JP2566376B2 - 車両用定速走行装置 - Google Patents

車両用定速走行装置

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JP2566376B2
JP2566376B2 JP6051890A JP5189094A JP2566376B2 JP 2566376 B2 JP2566376 B2 JP 2566376B2 JP 6051890 A JP6051890 A JP 6051890A JP 5189094 A JP5189094 A JP 5189094A JP 2566376 B2 JP2566376 B2 JP 2566376B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両を一定速度で走行
させる定速走行装置に関し、特に、定速走行状態を解除
するタイミングの設定に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の車両用定速走行装置に
おいては、ブレーキの作動時には減速走行が要求されて
いると見做し、定速走行状態にあってもそれを強制的に
解除して、減速をスムーズに行わせるようになされてい
る。
【0003】そして、上記ブレーキの作動を検出する手
段として、従来、例えば実開昭62−59924号公報
に開示されるように、ブレーキペダルの踏み操作に伴
い、その遊びを経由した後にON作動するストップラン
プスイッチが一般に広く知られている。そして、このス
トップランプスイッチを定速走行装置におけるブレーキ
作動検出手段として兼用し、そのスイッチのON信号を
定速走行装置に入力して、その定速走行状態を解除する
ようにすることが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、その場合、
上記ストップランプスイッチのON作動タイミングがブ
レーキの実作動開始タイミングに対応するように設定さ
れていると、ブレーキが作動状態にあって車両の減速走
行が要求されているにも拘らず、定速走行装置の作動に
より依然として車両が定速走行状態に維持される虞れが
あった。
【0005】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、定速走行装置による車両の定速走行
状態でブレーキが操作された場合におけるブレーキ作動
タイミングと定速走行状態の解除タイミングとを関連付
けて、ブレーキの実作動にも拘らず定速走行状態が維持
されるのをなくし、ブレーキ操作時の定速走行状態の解
除を確実に行わせることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の解決手段は、ブレーキの操作時に定速走
行状態を解除するようにした車両用定速走行装置に対し
て、運転者の踏み操作によってブレーキペダルの変位
が、上記ブレーキ非操作時の通常位置と、ブレーキが実
作動する実作動位置との間の所定位置に到達したことを
検出するブレーキスイッチと、このブレーキスイッチに
よりブレーキの操作が検出された時点で定速走行状態を
解除させる定速走行解除手段とを備えた構成とする。
【0007】
【作用】この構成により、本発明では、定速走行装置に
よって車両が定速走行している場合に、運転者によって
ブレーキペダルが踏み操作されてブレーキが操作状態に
なったときには、そのブレーキペダルの変位が、ブレー
キ非操作時の通常位置とブレーキが実作動する実作動位
置との間の所定位置に到達すると、そのことがブレーキ
スイッチにより検出される。そして、このブレーキスイ
ッチによりブレーキの操作が検出された時点で定速走行
解除手段により定速走行状態が解除される。このよう
に、ブレーキスイッチの検出時であってブレーキが実作
動状態になる前に予め定速走行解除手段により定速走行
状態が解除されるので、定速走行状態とブレーキの実作
動状態とが重なってブレーキの作動にも拘らず定速走行
状態が維持されることはなく、よって簡単な構成でブレ
ーキ操作時に定速走行状態を確実に解除し得ることにな
る。
【0008】また、このブレーキの実作動以前に定速走
行状態が解除されることから、ブレーキの実作動が行わ
れるときには、例えばアクチュエータ等の定速走行制御
のためのエンジン制御機器における定速走行制御が完全
に解除された状態となっており、ブレーキによる速やか
な減速が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の実施例に係る定速走行装置の全体
構成を示し、1は車両に搭載されたエンジン(全体を図
示しない)の吸気系を構成する吸気通路、2は該吸気通
路1を絞り開閉するスロットル弁、3は該スロットル弁
2にワイヤ4、電磁クラッチ5及び図示しない減速ギヤ
機構を介して駆動連結されたアクチュエータとしての正
逆転可能なモータであって、このモータ3及び上記電磁
クラッチ5はCPU内蔵のコントロールユニット6によ
り作動制御される。7,8はモータ3の回転方向を切り
換えるように接続されたリミットスイッチである。
【0010】上記コントロールユニット6には、車両の
運転者によって操作されるセット、リジューム及びコー
ストの各スイッチ9〜11と、ブレーキペダル12の踏
み操作に対応してON/OFF作動するブレーキスイッ
チとしてのノーマルONのストップスイッチ13と、ク
ラッチペダル14の踏み操作によってON/OFF作動
するノーマルONのクラッチスイッチ15とが接続され
ているとともに、車速信号が入力されている。そして、
コントロールユニット6における信号処理により、セッ
トスイッチ9をON操作した時点での車速を記憶して、
該車速で定速走行状態を維持するとともに、該セットス
イッチ9をON操作し続けたときには、定速走行速度を
上昇させる。また、定速走行中に上記コーストスイッチ
11をON操作し続けたときには、定速走行速度を低下
させて減速させ、そのOFF操作時点での走行速度で定
速走行状態を維持する。さらに、ストップスイッチ13
又はクラッチスイッチ15がOFF作動したときには、
車両が減速状態にあると判断して、定速走行状態を解除
する。また、このような定速走行状態の解除後にリジュ
ームスイッチ10をON操作したときには、解除前の車
速で元の定速走行状態に復帰させるように構成されてい
る。
【0011】さらに、上記ストップスイッチ13は、ブ
レーキの作動状態を点灯表示するストップランプ16を
制御するためのノーマルOFFのストップランプスイッ
チ17に並設されている。すなわち、ストップスイッチ
13及びストップランプスイッチ17は、いずれもブレ
ーキペダル12の支持軸近傍に取り付けたスイッチ部材
18に内蔵されている。該スイッチ部材18は、図3に
示すように矩形箱状のスイッチ本体18aと、該スイッ
チ本体18aに摺動可能にかつ突出方向に付勢されて支
持され、先端がブレーキペダル12に当接する作動ピン
18bとを備え、詳細な構造は図示しないが、上記スイ
ッチ本体18a内に上記ストップスイッチ13及びスト
ップランプスイッチ17が配設されており、制動時、ブ
レーキペダル12が踏み操作により回動して、作動ピン
18bがスイッチ本体18aに対し没入方向に移動する
と、その移動に伴ってストップスイッチ13がOFF作
動しかつストップランプスイッチ17がON作動するよ
うになされている。
【0012】そして、図2右半部に示すように、上記作
動ピン18bの没入方向の移動ストロークに対するスト
ップスイッチ13のOFFタイミングはストップランプ
スイッチ17のONタイミングよりも早く、換言する
と、ブレーキスイッチとしてのストップスイッチ13
は、運転者の踏み操作によってブレーキペダル12の変
位が、ブレーキ非操作時の通常位置と、ブレーキが実作
動する実作動位置との間の所定位置に到達したことを検
出してOFF作動するようになっている。そして、本実
施例では、上記コントロールユニット6により、上記ス
トップスイッチ13がOFF作動してブレーキの操作が
検出された時点で定速走行状態を解除させる定速走行解
除手段が構成される。
【0013】また、図2左半部に示すように、作動ピン
18bの突出方向(復帰方向)の移動ストロークに対す
るストップスイッチ13のONタイミングはストップラ
ンプスイッチ17のOFFタイミングよりも遅く、つま
りストップスイッチ13による定速走行状態の復帰タイ
ミングはストップランプスイッチ17のOFF作動に対
応するブレーキの実際の作動停止タイミングよりも後に
設定されている。
【0014】したがって、上記実施例においては、車両
の定速走行中、ブレーキペダル12が踏み操作されてブ
レーキが作動状態になったときには、該ブレーキペダル
12の回動に伴い、スイッチ部材18における作動ピン
18bが没入方向に移動して、ストップスイッチ13が
OFF状態に、またストップランプスイッチ17がON
状態にそれぞれ切り換えられ、上記ストップスイッチ1
3のOFF信号を受けたコントロールユニット6の作動
により定速走行状態が解除される。また、ストップラン
プスイッチ17のON作動によりストップランプ16が
点灯する。
【0015】その際、運転者の踏み操作によって上記ブ
レーキペダル12の変位が、ブレーキ非操作時の通常位
置とブレーキの実作動位置との間の所定位置に到達する
と、上記ストップスイッチ13がOFF状態になるの
で、上記スイッチ部材18における作動ピン18bの没
入方向の移動ストロークに対するストップスイッチ13
のOFFタイミングが、ストップランプスイッチ17の
ONタイミングつまりブレーキの実作動タイミングより
も前になり、ブレーキが実作動状態になる前にストッ
プスイッチ13のOFF作動信号を受けた時点で、コン
トロールユニット6により定速走行状態が解除される。
その結果、定速走行状態とブレーキの実作動状態とが重
なってブレーキの実作動にも拘らず定速走行状態が維持
されることはなく、よってブレーキ操作時の定速走行状
態の解除を確実に行うことができる。
【0016】しかも、このブレーキの実作動以前に定速
走行状態が解除されるので、ブレーキの実作動が行われ
るときには、既に定速走行制御のためのモータ3等の定
速走行制御が完全に解除された状態となっており、ブレ
ーキによる制動力を実効あらしめて車両を速やかに減速
させることができる。
【0017】このブレーキの作動後、ブレーキペダル1
2を戻すと同時に、リジュームスイッチ10をON操作
すると、そのリジュームスイッチ10のON信号を受け
たコントロールユニット6により定速走行状態に復帰す
る。
【0018】その際、上記スイッチ部材18の作動ピン
18bの突出方向の移動ストロークに対するストップス
イッチ13のONタイミングはストップランプスイッチ
17のOFFタイミングよりも遅くされて、ストップス
イッチ13のON作動に伴う定速走行状態の復帰タイミ
ングがストップランプスイッチ17のOFF作動に対応
するブレーキの実際の作動停止タイミングよりも後に設
定されているので、ブレーキが未だ実作動状態にある間
にストップスイッチ13のON作動により定速走行状態
に復帰されて定速走行状態とブレーキの実作動状態との
重複によりブレーキの作動にも拘らず定速走行状態が維
持されることはなく、よってブレーキ作動停止時に定速
走行状態を確実に復帰させることができる
【0019】
【発明の効果】以上説明のように、本発明によると、定
速走行装置による車両の定速走行状態をブレーキの操作
に伴って解除する場合において、運転者の踏み操作によ
ってブレーキペダルの変位が、ブレーキの非操作時の通
常位置とブレーキ実作動位置との間の所定位置に到達し
ことをブレーキスイッチにより検出し、このブレーキ
スイッチによりブレーキの操作が検出された時点で、定
速走行状態を解除するようにしたことにより、ブレーキ
が実作動状態になる前に定速走行状態が解除されるの
で、ブレーキの作動にも拘らず定速走行状態が維持され
るのを防止し、よって簡単な構成で、ブレーキ作動時に
定速走行状態を確実に解除することができるとともに、
ブレーキの実作動時には定速走行制御のためのエンジン
制御機器における定速走行制御を完全に解除してブレー
キによる速やかな車両減速を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す全体構成図である。
【図2】ストップスイッチ及びストップランプスイッチ
のON/OFFタイミングを示すタイミングチャート図
である。
【図3】スイッチ部材及びその内部の概略回路構成を示
す図である。
【符号の説明】
6 コントロールユニット(定速走行解除手段) 12 ブレーキペダル 13 ストップスイッチ(ブレーキスイッチ) 17 ストップランプスイッチ 18 スイッチ部材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキの操作時に定速走行状態を解除
    するようにした車両用定速走行装置であって、運転者の踏み操作によってブレーキペダルの変位が、上
    記ブレーキ非操作時の通常位置と、ブレーキが実作動す
    る実作動位置との間の所定位置に到達した ことを検出す
    るブレーキスイッチと、 上記ブレーキスイッチによりブレーキの操作が検出され
    時点で定速走行状態を解除させる定速走行解除手段と
    を備えたことを特徴とする車両用定速走行装置。
JP6051890A 1994-03-23 1994-03-23 車両用定速走行装置 Expired - Fee Related JP2566376B2 (ja)

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