JP2566925Y2 - カップ式飲料自動販売機の温水払出装置 - Google Patents

カップ式飲料自動販売機の温水払出装置

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JP2566925Y2
JP2566925Y2 JP6950192U JP6950192U JP2566925Y2 JP 2566925 Y2 JP2566925 Y2 JP 2566925Y2 JP 6950192 U JP6950192 U JP 6950192U JP 6950192 U JP6950192 U JP 6950192U JP 2566925 Y2 JP2566925 Y2 JP 2566925Y2
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JP
Japan
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hot water
water supply
water tank
water level
level
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JP6950192U
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JPH0633286U (ja
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譲 中村
敏光 山西
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、カップ式飲料自動販売
機において温水タンクの給湯弁を開閉して、温水を所定
箇所に給湯する温水払出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カップ式飲料自動販売機は図3と図4に
示すように構成されている。温水払出装置1には、温水
を溜める角筒形状の温水タンク2と、この温水タンク2
への給水経路としての給水管3a,3bと、給水経路を
開閉する給水弁3と、温水タンク2の内部を暖める加熱
ヒータ4と、この温水タンク2の内部に浮かべられる水
位検知用のフロート5と、温水タンク2の上方に配置さ
れフロート5と連動する検出板5aの動きを検出して温
水タンク2への給水をオンオフする水位検出スイッチ6
と、この水位検出スイッチ6の少し下方に配置され検出
板5aが当接した際に断水と判定する断水検出スイッチ
7と、温水タンク2に取り付けられた給湯弁8と、給湯
および給水を制御する制御部11に、給湯弁8の開閉を制
御する第1の制御部11aと、給水弁3の開閉を制御する
第2の制御部11bとが備えられている。
【0003】ここで従来、給湯要求があった場合は第1
の制御部11aで給湯弁8を所定時間開放することによ
り、温水を、各種飲料材料を混合するミキシングボール
9や抽出用ブルワー10に給湯するようになっている。
【0004】給水弁3は、温水タンク2の水位が低水位
レベルになって水位検出スイッチ6が検出板5aを検出
しなくなると、第2の制御部11bを介して開放状態に切
り換えられて水道水が温水タンク2に注がれる。開放状
態の給水弁3は、温水タンク2の水位が高水位レベルに
なって水位検出スイッチ6が検出板5aを検出すると、
第2の制御部11bを介して閉塞状態に切り換えられて温
水タンク2への注水が終了する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような構成では、
温水タンク2の液面レベルが水位検出スイッチ6がオン
オフする低水位レベルと高水位レベルとの間で変動する
ため、ミキシングボール9や抽出用ブルワー10への実際
の給湯量も大きく変動し、その結果、飲料の濃度すなわ
ち味が一定せずカップへの給湯量もばらつくという問題
がある。
【0006】本考案は、温水タンク2の内部の液面レベ
ルの変動に対しても給湯量の変動を低減できる温水払出
装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の温水払出装置
は、温水タンクに、この温水タンクの高水位よりも下方
位置に給湯弁を取り付け、この給湯弁を開閉して温水を
払い出すとともに、温水タンクの水位が低水位レベルに
低下したことを検知して前記高水位に達するまで温水タ
ンクに給水制御する温水払出装置において、温水タンク
の水位が高水位に達するたびに払出回数のカウント値を
クリヤして払出回数をカウントし、カウント値に応じた
時間だけ前記給湯弁を開放する制御部を設けたことを特
徴とする。
【0008】
【作用】この構成によると、制御部は温水タンクの水位
が高水位レベルに達してからの払出回数を制御部がカウ
ントし、そのカウント値に応じて制御部が給湯弁の一回
当たりの開放時間を変更して、給湯量をコントロールす
る。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1と図2に基づ
いて説明する。なお、図3,図4と同様の作用をなすも
のは同一の符号を付けて説明する。
【0010】本考案の温水払出装置の制御部11は、次の
ように構成されている。給湯弁8の開閉を制御する第1
の制御部11aは、温水タンク2の内部が高水位レベルに
達してからの払出回数を制御部11がカウントし、そのカ
ウント値に応じて制御部11が給湯弁8の一回当たりの開
放時間を変更して、給湯量をコントロールする。具体的
には、図1に示すように#11で給水中でないと判定し、
#12で給湯要求を検知して、#13で温水の払出回数を確
認し、#14で給湯弁8をオンにして給湯を開始し、#15
で#13において確認した払出回数に応じてあらかじめ実
験から求められた払出回数に対応した給湯時間に相当す
る時間をカウントし、そのカウント終了後、#16で給湯
弁8をオフにして給湯を停止し、#17で払出回数を1つ
アップする。
【0011】ここで、給水中の場合は、#11の判定によ
り給水終了待ちの状態となり、給水終了後#12の判定に
移行する。以後、給水中でない限り、#12で給湯要求待
ちの状態で待機し、給湯要求があるごとに#13〜#17の
制御を繰り返す。
【0012】給水弁3の開閉を制御する第2の制御部11
bは図2に示すように構成されている。#21〜#24での
給水動作については、従来と同様であるので説明を省略
する。
【0013】この給水動作において、#21と#22との間
に#25の判定動作を介装し、#25で給湯中でないと判定
して、#22で給水を開始する。又、#24での給水の停止
後、#26で第1の制御部11aに対して温水の払出回数を
リセットして初期値に戻す信号を出力する。
【0014】ここで、給湯中の場合は、#25の判定によ
り給湯終了待ちの状態となり、給湯終了後#22の動作に
移行する。以後、給湯中でない限り#21で温水タンク2
の水位レベルが低水位レベルになるまで水位レベルの確
認動作を継続し低水位レベルになるごとに#22〜#26の
制御を繰り返す。#26で払出回数が初期値にリセットさ
れた直後は、第1の制御部11aの#13では、1回目の払
出しと認識して以後の制御を実施する。
【0015】このように、制御部11を、温水タンク2の
内部の水位レベルが高水位レベルに達してからの払出回
数を確認して、その払出回数に応じてあらかじめ決めら
れた時間だけ給湯するようにしたので、温水タンク2の
液面レベルが変動しても給湯量の変動を低減でき、飲料
の味を一定にすることができる。
【0016】上記の実施例では、#11および#25の判定
動作によって、給水中には給湯を禁止し、給湯中には給
水を禁止して、給水および給湯動作が同時に実施されな
いようにして、給湯量のばらつきを抑えているが、#11
および#25の判定動作を省略した場合でも、従来の制御
に比べて給湯量のばらつきを抑えることができる上、給
水および給湯動作が相互に無関係となるので給水待ち状
態および給湯待ち状態のないスムーズな給湯ができる。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、制御部
を、温水タンク内が高水位レベルに達してからの払出回
数をカウントし、そのカウント値に応じた時間給湯弁を
開放して給湯するよう構成したので、温水タンクの内部
の液面レベルが大きく変動しても給湯量の変動をわずか
に抑えらることができる。その結果、飲料の濃度すなわ
ち味が一定し、カップへの飲料の量を一定に維持でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の温水払出装置における第1の制御部の
フローチャート図
【図2】本考案の温水払出装置における第2の制御部の
フローチャート図
【図3】温水払出装置の構成図
【図4】カップ式飲料自動販売機の構成図
【符号の説明】
1 温水払出装置 2 温水タンク 6 水位検出スイッチ 8 給湯弁 11 制御部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温水タンクに、この温水タンクの高水位
    よりも下方位置に給湯弁を取り付け、この給湯弁を開閉
    して温水を払い出すとともに、温水タンクの水位が低水
    位レベルに低下したことを検知して前記高水位に達する
    まで温水タンクに給水制御する温水払出装置において、
    温水タンクの水位が高水位に達するたびに払出回数のカ
    ウント値をクリヤして払出回数をカウントし、カウント
    値に応じた時間だけ前記給湯弁を開放する制御部を設け
    たカップ式飲料自動販売機の温水払出装置。
JP6950192U 1992-10-06 1992-10-06 カップ式飲料自動販売機の温水払出装置 Expired - Lifetime JP2566925Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0633286U JPH0633286U (ja) 1994-04-28
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ID=13404542

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JP4529531B2 (ja) * 2004-04-27 2010-08-25 富士電機リテイルシステムズ株式会社 給湯装置

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JPH0633286U (ja) 1994-04-28

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