JPH061621U - 浴室内テレビ装置 - Google Patents
浴室内テレビ装置Info
- Publication number
- JPH061621U JPH061621U JP4045192U JP4045192U JPH061621U JP H061621 U JPH061621 U JP H061621U JP 4045192 U JP4045192 U JP 4045192U JP 4045192 U JP4045192 U JP 4045192U JP H061621 U JPH061621 U JP H061621U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- box body
- front cover
- flanges
- storage box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 結露水などがテレビ収納ボックス内に浸入す
ることがないようにする。 【構成】 テレビ1を内蔵したテレビ収納ボックス2を
浴室3内に取り付ける。このテレビ収納ボックス2をテ
レビ1を内蔵したボックス本体2aとボックス本体2a
の前面開口を閉塞する前面カバー部2bとで構成する。
ボックス本体2aの前端に外周に突出するフランジを全
周に亙って設けると共に前面カバー部2bの後端に外周
に突出するフランジを全周に亙って設ける。ボックス本
体2aの全周のフランジと前面カバー部2bの全周のフ
ランジとをパッキンを介して重ねる。両フランジを着脱
自在なねじ具にて締結する。少なくとも上に位置するフ
ランジにおいて両フランジの隙間を覆う庇部を一方のフ
ランジから連出する。
ることがないようにする。 【構成】 テレビ1を内蔵したテレビ収納ボックス2を
浴室3内に取り付ける。このテレビ収納ボックス2をテ
レビ1を内蔵したボックス本体2aとボックス本体2a
の前面開口を閉塞する前面カバー部2bとで構成する。
ボックス本体2aの前端に外周に突出するフランジを全
周に亙って設けると共に前面カバー部2bの後端に外周
に突出するフランジを全周に亙って設ける。ボックス本
体2aの全周のフランジと前面カバー部2bの全周のフ
ランジとをパッキンを介して重ねる。両フランジを着脱
自在なねじ具にて締結する。少なくとも上に位置するフ
ランジにおいて両フランジの隙間を覆う庇部を一方のフ
ランジから連出する。
Description
【0001】
本考案は、浴室内にテレビを設置した浴室内テレビ装置に関するものである。
【0002】
第2のリビングとして、浴室の快適性の向上が近年進められているが、その一 つの手段として入浴中にテレビを見ることが挙げられる。従来、テレビ装置を浴 室に組み込む方法としては特開平2−282573号公報に開示されるものがあ る。かかるものでは、テレビを収納するテレビ収納ボックスがボックス本体とボ ックス本体の前面開口を閉塞する前面カバー部とで構成されており、防水構造に するため、ボックス本体の前面開口に前面カバー部を被着し、ボックス本体のフ ランジと前面カバー部のフランジとをパッキンを介して突き合わせ、両フランジ を多くのねじ具の締め付けにて固定してある。
【0003】
ところが、パッキンを介して突き合わせて接続するといえども、パッキンを介 して突き合わせるフランジ間に隙間ができ、上部のフランジ部分ではフランジ間 の隙間に結露水が溜まり、パッキンを通じて次第に浸入するか、あるいは前面カ バー部を開いたとき溜まっていた水がボックス本体内部に落下するという問題が ある。
【0004】 本考案は上記問題点に鑑みてなされたものであって、本考案の目的とするとこ ろは結露水などが容易にテレビ収納ボックス内に浸入することがない浴室内テレ ビ装置を提供するにある。
【0005】
上記目的を達成するため本考案浴室内テレビ装置は、テレビ1を内蔵したテレ ビ収納ボックス2を浴室3内に取り付け、このテレビ収納ボックス2をテレビ1 を内蔵したボックス本体2aとボックス本体2aの前面開口を閉塞する前面カバ ー部2bとで構成し、ボックス本体2aの前端に外周に突出するフランジ17を 全周に亙って設けると共に前面カバー部2bの後端に外周に突出するフランジ2 6を全周に亙って設け、ボックス本体2aの全周のフランジ17と前面カバー部 2bの全周のフランジ26とをパッキン36を介して重ね、両フランジ17,2 6を着脱自在なねじ具28にて締結し、少なくとも上に位置するフランジ17, 26において両フランジ17,26の隙間を覆う庇部38を一方のフランジ26 から連出した。
【0006】
上記構成によれば、両フランジ17,26がパッキン36を介して密着して防 水的に接続できる。また上に位置するフランジ26に庇部38を設けて両フラン ジ17,26の隙間を覆ったことにより、フランジ17,26間の隙間に結露水 が溜まったりすることなく、テレビ収納ボックス2内に水が浸入する虞れがない 。
【0007】
図1、図2に示すように浴室3は壁面に壁面材5を貼り、床面に床パンを設置 し、天井に天井材を貼って形成されている。壁面材5の外面には補強材9を一体 に取り付けてある。浴室3外には柱10や間柱11等の構造材を設けてあり、こ れらで浴室3を支持するようになっている。浴室3の4つのコーナーうち1つの コーナー部にはテレビ1が取り付けられるようになっており、このテレビ1を取 り付けるコーナー部で隣り合う壁面材5には開口部6が夫々設けられており、各 開口部6の両側には壁面材5の外面に裏打ちするように取り付け補強材12が取 り付けられている。この取り付け補強材12は両面粘着テープにて取り付けられ ている。
【0008】 テレビ収納ボックス2は略直方体の箱状であり、図7のようなボックス本体2 aと前面カバー部2bとで構成されている。ボックス本体2aの背部の両側には 背方に突曲するように突起部4を設けてあり、ボックス本体2aを浴室3内のコ ーナー部に配置し、両側の突起部4を夫々壁面材5の開口部6にはめ込んで取り 付けてある。突起部4を開口部6にはめ込んだ状態では取り付け孔13から夫々 ねじ具のような固着具14を取り付け補強材12に打入して取り付けてある。こ のとき各取り付け補強材12で夫々3本の固着具14を打入することにより取り 付けてある。ボックス本体2a両側の突起部4内の上部には夫々ファン7を設置 してある。ボックス本体2a内の下部にはテレビ台15を設けてあり、テレビ台 15の上にはテレビ1を載置してあり、テレビ台15の下方にはスピーカ16を 配設してある。
【0009】 ボックス本体2aの前端には全周に亙って外周に突出するフランジ17を設け てあり、フランジ17の適所には取り付けねじ孔18を設けてあり、一側のフラ ンジ17には蝶番19の雄部材19aを取り付けてある。上記取り付けねじ孔1 8は本実施例の場合5カ所に設けてある。フランジ17の外周の適所からさらに 外方に突出するように舌片20を設けてあり、舌片20に取り付け孔21を設け てある。ボックス本体2aの前面部を覆う前面カバー部2bには図5、図8に示 すようにテレビ1の画面に対応するように開口部22を設けてあり、この開口部 22には防曇ガラス23を取り付けてある。開口部22の外周に接着ピース24 を取り付けてあり、接着ピース24の切り欠き25に防曇ガラス23の周縁をは め込んである。接着ピース24には全周に亙ってパッキン27を装着してある。 前面カバー部2bの周縁にはフランジ26を設けてあり、一側のフランジ26に は蝶番19の雌部材19bを設けてあり、この雌部材19bをボックス本体2a の雄部材19aに蝶着することにより前面カバー部2bを開閉自在にしてある。 前面カバー部2bを閉じたときフランジ17とフランジ26が密着すると共にパ ッキン27がテレビ1の前面の周縁に弾接されるようになっている。上記蝶番1 9は本実施例の場合3個設けてある。前面カバー部2bのフランジ26には上記 取り付けねじ孔18に対応するように透孔37を設けてあり、前面カバー部2b を閉じた状態でフランジ26の透孔37からフランジ17の取り付けねじ孔18 にねじ具28が螺入されて前面カバー部2bが固定されている。この透孔37も 本実施例の場合、取り付けねじ孔18に対応するように5個設けてあり、5個の ねじ具28にて固定できるようになっている。またフランジ26には圧縮変形の 大きいパッキン36を全周に亙って装着してあり、フランジ17とフランジ26 を締結したとき図9のようにパッキン36が密着して防水性が保たれるようにな っている。このパッキン36は連続発泡で圧縮変形の大きいものであり、多少の 圧縮率の差があっても防水が保たれる構造となっている。このパッキン36は独 立発泡のパッキンでもよい。また全周に亙るフランジ26のうち少なくとも上に 位置するフランジ26の外周から他方のフランジ17に向けて突出する庇部38 を全長に亙って連出してあり、この庇部38にて両フランジ17,26間の隙間 を覆っている。これによりフランジ17,26の上に結露水等が溜まってもフラ ンジ17,26間に浸入することがない。この庇部38は両側のフランジ26に も設けてもよい。
【0010】 また本実施例の場合、テレビ収納ボックス2とラックユニット30が一緒に取 り付けられるようになっている。ラックユニット30の上部には2段の棚部31 を凹設により形成してあり、ラックユニット30の下部にはテレビ収納ボックス 2の外形より大きさの大きい開口32を設けてある。このラックユニット30は 浴室3のコーナーに配置され、ラックユニット30の開口32にテレビ収納ボッ クス2を挿通してテレビ収納ボックス2の前面カバー部2bが露出させられる。 ラックユニット30の開口32縁はねじのような固着具にてボックス本体2aの 舌片20の取り付け孔21に取り付られ、またラックユニット30の棚部31の 背面も固着具33にて壁面材5に取り付けられる。さらにラックユニット30の 開口32とテレビ収納ボックス2との間の間隙には全周に亙って額縁カバー34 がはめ込まれて取り付けられる。35はラックユニット30に取り付けた補強材 である。
【0011】 上記のように浴室内テレビ装置が構成され、入浴しながらテレビ1を見ること ができる。このとき浴室3内は温度が高いと共に湿気が高いがテレビ収納ボック ス2内に収納されているためテレビ1に湿気の影響を与えることがない。テレビ 収納ボックス2のフランジ17,26はパッキン36を介して接合されているた め防水性が確保され、また庇部38があるため結露水が溜まってフランジ17, 26の隙間から水が浸入するのを防止できる。またテレビ収納ボックス2内の温 度が40℃を越えると自動的にファン7が駆動されて排気される。このときテレ ビ収納ボックス2の下部から壁内の空気を吸い込み、上部から壁内に排気するよ うになっている。またテレビ1のメンテナンスを行うときは次のように行う。額 縁カバー34を外し、ねじ具28を外し、前面カバー部2bを蝶番19を中心に 扉のように回転して前面カバー部2bを図2のように開く。この状態でテレビ1 のメンテナンスを行う。メンテナンスを行った後、前面カバー部2bを閉じ、再 びねじ具28を締め付けて額縁カバー34を取り付ける。
【0012】
本考案は叙述の如くボックス本体の全周のフランジと前面カバー部の全周のフ ランジとをパッキンを介して重ね、両フランジを着脱自在なねじ具にて締結した ので、両フランジがパッキンを介して密着して防水的に接続できるのは勿論、少 なくとも上に位置するフランジにおいて両フランジの隙間を覆う庇部を一方のフ ランジから連出しているので、庇部にて両フランジ間の隙間に結露水が溜まった りすることなく、テレビ収納ボックス内に水が浸入する虞れがないものであり、 しかも前面カバー部を被着するとき庇部がガイドとなり、前面カバー部が取り付 けやすく、組み立てやメンテナンスが容易にできるものである。
【図1】本考案の一実施例の平断面図である。
【図2】同上の前面カバー部を開いた状態の平断面図で
ある。
ある。
【図3】同上の要部の正面図である。
【図4】図3の側面から見た断面図である。
【図5】同上のテレビ収納ボックスの側面から見た一部
省略断面図である。
省略断面図である。
【図6】同上のテレビ収納ボックスの平面から見た断面
図である。
図である。
【図7】同上のボックス本体の正面図である。
【図8】同上の前面カバー部の背面図である。
【図9】同上のボックス本体のフランジと前面カバー部
のフランジとの結合部分を示す断面図であって、(a)
はねじ具や蝶番のない部分で断面した断面図、(b)は
ねじ具のある部分で断面した断面図、(c)は蝶番の部
分で断面した断面図である。
のフランジとの結合部分を示す断面図であって、(a)
はねじ具や蝶番のない部分で断面した断面図、(b)は
ねじ具のある部分で断面した断面図、(c)は蝶番の部
分で断面した断面図である。
【図10】図3の平面図である。
1 テレビ 2 テレビ収納ボックス 2a ボックス本体 2b 前面カバー部 3 浴室 17 フランジ 26 フランジ 28 ねじ具 36 パッキン 38 庇部
Claims (1)
- 【請求項1】 テレビを内蔵したテレビ収納ボックスを
浴室内に取り付け、このテレビ収納ボックスをテレビを
内蔵したボックス本体とボックス本体の前面開口を閉塞
する前面カバー部とで構成し、ボックス本体の前端に外
周に突出するフランジを全周に亙って設けると共に前面
カバー部の後端に外周に突出するフランジを全周に亙っ
て設け、ボックス本体の全周のフランジと前面カバー部
の全周のフランジとをパッキンを介して重ね、両フラン
ジを着脱自在なねじ具にて締結し、少なくとも上に位置
するフランジにおいて両フランジの隙間を覆う庇部を一
方のフランジから連出して成る浴室内テレビ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4045192U JPH061621U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 浴室内テレビ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4045192U JPH061621U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 浴室内テレビ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061621U true JPH061621U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12581007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4045192U Pending JPH061621U (ja) | 1992-06-15 | 1992-06-15 | 浴室内テレビ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061621U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102565870B1 (ko) * | 2023-06-12 | 2023-08-11 | 주식회사 에프앤티홀딩스 | 엘리베이터 모서리를 이용한 디스플레이 설치구조 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0261263A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テレビジョン受像機付浴室装置 |
JPH02282573A (ja) * | 1989-04-21 | 1990-11-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 浴室内テレビ収納箱 |
JPH0483045A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ユニット用収納パネル装置 |
-
1992
- 1992-06-15 JP JP4045192U patent/JPH061621U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0261263A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テレビジョン受像機付浴室装置 |
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JPH0483045A (ja) * | 1990-07-24 | 1992-03-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ユニット用収納パネル装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102565870B1 (ko) * | 2023-06-12 | 2023-08-11 | 주식회사 에프앤티홀딩스 | 엘리베이터 모서리를 이용한 디스플레이 설치구조 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19971111 |