JPH09301497A - 液体注出装置 - Google Patents

液体注出装置

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JPH09301497A
JPH09301497A JP11631496A JP11631496A JPH09301497A JP H09301497 A JPH09301497 A JP H09301497A JP 11631496 A JP11631496 A JP 11631496A JP 11631496 A JP11631496 A JP 11631496A JP H09301497 A JPH09301497 A JP H09301497A
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勲 横田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体が充填されている複数の容器から供給用
電磁バルブまでの空気等の排出を自動的に行うととも
に、液体注出中における容器の切り換えを任意の順序で
行うことができる液体注出装置を提供する。 【解決手段】 液体が充填されている複数の樽からビー
ル注出機までの各供給経路4に、液体の有無を検出する
センサ12と供給用電磁バルブ13を設け、さらに、セ
ンサ12と供給用電磁バルブ13の間から分岐した排出
経路14に切換用電磁バルブ15を設けて液体注出装置
を構成し、まず、注出する複数の樽から各供給用電磁バ
ルブ13までの空気等を、センサ12の信号により切換
用電磁バルブ15を開けて排出し、ビール注出機から液
体を注出する場合は、センサ12の信号により供給用電
磁バルブ13を切り換えて、複数の樽から液体を連続的
に注出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲料水等の液体が
充填されている複数の容器から、順次、容器を切り換え
て液体を連続的に注出する液体注出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、飲料水、例えば炭酸飲料水である
ビールを、複数のビール樽(以下樽という。)から注出
する注出装置としては、例えば、図9に示す構成が採用
されている。同図において、符号51で示されるものは
樽であり、この従来例では4樽用意されている。各樽5
1の上部には、炭酸ガス経路52と供給経路53が接続
されている。炭酸ガス経路52の他端には炭酸ガスボン
ベ54が接続されている。各供給経路53には、樽51
側から順に、センサ55および樽51選択用の電磁バル
ブ56が介装されている。各供給経路53の他端は1本
の経路とされてビール注出機57と接続されている。セ
ンサ55と電磁バルブ56との間には分岐して排出経路
58が接続され、各排出経路58には手動バルブ59が
介装されている。各排出経路58の他端は1本の経路と
されている。
【0003】次に、上述したビールの注出装置の動作に
ついて説明する。通常、樽51はビール注出機57やバ
ルブ56,59等から離れた場所に設置されるので、ま
ず、ビール注出機57に樽51を接続するに当って、供
給経路53内に残留する空気及び接続後のビール流入時
に発生するビール泡(樽51から供給経路53に出る時
の圧力変化あるいは温度変化により当初ビールが発泡す
る)などを除去して即座にビール注出ができるよう、あ
るいは前記空気や泡が突然放出しないよう事前に調整を
行う。すなわち、樽選択用の電磁バルプ56を全て閉じ
ておき、排出経路58の手動バルブ59を開け、次に、
炭酸ガスボンベ54のコツクを開けて樽51内に炭酸ガ
スを供給し、樽51よりビールを供給経路53に押し出
す。これにより、前記空気及びこの押し出し時に発生し
た泡はビールに押されて、手動バルブ59、排出経路5
8を経て排出される。前記空気及び泡が排出されたこと
は、操作者が前記空気及び泡に続いてビールが排出され
ることを確認して判断され、手動バルブ59を閉じるこ
とで1つの樽51についての調節が完了する。
【0004】この調節は接続される樽全てについて行わ
れる。上述した作業により供給経路53内にはビールが
満たされることとなり、即座に注出が可能となる。
【0005】上述した注出準備作業を行なった後、ビー
ル注出機57のレバーを引くと、所定の電磁バルブ56
が開き、炭酸ガスの圧力により所定の樽51からビール
がグラスあるいはジョッキに注出される。樽51が空に
なると、センサ55の信号により電磁バルブ56が閉
じ、他の電磁バルブ56が開いて、他の樽51からビー
ルが注出される。なお、電磁バルブ56からビール注出
機57までの距離は短いので、その間の空気等が、操作
者によるビール注出作業において問題となることはな
い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の液体注出装置は
以上のように構成されているため、次のような問題点が
あった。すなわち、前記注出準備作業は手動で、かつ接
続される樽毎に1個1個行わなければならず、操作者の
作業が煩雑となり、大きな負担となっていた。本発明
は、以上のような問題点を解決するものであり、前記注
出準備作業を自動化した液体注出装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を次のようにして解決した。すなわち、液体が充填され
ている複数の容器から注出手段までの各供給経路に液体
検出用のセンサと供給用電磁バルブを設け、さらに、セ
ンサと供給用電磁バルブとの間から分岐した排出経路に
切換用電磁バルブを設け、まず、注出する複数の容器か
ら各供給用電磁バルブまでの空気等を、センサの信号に
より切換用電磁バルブを開けて排出し、注出手段から液
体を注出する場合は、センサの信号により供給用電磁バ
ルブを切り換えて、複数の容器から液体を連続的に注出
する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明による液体注出装置は、液
体が充填されている複数の容器から、液体を選択的及び
連続的に注出する液体注出装置において、各容器より注
出手段に至る供給経路の途中に設けられた排出経路と、
前記供給経路と排出経路とを選択的に接続する切換バル
ブと、前記供給経路の途中に設けられた液体検出用のセ
ンサと、該センサからの液体検出信号に基づき切換バル
ブを作動させて任意の供給経路と排出経路とを順次切換
接続するための注出準備制御モードを有する制御部とを
備えたことを特徴とする。
【0009】さらに詳細には、各容器より送出される液
体を注出手段に供給する供給経路と、該供給経路に設け
られた供給バルブと、該供給バルブの上流側に設けられ
た排出経路と、 該排出経路を開閉するとともに開状態
で供給経路と排出経路とを選択的に接続する切換バルブ
と、前記供給経路の途中に設けられた液体検出用のセン
サと、前記切換バルブを作動させて任意の供給経路と排
出経路とを接続し、任意の容器の液体を供給経路に供給
し、液体が供給経路の所定位置に達したことをセンサが
検出したことを受けて、他の切換バルブを作動させて他
の任意の供給経路と排出経路とを切換接続して全ての供
給経路の所定位置まで液体を満たすよう制御するための
注出準備制御モードを有する制御部とを備えたことを特
徴とする。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明による液体注出装置を示す概略全体
構成図であり、図2は本機内の供給経路を示す図であ
る。図1において、符号1で示されるものは容器として
の樽であり、本実施例では4樽用意されている。各樽1
の上部にはディスペンスヘッド2が取り付けられてい
る。各ディスペンスヘッド2には、炭酸ガス経路3と供
給経路4が接続されている。炭酸ガス経路3の他端には
減圧バルブ5を介して加圧手段としての炭酸ガスボンベ
(CO2ボンベ)6が接続されている。各供給経路4の
他端は、本機7内で1本の経路とされて注出手段として
のビール注出機8に接続されている。なお、本機7に
は、後述するように炭酸ガス圧で作動する電磁バルブが
内臓されているので、炭酸ガス経路9およびAC100
V電源10が接続されている。また、本機7には制御装
置39が内臓されているとともに、リモコンボックス1
1が接続されている。
【0011】図2に示すように、本機7内の各供給経路
4には、樽1側から順に、液体の有無を検出する導電率
センサ等のセンサ12と供給バルブとしての供給用電磁
バルブ13が介装されている。各供給経路4の他端は1
本の経路とされてビール注出機8と接続されている。セ
ンサ12と供給用電磁バルブ13との間には分岐して排
出経路14が接続され、各排出経路14には切換用電磁
バルブ15が介装されている。各排出経路14の他端は
1本の経路とされている。
【0012】図3は本機7とビール注出機8との位置関
係を示す配置図であり、図3(a)は正面図、図3
(b)は側面図である。同図に示すように、本実施例で
は、テーブル18上に前記電磁バルブ13,15および
制御装置39が内臓されている本機7が載置され、その
上部にビール注出機8が載置されている。本機7にはリ
モコンボックス11が接続されている。
【0013】図4は本機7の操作パネル21を示す概略
図である。同図に示すように、操作パネル21には、電
源スイッチ22、バルブ動作スイッチ(自動、切換用電
磁バルブ開または供給用電磁バルブ開を選択可能な3点
スイッチ)23、電磁バルブ13,15操作用の炭酸ガ
ス経路入口24、排出経路出口25、供給経路入口2
6、供給経路出口27、AC100V電源入口28等が
設けられている。
【0014】図5はリモコンボックス11の操作パネル
31を示す概略図である。操作パネル31の上方には電
源ランプ32、炭酸ガス切れランプ33等が設けられ、
下方には、非常停止(注出停止)スイッチ34、注出開
始スイッチ35、各樽1の予約スイッチ36、予約ラン
プ37、注出中ランプ38等が設けられている。なお、
予約スイッチ36の下方には予約スイッチ番号が付され
ている。
【0015】図6は本機7内に設けられている制御装置
39を示すブロック図である。同図に示すように、制御
部40には、前記リモコンボックス11に設けられた各
種スイッチ34,35,36やセンサ12等からの信号
が入力され、制御部40はそれらの信号に基づき切換用
電磁バルブ15や供給用電磁バルブ13に信号を出力す
るとともに、排出状態を示す信号を予約ランプ37に、
注出状態を示す信号を注出中ランプ38に出力する。
【0016】上述したビール注出装置でビールを注出す
る場合、通常、樽1はビール注出機8や電磁バルブ1
3,15等から離れた場所に設置されているので、ま
ず、注出する複数の樽1から供給用電磁バルブ13まで
の空気等を排出して、注出する樽1を予約する必要があ
る。次に、予約された複数の樽1を予約した順番で切り
換えて、ビール注出機8からビールを切れ間なく連続的
に注出する必要がある。
【0017】次に、上述したビールの注出装置を使用し
たビール注出方法の一実施例について図7に示すフロー
チャートを参照して詳細に説明する。
【0018】電源スイッチ22を押すことによってプロ
グラムが開始する。まず、樽予約数を示すNレジスタに
データ”0”、予約樽番号書き込み番地を示すIレジス
タと予約樽番号読み出し番地を示すJレジスタにデー
タ”1”が書き込まれる(ステップS1)。次に、リモ
コンボックス11から何らかのスイッチが押されると、
キー入力有りとされて(ステップS2)、予約スイッチ
36が押された否かが判別され(ステップS3)、予約
スイッチ36が押されると、注出準備制御モードが開始
して、押された予約スイッチ番号Rに相当する切換用電
磁バルブRが開く(ステップS4)。すると、炭酸ガス
ボンベ6の圧力により、樽1から供給用電磁バルブ13
までの供給経路4中の空気等の排出が開始され、排出中
は予約ランブRが点滅する(ステップS5)。予約ラン
プRの点滅が10秒(調整可能)経過(タイムオーバ
ー)したか否かが判別され(ステップS6)、タイムオ
ーバーしないときには、センサRの信号を読み取り(ス
テップS7)、ビールが検出されたか否かが判別される
(ステップS8)。ビールが検出されないときにはステ
ップS5に戻る。ビールが検出されたときには、排出を
確実におこなうために、例えば2秒(調整可能)待って
(ステップS9)、予約ランプRが点灯する(ステップ
S10)。同時に、Nレジスタのカウント値が+1さ
れ、予約された樽番号メモリを示すKN(I)に、予約
スイッチ番号Rが書き込まれ、Iレジスタのカウント値
が+1される(ステップS11)。続いて、切換用電磁
バルブRが閉じ(ステップS12)、ステップS2に戻
る。前記ステップS6において、タイムオーバーしたと
きには、予約ランプRを消灯し(ステップS13)、ス
テップS12に移る。
【0019】上述したステップにより樽(予約数N)1
の予約がなされる。次にビールの注出について説明す
る。
【0020】前記ステップS3において、予約スイッチ
36が押されていないときには、注出開始スイッチ35
が押された否かが判別され(ステップS14)、注出開
始スイッチ35が押されていないときは、ステップ2に
戻る。注出開始スイッチ35が押されときには、樽予約
数を示すNレジスタに書き込まれているデータが”0”
を超えているか否かが判別される(ステップS1
5)。”0”以下のときにはステップ2に戻る。”0”
を超えているときには、予約された樽番号メモリKN
(I)に相当する供給用電磁バルブKN(J)が開き
(ステップS16)、注出中ランプKN(J)が点灯す
る(ステップS17)。次に、センサKN(J)を読取
り(ステップS18)、ビールが検出されたか否かが判
別される(ステップS19)。ビールが検出されたとき
にはステップS18に戻る。ビールが検出されないとき
には、供給用電磁バルブKN(J)が閉じ(ステップS
20)、注出中ランプKN(J)が消灯し(ステップS
21)、予約ランプKN(J)が消灯する(ステップS
22)。同時に、Nレジスタのカウント値がー1され、
Jレジスタのカウント値が+1され(ステップS2
3)、ステップS15に戻る。
【0021】上述したステップにより、樽(予約数N)
1の注出が、自動的に予約した順番で行なわれる。すな
わち、操作者が注出開始スイッチ35を押して、ビール
注出機8のレバーを引くと、複数の樽1を予約した順番
で切り換えて、ビール注出機8からビールを切れ間なく
連続的に注出することができる。上述したビール注出方
法では、複数の樽1を予約した後、ビールの注出を行な
っているが、ビールの注出中でも樽1の予約をすること
もできる。また、上述したビール注出方法では、複数の
樽1を予約した順番で切り換えて注出しているが、任意
または一定の順番で切り換えるようにすることもでき
る。
【0022】上述したステップを実施する場合には、本
機7の操作パネル21に設けたバルブ動作スイッチ(3
点スイッチ)23を自動としているが、供給用電磁バル
ブ13開または切換用電磁バルブ15開とすることによ
り、液体注出装置の洗浄等を容易に行なうことができ
る。また、上記電磁バルブ13,15は、付帯されてい
るスイッチにより手動で開閉することもできる。
【0023】また、他の実施例として、図1に示す液体
注出装置の本機7内の供給経路を、図2に示す構成に代
えて、図8に示す構成とすることもできる。すなわち、
樽1よりの各供給経路4には、樽1側から順に、液体の
有無を検出する導電率センサ等のセンサ12と切換バル
ブとしての切換用電磁バルブ15が介装されている。各
供給経路4の他端は1本の経路とされ、この経路には供
給バルブとしての供給用電磁バルブ13を介してビール
注出機8が接続されているとともに、排出経路14が接
続されている。この排出経路14には排出バルブとして
の排出用電磁バルブ16が介装されている。
【0024】この実施例における注出準備制御モード
は、供給用電磁バルブ13を閉じ、排出用電磁バルブ1
6を開として、切換用電磁バルブ15を一つずつ開ける
ことによって開始され、供給経路4内の空気等は切換用
電磁バルブ15と排出用電磁バルブ16を経て排出され
る。センサ12がビールを検出したところで、その切換
用電磁バルブ15を閉じ、次の切換用電磁バルブ15を
開ける。以上の操作をくり返して全ての供給経路4の所
定位置までに液体を満たす。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成され
ているので、次のような効果を得ることができる。すな
わち、 (a)液体が充填されている複数の容器から供給バルブま
での空気等の排出および液体注出中における容器の切り
換えを自動的に行なうことができる。 (b)液体注出中における複数の容器の切り換えを任意の
順序で行なうことができる。 (c)供給用電磁バルブおよび切換用電磁バルブを本機に
内臓することにより、注出装置の簡素化と作業の容易化
が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液体注出装置を示す概略全体構成
図である。
【図2】本機内の供給経路を示す図である。
【図3】本機とビール注出機との位置関係を示す配置図
であり、図3(a)は正面図、図3(b)は側面図であ
る。
【図4】本機の操作パネルを示す概略図である。
【図5】リモコンボックスの操作パネルを示す概略図で
ある。
【図6】制御装置を示すブロック図である。
【図7】本発明による液体注出装置における注出手順を
示すフローチャートである。
【図8】他の実施例による本機内の供給経路を示す図で
ある。
【図9】従来の液体注出装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 樽(容器) 4 供給経路 7 本機 8 ビール注出機(注出手段) 12 センサ 13 供給用電磁バルブ(供給バルブ) 14 排出経路 15 切換用電磁バルブ(切換バルブ) 16 排出用電磁バルブ(排出バルブ) 39 制御装置 40 制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体が充填されている複数の容器(1)
    から、液体を選択的及び連続的に注出する液体注出装置
    において、各容器(1)より注出手段(8)に至る供給
    経路(4)の途中に設けられた排出経路(14)と、前
    記供給経路(4)と排出経路(14)とを選択的に接続
    する切換バルブ(15)と、前記供給経路(4)の途中
    に設けられた液体検出用のセンサ(12)と、該センサ
    (12)からの液体検出信号に基づき切換バルブ(1
    5)を作動させて任意の供給経路(4)と排出経路(1
    4)とを順次切換接続するための注出準備制御モードを
    有する制御部(40)とを備えたことを特徴とする液体
    注出装置。
  2. 【請求項2】 液体が充填されている複数の容器(1)
    から、液体を選択的及び連続的に注出する液体注出装置
    において、各容器(1)より送出される液体を注出手段
    (8)に供給する供給経路(4)と、該供給経路(4)
    に設けられた供給バルブ(13)と、該供給バルブ(1
    3)の上流側に設けられた排出経路(14)と、 該排
    出経路(14)を開閉するとともに開状態で供給経路
    (4)と排出経路(14)とを選択的に接続する切換バ
    ルブ(15)と、前記供給経路(4)の途中に設けられ
    た液体検出用のセンサ(12)と、前記切換バルブ(1
    5)を作動させて任意の供給経路(4)と排出経路(1
    4)とを接続し、任意の容器(1)の液体を供給経路
    (4)に供給し、液体が供給経路(4)の所定位置に達
    したことをセンサ(12)が検出したことを受けて、他
    の切換バルブ(15)を作動させて他の任意の供給経路
    (4)と排出経路(14)とを切換接続して全ての供給
    経路(4)の所定位置まで液体を満たすよう制御するた
    めの注出準備制御モードを有する制御部(40)とを備
    えたことを特徴とする液体注出装置。
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