JP2566108B2 - 車内用の撮影機ホルダ - Google Patents

車内用の撮影機ホルダ

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JP2566108B2
JP2566108B2 JP5145798A JP14579893A JP2566108B2 JP 2566108 B2 JP2566108 B2 JP 2566108B2 JP 5145798 A JP5145798 A JP 5145798A JP 14579893 A JP14579893 A JP 14579893A JP 2566108 B2 JP2566108 B2 JP 2566108B2
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JP
Japan
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hanger
camera
sun visor
screw
bracket
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JP5145798A
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JPH072028A (ja
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吉田公一
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YOSHIKOO KK
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YOSHIKOO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真機やビデオカメラ
などの撮影機を自動車内に固定できるようにした撮影機
ホルダに関し、特に自動車内に備えられたサンバイザを
利用して撮影機を固定し、車外風景などを楽に撮影でき
るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】近年、写真機やビデオカメラの普及に伴
い、思い出などを映像として手軽に記録・保存すること
ができる時世にある。
【0003】例えば、行楽地での風景や子供の成長を記
録すると云った際には、写真機やビデオカメラが必要不
可欠であると云っても過言ではない。
【0004】ところで、従来において写真機やビデオカ
メラを用いて撮影を行う場合、これを手や三脚で保持す
ることを主としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、写真機
やビデオカメラを持っての撮影は非常に疲れ易く、特に
長時間撮影が主となるビデオ撮影にあっては、腕の疲労
が限界に達してしまうということがあった。
【0006】また、腕の疲労によって撮影を中断せざる
をえなかったが為に、シャッターチャンスを逸して後悔
することも多い。
【0007】一方、三脚を用いて撮影を行えば腕の疲労
や手振れの畏れがないものの、その設置には相応の空間
を要するため、自動車内などの狭い空間での撮影では写
真機やビデオカメラを手にして行う以外に方法がなかっ
た。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みて成されたもの
で、自動車内に備えられたサンバイザを利用して撮影機
を固定し、車外風景などを楽に撮影できるようにしよう
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、撮影機が取り付けられるハンガと該ハンガを
自動車内のサンバイザに吊り下げる懸吊手段を備え、そ
の懸吊手段は前記サンバイザに嵌合する保持プレートと
該保持プレートに前記ハンガを固定する連結部材とによ
り構成し、前記保持プレートには先端が前記サンバイザ
の支点より前方に突出するブラケットを固定し、そのブ
ラケットの先端には送りネジと当接板を設けて該当接板
が前記送りネジにより車体に圧接するようにしたことを
特徴とする車内用の撮影機ホルダを提供するものであ
る。
【0010】
【作用】本発明によれば、保持プレートを自動車内に備
えられているサンバイザに嵌合することにより、撮影機
を自動車内に固定することができる。
【0011】このとき、サンバイザは、その支点より前
方に突出したブラケットが送りネジと当接板を通じて押
し下げられることにより車体のルーフに圧接し、その反
作用で当接板も車体のルーフに圧接するようになる。
【0012】このため、サンバイザは自動車の走行振動
でもがたつかず、これに取り付けた撮影機では良質の映
像を撮影できるようになり、また撮影機が固定されてい
るために撮影中の疲労感も解消される。
【0013】なお、撮影機を取り付けるサンバイザとし
ては、安全性の点で助手席側のサンバイザを用いること
が好ましい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の好適な一例を図面に基づいて
説明すると、図1は本発明に係わる撮影機ホルダを分解
した状態を示す斜視図である。
【0015】図中、10は保持プレートである。この保
持プレート10は鋼板を湾曲することにより成り、その
開口部12の上面には端部をカーリングして成るクッシ
ョン部14を形成し、且つ下面には陥没孔16を形成し
ている。
【0016】そして、その陥没孔16にダブルネジ20
を配し、このダブルネジ20とこれに螺入されるナット
30でブラケット40の一端を固定している。
【0017】なお、陥没孔16には突起18を形成し、
またブラケット40の貫通孔41には爪42を形成して
いる。そして、突起18をダブルネジ22の切欠溝22
に嵌合し、また爪42をダブルネジ20のネジ軸21に
切欠した図示せぬ縦溝に嵌合することにより、ダブルネ
ジ20とブラケット40の回転を規制できるようにして
ある。
【0018】また、ブラケット40の先端に形成された
ネジ孔43には、送りネジ50が螺入されるようになっ
ているとともに、この送りネジ50は先端が当接板60
の小孔61で回転自在に支持されるようになっている。
【0019】一方、70はハンガである。このハンガ7
0は鋼板や樹脂を略L字状に形成したものであって、水
平状態を呈する上端70aと下面70bには貫通孔7
1,72を形成し、鉛直状態を呈する側面70cにはハ
ンドル73を設けている。
【0020】そして、上記ハンガ70は、保持プレート
10に連結部材としてのダブルネジ20とネジ80で連
結される。
【0021】すなわち、ハンガ70の上端70aの貫通
孔71に、下からスライドワッシャ90を介してネジ8
0を挿入し、更にこのネジ80をスライドワッシャ90
を介してダブルネジ20のネジ孔(ネジ軸21内に形成
されている)に螺入することにより、保持プレート10
とハンガ70が連結されるのである。
【0022】次に、図2は本発明の撮影機ホルダを装備
した自動車の車内を示す側面図であって、図中の符号S
はサンバイザ、Rは自動車のルーフ、Gはフロントガラ
ス、Vはカメラとレコーダが一体化されたビデオカメラ
である。
【0023】この図で明らかにしているように、ハンガ
70はサンバイザSに吊り下げられるのであり、このと
き保持プレート10と連結部材(ダブルネジ20及びネ
ジ80)をその懸吊手段としている。
【0024】連結部材でハンガ70と連結された保持プ
レート10は、その開口部12がサンバイザSに嵌合す
るようになっていて、特に保持プレート10には所要の
弾性力を付与することにより、その嵌合が強固となるよ
うにしている。
【0025】また、この図で明らかにしているように、
保持プレート10をサンバイザSに取り付けたとき、ブ
ラケット40の先端はサンバイザSの支点Pより前方に
突出するようになっている。
【0026】そして、その先端のネジ孔43に前述の如
く送りねじ50を螺入するとともに、この送りネジ50
を回転自在に支持する当接板60を車体のルーフRに当
接してブラケット40を支持するようにしている。
【0027】このため、送りネジ50を一方向に回して
ブラケット40の先端を押し下げるようにすると、サン
バイザSは支点Pを中心に回動し、保持プレート10の
クッション部14がルーフRに圧接するようになり、こ
のとき当接板60もまたその反作用で車体のルーフRに
圧接するようになる。
【0028】従って、支点Pを中心とした回動自在のサ
ンバイザSは固定され、これに吊り下げられるハンガ7
0、並びにハンガ70に取り付けられるビデオカメラV
などの撮影機は自動車の走行振動によってがたつくこと
はない。
【0029】ここで、ブラケット40は一定量以上の外
圧が作用すると屈曲するように、その一部を切欠して図
1に示すような狭窄部45,45を形成しているため、
自動車が万一衝突した場合、撮影者の目などを保護する
ことができる。
【0030】次に、図3は本発明の撮影機ホルダを装備
した自動車の車内を示す正面図である。
【0031】この図で明らかにしているように、ビデオ
カメラVはハンガ70の下面70bに載置され、そして
これがワッシャ100とスプリングワッシャ101を介
し、ネジ103で固定されるようになっている。
【0032】詳述すれば、ビデオカメラVなどの撮影機
には、一般に三脚に取り付けるためのネジ孔が形成され
ていて、これにハンガ70の下面70bに形成された貫
通孔72(図1参照)の下からネジ103を螺入し、ビ
デオカメラVを固定しているのである。
【0033】ところで、図2、図3によれば、ビデオカ
メラVは自動車の前方に向けて固定されるようになって
いるが、ネジ80を緩めればハンガ70と一緒にビデオ
カメラVを左右方向へ向けることができ、更に送りネジ
50の調節によって、ビデオカメラVを上下方向へ向け
ることができる。
【0034】また、保持プレート10を取り付ける場所
は、図示するようなサンバイザSの中央や、その両端方
向など適宜変更可能である。
【0035】なお、本発明の撮影機ホルダは、上記実施
例に限定されるものではなく、以下のようにしてもよ
い。
【0036】例えば、撮影機をハンガ70に取り付ける
手段として、ハンガ70の下面70bに所謂アリを形成
し、このアリに撮影機のアリ溝が嵌合するようにしても
よい(この種の機構は撮影用三脚に採用されている公知
技術である)。
【0037】また、ハンガ70において、その鉛直部分
をスライド軸とするなどして、ビデオカメラVの高さ調
整ができるようにすれば一層効果的である。
【0038】ところで、上記実施例においては、撮影機
をビデオカメラとしているが、それ以外に写真機の取付
も可能であることは云うまでもない。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、撮影機が取り付けられ
るハンガと、そのハンガを自動車内のサンバイザに吊り
下げる懸吊手段とを備えているから、自動車内に撮影機
を固定することができ、長時間の撮影を疲れることなく
行える。
【0040】また、保持プレートと連結部材をハンガの
懸吊手段としているから、ハンガの吊り下げが容易であ
る。
【0041】更に、サンバイザの支点より前方にブラケ
ットを突出させ、そのブラケットと車体の間に送りねじ
と当接板を介するようにしているから、サンバイザの揺
動を抑えることができる。この結果、撮影機の揺動も抑
えられて良質の映像を撮影可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる車内用の撮影機ホルダを示す分
解図
【図2】同撮影機ホルダを装備した自動車内を示す側面
【図3】同撮影機ホルダを装備した自動車内を示す正面
【符号の説明】
10 保持プレート 12 開口部 14 クッション部 16 陥没孔 20 ダブルネジ 40 ブラケット 50 送りネジ 60 当接板 70 ハンガ 71 貫通孔 72 貫通孔 73 ハンドル 80 ネジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影機が取り付けられるハンガと該ハン
    ガを自動車内のサンバイザに吊り下げる懸吊手段を備
    え、その懸吊手段は前記サンバイザに嵌合する保持プレ
    ートと該保持プレートに前記ハンガを固定する連結部材
    とにより構成し、前記保持プレートには先端が前記サン
    バイザの支点より前方に突出するブラケットを固定し、
    そのブラケットの先端には送りネジと当接板を設けて該
    当接板が前記送りネジにより車体に圧接するようにした
    ことを特徴とする車内用の撮影機ホルダ。
JP5145798A 1993-06-17 1993-06-17 車内用の撮影機ホルダ Expired - Lifetime JP2566108B2 (ja)

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JPH072028A JPH072028A (ja) 1995-01-06
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WO2012016310A2 (pt) * 2010-08-06 2012-02-09 Ivana De Queiroz Maca motorizada com mídia eletrônica e câmeras de tv acopladas

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JP2705918B2 (ja) * 1995-07-05 1998-01-28 株式会社ヨシコー 撮影機の保持装置
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