JP2565039Y2 - 浴室内テレビ装置 - Google Patents

浴室内テレビ装置

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JP2565039Y2
JP2565039Y2 JP1992071752U JP7175292U JP2565039Y2 JP 2565039 Y2 JP2565039 Y2 JP 2565039Y2 JP 1992071752 U JP1992071752 U JP 1992071752U JP 7175292 U JP7175292 U JP 7175292U JP 2565039 Y2 JP2565039 Y2 JP 2565039Y2
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television
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徹也 御倉
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴室内にテレビを設置
した浴室内テレビ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第2のリビングとして、浴室の快適性の
向上が近年進められているが、その一つの手段として入
浴中にテレビを見ることが挙げられる。従来、テレビ装
置を浴室に組み込むという発想はいくつかあるが、一般
的にはテレビを内蔵したテレビ収納ボックスを浴室の壁
等に取り付け、テレビのブラウン管の画面に対応するよ
うにテレビ収納ボックスの前面に前面ガラスを設けてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】テレビはテレビ収納ボ
ックス内に防水的に収納してあるといえども、完全に気
密的に収納したものでなく、テレビ収納ボックス内にご
みが侵入したり、テレビの光や熱で寄ってきた虫がテレ
ビ収納ボックス内に侵入したりし、テレビのブラウン管
の画面にごみが付着したり、画面に虫が乗ったりする虞
れがあり、この場合テレビが見にくくなるという問題が
ある。また掃除をすることもテレビ装置が防水構造であ
るため面倒であるという問題がある。
【0004】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本考案の目的とするところはテレビのブラウ
ン管の画面に異物が侵入するのを確実に防止して長期に
亙ってテレビを見やすくできる浴室内テレビ装置を提供
するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案浴室内テレビ装置は、テレビ1を内蔵したテレビ
収納ボックス2を浴室3の壁に取り付け、テレビ1のブ
ラウン管の前面の画面38と対応するようにテレビ収納
ボックス2の前面に開口部22を設け、開口部22の外
周に接着ピース24を取り付け、接着ピース24の切り
欠き25に前面ガラス23の周縁をはめ込み、ブラウン
管の画面38の外周で前面ガラス23とテレビ1の前面
との間に弾性体の隔壁37を全周に亙って設けて成るこ
とを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、テレビ1のブラウン管の前
面の画面38と対応するようにテレビ収納ボックス2の
前面に開口部22を設け、開口部22の外周に接着ピー
ス24を取り付け、接着ピース24の切り欠き25に前
面ガラス23の周縁をはめ込み、ブラウン管の画面38
の外周で前面ガラス23とテレビ1の前面との間に弾性
体の隔壁37を全周に亙って設けたことにより、接着ピ
ース24の切り欠き25に前面ガラス23の周縁をはめ
込むことと、隔壁37を設けることとで、2重に前面ガ
ラス23とブラウン管の画面38との間にごみや虫等の
異物が侵入するのを遮断でき、画面38にごみや虫等の
異物が付着してテレビ1が見にくくなるのを防止でき
る。
【0007】
【実施例】図2に示すように浴室3は壁面に壁面材5を
貼り、床面に床パンを設置し、天井に天井材を貼って形
成されている。壁面材5の外面には補強材9を一体に取
り付けてある。浴室3外には柱10や間柱11等の構造
材を設けてあり、これらで浴室3を支持するようになっ
ている。浴室3の4つのコーナーうち1つのコーナー部
にはテレビ1が取り付けられるようになっており、この
テレビ1を取り付けるコーナー部で隣り合う壁面材5に
は開口部6が夫々設けられており、各開口部6の両側に
は壁面材5の外面に裏打ちするように取り付け補強材1
2が取り付けられている。この取り付け補強材12は両
面粘着テープにて取り付けられている。
【0008】テレビ収納ボックス2は略直方体の箱状で
あり、図6のようなボックス本体2aと前面カバー部2
bとで構成されている。ボックス本体2aの背部の両側
には背方に突曲するように突起部4を設けてあり、ボッ
クス本体2aを浴室3内のコーナー部に配置し、両側の
突起部4を夫々壁面材5の開口部6にはめ込んで取り付
けてある。突起部4を開口部6にはめ込んだ状態では取
り付け孔13から夫々ねじ具のような固着具14を取り
付け補強材12に打入して取り付けてある。このとき各
取り付け補強材12で夫々3本の固着具14を打入する
ことにより取り付けてある。ボックス本体2a両側の突
起部4内の上部には夫々ファン7を設置してある。ボッ
クス本体2a内の下部にはテレビ台15を設けてあり、
テレビ台15の上にはテレビ1を載置してあり、テレビ
台15の下方にはスピーカ16を配設してある。
【0009】ボックス本体2aの前端には全周に亙って
外周に突出するフランジ17を設けてあり、フランジ1
7の適所には取り付けねじ孔18を設けてあり、一側の
フランジ17にはヒンジ部材19のヒンジ半体19aを
取り付けてある。フランジ17の外周の適所からさらに
外方に突出するように舌片20を設けてあり、舌片20
に取り付け孔21を設けてある。ボックス本体2aの前
面部を覆う前面カバー部2bにはテレビ1の画面38に
対応するように開口部22を設けてあり、この開口部2
2には前面ガラス23を取り付けてある。開口部22の
外周に接着ピース24を取り付けてあり、接着ピース2
4の切り欠き25に前面ガラス23の周縁をはめ込んで
ある。前面ガラス23とテレビ1の前面の画面38の外
周との間に弾性体の隔壁37を介装してある。この弾性
体の隔壁37はテレビ1のブラウン管の画面38の外周
の全周に亙るようにリング状に設けてある。弾性体の隔
壁37はスポンジ等のクッション性のあるものであり、
前面ガラス23とテレビ1の前面で挟まれて密着してお
り、テレビ1のブラウン管の画面38にごみ、虫等の異
物が浸入できないようになっている。前面カバー部2b
の周縁にはフランジ26を設けてあり、一側のフランジ
26にはヒンジ部材19のヒンジ半体19aを設けてあ
り、このヒンジ半体19aをボックス本体2aのヒンジ
半体19aに蝶着することにより前面カバー部2bを開
閉自在にしてある。前面カバー部2bを閉じたときフラ
ンジ17とフランジ26が密着すると共に弾性体の隔壁
37がテレビ1の前面の画面38の周縁に弾接されるよ
うになっている。前面カバー部2bを閉じた状態でフラ
ンジ26からフランジ17の取り付けねじ孔18にねじ
のような固着具28が螺入されて前面カバー部2bが固
定されている。
【0010】前面カバー部2bの下部の内面側にはリモ
コン基盤39が取り付けてあり、リモコン基盤39の前
面のスイッチ40を押すことにより、リモコン基盤39
に取り付けた発光ダイオード41が点滅してテレビ1の
受光部42に信号が送られて、テレビ1のチャンネル等
が切り替わるようになっている。また本実施例の場合、
テレビ収納ボックス2とラックユニット30が一緒に取
り付けられるようになっている。ラックユニット30の
上部には2段の棚部31を凹設により形成してあり、ラ
ックユニット30の下部にはテレビ収納ボックス2の外
形より大きさの大きい開口32を設けてある。このラッ
クユニット30は浴室3のコーナーに配置され、ラック
ユニット30の開口32にテレビ収納ボックス2を挿通
してテレビ収納ボックス2の前面カバー部2bが露出さ
せられる。ラックユニット30の開口32縁はねじのよ
うな固着具にてボックス本体2aの舌片20の取り付け
孔21に取り付られ、またラックユニット30の棚部3
1の背面も固着具33にて壁面材5に取り付けられる。
さらにラックユニット30の開口32とテレビ収納ボッ
クス2との間の間隙には全周に亙って額縁カバー34が
はめ込まれて取り付けられる。35はラックユニット3
0に取り付けた補強材である。
【0011】上記のように浴室内テレビ装置が構成さ
れ、入浴しながらテレビ1を見ることができる。浴室3
内は温度が高いと共に湿気が高いがテレビ収納ボックス
2内に収納されているためテレビ1に湿気の影響を与え
ることがない。またテレビ収納ボックス2内の温度が4
0℃を越えると自動的にファン7が駆動されて排気され
る。このときテレビ収納ボックス2の下部から壁内の空
気を吸い込み、上部から壁内に排気するようになってい
る。
【0012】
【考案の効果】本考案は叙述のようにテレビのブラウン
管の前面の画面と対応するようにテレビ収納ボックスの
前面に開口部を設け、開口部の外周に接着ピースを取り
付け、接着ピースの切り欠きに前面ガラスの周縁をはめ
込み、ブラウン管の画面の外周で前面ガラスとテレビの
前面との間に弾性体の隔壁を全周に亙って設けているの
で、接着ピースの切り欠きに前面ガラスの周縁をはめ込
むことと、隔壁を設けることとで、2重に前面ガラスと
ブラウン管の画面との間にごみや虫等の異物が侵入する
のを遮断できるものであって、画面にごみや虫等の異物
が付着してテレビが見にくくなるのを防止してテレビを
長期に亙って見やすくできるものであり、しかもブラウ
ン管の画面にごみや虫等の異物が侵入しないためテレビ
収納ボックスをあけてのメンテナンスが不要なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のテレビ収納ボックスを側面
から見た一部省略断面図である。
【図2】同上の浴室に設置した状態の一部切欠平断面図
である。
【図3】図2の要部の正面図である。
【図4】図3の側面から見た断面図である。
【図5】同上のテレビ収納ボックスの平面から見た断面
図である。
【図6】同上のボックス本体の正面図である。
【図7】図3の平面図である。
【符号の説明】
1 テレビ 2 テレビ収納ボックス 3 浴室 23 前面ガラス 37 隔壁 38 画面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビを内蔵したテレビ収納ボックスを
    浴室の壁に取り付け、テレビのブラウン管の前面の画面
    と対応するようにテレビ収納ボックスの前面に開口部を
    設け、開口部の外周に接着ピースを取り付け、接着ピー
    スの切り欠きに前面ガラスの周縁をはめ込み、ブラウン
    管の画面の外周で前面ガラスとテレビの前面との間に弾
    性体の隔壁を全周に亙って設けて成ることを特徴とする
    浴室内テレビ装置。
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JPH0635527U JPH0635527U (ja) 1994-05-13
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JPH03202012A (ja) * 1989-12-28 1991-09-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 機器組込用キャビネット
JP2773400B2 (ja) * 1990-07-24 1998-07-09 松下電器産業株式会社 ユニット用収納パネル装置

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