JP2566535Y2 - 位置検知装置 - Google Patents

位置検知装置

Info

Publication number
JP2566535Y2
JP2566535Y2 JP1991041412U JP4141291U JP2566535Y2 JP 2566535 Y2 JP2566535 Y2 JP 2566535Y2 JP 1991041412 U JP1991041412 U JP 1991041412U JP 4141291 U JP4141291 U JP 4141291U JP 2566535 Y2 JP2566535 Y2 JP 2566535Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
proximity switch
pair
torch
piece
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1991041412U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04126114U (ja
Inventor
宏之 安斉
辰之 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP1991041412U priority Critical patent/JP2566535Y2/ja
Publication of JPH04126114U publication Critical patent/JPH04126114U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566535Y2 publication Critical patent/JP2566535Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、互いに対向する1対の
非接触感応素子間に作動片が侵入することにより作動す
るようにした近接スイッチを有する位置検知装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンバルブの弁フェース部には耐
熱、耐摩耗性が要求されるため、同部に粉体肉盛溶接に
より盛金が行なわれることがあり、そのために通常、図
4に示すような粉体肉盛溶接装置が用いられる。この装
置(1)は、ほぼ45゜に傾斜させたベース(2)に、モータ
等の適宜の駆動手段(図示せず)と連動して回転可能に配
設された回転台(3)と、この回転台(3)上に固着された
ワーク受台(4)とを備え、このワーク受台(4)上に
示しないワーク搬送供給装置によって供給され軸部の
一端に拡径部を備えるエンジンバルブ(5)を拡径部を
下方として載置し、このエンジンバルブ(5)の拡径部側
の弁フェース部(5a)に対して、回転台(3)を回転させつ
つ、弁フェース部(5a)の直上に臨ませた後述するトー
チの先端からアークを発生させ、同時に図示しない粉
体供給装置により粉体を供給し、この粉体をアークに
より溶融して肉盛溶接を行なうようになっている。
【0003】この装置(1)のトーチを移動させる手段
は、の如く構成されている。図4図6において、
(6)は、回転台(3)が配設されたベース(2)の一側に設
けられた基台でこの基台(6)上には左右方向を向く
矩形状の壁(7)が立設され、基台(6)の上面には、水平
方向の移動体である角柱状の可動枠(9)移動用のレール
(8)が前記壁(7)と平行に敷設されている。
【0004】可動枠(9)の上端には、壁(7)の上部を跨
ぐようにブラケット(10)が連設され、ブラケット(10)の
内側には、1対のローラ(11)が壁(7)を挾む状態で枢
支されており、可動枠(9)の左右方向であるX方向の移
動に伴ってローラ(11)が回転するようになっている。
【0005】可動枠(9)には、上下面が開口したキャリ
ッジ(12)が可動枠(9)を囲む状態で装着されており、
このキャリッジ(12)は図示しない駆動手段により往復
回走させられるチェーンベルト(想像線で示す)(13)の一
端に連結され、可動枠(9)に沿って上下方向、すなわ
ちY方向に昇降可能となっている。
【0006】なお、(14)はチェーンベルト(13)の他端
に接続されたバランスウエイト、(15)はチェーンベル
ト(15)が掛け回されたガイドスプロケットである。可動
枠(9)の下部には、レール(8)上を転動する支持ローラ
(17)が軸(16)をもって枢支されている。
【0007】キャリッジ(12)の下部にはベース(2)側
へ延出する下部支持板(18)が固着されている。この下部
支持板(18)には、スペーサ(19)を介して肉盛溶接用のト
ーチ(23)を支持しているトーチ支持板(20)が、ボルト(2
1)を長孔(22)に挿通することにより、前後方向、すなわ
ちZ方向に取付位置調節可能として固定されている。
【0008】このトーチ(23)よりアーク(24)を発生さ
せ、粉体(25)溶融して、弁フェース部(5a)に肉盛溶接
が行なわれる。キャリッジ(12)の壁(7)側を向く後面に
は、後方を向く垂直板状の作動片(26)が固着されてい
る。
【0009】可動枠(9)の後面上下部には、互いに対向
する左右1対の非接触感応素子(27)(28)間に、上記作
動片(26)が入することにより作動し、キャリッジ(12)
の上昇及び下降を停止させるようにした上下1対の近接
スイッチ(29)(30)が、適宜のブラケット(31)(32)をもっ
て固着されている。
【0010】かくしてトーチ(23)の上下方向(Y方向)
の移動は、近接スイッチ(29)(30)および作動片(26)によ
り制御される。(33)(34)は、壁(7)の前面にブラケット
(35)(36)をもって固着された、上記近接スイッチ(29)(3
0)と同様の左右1対の近接スイッチであって、この近接
スイッチ(33)(34)の先端に設けられた上下1対の非接触
感応素子(37)(38)間に、可動枠(9)の後面に固着され
た水平な作動片(39)が入することにより作動し、可動
枠(9)の左進及び右進を停止させるようになっている。
【0011】かくして、トーチ(23)の左右方向(X方向)
の移動、近接スイッチ(33)(34)および作動片(39)によ
り制御される。このような装置(1)を用いて、エンジン
バルブ(5)の弁フェース部(5a)に粉体肉盛溶接を行なう
には、トーチ(23)が図6に示す退避位置(A)に位置して
いる状態で、ワーク受台(4)上にエンジンバルブ(5)を
装着し、次いで図示しない駆動手段により可動枠(9)を
左進させて、トーチ(23)を中間位置(B)に移動した後、
さらに図示しない駆動手段により、キャリッジ(12)を下
降させて、トーチ(23)を図6に実線で示す作業位置(C)
まで移動し、ここでエンジンバルブ(5)をワーク受台
(4)とともに回転させつつ、トーチ(23)により、弁フェ
ース部(5a)に粉体肉盛溶接を行なう。
【0012】溶接後は、トーチ(23)を、上述と逆の作動
で、(C)→(B)→(A)の順に移動して、元の退避位置
(A)に戻す。上記各近接スイッチ(29)(30)(33)(34)は、
このようなトーチ(23)の移動を制御するためのものであ
る。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の装置における水平方向のトーチ(23)の位置
を検知する近接スイッチ(33)(34)は1対の非接触感応
素子(37)(38)が水平方向を向いているため、下側の非接
触感応素子(37)(38)上に塵埃やトーチ(23)から飛散する
粉体が残留し、そのために近接スイッチ(33)(34)が誤作
動を起こし、溶接作業に支障が生じる等の問題点を有し
ていた。
【0014】本考案の目的は、塵埃や粉体が近接スイッ
チの非接触感応素子間に残留することがないようにし
置検知装置を提供することを目的としている
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、基台と、基台に対して移動可能として装
着された移動体とのいずれか一方に作動片を固着し、か
つ他方に、互いに対向する1対の非接触感応素子間に前
記作動片が入することにより作動するようにした近接
スイッチを設けてなる位置検知装置において、前記作動
片に、近接スイッチにおける1対の非接触感応素子の対
向面を払拭しうるブラシを設けたことを特徴としてい
る。
【0016】
【作用】作動片が近接スイッチにおける1対の非接触感
応素子間に侵入することにより、作動片に設けられたブ
ラシが、1対の非接触感応素子の対向面を払拭し、そこ
に付着していた塵埃や粉体等が払い落される。したがっ
て近接スイッチの誤作動が発生することはない。
【0017】
【実施例】次に、本考案の一実施例を、図1〜図3を参
照して説明する。この実施例にあっては、トーチの水平
方向の位置を検知する近接スイッチ及び作動片の取付け
が従来と相違するだけで、他の構成は上述の従来例と同
一としてある。
【0018】なお、従来例で示された部材と同一の部材
には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。図1
中、(40)(41)は、従来のものと同様の近接スイッチを示
し、この近接スイッチ(40)(41)は、基台(6)の壁(7)の
前面に固着された側面形L字形をなす左右1対のブラケ
ット(42)(43)における水平片(42a)(43a)に、互いに対向
する1対の非接触感応素子(44)(45)が、垂直方向、すな
わち下方を向くようにしてそれぞれ取付けられている。
【0019】近接スイッチ(40)(41)に対応する可動枠
(9)の後面には、作動板(46)における垂直な基片(46a)
が固着されている。作動板(46)の下縁には、右方に向か
って水平に延出する水平片(46b)の左部前縁が連設され
ており、水平片(46b)の右端部後縁には、垂直方向、す
なわち上方を向く作動片(46c)が連設されている。
【0020】図3に詳細に示すように、作動片(46c)の
両側面には、左右の近接スイッチ(40)(41)における1対
の非接触感応素子(44)(44)の対向面を払拭しうるブラシ
(47)が設けられている。
【0021】作動片(46c)が、左方又は右方の近接スイ
ッチ(40)(41)における各非接触感応素子(44)(45)間に突
入することにより、近接スイッチ(40)(41)が作動し、ト
ーチ(23)の左進又は右進を停止する。
【0022】作動片(46c)が、左方又は右方の近接スイ
ッチ(40)(41)における各非接触感応素子(44)(45)間に
入したとき、非接触感応素子(44)(44)の内面にブラシ(4
7)が接触し、そこに付着した塵埃や粉体等を払い落すこ
とができるので、近接スイッチ(40)の誤作動のおそれが
なくなる。
【0023】また、本実施例においては、非接触感応素
子(44)(45)が下向きとなっているので、ブラシ(47)によ
り払拭された塵埃や粉体等は、自然落下し、この間に残
留することはない。
【0024】
【考案の効果】本考案によると、作動片にブラシを設け
たことにより、作動片が近接スイッチにおける1対の非
接触感応素子間に突入したとき、ブラシが非接触感応素
子の対向面を払拭し、そこに付着していた塵埃や粉体等
を払い落すことができる。したがって近接スイッチの誤
作動が発生することはない。
【0025】また、請求項2のように、近接スイッチの
1対の非接触感応素子と作動片とを垂直方向を向くよう
にすると、ブラシにより払拭された塵埃や粉体等は、非
接触感応素子間に残留することがなく、自然落下するの
で好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を備える粉体肉盛溶接装置の
側面図である。
【図2】同じく正面図である。
【図3】同じく要部の拡大側面図である。
【図4】従来の粉体肉盛溶接装置の一例を示す側面図で
ある。
【図5】同じく図4のA−A線拡大断面図である。
【図6】同じく正面図である。
【符号の説明】
(1)粉体肉盛溶接装置 (2)ベース (3)回転台 (4)ワーク受台 (5)エンジンバルブ (5a)弁フェース部 (6)基台 (7)壁 (8)レール (9)可動枠(移動体) (10)ブラケット (11)ローラ (12)キャリッジ (13)チェーンベルト (14)バランスウエイト (15)ガイドスプロケット (16)軸 (17)支持ローラ (18)下部支持板 (19)スペーサ (20)トーチ支持板 (21)ボルト (22)長孔 (23)トーチ (24)アーク (25)粉体 (26)(39)作動片 (27)(28)(37)(38)非接触感応素 (29)(30)(33)(34)近接スイッチ (31)(32)(35)(36)ブラケット (40)(41)近接スイッチ (42)43)ブラケット (42a)(43a)水平片 (44)(45)非接触感応素子 (46)作動板 (46a)基片 (46b)水平片 (46c)作動片 (47)ブラシ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01D 5/54 G01D 5/54

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、基台に対して移動可能として装
    着された移動体とのいずれか一方に作動片を固着し、か
    つ他方に、互いに対向する1対の非接触感応素子間に前
    記作動片が侵入することにより作動するようにした近接
    スイッチを設けてなる位置検知装置において、前記作動
    片に、近接スイッチにおける1対の非接触感応素子の対
    向面を払拭しうるブラシを設けたことを特徴とする位置
    検知装置。
  2. 【請求項2】 近接スイッチにおける1対の非接触感応
    素子と作動片とを、それぞれ垂直方向を向くように、基
    台又は移動体に取付けたことを特徴とする請求項1記載
    の位置検知装置。
JP1991041412U 1991-05-09 1991-05-09 位置検知装置 Expired - Lifetime JP2566535Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991041412U JP2566535Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 位置検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991041412U JP2566535Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 位置検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04126114U JPH04126114U (ja) 1992-11-17
JP2566535Y2 true JP2566535Y2 (ja) 1998-03-30

Family

ID=31922207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991041412U Expired - Lifetime JP2566535Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 位置検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566535Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59145914A (ja) * 1983-02-09 1984-08-21 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 開先の検知方法
JPH01243273A (ja) * 1988-03-23 1989-09-27 Teac Corp ディスク装置のヘッド位置検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04126114U (ja) 1992-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4350441B2 (ja) 部品搬送・取付方法およびその装置
JP2566535Y2 (ja) 位置検知装置
CN114453768A (zh) 一种自动化激光切割设备
JPH0779890A (ja) 移動作業ロボット
CN209792926U (zh) 一种钢结构自动焊接工作平台
CN215297570U (zh) 一种电子线路板自动化检测设备
JP3507217B2 (ja) マンコンベア用安全装置
JP3119990B2 (ja) 排滓機の掻板レベル設定装置
JPH02249522A (ja) 自走掃除機
CN215827805U (zh) 一种管材上料装置
KR100336343B1 (ko) 승객 수송장치의 발판 안전장치
JP2557747B2 (ja) スクリーン印刷機
KR200156451Y1 (ko) 전동식 관통관 취부장치
JP2002187547A (ja) 電車乗降用渡り装置
JPS6130151Y2 (ja)
CN219484398U (zh) 一种建筑材料检测用的切割机
KR20020053179A (ko) 패널 감지장치
KR100446863B1 (ko) 자동차 생산라인의 사이드판넬 클램핑 장치
JPH09183513A (ja) 基板搬送機構
JP2527788Y2 (ja) スパッタ飛散防止装置
JP2000351437A (ja) コンベア装置
JPH10203607A (ja) 自動倉庫のスタッカクレーン
JP3465777B2 (ja) 物品収納設備
JP2530777Y2 (ja) ワークの飛出防止装置
RU2089417C1 (ru) Установка для мойки автомобилей