JP2565914B2 - 光学式情報処理装置 - Google Patents

光学式情報処理装置

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JP2565914B2
JP2565914B2 JP62186994A JP18699487A JP2565914B2 JP 2565914 B2 JP2565914 B2 JP 2565914B2 JP 62186994 A JP62186994 A JP 62186994A JP 18699487 A JP18699487 A JP 18699487A JP 2565914 B2 JP2565914 B2 JP 2565914B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば光ディスク装置などカートリッジ
が挿脱自在でこのカートリッジ内に収容された情報記憶
媒体に対して情報の記録あるいは再生等の処理を行なう
光学式情報処理装置に関する。
(従来の技術) 従来、光ディスク装置などにおいて光学ヘッドのレン
ズ(対物レンズ)を清掃する場合には、装置内部にある
光学ヘッドのレンズを露出させ、人手によりブラシ等の
清掃部材を用いて清掃していた。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような清掃方法だと、光学ヘッド
のレンズを外部に露出させるために装置を分解し清掃後
に再度組立てなければならないため、作業が極めて面倒
かつ時間がかかるとともに、特殊な技術を要するため
に、ある限られた人にしか清掃を行なうことができない
という問題があった。
従って本発明の目的は、誰にでも容易かつ確実に光学
手段の表面を清掃することができるような光学式情報処
理装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、この発明に係る光学式情
報処理装置は、情報記録媒体を収容した第1のカートリ
ッジと、上記第1のカートリッジを挿脱可能なカートリ
ッジ挿脱口を有する装置本体と、上記装置本体内に設け
られ、上記カートリッジ挿脱口を介して挿入された上記
第1のカートリッジを上記装置本体内に取出可能に装填
するローディング機構部と、レンズを有し上記装置本体
内に所定の移動路に沿って往復動可能に設けられ、上記
ローディング機構部によって装填された上記第1のカー
トリッジ内の情報記録媒体に対して情報を処理する光学
手段と、上記第1のカートリッジに代えて、上記ローデ
ィング機構により上記装置本体内に装填可能であるとと
もに、上記レンズをクリーニングするための清掃部材を
収容した第2のカートリッジと、上記第2のカートリッ
ジの装填を検知する検出手段と、上記検出手段から供給
される検知信号に応じて、上記清掃部材に対して上記光
学手段を移動させて上記レンズを清掃部材に接触させる
駆動手段と、を備えている。
上記第2のカートリッジは、上記光学手段のレンズに
対向する開口部を有し、上記カートリッジ挿脱口を通し
て上記装置本体に挿脱自在なカートリッジ本体と、 上記カートリッジ本体に摺動自在に取付けられ、カー
トリッジ本体の挿脱動作に連動して上記開口部を開閉す
るシャッタと、を備え、 上記清掃部材は、上記カートリッジ本体の上記開口部
を介して上記レンズに接触可能な初期位置と上記レンズ
の移動路から外れる回動位置との間を回動可能に設けら
れているとともに、上記初期位置において上記レンズの
移動方向に沿って順番に並んで位置する一端乾き部分、
洗浄剤で湿らせた中央部分、および他端乾き部分を有し
ている。
また、上記カートリッジ本体および清掃部材は、上記
レンズの往動時、上記レンズが上記清掃部材の一端乾き
部分、中央分、および他端乾き部分に順に接触して清掃
されるように、上記清掃部材の上記回動位置への回動を
規制し、上記レンズの復動時、上記レンズの移動に応じ
て上記清掃部材が上記回動位置へ回動するように、上記
清掃部材の回動を許容する規制部を有し、 上記シャッタは、開放位置から閉塞位置へ移動した際
に、上記清掃部材を上記回動位置から初期位置へ回動さ
せて初期位置に保持する押圧部を備えていることを特徴
としている。
(作用) 上記構成の光学式情報処理装置において、第2のカー
トリッジは、情報記憶媒体を内蔵する第1のカートリッ
ジの場合と同様に、装置のカートリッジ挿脱口を通じて
装置内に装填される。装置内に第2のカートリッジが取
込まれると、その時に出力される信号により上記駆動手
段が動作させられ、清掃部材と光学手段とが接した状態
で相対的に移動することにより、光学手段表面の汚れを
清掃部材によって落とすことができる。このため、従来
のように装置を分解して人為的に行なうものに比べ清掃
作業の能率化が可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は光学式情報処理装置としての光ディスク装置
1と、この装置1に装填されるクリーニングカートリッ
ジ2(第2のカートリッジ)の外観を示し、第2図は光
ディスク装置1により取扱われる例えば5.25インチ標準
化ディスクカートリッジ3(第1のカートリッジ)の外
観を示す。
上記光ディスク装置1は、次のような構成となってい
る。すなわち、4は装置本体であり、この前面上部には
シャッタ5で開閉自在なカートリッジ挿脱口6が形成さ
れているとともに、内部にはドライブベース機構部7,ロ
ーディング機構部8,およびこれらを駆動する為のマイク
ロコンピュータ等を用いた制御回路60(第14図参照)等
が収容されている。また、装置本体4の前面の右下方部
位には、状態表示部9…およびカートリッジ排出用のエ
ジェクトスイッチ10が配設されている。
また、第1のカートリッジとしてのディスクカートリ
ッジ3は、内部に情報記憶媒体としての光ディスク11が
組込まれており、A面/B面の両面使えるようになってい
るとともに、上記ディスク11の一部を露出させる窓(図
示しない)を開閉するシャッタ12がスライド自在に設け
られている。
またドライブベース機構部7は、ディスクベース15
に、ディスク11を保持して回転駆動するためのターンテ
ーブル16を備えたディスク回転モータ(スピンドルモー
タ)17や、リニアモータ18によりディスク11の径方向
(矢印A方向)に移動してディスク11の下面側の情報記
録層に対する情報処理を行なう光学手段としての光学ヘ
ッド19等を搭載した構成となっている。ターンテーブル
16の中心上にはピン16aが突出している。
また、上記ローディング機構部8は、3つの主要構成
部、すなわち、ディスクカートリッジ3を保持するとと
もにシャッタ開閉手段を備えたカートリッジホルダと、
このカートリッジホルダを所定位置に取り込み移動させ
るためのカム部材と、このカム部材および上記カートリ
ッジホルダを案内するとともにカム部材駆動手段が組込
まれたガイド部材とを有した構成となっている。なお、
このローディング機構部8は特願昭61−137480号に説明
されているものと同様であってよい。
一方、第2のカートリッジとしてのクリーニングカー
トリッジ2は、第4図ないし第6図に示すような構成で
あり、前述した標準化ディスクカートリッジ3と同様に
カートリッジ挿脱口6から装置1内に取込み可能となっ
ている。なお第4図ないし第6図においては、カートリ
ッジ2は装置1内に取り込まれる時とは上下逆様の状態
で示されている。
上記クリーニングカートリッジ2は、前記ディスクカ
ートリッジ3と実質的に同一な外形形状を有するととも
にシャッタ20により開口部21が開閉されるディスクカー
トリッジ本体22内にクリーニングユニット23を収容した
構成となっている。
このクリーニングユニット23は、カートリッジ本体22
に対して支軸24を介して回動自在に取付けられたほぼ三
角形状の支持部材としての可動ベース25と、この可動ベ
ース25の上面(光ディスク装置1内に取り込まれる状態
においては下面)に後述する支持プレート45を介して取
付けられた清掃部材26とを具備し、上記開口部21を介し
て清掃部材26を露出し上記光学ヘッド19のレンズ(対物
レンズ)27に清掃部材26を接触させ得る構成となってい
る。
また、上記可動ベース25は、シャッタ20に設けられ押
圧部として機能する第1の回転止30およびカートリッジ
本体22内に配設され規制部として機能する第2,第3の回
転止31,32により後述するように回動規制が行われるよ
うになっている。
すなわち、第4図に示すようにシャッタ20が矢印B方
向に移動して開いている状態では、シャッタ20に設けら
れた第1の回転止30が可動ベース25の端面25aから離れ
た状態となっており、可動ベース25は第4図に示すよう
に端面25bが第2の回転止31に当接した初期位置から第
5図に示すように矢印C方向に変位して端面25aが第3
の回転止32に当接した回動位置までの範囲において移動
可能となっている。
また、第6図に示すようにシャッタ20が矢印D方向に
移動して閉じている状態では、シャッタ20に設けられた
第1の回転止30が可動ベース25の端面25aに当接してい
るとともに端面25bが第2の回転止め31に当接している
ので可動ベース25はこの状態で固定され回動することは
ない。
また、第5図に示すようにシャッタ20が開いた状態に
おいて支軸24を中心に回動変位した可動ベース25は、シ
ャッタ20が閉じる際にシャッタ20に設けられた第1の回
転止30により端面25aに押され、第6図に示すように必
ず初期の状態に戻るようになっている。
なお、カートリッジ本体22には、清掃時にレンズ移動
信号を得るための被検知部としてのIDホール41,41が形
成されている。このIDホール41,41は、カートリッジが
非有効面であることを表わす。
そしてIDホール41,41は、上記装置1が具備する検出
手段としてのIDセンサ42(第10図に一部を示す)によっ
て光学的に検出されるようになっている。なお、第1図
に示されるように上記シャッタ20には、前記ディスクカ
ートリッジ3が有するのもと同様にシャッタ開閉用の凹
部40が形成されていて自動的に開閉され得る構成となっ
ている。
上記清掃部材26は第7図ないし第9図に示すように矩
形状の支持プレート45上に両面接着テープ(図示しな
い)を介して固定されており、さらに、上記支持プレー
ト45は可動ベース25に形成された切り起こし舌片からな
る3つの横L字状押え爪46,47,48により3辺を保持され
残りの1辺を1つの抜止め爪49により押えることにより
脱着自在に取付られている。
支持プレート45は、樹脂製で弾性変形可能となってお
り、第8図に示すように一端部を反らせて抜止め爪49よ
り離した状態で矢印E方向に引抜くことにより取り外す
ことができ、また、この逆の操作により取付けることが
できるようになっている。
また、清掃部材26はナイロン繊維などの柔らかい繊維
からなるブラシで構成されているとともに全体形状が矩
形状に形成されている。そして、その長手方向が可動ベ
ース25が初期位置にある状態(第4図および第6図の状
態)でカートリッジ本体22の開口部21の長手方向に沿う
状態、すなわち、光学ヘッド19の移動方向に沿うような
状態に取付けられている。
また、第9図に示すように清掃部材26の長手方向中央
部には、洗浄液(クリーニング液)で湿らせた部分50が
あり、長手方向に沿って一端乾き部51,上記湿らせた部
分50,他端乾き部51を構成している。
制御回路60(第14図)は、上述したローディング機構
部8や状態表示部9,回転モータ17,リニアモータ18,光学
ヘッド19等をコントロールするとともに、IDセンサ42か
らの信号を入力するようになっている。そして上記装置
1内にクリーニングカートリッジ2が取込まれた時に
は、IDセンサ42がこのカートリッジ2のIDホール41を検
出することにより、後述する如くリニアモータ18を動作
させるとともに、状態表示部9を点滅させることによっ
て、清掃動作中であることを表示できるようにしてあ
る。
次に、上記構成の装置1とクリーニングカートリッジ
2を用いて、レンズ27を清掃する場合の動作につき説明
する。
まず、予めシャッタ20を開け清掃部材26への洗浄液の
塗布状態をチェックし、乾いているようであれば長手方
向中央部に洗浄液を適量塗布してシャッタ20を閉じる。
このとき、前述したように清掃部材26と一体の可動ベー
ス25が初期位置(第6図の状態)にセットされる。
ついで、このクリーニングカートリッジ2を光ディス
ク装置1のカートリッジ挿脱口6に挿入する。
カートリッジ挿脱口6に挿入されたクリーニングカー
トリッジ2は、ローディング機構部8により取込まれた
後、シャッタ20が開かれ、第10図および第11図に示すよ
うにディスクカートリッジ3に対する記録/再生を行な
う場合と同様に正規の装着位置にセットされる。
シャッタ20が開くとシャッタ20と一体の第1の回転止
30は可動ベース25の端面25aから離れるが、この状態で
は可動ベース25には何等回転力が加わらないので初期状
態を維持する。
ついで、光ディスク装置1のIDセンサ42が、クリーニ
ングカートリッジ2のIDホール41を検知すると、制御回
路60に信号が送られるとともに、制御回路60が状態表示
部9の点滅を開始させることにより、レンズ27の清掃動
作が始まったことが装置1の外部に表示される。
更に制御回路60は、ドライブベース機構部7のリニア
モータ18を動作させて、光学ヘッド19を第11図および第
12図中に矢印Fで示すように光学ヘッド19がターンテー
ブル16から遠ざかる方向に往動させる。そしてこの光学
ヘッド19の移動により、光学ヘッド19に取付けられたレ
ンズ29と清掃部材26とが接しながら相対移動する。
このとき、レンズ27は、まず、第9図に示す清掃部材
26の一端側乾き部51に接触しながら移動した後、洗浄液
で湿らせた部分50に接触しながら移動し、再び他端側乾
き部52に接触しながら移動する。この動作により単に擦
っただけでは落ちないような汚れをも洗浄液を利用して
除去でき、しかも、洗浄液がレンズ27に残らないように
拭き取ることができる。
また、光学ヘッド19の往動時には光学ヘッド19と清掃
部材26との接触により清掃部材26が取付けられている可
動ベース25は第4図の状態において時計方向(第12図の
状態において反時計方向)に回転する力を受けるが、可
動ベース25は回転止31に当接しているため回転しない。
そのため、レンズ27は清掃部材26の一端側から他端側ま
で充分接触でき確実な清掃動作が行なえることになる。
次に、光学ヘッド19がターンテーブル16から一番離れ
た位置に到達すると、制御回路60は光学ヘッド19を、第
13図に示すようにターンテーブル16に近付く方向(矢印
G方向)に移動する復動動作に切換える。
この光学ヘッド19の復動動作時には、光学ヘッド19と
清掃部材26との接触により清掃部材26が取付けられてい
る可動ベース25は第5図の状態において矢印Cで示す反
時計方向(第13図の状態において矢印Hで示す時計方
向)に回転する力を受け、可動ベース25は支軸24を中心
に回動変位する。そのため、レンズ27は清掃部材26の他
端乾き部52部には接触するがレンズ27の汚れが付着して
いる清掃部材26の洗浄液で湿らせた部分50および一端側
乾き部51には接触せず、従ってレンズ27に汚れを再度付
着させることがない。
一方、光学ヘッド19がターンテーブル16に最も近い位
置に戻ると、制御回路60は光学ヘッド19の往復動作を停
止させ、状態表示部9の点滅も停止させることにより、
レンズ27の清掃動作が終了したことを装置1の外部から
認識できるようにする。以上の一連の動作により、レン
ズ27の清掃を行なうことができる。以上の説明から判る
ように、本実施例では、レンズ27の清掃時にレンズ27を
動かすための駆動手段としてリニアモータ18を利用して
いる。
上述したように本実施例装置1によれば、クリーニン
グカートリッジ2をカートリッジ挿脱口6に挿入するだ
けの簡単な操作を行なうことにより、レンズ27の清掃が
行なうことができ、従来のように装置1を分解して手作
業で清掃を行なうといった煩わしい作業が不要になる。
第15図ないし第20図はクリーニングカートリッジ2の
変形例を示すものである。このクリーニングカートリッ
ジ2は、前述した第1の実施例のクリーニングカートリ
ッジ2と同様に、カートリッジ挿脱口6から装置1内に
取込み可能である。なお第16図においてカートリッジ2
は光ディスク装置1内に取り込まれる状態とは上下逆様
の状態で示されている。
本実施例のクリーニングカートリッジ2は、前記ディ
スクカートリッジ3と実質的に同一な外形形状を有する
カートリッジ本体62と、この本体62内に収容されたクリ
ーニングユニット63とを備えて構成されている。クリー
ニングユニット63は、カートリッジ本体62に対して自由
に回転しうる円盤状のベース64と、このベース64の一面
側(装置1内に取込まれた状態において下面側)に取着
された清掃部材26とからなる。この清掃部材26の材質
は、前記実施例で説明した清掃部材26と同様でよく、例
えば両面接着テープ(図示せず)等の適宜の固定手段に
よってベース64に固定されている。
カートリッジ本体62の下面側には開口部67が設けられ
ている。そしてこの開口部67を通じて清掃部材26の下面
側が露出することにより、上記レンズ27に清掃部材26を
接触させ得る構成となっている。また、カートリッジ本
体62の端部に、被検知部としてのIDホール41が設けられ
ている。このIDホール41は、上記装置1が具備するIDセ
ンサ42によって検出されることにより、モータ17すなわ
ちターンテーブル16を回転させる信号を発生させる。
第17図に示されるように、このクリーニングカートリ
ッジ2は光ディスク装置1に装着されていない状態で
は、クリーニングユニット63が図示矢印G方向に変位可
能である。しかし、カートリッジ本体62の下部内側に設
けられた段部62a,62b間の距離をベース64の外径よりも
狭くしてあるため、これら段部62a,62bによってクリー
ニングユニット63の変位が規制される。つまり段部62a,
62bにベース64の縁部64aが当たることにより、クリーニ
ングユニット63がカートリッジ本体62から抜け落ちない
構造である。
また、ベース64の中心部には、ターンテーブル16のピ
ン16aが丁度嵌合できるような大きさの孔71があけられ
ている。すなわちクリーニングカートリッジ2を光ディ
スク装置1に装填することによりターンテーブル16が相
対的に上昇した時、第18図に示されるように孔71にピン
16aが挿通することによって、ターンテーブル16の支持
端面16bとベース64の端面64bとが互いに接面できるよう
になっている。この場合、ベース64の縁部64aが段部62
a,62bから離れるため、クリーニングユニット63がター
ンテーブル16と一緒に回転できる状態になる。
なお、本実施例の清掃部材26は孔71を中心として円環
状に形成されているが、本発明を実施するに当っては清
掃部材26を必ずしも円環状にする必要はない。例えば清
掃部材26は孔71を中心とした円周方向の一部、あるいは
複数箇所に間隔的に設けるようにしてもよい。
次に、上記クリーニングカートリッジ2を用いてレン
ズ27を清掃する場合について述べる。まず、上記カート
リッジ2を装置1のカートリッジ挿脱口6に挿入する。
こうすることにより、カートリッジ2はローディング機
構部8により装置内部に取込まれたのち、第19図に示さ
れるように標準化カートリッジ3に対する記録・再生を
行なう場合と同様に正規の位置にセットされる。この
時、カートリッジ2の位置が相対的に下がるため、第20
図に示されるようにピン16aが孔71に嵌合するとともに
ターンテーブル16によってクリーニングユニット63が相
対的に押上げられ、しかもレンズ27が清掃部材26に接す
るようになる。
次いで、装置1のIDセンサ42がIDホール41を検知する
ことにより、制御回路60によってモータ17を回転させる
信号が出力されるとともに、状態表示部9の点滅が開始
することにより清掃動作の始まったことが表示される。
こうしてモータ17が一定角度だけ回転し、ターンテーブ
ル16が回転するためこれと同じ方向にクリーニングユニ
ット63が回転する。
クリーニングユニット63の回転に伴い、レンズ27と清
掃部材26とが互いに接触した状態で相対移動する。こう
してレンズ27の表面の汚れを除去することができる。制
御部60は、クリーニングユニット63を所定角度分だけ回
転させたのち、モータ17の回転を停止させるとともに、
状態表示部9の点滅を終了させてレンズ27の清掃が終了
したことを知らせる。以上の説明から判るように、本実
施例では、レンズ27の清掃時に清掃部材26を動かすため
の駆動手段として、回転モータ17が利用されている。
なお、この実施例ではクリーニングユニット63の回転
のみによってレンズ27と清掃部材26とを相対移動させる
ようにしたが、例えばクリーニングユニット63の回転と
同時に光学ヘッド19をリニアモータ18によって往復運動
させるようにしてもよい。すなわちレンズ清掃時に使わ
れる駆動手段として、回転モータ17とリニアモータ18が
併用される。こうすれば、レンズ27は清掃部材26の径方
向にも相対移動するため、清掃部材26に対するレンズ27
の接触領域が広がり、清掃部材26のほぼ全面を有効に利
用することが可能となる。従って清掃部材26の清掃機能
が向上するとともに、清掃部材26の寿命も伸びる。
また、クリーニングカートリッジ2が装置1に取込ま
れたことを検出するための検出手段としては、上述した
IDセンサ42等の光学的な手段に限ることはなく、例えば
感知レバー等を用いた機械的なセンサであってもよい。
更にまた、清掃動作中であることを表わすための表示手
段は、実施例で述べたような状態表示部9以外の箇所に
設けられていてもよい。これらの変形例を始めとして、
本発明はその要旨を逸脱しない範囲において種々の態様
で実施できることは言うまでもない。また、レンズ以外
の光学手段の表面を清掃する場合にも同様に適用でき
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、情報記録媒体が
収容されている第1のカートリッジと同様に、第2のカ
ートリッジを装置のカートリッジ挿脱口に挿入するだけ
の簡単な操作によって、装置内の光学手段表面の清掃を
行なうことができる。このため従来のように装置を分解
して清掃を手作業で行なうといった煩わしい作業が一切
不要であり、しかも清掃に際して特殊な技術も不要であ
るから、誰にでも容易にかつ確実に光学手段の清掃を実
施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第14図は本発明の一実施例を示し、第1図
は光ディスク装置とクリーニングカートリッジの外観を
示す斜視図、第2図は情報記憶媒体を内蔵したディスク
カートリッジの外観を示す斜視図、第3図は光ディスク
装置のドライブベース機構部を示す斜視図、第4図ない
し第6図はクリーニングカートリッジのそれぞれ異なる
状態を示す底面図、第7図はクリーニングユニットの斜
視図、第8図は清掃部材の取外し状態を説明するための
斜視図、第9図は清掃部材への洗浄液の塗布状態を示す
斜視図、第10図はクリーニングカートリッジが装置内に
セットされた状態を示す概略的斜視図、第11図は同じく
装置内にセットされた状態を示す概略的側面図、第12図
は同じく光学ヘッドの往動時の状態を示す概略的平面
図、第13図は同じく光学ヘッドの復動時の状態を示す概
略的平面図、第14図は制御回路と装置各部の関係を表わ
したブロック図、第15図ないし第20図はクリーニングカ
ートリッジの変形例を示し、第15図はクリーニングカー
トリッジの外観を示す斜視図、第16図はクリーニングカ
ートリッジの底面図、第17図はクリーニングカートリッ
ジの縦断面図、第18図はクリーニングユニットが移動し
た状態を示す縦断面図、第19図はクリーニングカートリ
ッジの装着状態を説明するための斜視図、第20図はレン
ズと清掃部材とが接している状態を一部断面で示すカー
トリッジの側面図である。 1……光ディスク装置(光学式情報処理装置)、2……
クリーニングカートリッジ(第2のカートリッジ)、3
……ディスクカートリッジ(第1のカートリッジ)、6
……カートリッジ挿脱口、9……状態表示部(表示手
段)、11……光ディスク(情報記憶媒体)、17……回転
モータ(駆動手段)、18……リニアモータ(駆動手
段)、19……光学ヘッド(光学手段)、26……清掃部
材、27……レンズ、41……IDホール(被検知部)、42…
…IDセンサ(検出手段)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報記録媒体を収容した第1のカートリッ
    ジと、 上記第1のカートリッジを挿脱可能なカートリッジ挿脱
    口を有する装置本体と、 上記装置本体内に設けられ、上記カートリッジ挿脱口を
    介して挿入された上記第1のカートリッジを上記装置本
    体内に取出可能に装填するローディング機構部と、 レンズを有し上記装置本体内に所定の移動路に沿って往
    復動可能に設けられ、上記ローディング機構部によって
    装填された上記第1のカートリッジ内の情報記録媒体に
    対して情報を処理する光学手段と、 上記第1のカートリッジに代えて、上記ローディング機
    構により上記装置本体内に装填可能であるとともに、上
    記レンズをクリーニングするための清掃部材を収容した
    第2のカートリッジと、 上記第2のカートリッジの装填を検知する検出手段と、 上記検出手段から供給される検知信号に応じて、上記清
    掃部材に対して上記光学手段を移動させて上記レンズを
    清掃部材に接触させる駆動手段と、 を具備し、 上記第2のカートリッジは、 上記光学手段のレンズに対向する開口部を有し、上記カ
    ートリッジ挿脱口を通して上記装置本体に挿脱自在なカ
    ートリッジ本体と、 上記カートリッジ本体に摺動自在に取付けられ、カート
    リッジ本体の挿脱動作に連動して上記開口部を開閉する
    シャッタと、を備え、 上記清掃部材は、上記カートリッジ本体の上記開口部を
    介して上記レンズに接触可能な初期位置と上記レンズの
    移動路から外れる回動位置との間を回動可能に設けられ
    ているとともに、上記初期位置において上記レンズの移
    動方向に沿って順番に並んで位置する一端乾き部分、洗
    浄剤で湿らせた中央部分、および他端乾き部分を有し、 上記カートリッジ本体および清掃部材は、上記レンズの
    往動時、上記レンズが上記清掃部材の一端乾き部分、中
    央分、および他端乾き部分に順に接触して清掃されるよ
    うに、上記清掃部材の上記回動位置への回動を規制し、
    上記レンズの復動時、上記レンズの移動に応じて上記清
    掃部材が上記回動位置へ回動するように、上記清掃部材
    の回動を許容する規制部を有し、 上記シャッタは、開放位置から閉塞位置へ移動した際
    に、上記清掃部材を上記回動位置から初期位置へ回動さ
    せて初期位置に保持する押圧部を備えていることを特徴
    とする光学式情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記第2のカートリッジが装置本体内に装
    填されたことを上記装置本体の外部に表示するための表
    示手段を備えていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載の光学式情報処理装置。
JP62186994A 1987-03-25 1987-07-27 光学式情報処理装置 Expired - Lifetime JP2565914B2 (ja)

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