JP2705920B2 - 撮影機の保持装置 - Google Patents

撮影機の保持装置

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JP2705920B2
JP2705920B2 JP7191804A JP19180495A JP2705920B2 JP 2705920 B2 JP2705920 B2 JP 2705920B2 JP 7191804 A JP7191804 A JP 7191804A JP 19180495 A JP19180495 A JP 19180495A JP 2705920 B2 JP2705920 B2 JP 2705920B2
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Japan
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slide arm
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automobile
photographing machine
windshield
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JP7191804A
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Inventor
吉田公一
Original Assignee
株式会社ヨシコー
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカメラなどの撮
影機を自動車内に取り付けて撮影できるようにした撮影
機の保持装置に関し、特に撮影機を保持したホルダの吊
り下げ位置を可変とした撮影機の保持装置である。
【0002】
【従来の技術】近年、ビデオカメラなどの撮影機の普及
に伴い、思い出などを映像として手軽に記録できる時世
にある。特に、走行中の自動車の中などから車外風景を
撮影する機会が多くなっている。
【0003】そこで、長時間に亙って撮影しても腕が疲
れないように撮影機を車内などに固定できるようにした
装置を特願平5−145798号、特願平7−1083
15号、特願平7−170041号として出願してい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これま
でに開発した撮影機の保持装置によると、撮影機の方向
を変え所望のアングルでの撮影が可能であったが、装置
全体の吊り下げ位置が不変であって使用中に不都合を生
ずることがあった。
【0005】例えば、自動車の助手席側に撮影機を吊り
下げた場合、撮影機が助手席側のバックミラーを視る運
転手の目線上に位置付いてしまうことがあって、このと
き後方確認に支障を来す畏れがあった。
【0006】そこで、本発明は撮影機の吊り下げ位置を
可変とし、自動車内での使用による不都合を解消しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、自動車内に装備されているサンバイザに固定
具を用いてホルダを吊設し、そのホルダに撮影機が保持
されるようにした撮影機の保持装置において、前記固定
具は前記サンバイザに装着される着脱自在なバイザプレ
ートと、このバイザプレートの下面に固定されるガイド
と、このガイドで長手方向に摺動自在にして支持される
スライドアームとにより構成され、このうち前記スライ
ドアームはその下面に前記ホルダが取り付けられるとと
もに該スライドアームの一端側には自動車のフロントガ
ラスに吸着する支持部材を有して水平状態に保たれるよ
うにしたことを特徴とする撮影機の保持装置を提供する
ものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。図1は自動車の車内における
助手席側に撮影機Vを吊り下げた状態を示す。図中、R
は自動車のルーフ、Sは助手席側のサンバイザ、Gはフ
ロントガラスであり、本願に係わる撮影機の保持装置は
例えば自動車内の助手席側に装備されているサンバイザ
Sに取り付けられる。
【0009】図示するように、この保持装置は固定具1
を用いてホルダ6を吊設し、そのホルダ6に撮影機Vが
保持されるようにしてある。このうち、固定具1はサン
バイザSに装着されるバイザプレート2、このバイザプ
レート2に固定されるガイド3、及びこのガイド3に支
持されて長手方向に可動とされているスライドアーム4
で構成され、スライドアーム4の下面にはホルダ6が取
り付けられるようにしてある。
【0010】バイザプレート2は金属板などをU字形に
湾曲して成り、サンバイザSの支点P側から当該サンバ
イザSに嵌合する状態で着脱自在に装着されるようにし
てある。なお、このバイザプレート2には適度の弾力を
付与してあり、その弾力によりバイザプレート2をサン
バイザSに強固に嵌合できるようにしている。特に、こ
のバイザプレート2にはL字形のアーム21を介してプ
ロテクタ22を固定し、そのプロテクタ22の上端をル
ーフRに圧着できるようにすることでサンバイザSの揺
動を規制できるようにしている。また、ガイド3はAB
S樹脂などの合成樹脂を一体成形することにより得られ
るものであって、これはバイザプレート2の下面に図示
せぬネジで固定され、スライドアーム4を摺動自在に支
持している。そのスライドアーム4はABS樹脂など合
成樹脂製の長板であって、その一端側の上面には支持部
材として吸盤5が設けられており、他端側がガイド3で
摺動自在に支持されるようにしてある。
【0011】一方、ホルダ6は略L字形に成形してある
ハンガ7、このハンガ7の下端の水平部71に回動自在
に設けられている基台8、この基台8に図示せぬ緩衝材
を介して支持されている台座9で成り、このうちハンガ
7の上端が固定ネジ72でスライドアーム4の下面に固
定され、台座9の上面にはビデオカメラなどの撮影機V
を固定できるようにしてある。なお、81は基台8の後
端側に吊設してある重錘で、この重錘81は自動車に遠
心力が作用したとき、撮影機Vを内側に配向させる働き
をもつ。そして、遠心力が働かなくなったとき、基台8
が図示せぬスプリングで定常に復帰されるようにしてあ
る。但し、ハンガ7の下端には基台8の端面に圧着し得
る金具73が設けてあって、その金具73を基台8の端
面に圧着したときには基台8の回動を規制することがで
きる。
【0012】次に、図2は同装置の平面図を示す。この
図に示すように、バイザプレート2の両側面には長孔2
3,23を開口した鍔24,24が突設してあり、その
鍔24,24には長孔23,23に沿って摺動する可動
片25,25を設けてある。また、その可動片25,2
5にはアーム21,21の一端を圧入し、その他端にプ
ロテクタ22の本体部22aを装着している。そして、
本体部22aに対して上下動する可動部22bの上端を
図1に示すようにルーフRに圧着させ、その状態で可動
部22bを調節ネジ26で固定できるようにしてある。
【0013】次に、図3は図2におけるA−A線断面を
示す。この図で明確にしているように、ガイド3の両側
面にはL字形の支持脚31,31が突設してあり、その
支持脚31,31の内側にスライドアーム4の両側面に
突設した鍔部41,41が嵌合している。なお、ガイド
3の上部中央における内面にはスライドアーム4の上面
にあるネジ42a(図2参照)に対応して切欠溝32が
形成されており、そのネジ42aがスライドアーム4の
動きを阻害しないようにしてある。また、図4に示すよ
うにガイド3の一端には取付孔33が開口してあり、そ
の取付孔33を通じてバイザプレート2の下面に螺入さ
れる図示せぬネジにてガイド3を固定するようにしてい
る。
【0014】次に、図5はスライドアーム4の一端側を
拡大して示した断面図である。この図で明らかなよう
に、スライドアーム4の一端側には下面側に隆起する半
球状の球面突起43が形成してあり、その球面突起43
の内面に摺接する湾曲状の頭部44aをもつジョイント
44が球面突起43に上部側から貫通され、そのジョイ
ント44のネジ軸44bに固定ナット45が螺着される
ようにしてある。なお、ジョイント44を締め付けたと
きには固定ナット45の上面が球面突起43の外面に圧
着して強固に固定される。また、ジョイント44のネジ
軸44bにはネジ孔44b′が形成されており、ここに
ホルダ6のハンガ7を固定するための固定ネジ72が螺
入されるようにしてある(図1参照)。
【0015】更に、球面突起43の上方においてスライ
ドアーム4の上面には、その長手方向に向く長孔46a
を開口した平板金具46(図2参照)をネジ42a,4
2bで固定し、その長孔46aの部分には頭部51で離
脱を防止したスライドネジ52を長孔46aに沿って摺
動自在に設けている。そして、そのスライドネジ52の
先端に鋼球53を固定し、その鋼球53で揺動自在に支
持される合成樹脂製のU形部材54を介して吸盤5を設
けている。従って、支持部材としての吸盤5は揺動自在
かつスライドアーム4の長手方向に摺動自在であって、
様々な車種のフロントガラスGに吸着してスライドアー
ム4の一端側を支持することができる。例えば、図5に
示すようにフロントガラスGが緩斜面であるときは吸盤
5を後方に移動して吸着でき、また図6に示すようにフ
ロントガラスGが急斜面であるときは吸盤5を前方に移
動して吸着することができる。なお、吸盤5を揺動自在
としている理由は、フロントガラスGの水平方向に湾曲
する状態が車種によって異なるためである。
【0016】一方、図5または図6で明確にしているよ
うに、スライドアーム4の一端にはABS樹脂など合成
樹脂製の触手47が設けてある。この触手47はスライ
ドアーム4の下面にピン48にて枢着され水平方向に揺
動自在とされており、先端に突設した丸突起47aをフ
ロントガラスGに圧着させることでスライドアーム4の
ぶらつきを防止できるようにしてある。なお、その丸突
起47aは図2で示しているように触手47を構成する
ベース47bの両側に設けてあり、そのベース47bの
角度を調節することで双方をフロントガラスGに圧着で
きるようになっている。
【0017】ここで、本装置を自動車内における助手席
側のサンバイザSに固定して撮影機Vによる撮影を行う
場合には、図1に示すように先ずサンバイザSにバイザ
プレート2を装着し、次いでプロテクタ22をルーフR
に圧着させてサンバイザSを固定する。その後、バイザ
プレート2に予め固定しておいたガイド3に沿ってスラ
イドアーム4を長手方向に摺動し、その一端に設けた触
手47の丸突起47aをフロントガラスGに圧着させ、
またこれと前後して吸盤5をスライドアーム4の長手方
向に摺動させ所要位置でこれをフロントガラスGに吸着
させる。すると、スライドアーム4は一端側が触手47
と吸盤5で支持され、また他端側がガイド3で支持され
るために自動車の振動でもぶらつかず水平状態を保つよ
うになる。
【0018】なお、このとき触手47と吸盤5はスライ
ドアーム4の一端側を押し下げ、サンバイザSの支点P
を中心にプロテクタ22をルーフRに圧着させるように
作用し、また逆にプロテクタ22は触手47と吸盤5を
フロントガラスGに圧着させるように作用し、その相互
作用でサンバイザSの揺動が完全に抑えられることとな
る。
【0019】一方、ホルダ6では撮影機Vを台座9に固
定するとともに、ハンガ7を固定ネジ72でジョイント
44に結合する。なお、このときジョイント44の向き
を調節して固定ナット45を締め付けることにより、撮
影機Vを所望の方向に向けることができる。
【0020】特に、触手47がフロントガラスGに圧着
するまでスライドアーム4を延ばした状態では、図7に
示すように撮影機VがバックミラーMを視る運転手の目
線F上から外れるため、そのバックミラーMで後方を的
確に確認することができる。但し、運転手の座席の位置
によっては触手47がフロントガラスGに圧着するまで
スライドアーム4を延ばすことなくバックミラーMを視
ることもできるので、このときにはスライドアーム4を
フロントガラスGの手前の適当な位置で止め、以て吸盤
5を摺動してフロントガラスGに吸着させ、その吸盤5
だけでスライドアーム4の一端側を支持するようにして
もよい。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、ホルダを吊設するため
の固定具として、長手方向に可動なスライドアームを備
え、そのスライドアームの下面にホルダが取り付けられ
るようにしてあるから、撮影機を保持したホルダを吊り
下げた状態のままその位置を変えることができ、取り分
け自動車内での使用時にはホルダや撮影機が運転手の視
界を妨げず安全となる。
【0022】また、スライドアームの一端側に自動車の
フロントガラスなどに吸着される吸盤などの支持部材を
設けているから、自動車内などでの使用においてスライ
ドアームがぶらつかず、撮影機で良質の映像を撮ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる撮影機の保持装置を自動車内に
取り付けた状態を示す側面図
【図2】同装置を示す平面図
【図3】図2におけるA−A線断面図
【図4】ガイドを示す平面図
【図5】自動車のフロントガラスに吸盤を吸着した状態
を示す拡大断面図
【図6】他の自動車のフロントガラスに吸盤を吸着した
状態を示す拡大断面図
【図7】自動車内に撮影機を取り付けた状態を示す平面
概略図
【符号の説明】
V 撮影機 S サンバイザ 1 固定具 2 バイザプレート 3 ガイド 4 スライドアーム 5 吸盤 6 ホルダ 7 ハンガ 8 基台 9 台座

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車内に装備されているサンバイザに
    固定具を用いてホルダを吊設し、そのホルダに撮影機が
    保持されるようにした撮影機の保持装置において、前記
    固定具は前記サンバイザに装着される着脱自在なバイザ
    プレートと、このバイザプレートの下面に固定されるガ
    イドと、このガイドで長手方向に摺動自在にして支持さ
    れるスライドアームとにより構成され、このうち前記ス
    ライドアームはその下面に前記ホルダが取り付けられる
    とともに該スライドアームの一端側には自動車のフロン
    トガラスに吸着する支持部材を有して水平状態に保たれ
    るようにしたことを特徴とする撮影機の保持装置。
JP7191804A 1995-07-27 1995-07-27 撮影機の保持装置 Expired - Lifetime JP2705920B2 (ja)

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JP7191804A JP2705920B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 撮影機の保持装置

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JP7191804A JP2705920B2 (ja) 1995-07-27 1995-07-27 撮影機の保持装置

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JPH0939676A JPH0939676A (ja) 1997-02-10
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6052246B2 (ja) * 2014-07-10 2016-12-27 トヨタ自動車株式会社 車載カメラの取り付け構造
CN107521427A (zh) * 2017-07-19 2017-12-29 芜湖凯尔电气科技有限公司 行车记录仪在汽车内的固定结构

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JP2566108B2 (ja) * 1993-06-17 1996-12-25 株式会社ヨシコー 車内用の撮影機ホルダ

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JPH0939676A (ja) 1997-02-10

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