JP3357476B2 - 高欄支柱カバー - Google Patents

高欄支柱カバー

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JP3357476B2
JP3357476B2 JP24816494A JP24816494A JP3357476B2 JP 3357476 B2 JP3357476 B2 JP 3357476B2 JP 24816494 A JP24816494 A JP 24816494A JP 24816494 A JP24816494 A JP 24816494A JP 3357476 B2 JP3357476 B2 JP 3357476B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、橋梁等の側縁に取り付
けられた高欄支柱を覆うのに好適な高欄支柱カバーに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、高欄は適宜間隔を隔てて立設され
た高欄支柱と、この高欄支柱に架設された柵体とからな
る。この高欄支柱の側面には高欄支柱を床面に取り付け
たり、柵体を高欄支柱に取り付けるためにボルトやナッ
ト等が使用されているが、このボルトやナット等が見え
ると見苦しいから、実開平2−93319号公報に記載
あるように、この高欄支柱を高欄支柱カバーで覆うこと
が行われている。
【0003】一方、橋梁の側縁部に設けられる高欄にお
いては、橋梁がその中央部分が高く、両側が次第に低く
なっている場合が多い。かかる橋梁の床面は橋梁の位置
によって傾斜の程度が異なっているから、橋梁等の側縁
に設けられる高欄支柱は橋梁の位置によって傾斜の異な
る床面の上に立設する必要がある。
【0004】このように傾斜の異なる床面に支柱をほぼ
垂直に立設するためには、実開昭57−158803号
公報、実公昭57−36592号公報に記載あるよう
に、ベースの表面を円弧状に突出させ、支柱の下面を円
弧状に窪ませ、この円弧状の窪みに沿って長孔を設け、
床面に設けられたアンカーボルトをこの長孔に挿入し、
この上からナットを螺入して床面の傾斜面に垂直な支柱
を取り付けることが知られている。しかし、この支柱で
は単に支柱を垂直に取り付けるだけであり、支柱を化粧
するカバーの取り付けについては全く考えられていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】橋梁の側縁部に設けら
れる高欄においては、従来の高欄支柱を覆う高欄支柱カ
バーは、通常傾斜している床面に取り付けられた高欄支
柱を覆うようになっていないから、高欄支柱を美麗に見
せるために、この傾斜している床面に取り付けられた高
欄支柱に従来の高欄支柱カバーを取り付けると、高欄支
柱カバーで高欄支柱を完全に覆うことが困難である。従
って、従来、床面の傾斜に応じた形状の支柱カバーをそ
の都度製造して使用しているが、高欄支柱カバーを取り
違えたりして保管、施工が極めて煩瑣であるし、大量生
産できなく高価であった。
【0006】そこで、本発明の目的は、橋梁等の床面の
傾斜が異なっても一種類で覆うことができる高欄支柱カ
バーを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであって、高欄支柱の支柱ベー
スを両側から覆う一対のベースカバーと、高欄支柱の支
柱本体の側面を両側から覆う一対の支柱カバーとからな
り、前記ベースカバーには上端に上方に円弧状に突出し
た凸部が設けられ、前記支柱カバーには下端に前記ベー
スカバーの円弧状の凸部に接合する円弧状の凹部が設け
られているものである。
【0008】本発明に使用する支柱カバーやベースカバ
ーはそれぞれ高欄支柱の支柱本体や支柱ベースを両側か
ら覆うことができる形状になっていればよく、支柱カバ
ーやベースカバーを適宜個数に分割していてもよい。例
えば、中央部分を繰り抜いた本体と、この繰り抜いた場
所に取り付ける本体カバーとに分割した支柱カバーを使
用してもよい。
【0009】
【作用】本発明高欄支柱カバーの使用方法を説明しなが
ら作用について説明する。先ず、支柱ベースの両側に一
対のベースカバーを、支柱ベースを覆うようにして取り
付ける。この際、ベースカバーの下端を床面に当接させ
て支柱ベースの下側を見えないようにする。すると、床
面が傾斜しているとベースカバーは傾斜した状態に取り
付けられる。次に、支柱本体の両側に一対の支柱カバー
を、高欄支柱の側面を覆うようにして取り付ける。この
際、支柱カバーの下端の凹部をベースカバーの上端の凸
部に接合させる。
【0010】すると、ベースカバーには上端に上方に円
弧状に突出した凸部が設けられ、支柱カバーには下端に
前記ベースカバーの上端面の円弧状凸部に接合する円弧
状の凹部が設けられているから、支柱カバーの下端面の
凹部とベースカバーの上端面の凸部とを実質的に隙間が
ない状態に接合させることができる。例えば、床面が傾
斜してベースカバーの上端が傾斜しても、ベースカバー
の円弧状の凸部の円弧に沿って支柱カバーの円弧状の凹
部を回転させることにより、支障なく支柱カバーの下端
の凹部とベースカバーの上端の凸部とを接合させること
ができる。従って、橋梁の場所によって床面の傾斜が異
なっている高欄でも一種類の高欄支柱カバーで覆うこと
ができる。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。図1〜図
3は本発明の一実施例を示し、図1(イ)は高欄支柱カ
バーを高欄支柱に取り付けた状態を示す説明図、(ロ)
はベースカバーの上端と支柱カバーの本体の下端との接
合状態を示す説明図、図2は高欄支柱カバーを各部品に
分解した状態を示す説明図、図3は高欄支柱カバーを床
面の傾斜が異なっている高欄支柱に取り付けた状態を示
し、(イ)は水平な床面に取り付けた状態を示す説明
図、(ロ)は傾斜している床面に取り付けた状態を示す
説明図である。
【0012】図1〜図3において、1は橋梁の側縁に設
けられた高欄であり、この高欄1は鋼製の高欄支柱2
と、この高欄支柱2に架設されたアルミパネルからなる
柵体3と、高欄支柱2の上端に架設された笠木4とから
なる。高欄支柱2は支柱本体21と、この支柱本体21
の下端に取り付けられた支柱ベース22とからなる。5
は橋梁の側縁に設けられた床面である。
【0013】そして、床面5に取り付けられたアンカー
ボルト51に高欄支柱2の下端に取り付けられた支柱ベ
ース22が取り付けられ、この支柱ベース22の上から
螺入されたナット52で高欄支柱2が固定されている。
又、柵体3は高欄支柱2の側面にビス25で取り付けら
れ、笠木4はビス26で高欄支柱2の上端に取り付けら
れている。
【0014】6は高欄支柱2を覆う高欄支柱カバーであ
り、支柱ベース22を両側から覆う一対のベースカバー
7と、支柱本体21の側面を両側から覆う一対の支柱カ
バー8とからなる。ベースカバー7は支柱ベース22を
覆う形状のベースカバー本体71と、このベースカバー
本体71の上端に円弧状に突出して一体に設けられてい
る凸部72とからなる。このベースカバー7は、図2に
示すように、支柱ベース21、アンカーボルト51、ナ
ット52を両側から覆うように取り付けられ、この両側
のベースカバー7がビス75で連結され固定されてい
る。
【0015】支柱カバー8は支柱本体21の側面を覆う
形状をしていて、中央部が繰り抜かれた本体81と、こ
の中央部を覆う本体カバー82とからなり、この両者は
ビス85で連結されている。又、この本体81の下端面
は、ベースカバー7の上端の円弧状の凸部72に接合す
る円弧状の凹部83となっている。そして、図2に示す
ように、本体81は高欄支柱2を両側から覆うように取
り付けられビス86で固定され、この本体81に本体カ
バー82がビス85で取り付けられている
【0016】次に、この高欄1の取付方法および支柱カ
バー8の取付方法について説明する。橋梁の側縁の床面
5には予めアンカーボルト51が埋め込まれ、このアン
カーボルト51に高欄支柱2の下端に設けられている支
柱ベース21を取り付け、上方からナット52をボルト
51に螺入して支柱2をほぼ垂直に取り付ける。この高
欄支柱2に柵体3を架け渡してビス25で取り付け、笠
木4を架け渡してビス26で取り付ける。次に、支柱ベ
ース22、アンカーボルト51、ナット52を両側から
覆うようにしてベースカバー7を取り付け、橋梁の内側
からビス75を螺入して支柱ベース22を固定する。
【0017】次に、橋梁の内側に取り付ける本体カバー
82を本体81にビス85で取り付けて支柱カバー8と
し、この橋梁内側の支柱カバー8と橋梁外側の本体81
とを高欄支柱2の両側から覆うように取り付け、ビス8
6を螺入して橋梁内側の支柱カバー8と橋梁外側の本体
81とを取り付け、次に、橋梁外側の本体81に本体カ
バー82をビス85で取り付けて、高欄支柱2を支柱カ
バー8で両側から覆うようにして取り付ける。この際、
支柱カバー8の下端の円弧状凹部83を、ベースカバー
7の上端の円弧状に突出した凸部72に接合させる。
【0018】すると、図3(イ)に示すように、床面5
が水平なときには、本体81の凹部83の中心線とベー
スカバー7の凸部72の中心線とを合致させた状態に取
り付けることができる。又、図3(ロ)に示すように、
床面5が傾斜しているときには、本体81の凹部85の
中心線とベースカバー7の凸部72の中心線とが異なる
が、接合面は円弧状になっているから、この円弧状の凹
部83と凸部72とを円弧に沿って、図1(ロ)の点線
で示すように、傾斜しているだけで回転させると良好に
接合できる。
【0019】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明では、ベー
スカバーに上端に上方に円弧状に突出した凸部が設けら
れ、支柱カバーに下端に前記ベースカバーの上端面の円
弧状凸部に接合する円弧状の凹部が設けられているか
ら、床面が傾斜していても、ベースカバーの円弧状凸部
の円弧に沿って支柱カバーの円弧状凹部を回転させるこ
とにより、支障なく、支柱カバーの下端の凹部とベース
カバーの上端の凸部とを接合させることができる。
【0020】従って、橋梁における高欄のように床面の
傾斜が異なっていても、高欄支柱を一種類の高欄支柱カ
バーで覆うことができるので、高欄支柱カバーを多種類
用意する必要がなく、従って、高欄支柱カバーを取り違
えることがなく、保管や施工が容易になるし、大量生産
できるから安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、(イ)は高欄支柱カ
バーを高欄支柱に取り付けた状態を示す説明図、(ロ)
はベースカバーの上端と支柱カバーの本体の下端との接
合状態を示す説明図である。
【図2】高欄支柱カバーを各部品に分解した状態を示す
説明図である。
【図3】高欄支柱を傾斜の異なっている高欄支柱に取り
付けた状態を示し、(イ)は水平な床面に取り付けた状
態を示す説明図、(ロ)は傾斜している床面に取り付け
た状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 高欄 2 高欄支柱 21 支柱本体 22 支柱ベース 5 床面 6 高欄支柱カバー 7 ベースカバー 71 ベースカバー本体 72 円弧状の凸部 8 支柱カバー 81 本体 82 本体カバー 83 円弧状の凹部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01D 19/10 E04F 11/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高欄支柱の支柱ベースを両側から覆う一
    対のベースカバーと、高欄支柱の支柱本体の側面を両側
    から覆う一対の支柱カバーとからなり、前記ベースカバ
    ーには上端に上方に円弧状に突出した凸部が設けられ、
    前記支柱カバーには下端に前記ベースカバーの円弧状の
    凸部に接合する円弧状の凹部が設けられていることを特
    徴とする高欄支柱カバー。
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