持するとともにガイドレ−ルにて上下方向に案
内するようになっており、更に投入口扉の取手にハンド
ルを設け、そのハンドルを操作することによりガイドレ
−ル側のストッパにプッシュロッドを係脱させて投入口
扉を投入口開放位置及び閉鎖位置に保持するようになっ
ている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが前記構造であ
れば、投入口開閉のために取手とハンドルを握ってロッ
ク解除した後投入口扉を押し上げ若しくは押し下げなけ
ればならず操作が非常に煩雑となる。そのため投入口扉
は開放されたままの状態で使用され、特に走行中は投入
口から塵芥が飛散するという問題がある。
【0004】またプッシュロッドの係脱にて投入口扉を
所定の位置に保持するようにしているが、塵芥がプッシ
ュロッドやストッパにからまると投入口扉の固定が不完
全となり、走行中に投入口扉が上下にふらつくという問
題がある。そこで本考案は簡単な操作で投入口扉の開閉
操作が行なえるとともに投入口扉を確実に保持できるよ
うにした投入口扉開閉装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、塵芥容器の後
方に、押込装置を内装したパッカを連接し、パッカの後
面に投入口を開口した塵芥車において、前記投入口の両
側壁にガイドレ−ルを設け、前記投入口を開閉する投入
口扉の下部をガイドレ−ルにて上下方向に案内可能に設
け、前記投入口扉の上部には、一端がパッカ側面にて上
下回動可能に軸支されたア−ムの他端を軸支し、前記ア
−ムとパッカとの間にはネジ軸の回転にてア−ムを上下
回動させるシリンダを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】パッカ内に塵芥を投入する際にはネジ軸を正転
させてシリンダを伸長させ、シリンダの伸長にてア−ム
を上方回動させて投入口扉を上昇させ、投入口を開放す
る。その状態でパッカ内に塵芥を投入する。
【0007】走行する際には、ネジ軸を逆転させてシリ
ンダを縮小させ、ア−ムを下方回動させて投入口扉を降
下させ、投入口を閉鎖する。その状態で走行する。
【0008】
【実施例】以下本考案の実施例を図面にて説明すると、
1は塵芥車の塵芥容器で、該塵芥容器1の後方にはパッ
カ2が連接され、上部の軸支点3を中心にパッカ2を上
方回動できるようになっている。前記パッカ2内には回
転板4と押込板5とからなる押込装置6が設けられ、パ
ッカ2内の塵芥を回転板4にてすくい上げ、回転板4上
の塵芥を押込板5にて塵芥容器1側に押し込むようにな
っている。
【0009】前記パッカ2の後面には投入口7が形成さ
れ、該投入口7は投入口扉8と受台9とにて閉鎖される
ようになっている。前記受台9はパッカ2に蝶着され、
受台9を回動させると水平になって投入される塵芥を支
持するようになっている。10は投入口7の両側縁に設
けられた断面コ字形のガイドレ−ルで、該ガイドレ−ル
10には前記投入口扉8の基部両側方に突出させたロ−
ラ11を当接させ、前記ロ−ラ11はガイドレ−ル10
に案内されて上下移動するようになっている。
【0010】12は一端をパッカ2側面に軸支したア−
ムで、該ア−ム12の他端を投入口扉8の上部に軸支
し、ア−ム12を上方回動させることにより投入口扉8
も上昇させて投入口7を開放しうるようになっている。
13は前記ア−ム12を上下回動させるためのシリンダ
で、該シリンダ13は一端をパツカ2側面のブラケット
14に軸支し、他端をア−ム12側のブラケット15に
ボルト16とナット17からなる連結部材18にて連結
してある。
【0011】前記シリンダ13は図3に示す如くギヤボ
ックス19と外筒20を一体にし、ギヤボックス19に
電動モ−タ21を固定し、外筒20に軸受22を介して
ネジ軸23を内装し、電動モ−タ21とネジ軸23とを
ギヤボックス19内の減速機24にて連結し、ネジ軸2
3には内筒25と一体の螺合体26を螺合させ、ネジ軸
23を正転させるとシリンダ13が伸長し、逆転させる
と縮小するようになっている。
【0012】27はア−ム12とパッカ2との間に設け
たスプリングで、該スプリング27はア−ム12の回動
を助勢するようになっている。28はガイドレ−ル10
上部に設けたストッパで、シリンダ13が故障した際に
投入口扉8を開放位置に保持するためのものである。す
なわち、ガイドレ−ル10に固定したケ−ス29にスト
ッパピン30を設け、ケ−ス29内のスプリング31に
てストッパピン30を常時ガイドレ−ル10内に突出さ
せるように付勢してある。
【0013】またケ−ス29の長孔32よりストッパピ
ン30と一体のレバ−33を突出させてストッパピン3
0の操作ができるようになっており、ストッパピン30
の先端には下面にテ−パ部34を上面に平担状のストッ
パ部35を形成してある。36はパッカ2の側面に設け
た切換スイッチ37と押込装置用のスイッチ38を設け
たスイッチボックスである。
【0014】図4は電動モ−タ21を制御するための電
気回路図である。すなわち、操作用回路39にリミット
スイッチ40、操作スイッチ41、押込装置用のスイッ
チ38及び押込装置用制御回路42が直列に設けてあ
る。前記リミットスイッチ40は押込装置6を駆動する
ために塵芥車のエンジンより動力を取り出すための動力
取出装置(図示せず)を動力取出位置に切換えると
「接」になるようになっている。
【0015】前記操作スイッチ41は前記制御回路42
に通電させるためのものである。前記操作用回路39に
はモ−タ制御回路43とモ−タ回路44とを分岐させ、
モ−タ制御回路43は切換スイッチ37にて上昇回路4
5又は降下回路46に通電させうるようになっており、
上昇回路45には第1リレ−R1が降下回路46には第
2リレ−R2がそれぞれ介装されている。
【0016】前記モ−タ回路44には電動モ−タ21と
リレ−接点r1,r2が介装され、リレ−接点r1の励
磁にて電動モ−タ21が正転し、リレ−接点r2の励磁
にて逆転するようになっている。本考案は前記の如き構
成で次に作用について説明すると、塵芥を投入するため
に投入口を開放する場合には、押込装置6を作動させる
ための事前準備として動力取出装置の操作にてリミット
スイッチ40が「接」になり操作スイッチ41も操作用
回路39の通電側に切換えられているので、切換スイッ
チ37を上昇回路45側に通電させる。
【0017】上昇回路45への通電にて第1リレ−R1
が励磁され、電動モ−タ21は正転する。電動モ−タ2
1の正転にてネジ軸23が回転し、螺合体26を介して
内筒25が伸長しア−ム12を図1実線から一点鎖線の
位置まで上方回動させる。前記ア−ム12の回動にて投
入口扉8とともにロ−ラ11がガイドレ−ル10に案内
されて図2点線から一点鎖線の位置まで上昇し、投入口
7が開放される。
【0018】尚、事前に投入口7下部の受台9を開いて
おく。この状態でスイッチ38を操作して押込装置6を
作動させるとともに塵芥を投入口7から投入することに
より、塵芥は押込装置6にて塵芥容器1に押し込まれ
る。収集作業終了後に投入口を閉鎖する場合には、受台
9を回動させた後切換スイッチ37を降下回路46側に
通電させ第2リレ−R2を励磁させる。
【0019】第2リレ−R2への励磁により電動モ−タ
21は逆転する。電動モ−タ21の逆転にてネジ軸23
が回転し、螺合体26を介して内筒25が縮小しア−ム
12を下方回動させる。前記ア−ム12の回動にて投入
口扉8は降下し投入口7を閉鎖する。尚、投入口扉8開
放位置及び閉鎖位置にて投入口扉8に外力が作用しても
内筒25の螺合体26がネジ軸23に螺合しているため
変動せず、各位置を保持することができる。
【0020】電動モ−タ21等の故障によりシリンダ1
3の伸縮操作ができなくなった場合には連結部材18の
ボルト16とナット17とを外してシリンダ13とア−
ム12とを分離し、その状態で投入口扉8を持ち上げ、
投入口扉8側のロ−ラ11を図2の2点鎖線位置まで移
動させる。すなわちロ−ラ11が上昇するとストッパピ
ン30のテ−パ部34に当たるとともにストッパピン3
0をスプリング31に抗してケ−ス29側に押し込んで
ストッパピン30を通過する。
【0021】ロ−ラ11がストッパピン30を通過する
とストッパピン30がスプリング31にて押し出され、
ストッパ部35にてロ−ラ11を支持し、投入口扉8を
開放位置に保持することができる。これにより電動モ−
タ21が故障しても投入口7を開放するとともに投入口
扉8を開放位置に保持することができ、投入作業を行な
うことができる。
【0022】
【考案の効果】以上の如く本考案は投入口扉を支持する
ア−ムをネジ軸を有するシリンダにて回動させるように
したので、投入口扉の開閉操作が簡単容易になり作業者
の労力を軽減することができる。またそれにともなって
走行時には作業者も投入口を閉鎖するようになることか
ら走行中の塵芥飛散も防止することができる。
【0023】更にシリンダとしてネジ軸を使用したので
ストッパ等を設けることなく投入口扉を所定の位置に保
持することができ、従来の如くストッパ等に塵芥がひっ
かかって投入口扉の開閉操作を阻害する欠点を全て解消
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の全体図である。
【図2】図1のA−A部拡大図である。
【図3】図1のB−B部拡大図である。
【図4】電気回路図である。
【符号の説明】
1 塵芥容器 2 パッカ 6 押込装置 7 投入口 8 投入口扉 10 ガイドレ−ル 12 ア−ム 13 シリンダ 23 ネジ軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塵芥容器の後方に、押込装置を内装した
    パッカを連接し、パッカの後面に投入口を開口した塵芥
    車において、前記投入口の両側壁にガイドレ−ルを設
    け、前記投入口を開閉する投入口扉の下部をガイドレ−
    ルにて上下方向に案内可能に設け、前記投入口扉の上部
    には、一端がパッカ側面にて上下回動可能に軸支された
    ア−ムの他端を軸支し、前記ア−ムとパッカとの間には
    ネジ軸の回転にてア−ムを上下回動させるシリンダを設
    けてなる塵芥車における投入口扉開閉装置。
JP4804692U 1992-07-09 1992-07-09 塵芥車における投入口扉開閉装置 Expired - Lifetime JP2567080Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4804692U JP2567080Y2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 塵芥車における投入口扉開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4804692U JP2567080Y2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 塵芥車における投入口扉開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH068313U JPH068313U (ja) 1994-02-01
JP2567080Y2 true JP2567080Y2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=12792391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4804692U Expired - Lifetime JP2567080Y2 (ja) 1992-07-09 1992-07-09 塵芥車における投入口扉開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567080Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101981268B1 (ko) * 2018-10-18 2019-05-24 신현대특장 주식회사 음식물쓰레기 수거차량

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5388107B2 (ja) * 2009-03-26 2014-01-15 新明和工業株式会社 塵芥収集車の塵芥投入箱
JP5501776B2 (ja) * 2010-01-22 2014-05-28 新明和工業株式会社 塵芥投入箱およびこれを備えた塵芥収集車
JP7141352B2 (ja) * 2018-05-17 2022-09-22 新明和工業株式会社 塵芥収集車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101981268B1 (ko) * 2018-10-18 2019-05-24 신현대특장 주식회사 음식물쓰레기 수거차량

Also Published As

Publication number Publication date
JPH068313U (ja) 1994-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4903435A (en) Device for motorized opening and closing of pivotable body panels of motor vehicles
US6217097B1 (en) Power operated tailgate
JP2567080Y2 (ja) 塵芥車における投入口扉開閉装置
CA2204322A1 (en) Vehicle window opening/closing device
JPH10976A (ja) 車両の車椅子自動乗降装置
JPH0319455Y2 (ja)
CN219138757U (zh) 一种货车尾门用的双向开合结构
JP4330708B2 (ja) 塵芥収集車の投入口ドア開閉装置
JPH11342783A (ja) 簡易型パワーリフト
JPH0644883Y2 (ja) 塵芥収集車のホッパドア開閉装置
JPS58101832A (ja) 乗物用座席
JP3810180B2 (ja) 車両に装備されるスロープ板装置
JPH0138083Y2 (ja)
JPS5928899Y2 (ja) スライドル−フ車のル−フ開閉装置
JPH0611923Y2 (ja) コンテナ開閉蓋のカバー体自動開閉装置を有するコンパクタ・コンテナ
JPH068033U (ja) 車両のテールゲート構造
KR200247760Y1 (ko) 적재함 개폐장치
JP2558350Y2 (ja) 開閉扉を有する車両用荷役装置の安全装置
JP2522471Y2 (ja) 塵芥収集車の荷箱固縛装置
JP2550939Y2 (ja) コンバイン
JPH0630507Y2 (ja) 車両用のバックドア装置
JPH0653511U (ja) 塵芥収集車のホッパドア開閉装置
JP2538369Y2 (ja) 塵芥収集車
JP2767195B2 (ja) ダンプカーのリアドア開閉装置
JPS6138834Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071219

Year of fee payment: 10