JP3168931B2 - 車載用液晶テレビ - Google Patents

車載用液晶テレビ

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JP3168931B2
JP3168931B2 JP35019696A JP35019696A JP3168931B2 JP 3168931 B2 JP3168931 B2 JP 3168931B2 JP 35019696 A JP35019696 A JP 35019696A JP 35019696 A JP35019696 A JP 35019696A JP 3168931 B2 JP3168931 B2 JP 3168931B2
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liquid crystal
crystal television
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sliding
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弘章 藤森
徹 栗原
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用液晶テレビ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カーオーディオに採用されている
DINサイズの筐体を有し、自動車のダッシュボードに
取り付けて使用する車載用液晶テレビは、図6に示すよ
うに液晶画面が筐体前面に組み込まれる構成か、図7に
示すように筐体から引き出された保持腕に液晶テレビが
直接保持固定される構成であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術の車載用液
晶テレビの構成においては、液晶テレビの着脱が容易に
はできず、液晶テレビの特長である携帯性を損ない、自
動車の車室内でしか視聴できなかった。また、一般に液
晶画面は特定の方向から見やすく、他の方向からは見難
くなることが知られているが、従来の技術の車載用液晶
テレビの構成においては、構造的に液晶画面を左右に回
動することが困難であり、最も使用頻度の高い助手席お
よび運転席からの視聴における画質を著しく劣化させて
いた。
【0004】本発明は、液晶テレビ本体の着脱が容易に
行え、視聴方向に合わせて液晶画面の向きを容易に調整
できる車載用液晶テレビを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体を自動車
のダッシュボードに取り付けて使用する車載用液晶テレ
ビにおいて、前記筐体内部に設けられた軌条と、前記軌
条の長さ方向に摺動する摺動部と、前記摺動部と第1の
回動軸を介して接続された基台と、前記基台と第2の回
動軸を介して接続され液晶テレビ本体を保持する保持部
と、前記保持部と前記液晶テレビ本体とを連結するネジ
を備え、前記ネジは前記液晶テレビ本体を前記筐体に収
納した時に前記軌条の長さ方向で前記保持部と前記液晶
テレビ本体とを連結してなることを特徴とする。液晶テ
レビ本体を基台に着脱可能にするためのネジを、液晶テ
レビ本体の下部側に配置することによって、ネジを追加
したことによる筐体の厚みを抑えることができる。前記
保持部は複数のクリック穴を有し、ボールベアリングを
前記基台に配置されたコイルばねによってボールベアリ
ングを該クリック穴に押し付けることによって前記2の
回動軸に対する回転を制限してなることを特徴とする。
前記摺動部は複数のクリック穴を有し、ボールベアリン
グを前記基台に配置されたコイルばねによってボールベ
アリングを該クリック穴に押し付けることによって前記
第1の回動軸に対する回転を制限してなることを特徴と
する。クリック穴を設けることにより、回動にトルクを
与えテレビが自然に動いてしまうことを防止できる。
【0006】(B)前記(A)記載の車載用液晶テレビ
において、筐体には液晶テレビ本体を着脱する基台が設
けられ、前記基台が筐体内部に設けられた軌条に沿って
筐体の前後方向に摺動することにより、前記基台に取り
付けられた液晶テレビ本体が前記筐体に収納、露出する
ことを特徴とする。
【0007】(C)前記(A)記載の車載用液晶テレビ
において、筐体には摺動体と液晶テレビ本体を着脱する
基台とが設けられ、前記摺動体が筐体内部に設けられた
軌条に沿って筐体の前後方向に摺動するとともに、前記
基台が前記摺動体に設けられた軌条に沿って筐体の前後
方向に摺動することにより、前記基台に取り付けられた
液晶テレビ本体が前記筐体に収納、露出することを特徴
とする。
【0008】(D)前記(B)および(C)記載の車載
用液晶テレビにおいて、液晶テレビ本体を着脱する基台
には、筐体内部もしくは摺動体に設けられた軌条を摺動
する摺動部と、液晶テレビ本体を取り付けて保持する保
持部とが設けられ、前記保持部が前記摺動部に対して上
下方向に回動することを特徴とする。
【0009】(E)前記(B)および(C)記載の車載
用液晶テレビにおいて、液晶テレビ本体を着脱する基台
には、筐体内部もしくは摺動体に設けられた軌条を摺動
する摺動部と、液晶テレビ本体を取り付けて保持する保
持部とが設けられ、前記保持部が前記摺動部に対して左
右方向に回動することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。
【0011】図1は、本発明による車載用液晶テレビの
外観図である。図1において、筐体1はカーオーディオ
に採用されているDINサイズである。また、前記筐体
1には左右の側壁内面に軌条1bが設けられており、前
記軌条1bには摺動体2が設置されている。さらに、前
記摺動体2には軌条2aが設けられており、前記軌条2
aには基台3が設置されている。基台3には前記軌条2
a上を摺動する摺動部3aと、液晶テレビ本体4を取り
付けて保持する保持部3bが設けられている。図2は、
本発明による車載用液晶テレビを自動車のダッシュボー
ドに取り付けた状態を側面から見た説明図であり、液晶
テレビ本体の収納、引き出し、および上下への回動を示
す図である。図2(a)は、液晶テレビ本体4を筐体1
に収納した状態であり、摺動体2および基台3は筐体1
内の最後部まで押し込まれている。また、図2(b)
は、摺動体2を軌条1bに沿って引き出した状態であ
り、基台3および液晶テレビ本体4が筐体1に設けられ
た開口部1aを通って筐体1より露出している。また、
図2(c)は、基台3を軌条2aに沿って引き出した状
態であり、液晶テレビ本体4が図2(b)に示した状態
よりさらに前方に引き出されている。図2(d)は、基
台3の保持部3bに取り付けられた液晶テレビ本体4を
上下への回動によって引き起こした状態である。
【0012】図3は、本発明による車載用液晶テレビの
基台の左右への回動を示す図であり、摺動体2および基
台3を引き出し、保持部3bを引き起こした状態を上面
から見ている。また、液晶テレビ本体4は取り外されて
いる。図3において、保持部3bはねじ7を中心に左右
に回動する。
【0013】図4は、本発明による車載用液晶テレビの
基台を側面から見た断面図であり、液晶テレビ本体と基
台との着脱構造、および基台の左右への回動の軸の構造
を示す図である。図4において、液晶テレビ本体4には
底面にカメラの三脚用ナット4bが設けられている。ま
た、液晶テレビ本体4を取り付け保持する保持部3bに
は貫通穴3cが設けられており、カメラの三脚用ねじ5
が前記貫通穴3cを通してE型止め輪6で固定されてい
る。以上の構成により、前記カメラの三脚用ナット4b
と前記カメラの三脚用ねじ5との締結、解除によって液
晶テレビ本体4と基台3とを着脱する。
【0014】図5は、本発明による車載用液晶テレビの
基台を正面から見た断面図であり、基台の摺動、上下へ
の回動、左右への回動の構造を示す図である。図5にお
いて、筐体1には摺動体2を摺動するための軌条1bが
設けられている。また、摺動体2には基台3の摺動部3
aを摺動するための軌条2aが設けられている。
【0015】また、図5において、基台3には摺動体2
に設けられた軌条2aに沿って摺動する摺動部3aと、
液晶テレビ本体4を取り付け保持する保持部3bとが設
けられている。基台3には摺動部3aに対して上下に回
動する回動軸3eが設けられており、回動を妨げない程
度の隙間と平座金12を介して前記摺動部3aが前記回
動軸3eにねじ11とナット13とで固定されている。
以上の構成により、基台3が摺動部3aに対して上下に
回動する。さらに、摺動部3aには回動軸3eを中心と
する円周上に複数のクリック穴3fが設けられており、
前記円周上に設けられた基台3のガイド穴3gによって
保持されるボールベアリング9およびコイルばね10に
よって、上下への回動には適度なトルクが与えられてお
り、液晶テレビ本体4の重量や自動車の振動によって前
記液晶テレビ本体4が自然に回転してしまうのを防いで
いる。また、図5では、ボールベアリング9およびコイ
ルばね10は左右に1組ずつ設けられているが、ボール
ベアリング9およびコイルばね10を複数配置すること
により回動動作をより安定させることが期待できる。ま
た、図4および図5において、基台3には保持部3bを
左右に回動する回動軸3dが設けられており、回動を妨
げない程度の隙間と平座金8とを介して前記保持部3b
が前記回動軸3dにねじ7で固定されている。以上の構
成により、保持部3bが基台3に対して左右に回動す
る。さらに、図5において、保持部3bには回動軸3d
を中心とする円周上に複数のクリック穴3hが設けられ
ており、前記円周上に設けられた基台3のガイド穴3i
によって保持されるボールベアリング14およびコイル
ばね15によって、左右への回動には適度なトルクが与
えられており、液晶テレビ本体4の重量や自動車の振動
によって前記液晶テレビ本体4が自然に回転してしまう
のを防いでいる。
【0016】
【発明の効果】本発明による車載用液晶テレビによれ
ば、液晶テレビ本体が筐体から容易に着脱できるため、
液晶テレビの特長である携帯性を損ねることがなく、液
晶テレビ本体を自動車外に持ち出して使用することがで
きる。また、液晶テレビ本体を着脱する基台が上下およ
び左右へ回動するため、液晶画面を任意の座席に向ける
ことができ、どこの座席からでも最良の画質でテレビを
視聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車載用液晶テレビの外観図であ
る。
【図2】本発明による車載用液晶テレビを自動車のダッ
シュボードに取り付けた説明図であり、液晶テレビ本体
の収納、引き出し、および上下への回動を示している。
【図3】本発明による車載用液晶テレビの基台の左右へ
の回動を示す図である。
【図4】本発明による車載用液晶テレビの基台を側面か
ら見た断面図であり、液晶テレビ本体と基台との着脱構
造、および基台の左右への回動の軸の構造を示してい
る。
【図5】本発明による車載用液晶テレビの基台を正面か
ら見た断面図であり、基台の摺動、上下への回動、およ
び左右への回動の構造を示す図である。
【図6】従来の実施例を示す図。
【図7】従来の実施例を示す図。
【符号の説明】
1 筐体 1a 開口部 1b 軌条 2 摺動体 2a 軌条 3 基台 3a 摺動部 3b 保持部 3c 貫通穴 3d 回動軸 3e 回動軸 3f クリック穴 3g ガイド穴 3h クリック穴 3i ガイド穴 4 液晶テレビ本体 4a 液晶画面 4b カメラの三脚用ナット 5 カメラの三脚用ねじ 6 E型止め輪 7 ねじ 8 平座金 9 ボールベアリング 10 コイルばね 11 ねじ 12 平座金 13 ナット 14 ボールベアリング 15 コイルばね 16 ダッシュボード 17 保持腕
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−368245(JP,A) 特開 平4−193638(JP,A) 特開 平4−260844(JP,A) 実開 平4−81851(JP,U) 実開 平1−146581(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 11/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体を自動車のダッシュボードに取り付け
    て使用する車載用液晶テレビにおいて、 前記筐体内部に設けられた軌条と、前記軌条の長さ方向
    に摺動する摺動部と、前記摺動部と第1の回動軸を介し
    て接続された基台と、前記基台と第2の回動軸を介して
    接続され液晶テレビ本体を保持する保持部と、前記保持
    部と前記液晶テレビ本体とを連結するネジを備え、前記
    ネジは前記液晶テレビ本体を前記筐体に収納した時に前
    記軌条の長さ方向で前記保持部と前記液晶テレビ本体と
    を連結してなることを特徴とする車載用液晶テレビ。
  2. 【請求項2】前記保持部は複数のクリック穴を有し、ボ
    ールベアリングを前記基台に配置されたコイルばねによ
    ってボールベアリングを該クリック穴に押し付けること
    によって前記2の回動軸に対する回転を制限してなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の車載用液晶テレビ。
  3. 【請求項3】前記摺動部は複数のクリック穴を有し、ボ
    ールベアリングを前記基台に配置されたコイルばねによ
    ってボールベアリングを該クリック穴に押し付けること
    によって前記第1の回動軸に対する回転を制限してなる
    ことを特徴とする請求項1または2いずれかに記載の車
    載用液晶テレビ。
JP35019696A 1992-12-28 1996-12-27 車載用液晶テレビ Expired - Lifetime JP3168931B2 (ja)

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