JP2566237Y2 - 給水制御装置 - Google Patents

給水制御装置

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JP2566237Y2
JP2566237Y2 JP3667392U JP3667392U JP2566237Y2 JP 2566237 Y2 JP2566237 Y2 JP 2566237Y2 JP 3667392 U JP3667392 U JP 3667392U JP 3667392 U JP3667392 U JP 3667392U JP 2566237 Y2 JP2566237 Y2 JP 2566237Y2
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良二 林
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、流量調節弁の下流側
に圧力センサまたは流量センサ等の給水条件を検出する
手段と、流路切替弁機構を設け、圧力または流量検出手
段の検出出力に基づいて予め設定した給水圧力または流
量が得られるよう前記流量調節弁の開度をフィードバッ
ク制御することで、1次側の給水圧力にかかわらず各流
路へ所定の条件の給水を行なうようにした給水装置の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、流量調節弁の下流側で流路
切替弁機構よりも上流側に圧力センサを設け、この圧力
センサの検出出力が所望の値となるよう流量調節弁の開
度を調節することで、各流路へ所定の条件の給水を行な
うようにした給水制御装置を、特開平3−176520
号公報で提案している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、流量調節弁の
下流側で複数の流路への給水切り替えを行なうと、流れ
が安定するまでの間、2次側の給水圧力または給水量が
大きく変動する。このため、圧力または流量検出手段の
検出出力に基づいてフィードバック制御されている流量
調節弁の開度が不必要に制御され、流路切り替え後の給
水圧もしくは流量が所望する値から大きくずれたり、所
望する値となるまでに大きな遅れを生ずる場合がある。
【0004】この考案はこのような課題を解決するため
なされたもので、その目的は流路切り替えを行なった際
に、流量調節弁の開度が不必要に変更されるのを防止
し、安定した給水を行なうことのできる給水制御装置を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この考案に係る給水制御装置は、流路切り替えに際して
は流量調節弁の現在の開度を保持させたまま、フィード
バック制御を流路切替に伴う圧力変動もしくは流量変動
が安定するまでの間一時停止させることを特徴とする。
【0006】
【作用】流路切り替え時は、流量調節弁の開度制御を一
時停止させ、先の開度を保持するので、流路切り替えに
伴う2次側給水圧の変動や給水量の変動によって、流量
調節弁の開度が不必要に制御されるのを防止することが
できる。このため、流路切り替えに伴う2次側給水圧の
変動や給水量の変動が安定した時点から流量調節弁の開
度制御を再開させた方が、切り替え後の流路が必要とす
る給水圧もしくは流量を供給できる状態へ早く到達する
ことができる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1はこの考案に係る給水制御装置のブロ
ック構成図である。この給水制御装置1は、流量調節弁
2と、この流量調節弁2の下流側に設けられた圧力セン
サ3と、検出値処理手段4と、圧力センサ3より下流側
に設けられた流路切替弁機構5と、切替弁駆動回路6
と、流量調節弁開度制御部7とからなる。
【0008】流量調節弁2は、流量調節弁開度制御部7
から出力される弁開度指令信号7aに基づいて指定され
た弁開度となるよう構成している。
【0009】検出値処理手段4は、A/D変換器4a
と、平均化手段4bとを備える。A/D変換器4aは、
予め設定した標本化周期毎に圧力センサ3の検出出力を
対応するデジタル信号へ変換する。平均化手段4bは、
予め設定した標本数のデータの平均値を算出し、その算
出結果4cを出力するよう構成している。
【0010】切替弁駆動回路6は、流路切替指令信号6
aに基づいて流路切替弁5へ電力供給して切替駆動する
ものである。この実施例では例えばHレベルの流路切替
指令信号6aが供給されたときに、流路切替弁5を図の
点線で示すように第2流路側から吐水するよう駆動する
構成としている。
【0011】開度制御部7は、各流路の目標圧力に係る
データを供給する第1および第2流路目標圧力指定手段
71,72と、目標圧力データ選択回路73と、偏差演
算手段74と、演算結果保持手段75と、弁開度制御手
段76と、フィードバック制御停止タイマ手段77とを
備える。
【0012】目標圧力データ選択回路73は、流路切替
指令信号6aがLレベルのときは、第1流路目標圧力指
定手段71から出力される目標圧力に係るデータ71a
を偏差演算手段73へ供給し、流路切替指令信号6aが
Lレベルのときは、第2流路目標圧力指定手段72から
出力される目標圧力に係るデータ72aを偏差演算手段
73へ供給するよう構成している。
【0013】偏差演算手段74は、目標圧力データ選択
回路73で選択された目標圧力データ73aと、検出値
処理手段4から供給される検出圧力に係るデータ4cと
の偏差をその符号(偏差が正であるか負であるかを示す
符号)を含めて演算結果保持手段75へ供給する。
【0014】演算結果保持手段75は、フィードバック
制御停止指令信号77aがLレベルのときは、偏差演算
手段74の演算出力74aを弁開度制御手段76へその
まま供給する。この演算結果保持手段75は、フィード
バック制御停止指令信号77aがHレベルの変化したと
きの演算出力74aをラッチし、ラッチしたデータをフ
ィードバック制御停止指令信号77aがLレベルに復帰
するまで保持するよう構成している。
【0015】フィードバック制御禁止タイマ手段77
は、流路切替指令信号6aの立ち上がりおよび立ち下り
を検出するエッジ検出回路と、エッジ検出出力に基づい
て予め設定した時間の間Hレベルのフィードバック制御
停止指令信号77aを出力する単安定マルチブレータ等
のタイマ手段を備え、流路切替指令信号6aが変化した
時点、すなわち、第1から第2流路へならびに第2から
第1流路へ流路切替がなされる度にフィードバック制御
停止指令信号77aを出力するよう構成している。
【0016】弁開度制御手段76は、演算結果保持手段
75から供給される偏差に係るデータ75aに基づい
て、流量調節弁2の開度を指定する弁開度指令信号7a
を供給するよう構成している。
【0017】次にこの給水制御装置1の動作を説明す
る。まず、流路切替指令6aがLレベルの状態では、流
路切替弁機構5は第1流路吐水口側が開成され、第2流
路吐水口側は閉成されている。偏差演算手段74には、
第1流路側の目標圧力に係るデータ71aが供給され、
実際の給水圧3aと比較がなされ、その差に基づいて流
量調節弁2の弁開度がフィードバック制御される。
【0018】流路切替指令6aがLレベルからHレベル
へ変化すると、その立ち上りに基づいてフィードバック
制御停止タイマ手段77はフィードバック制御停止指令
信号77aを出力する。演算結果保持手段75は、この
出力77aに供給された時点の演算結果をこのフィード
バック制御停止指令信号77aが復旧するまで保持する
ので、その間流量調節弁2の開度の制御は一時停止され
る。
【0019】フィードバック制御停止指令信号77a
は、流路切替に伴う2次側の圧力変動や流量変動がおさ
まった後に復旧する(Lレベルに戻る)ようその出力時
間を設定しているので、第2流路側への給水が安定した
後に第2流路の目標圧力に対応して流量調節弁2の弁開
度制御が開始される。第2流路側か第1流路側へ流路を
切り替える場合も、その切替時点から所定の時間の間は
流量調節弁2の開度制御が停止される。
【0020】このように、流路切り替え時は、流量調節
弁2の開度制御を一時停止させ、先の開度を保持する構
成としたので、流路切り替えに伴う2次側給水圧の変動
や給水量の変動によって、流量調節弁の開度が不必要に
制御されるのを防止することができる。また、流路切り
替えに伴う2次側給水圧の変動や給水量の変動が安定し
た時点から流量調節弁の開度制御を再開させた方が、切
り替え後の流路が必要とする給水圧もしくは流量を供給
できる状態へ早く到達することができる。
【0021】なお、この実施例では圧力センサ3を用
い、検出した圧力に基づいて流量調節弁2の弁開度をフ
ィードバック制御する構成について説明したが、圧力セ
ンサ3の代りに流量検出手段を備え、目標とする流量に
対してフィードバック制御する構成の給水制御装置にお
いても、流路切替時にフィードバック制御を一時停止す
ることで、流量調節弁の開度が不必要に変更されるのを
防止し、流路切替後の流量を早期に安定化することがで
きる。
【0022】
【考案の効果】以上説明したようにこの考案に係る給水
制御装置は、流路切り替えに際しては流量調節弁の現在
の開度を保持させたまま、フィードバック制御を流路切
替に伴う圧力変動もしくは流量変動が安定するまでの間
一時停止させる構成としたので、流路切り替えに伴う2
次側給水圧の変動や給水量の変動によって、流量調節弁
の開度が不必要に変更されるのを防止することができ
る。このため、流路切り替えに伴う2次側給水圧の変動
や給水量の変動が安定した時点から流量調節弁の開度制
御を再開させるので、切り替え後の流路が必要とする給
水圧もしくは流量を供給できる状態へ早く到達すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る給水制御装置のブロック構成図
【符号の説明】
1 給水制御装置 2 流量調節弁 3 圧力センサ 4 検出値処理手段 5 流路切替弁機構 7 流量調節弁の開度制御部 74 偏差演算手段 75 演算結果保持手段 76 弁開度制御手段 77 フィードバック制御停止タイマ手段

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流量調節弁と、圧力検出手段または流量
    検出手段と流路切替弁機構を設け、前記圧力または流量
    検出手段の検出出力に基づいて予め設定した給水圧力ま
    たは流量が得られるよう前記流量調節弁の開度をフィー
    ドバック制御することで、1次側の給水圧力にかかわら
    ず各流路へ所定の条件の給水を行なうようにした給水装
    置において、 流路切り替えに際しては流量調節弁の現在の開度を保持
    させたまま、前記フィードバック制御を流路切替に伴う
    圧力変動もしくは流量変動が安定するまでの間一時停止
    させることを特徴とする給水制御装置。
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JPH0589574U JPH0589574U (ja) 1993-12-07
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