JP2565424B2 - 現金自動取引装置における紙幣補充方法 - Google Patents

現金自動取引装置における紙幣補充方法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、銀行業務用の現金自動取引装置における、
紙幣の補充に関するものである。
〔発明の背景〕 従来の現金自動取引装置においては、補充用の紙幣を
収納している紙幣収納箱から出金紙幣を収納している万
円券収納箱および千円券収納箱等の各金種別収納箱への
紙幣の補充は、出金取引終了時に各金種別収納箱の状態
をチェックし、いずれかの金種別収納箱が空になるか、
あるいは収納紙幣の量が規定量を下まわったことを検出
した場合に、金種別収納箱が満杯になるまで一度に大量
の紙幣補充を行い、この間次の取引に入るのを待たせて
いる。このため、従来の装置においては、紙幣の補充動
作に比較的まとまった長い時間を要し、特に、顧客が待
ち行列を作っている取引時間帯においては、利用客の待
ち時間が長くなり、処理効率の低下のみならず、次の利
用客に不安感を与える等の問題があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、現金自動取引装置において、紙幣の
補充動作を利用客を待たせることなく行うようにするこ
とにある。特に、利用客が待ち行列を作っている取引時
間帯においても利用客を待たせることのないようにす
る。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するために、本発明は、現金自動取引
装置において、取引処理の終了後、出金用紙幣を収納す
る第1の紙幣収納手段内の紙幣量に応じて、自動的に、
補充用紙幣を収納する第2の紙幣収納手段から該第1の
紙幣収納手段に紙幣を補充し、この補充中に新たな取引
処理の要求が生じると、この取引処理の要求に応答して
該補充を中断して、この新たな取引処理を開始すること
にしたものである。
更に、この新たな取引処理の終了後、前記第1の紙幣
収納手段内の紙幣量により更に補充が必要ならば、前記
中断された補充を再開し、かくして、取引処理の合間に
紙幣を補充を行なうようにする。
利用客の待ち時間を短縮する他の方法の一つは、次の
取引処理の要求があっても補充動作を中断せずに、補充
動作と並行してこの取引処理を実行し、この取引処理に
おいて紙幣の搬送が必要な期間だけ、補充動作を中断す
ること(特開昭60−3797号公報)である。これは、利用
客を待たせることなく、しかも、補充動作になるべく多
くの時間を充当して、早く補充を完了させようとするも
のである。
しかしながら、補充用紙幣といえども流通中の紙幣で
あるから、必ず折り目や皺などがあり、そのために、ジ
ャム(搬送経路における紙幣詰まり)を完全に防止する
ことは不可能である。前述した他の方法では、取引処理
における紙幣搬送の前に、並行して進行中の補充動作で
ジャムが発生すると、取引処理で必要な紙幣搬送ができ
なくなるので、係員がジャムを修復するまでこの取引処
理を中断するか、さもなければ、直ちにこの取引処理を
打切るほかなく、いずれにしても、操作中の客に多大な
迷惑をかけることになる。
本発明によれば、次の取引処理の要求が生じた段階で
補充動作が中断されるから、一旦開始された次の取引処
理が、それと並行して行なわれていた補充動作で生じた
ジャムのために、長期間中断されたりあるいは打切られ
る、という事態は生じない。もっとも、補充動作が行な
われる時間は、取引処理と補充動作を並行させる前記方
法と比べて短くなるが、補充が間に合わなくて出金がで
きなくなるようなことは、補充開始条件としての残枚数
を適当に選定することにより、防ぐことができる。
なお、補充動作中に新たな取引処理の要求があると、
補充を中断してこの新たな取引処理に入る、という点で
は本発明と同様であるが、補充動作の開始は、本発明と
異なり、取引処理の終了後ある規定時間だけ待って、そ
の間に次の取引処理要求がない場合に初めて行うように
する方法も、既に提案した(特願平2−313962号、特公
平6−48515号)。
この方法は、次の客が間を置かずに取引処理を要求す
る場合に、迅速に応答しうるという利点がある。しか
し、非常に多数の客が絶え間無く続くと、いつまで経っ
ても補充が開始されないか、又は、時折少量の補充がな
されるだけなので、やがては紙幣が完全に尽きてしまう
恐れがある。本発明は、客が連続する場合の応答の迅速
性では前記方法に劣るが、相当多数の客が連続しても、
紙幣が完全に尽きてしまう事態は防げるという点で、そ
れよりも有利である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、中央装置と端末装置から成るオンラインシ
ステムの1構成例を示し、10は中央装置、11は端末装
置、12は中央装置と端末装置とを結ぶ通信路を示す。ま
た、第2図は、中央装置より端末装置に対して出力され
る回答メッセージの1例を示し、20は回答メッセージ、
21はメッセージ識別コードを示す。
第3図および第4図は、それぞれ本発明の一実施例お
よび従来の中央装置と端末装置間におけるメッセージ送
受信についてのタイムチャート示す。図中、20は観客操
作時間、31は問合せメッセージ、32は問合せメッセージ
に対する中央装置側処理時、33は問合せメッセージに対
する中央装置からの回答メッセージ、34は出金紙幣計数
処理時間、35は媒体抜取り操作時間、36は第1紙幣補充
動作、37は第2紙幣補充動作、38は第3紙幣補充動作、
39は紙幣補充動作許可時間帯、40は紙幣補充動作禁止時
間帯、41は紙幣補充動作完了時点、、42は従来技術にお
ける紙幣補充動作、43は1件取引終了時点、44は次の取
引開始時点を示す。
第5図は、本発明を適用した一実施例である還流式現
金自動取引装置の紙幣搬送部を示すブロック図である。
この第5図に示す装置は入金紙幣を出金紙幣として還流
させる機能を有するが、本発明にとって還流機能は必須
の機能ではない。図中、60は顧客と紙幣の出し入れを行
う入出金口、61は紙幣受取箱、62は受取箱から受け渡さ
れた紙幣を1枚ずつ搬送路へ送り出す紙幣分離部、63は
回収用紙幣の一時スタッカ、64は装置本体に着脱可能に
取り付けられた紙幣カセット、65は一時スタッカ、66は
補充用の紙幣を収納する紙幣収納箱、67は紙幣の真偽鑑
定および金種判別を行う紙幣鑑別部、68は支払用の万円
券のみを収納する万円券収納箱、69は支払用の千円券の
みを収納する千円券収納箱、70〜74は紙幣の搬送先を振
り分けるゲートを示す。尚、紙幣搬送路および各紙幣収
納箱には紙幣の通過あるいは存在を検知するための各種
のセンサが配置されているが、図面上では省略してあ
る。
先ず、第3図および第4図を用いて、客待ち時間帯に
おける紙幣の補充動作について説明する。
出金取引の場合、従来は第4図に示す如く、中央装置
10からの回答メッセージ33を受信した後、出金紙幣計数
処理34を行い、出金紙幣を含む当該取引で顧客に引渡す
べき全ての媒体の抜取り操作35が完了した時点で、出金
紙幣補充のための条件が成立しているか否かを判断して
いる。もし、万円券収納箱68あるいは千円券収納箱69の
紙幣残量枚数が或る規定枚数以下であった場合は、紙幣
収納箱66の下側から紙幣の繰り出しを行い、鑑別部67で
金種を判別し、金種に対応してゲート73,74を動作制御
し、金種別紙幣収納箱68または69に満杯になるまで紙幣
の補充動作42を行っている。従って、一旦紙幣の補充動
作が開始されると、これが完了する時点41まで、次の顧
客の取引開始が遅れることになる。
本発明においては、第3図に示す如く、紙幣補充動作
を、媒体の抜取りが完了して1件の取引が終了した時点
43から次の取引開始時点44までの客待ち時間帯39に行う
ようにしている。第3図に示した例では、紙幣補充動作
中に、次々と2件の出金取引が割込んだため、紙幣補充
動作が36,37,38の3回に分けて中断と再開を繰り返しな
がら実行された場合を示している。本発明によれば、タ
イムチャートから明らかな如く、顧客取引を優先して受
付け、かつ取引と取引との間の客待時間帯に紙幣補充動
作を行わせるようにしているため、特に取引が大量に発
生する時間帯に出金紙幣の補充条件が発生したとき、各
取引の待ち時間を短縮したまま紙幣を補充できる利点が
ある。
第6図は、上述した制御動作を実現するための制御系
の論理図の1例を示し、図中、100は中央装置と端末装
置間のトランスミッタ・レシーバ、101は、送受信バッ
ファ、102は中央装置からの回答メッセージのメッセー
ジ識別コードを認識するための回答メッセージ識別デコ
ーダ、103は入力データにしたがって作成する問合せメ
ッセージ作成回路、104は入力操作パネルである。105は
出金取引に必要な入力操作が完了したことを検出する出
金取引操作完了検出回路、106は入金紙幣が受取箱61に
投入完了したことを検出する入金紙幣投入完了検出回
路、107は入金紙幣の受取箱61への投入完了が検知され
た後、受取箱の入金紙幣を分離部62,紙幣鑑別部67を介
して計数を行い、一時スタック65またはスタックさせる
ための搬送指令を出す入金紙幣計数指令回路、108は入
金紙幣のうち万円券,千円券以外の取扱い紙幣を回収用
一時スタッカ63に取込む指令を出す取込み指令回路、10
9は入紙幣のうち支払用に利用できる万円券,千円券の
みを一時スタッカ65に取込むための指令を出す取込み指
令回路、110は入金取引に必要な入力操作が完了したこ
とを検知する入金取引操作完了検出回路である。また、
111は問合せに対する中央装置からの回答メッセージ中
の識別コード21が当該入金取引を許可する内容となって
いる場合、一時スタッカ65および回収用一時スタッカ63
に保持されている入金紙幣をそれぞれ紙幣収納箱66およ
び紙幣カセット64に収納させる指令を出すための入金紙
幣取込み指令回路、112は回収用一時スタッカ63に保持
されている入金紙幣を紙幣カセット64に収納させるため
の紙幣取込み指令を発生する回路、113は一時スタッカ6
5に保持されている入金紙幣を紙幣収納箱66に収納する
ための紙幣取込み指令を発生する回路、114は紙幣収納
箱が満杯のとき、その出力信号が真値となる満杯検出回
路、115は入金紙幣が紙幣収納箱66および紙幣カセット6
4に収納完了したことを検出する紙幣取込み完了検出回
路である。116は顧客が入金取消操作を行ったことを検
出する入金取消操作検出回路、117は中央装置からの回
答メッセージのメッセージ識別コード21が当該入金取引
の禁止を示している場合、または顧客による入金取消操
作を検出した場合に、一時スタッカ65および回収用一時
スタッカ63に保持されている入金紙幣を紙幣受取箱61に
戻すための動作指令を出力する入金紙幣返却指令回路、
118は一時スタッカ65と63に保持されている全ての入金
紙幣が紙幣受取箱61に搬送完了したことを検出する入金
紙幣返却完了検出回路である。
119は中央装置からの回答メッセージ中のメッセージ
識別コード21が当該出金取引の許可を示している場合
に、金種別紙幣収納箱68または69より所定枚数の紙幣を
取り出して紙幣受取箱61に搬送するための指令を出す出
金紙幣計数指令回路、120は所定の出金紙幣を全て紙幣
受取箱に搬送完了したことを検出する出金紙幣計数完了
検出回路、121は紙幣受取箱の紙幣が抜取られたことを
検出する紙幣抜取り完了検出回路、122は入出金口オー
プン指令回路、123は取引終了検出回路、124は全媒体抜
取り完了検出回路、125は取引検出回路、126は出金取引
で減少した分の紙幣を各金種別紙幣収納箱に補充するた
めの補充動作を指令する紙幣補充指令回路、127は万円
券満杯検出は回路、128は千円券満杯検知回路、129は紙
幣収納箱66の紙幣無し検出回路、130は紙幣補充許可信
号発生回路、200〜208はAND回路、300〜306はOR回路、4
00〜404はインバータ回路、500〜503は信号路を示す。
次に第6図を用いて制御動作の詳細を説明する。
中央装置からの回答メッセージ20を受けると、メッセ
ージ識別コード21がデコーダ102によりデコードされ、
出力信号500,501,502,503のいずれかが真値となり、そ
れぞれ入金取引許可,入金取引禁止,出金取引許可,出
金取引禁止を指令する信号となる。先ず出金取引の場合
について説明する。
出金取引操作完了検出回路105により顧客の入力操作
完了が検出されると、問合せメッセージ作成回路103で
作成した問合せメッセージがAND回路200を介して送受信
バッファ101にセットされ、中央装置に問合せメッセー
ジとして送信される。問合せメッセージに対する中央装
置からの回答メッセージは送受信バッファ101で受信さ
れ、メッセージ識別コードが21が回答メッセージ識別デ
コーダ102によりデコードされる。デコードされた結
果、当該出金取引が許可された場合は信号線502の出力
が真値となり、出金紙幣計数指令回路119が起動する。
これにより、万円券収納箱68および千円券収納箱69から
紙幣が繰り出され、顧客指定金額に相当する枚数の紙幣
が受取箱61に搬送される。出金紙幣計数完了検出回路12
0により紙幣計数動作の終了が検出されると、入出金口
オープン指令回路122が起動され、図示しないシャッタ
が動作して入出金口60を開き、出金紙幣の取り出しが可
能な状態となる。放出された紙幣が顧客により抜取られ
ると、紙幣抜取り完了検出回路121の出力信号が真値と
なり、AND回路205の出力が偽値となって入出金口はクロ
ーズされる。また、出金取引に使用された全媒体が抜取
られると全媒体抜取り完了検出回路124の出力が真値と
なり、これにより取引終了検出回路123が出金取引が完
了したことを確認する。
一方、メッセージ識別コード21が当該出金取引の禁止
を示していた場合、信号503が真値となる。この場合は
出金紙幣の繰り出し動作は行われず、取引に使用された
全ての媒体の抜取が完了したとき、検出回路124の出力
が真値となり、取引終了検出回路123が出金取引の完了
時点を認識する。
次に入金取引の場合について説明する。
顧客が入金紙幣を紙幣受取箱61に投入し、シャッタを
閉じると、入金紙幣投入完了検出回路106により紙幣投
入完了が検出される。これによって入金紙幣計数指令回
路107が起動され、紙幣受取箱に投入された入金紙幣が
紙幣分離部62に移される。そして、分離部62において紙
幣繰り出し動作が行われ、紙幣はゲート73,ゲート74,紙
幣鑑別部67,ゲート70を通過する。紙幣収納箱66が満杯
の場合は、満杯検出回路114の出力信号がAND回路201を
介して回収用一時スタッカ63への取込み指令回数108を
起動し、振分けゲート71,72が紙幣を回収用一時スタッ
カ63に収納させる。紙幣収納箱66が満杯でないときは、
AND回路202によりゲートされて一時スタッカ65への取込
み指令回路109が起動され、振分けゲート71が紙幣を一
時スタッカ65に収納させる。入金取引操作完了検出回路
110により入力操作の完了が検出されると、問合せメッ
セージ作成回路103で作成された問合せメッセージがAND
回路200を介して送受信バッファ101にセットされ、中央
装置に問合せメッセージとして送信される。
問合せメッセージに対する中央装置からの回答メッセ
ージは送受信バッファ101で受信され、その識別コード2
1は回答メッセージ識別デコーダ102によってデコードさ
れる。デコード結果が当該入金取引の許可を示す場合
は、信号線500の出力が真値となり、入金紙幣取込み指
令回路111が起動される。紙幣収納箱66が満杯、すなわ
ち満杯検出回路114の出力信号が真値の場合は、AND回路
203の出力か紙幣カセットへの紙幣取込み指令回路112を
起動し、回収用一時スタッカ63に保持されている入金紙
幣が紙幣カセット64へ収納される。紙幣収納箱66が満杯
でないときは、AND回路204の出力が紙幣取込み指令回路
113を起動し、一時スタッカ65に一時保持されている入
金紙幣が紙幣収納箱66に収納される。また、当該入金取
引に使用された全媒体の抜取りが完了すると、全媒体抜
取り完了検出回路124の出力が真値となり、取引終了検
出回路123により当該入金取引の終了が認識される。一
方、メッセージ識別コードが当該入金取引の禁止を指示
していた場合、あるいは入金取消検出回路116において
入金取消操作が検出され場合は、入金紙幣返却指令回路
117が起動され、一時スタッカ65および回収用一時スタ
ッカ63に一時保存されている入金紙幣が紙幣受取箱61に
送出される。一時スタッカの全ての入金紙幣の送出が完
了すると、入金紙幣返却完了検出回路118の出力信号が
真値となり、入出金口オープン指令回路122が起動さ
れ、入出金口60が開放されて入金紙幣の機外への取り出
しが可能となる。また、全ての媒体の抜取りが完了する
と、全媒体抜取り完了検出回路121出力が真値となり、
取引終了検出回路123が当該入金取引の終了を認識す
る。
以上のようにして、1件の取引が終了すると、取引終
了検出回路123の出力信号が真値となり、この信号によ
り紙幣補充許可信号発生回路130がセットし出力信号が
真値となる。この出力信号は、紙幣収納箱66が空でな
く、かつ万円券収納箱68または千円券収納箱69のいずれ
かが満杯でないときに真値となるAND回路208の出力信号
でゲートされ、補充指令回路126を起動する。一方、次
の取引の入力操作が開始されると、取引開始検出回路12
5の出力信号が真値となり、この出力信号により紙幣補
充許可信号発生回路130がリセットされ、紙幣補充指令
回路126の動作が停止される。したがって、補充動作
は、新たな取引の入力操作が開始されるたびに中断さ
れ、そして、その取引が終了すると再開され、かくし
て、第3図に示したように、顧客取引が優先して受付け
られ、取引の合間の客待時間帯に補充動作が行なわれ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、現金自動取引装置において、紙幣の
補充動作を利用客を待たせることなく行うことができ
る。特に、利用客が待ち行列を作っている取引時間帯に
おいても利用客を待たせることなく補充動作を行うこと
ができる。
その上、取引処理と補充動作を並行して行なう方法と
比較しても、本発明は、一旦開始された次の取引処理
が、それと並行して行なわれていた補充動作で生じたジ
ャムのために、長期間中断されたりあるいは打切られ
る、というような事態が生じないので、利用客に迷惑を
かけることが少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は中央装置と端末装置から成るオンラインシステ
ムの1構成例を示す図、第2図は回答メッセージのフォ
ーマット例を示す図、第3図は本発明による端末装置と
中央装置との間のメッセージ送受信に関するタイムチャ
ート、第4図は従来装置に関するタイムチャート、第5
図は本発明の一実施例による装置の紙幣搬送部のブロッ
ク図、第6図は本発明の一実施例による装置の制御系の
論理図を示す。 63……回収用紙幣一時スタッカ、 64……紙幣カセット、65……一時スタッカ、 66……紙幣収納箱、 68,69……金種別紙幣収納箱、 126……紙幣補充指令回路、 130……紙幣補充許可信号発生回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 敏晴 愛知県尾張旭市晴丘町池上1番地 株式 会社日立製作所旭工場内 (56)参考文献 特開 昭60−3797(JP,A) 特開 昭58−86687(JP,A) 特公 平6−48515(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣を収納し出金指令に応答して収納して
    いる紙幣を出金する第1の紙幣収納手段と、補充用の紙
    幣を収納する第2の紙幣収納手段とを有する現金自動取
    引装置において、取引処理の終了後、該第1の紙幣収納
    手段内の紙幣量に応じて、自動的に、該第2の紙幣収納
    手段から該第1の紙幣収納手段に紙幣を補充し、この補
    充中に新たな取引処理の要求が生じると、この取引処理
    の要求に応答して該補充を中断して、この新たな取引処
    理を開始することを特徴とする紙幣補充方法。
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