JP2566597Y2 - アンテナ取付装置 - Google Patents

アンテナ取付装置

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JP2566597Y2
JP2566597Y2 JP1991069798U JP6979891U JP2566597Y2 JP 2566597 Y2 JP2566597 Y2 JP 2566597Y2 JP 1991069798 U JP1991069798 U JP 1991069798U JP 6979891 U JP6979891 U JP 6979891U JP 2566597 Y2 JP2566597 Y2 JP 2566597Y2
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roof
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吉秀 佐藤
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吉秀 佐藤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本案は屋根の傾斜面にアンテナを
立設するために使用するアンテナ取付装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】アンテナはアンテナ素子(導波素子、輻
射素子、反射素子等)と、このアンテナ素子を空中保持
するアンテナブームより構成され、アンテナを家屋の屋
根に設置するには、屋根にアンテナブームを立設する取
付装置を設けなければならない。またこのアンテナは一
般に屋根の峰部に立設するが、必要に応じて屋根の傾斜
面に設置しなければならない。この屋根傾斜面にアンテ
ナを設置する場合の取付金具としては、実開昭56−6
9105号公報並びに同62−57408号公報に示さ
れているように屋根傾斜面に台座を固定し、台座にアン
テナブームを立設するものである。
【0003】また瓦屋根の傾斜面にアンテナを立設する
場合には、実開昭57−147912号公報に示されて
いるように、中央にパイプ孔を穿設した特殊形状の瓦を
焼成し、当該瓦にアンテナブーム立設用のパイプを上方
へ突設したものが示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記した従前の傾斜屋
根面用のアンテナ取付装置は、傾斜屋根の傾斜角度の変
化に対応できる構成にはなっていない。即ち台座にアン
テナブームを立設するものに在ってはアンテナブームを
直立固定する場合、ブームの脚材(別製)を個々に調整
して行わなければならなく、取付作業が煩雑であり、ま
たブーム立設用のパイプを突設したものは、突設方向が
予め定まっているので、突設方向の異なる装置を多数用
意しておき、傾斜屋根の傾斜角度に対応した装置を選択
的に使用しなければならない。特に瓦屋根の場合には、
前記の特殊形状に焼成した瓦を使用することになり、屋
根の傾斜角度に対応する瓦を製造する必要がある。そこ
で本考案は、瓦屋根の傾斜角度が異なっても充分対応で
きるアンテナ取付装置を提案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るアンテナ取
付装置は、瓦屋根下地面への止着部を付設したベース板
と、ベース板上の瓦装着位置に対応する位置に設けた瓦
形状の上面板と、屋根傾斜方向と平行にして上面板上に
立設した直立板の上下に、2個のアンテナ取付孔を穿設
すると共に、アンテナ取付孔のいずれかの一方を他方の
止着孔を中心とした円弧状長孔に形成した取付板とから
なることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上面板が当該瓦位置と対応するようにベース板
を瓦屋根下地面に装着し、周囲の瓦を通常通り葺き、ア
ンテナブームは取付板のアンテナ取付孔にビス止め若し
くはボルトナットを以て固定するもので、特にその際に
円弧状長孔に於ける固定位置を選択することで屋根の傾
斜角度に対応してブームを直立せしめることができる。
【0007】
【実施例】次に本考案の実施例について説明する。本考
案に係るアンテナ取付装置は、ベース板1と、上面板3
と、取付板2とから構成される。ベース板1は薄金属板
製で適宜個所に止着孔(止着部)11を穿設してなり、
且つ止着孔11に装着されるL型の取付ボルト12及び
ナット13を付属品としたものである。
【0008】上面板3は、ベース板上に設けたもので、
ベース板1を屋根下地面B上に載置固定した際に、屋根
瓦Aに対応する位置並びに形状に形成してなるものであ
る。
【0009】取付板2は上面板3上に立設したもので、
特に屋根傾斜方向に平行に立てた直立板で、上方に上部
取付孔21を、下方に上部取付孔21を中心とした円弧
状の長孔(下部取付孔)22を穿設し、ブーム取付用の
ボルト及びナット23を付属品としたものである。
【0010】而して前記取付装置を用いてアンテナを瓦
葺き屋根に装着するには、装着個所の瓦Aを剥がし、瓦
下となる屋根下地面Bの表面にべース板1を止着するも
のであり、止着手段としては、屋根板Bの下方の垂木C
にL型ボルト12を掛止し、ボルト12にナット13を
螺合する。ベース板1が屋根板Bに固定されると、上面
板3を瓦に見立て、周囲の瓦Aと共に瓦葺きを行い、ア
ンテナブームDを瓦A上に突出した取付板2に装着する
もので、装着手段はブームDを取付板(直立板)2に添
わせて直立せしめると共に、ボルトナット23で両者を
一体化するものである。勿論前記のブームDの装着に際
してブームDが鉛直方向に直立するようにボルトナット
23の取付位置を円弧状長孔22内移動せしめて調整す
れば良いものである。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案は、屋根面に装着す
るベース板と、ベース板上に設けた瓦形状の上面板と、
上面板に直立せしめた取付板からなると共に、取付板に
アンテナブームを任意の角度で直立固定できるようにし
たもので、傾斜角度が相違する傾斜瓦屋根に対してアン
テナブームを簡単に鉛直立設できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す全体斜視図である。
【図2】同屋根への取り付け状態を示す正面図である。
【図3】同横断面図である。
【符号の説明】
1 ベース板 11 止着孔(止着部) 12 止着ボルト 13 止着ナット 2 取付板 21 上部取付孔 22 円弧状長孔 3 上面板

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 瓦屋根下地面への止着部を付設したベー
    ス板と、ベース板上の瓦装着位置に対応する位置に設け
    た瓦形状の上面板と、屋根傾斜方向と平行にして上面板
    上に立設した直立板の上下に、2個のアンテナ取付孔を
    穿設すると共に、アンテナ取付孔のいずれかの一方を他
    方の止着孔を中心とした円弧状長孔に形成した取付板と
    からなることを特徴とするアンテナ取付装置。
JP1991069798U 1991-08-05 1991-08-05 アンテナ取付装置 Expired - Lifetime JP2566597Y2 (ja)

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JP1991069798U JP2566597Y2 (ja) 1991-08-05 1991-08-05 アンテナ取付装置

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JPH0515512U JPH0515512U (ja) 1993-02-26
JP2566597Y2 true JP2566597Y2 (ja) 1998-03-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5580510U (ja) * 1978-11-30 1980-06-03
JPS57147912U (ja) * 1981-02-12 1982-09-17
JPS5998957A (ja) * 1982-11-27 1984-06-07 伊豆丸 末敏 屋上構築物の支持用屋根瓦

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Publication number Publication date
JPH0515512U (ja) 1993-02-26

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