JP2564450Y2 - スピードスプレヤー - Google Patents

スピードスプレヤー

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JP2564450Y2
JP2564450Y2 JP1989079729U JP7972989U JP2564450Y2 JP 2564450 Y2 JP2564450 Y2 JP 2564450Y2 JP 1989079729 U JP1989079729 U JP 1989079729U JP 7972989 U JP7972989 U JP 7972989U JP 2564450 Y2 JP2564450 Y2 JP 2564450Y2
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JP
Japan
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fuselage
chemical solution
seat
solution tank
driver
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JP1989079729U
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JPH0319564U (ja
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潔 内田
忠秀 田中
仁 長町
智 加須屋
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、4輪操向式にしたスピードスプレヤーに関
する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のスピードスプレヤーは、前輪操向式と
なっており、また、実公昭58-4600号公報や特開昭63-69
558号公報に見られるように、薬液タンクは運転座席の
後方より機体後方にかけて配備される構造になってい
た。
また、特開昭63-153608号公報に見られるように、4
輪操行式にしたスピードスプレヤも存在するが、薬液タ
ンクは運転座席の後方より機体後方にかけて配備される
構造になっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
したがって、前輪操行式のスピードスプレヤーにおい
ては、圃場内で小回りが効かず旋回性が悪くなり、その
結果作業効率が低下するという不具合を呈していた。ま
た、その不具合を解消するために4輪操向式に構成する
にしても、前記のように運転座席の後方から機体後方に
かけて設けた薬液タンクでは、後輪のステアリング機構
に干渉することを防止するために、薬液タンクの容積が
小さくなり、搭載可能な薬液の量が少なくなり、作業中
に薬液を補充する回数が多くなり作業効率が悪くなると
いった不具合を呈していた。前記の不具合を解消するた
めに、運転座席の後方から機体後方にかけて設ける従来
の薬液タンクを単に大きくすることが考えられるが、薬
液タンクを機体前後方向に長くすると機体全長が長くな
り旋回性が悪くなるといった不具合を呈している。また
薬液タンクを機体左右幅方向に大きくすると機体左右幅
から突出することになり、旋回時に薬液タンクが樹木に
衝突して、薬液タンクが破損したり、樹木が損傷すると
いった不具合を呈している。
〔問題を解決するための手段〕
本考案は、そのような不具合を解決し、作業性を一段
と向上させることができるようにしたものであり、その
ため、平面視で機体前部にエンジン(2)を、該エンジ
ン(2)後方の機体横側部に運転座席(3)を設け、該
運転座席(3)の横側部前方に動噴装置(4)を設け、
前記運転座席(3)の後方から両後輪(5)(5)の後
方にかけて薬液タンク(6)を設けると共に、前記動噴
装置(4)後方でかつ運転座席(3)の横側部に前記薬
液タンク(6)の一部を突出させ、該薬液タンク(6)
の後方となる機体後部にスプレヤー部(7)をそれぞれ
配備するとともに、4輪操向式にして構成したものであ
る。
また、機体下部に平行に設けた両シャーシフレーム
(8)(8)の下方に両後輪(5)(5)用のステアリ
ング機構(9)を配備するとともに、両シャーシフレー
ム(8)(8)の間に薬液タンク(6)の底面(6a)の
一部を突出させて構成したものである。
〔作用及び効果〕
4輪操向式にして構成したため、前輪操向式のものに
比べ、圃場内で小回りが効き、旋回性が良くなり作業能
率を向上させることができる。また、平面視で機体前部
にエンジン(2)を、該エンジン(2)後方の機体横側
部に運転座席(3)を設け、該運転座席(3)の横側部
前方に動噴装置(4)を設け、前記運転座席(3)の後
方から両後輪(5)(5)の後方にかけて薬液タンク
(6)を設けるとともに、前記動噴装置(4)後方でか
つ運転座席(3)の横側部に前記薬液タンク(6)の一
部を突出させたことにより、後輪のステアリング機構と
干渉することを防止するために薬液タンクのスペースを
さいても、薬液タンクの容積を小さくすることなく、搭
載可能な薬液の量を従来の薬液タンク以上にとることが
でき、作業中に薬液を補充する回数を従来より少なくす
ることができ、従来のものと比べて作業効率が良くな
る。また運転座席の後方から機体後方にかけて設ける従
来の薬液タンクを単に機体前後方向に大きくすることに
伴う旋回性の悪化、及び薬液タンクを単に機体左右幅方
向に大きくし、機体左右幅から突出させたために旋回時
に薬液タンクが樹木に衝突し、薬液タンクが破損する、
又は樹木が損傷するといった不具合を解消することがで
き、従来の薬液タンク以上の容積を有しながら、機体寸
法は従来と同様の大きさとすることができ、コンパクト
にすることができる。さらに、機体略中央から前方にか
けてエンジン及び動噴装置を配置し、機体略中央から後
方にかけて薬液タンク及びスプレヤー部を配置したこと
になり前後バランスが良くなり、平地ではもちろんのこ
と傾斜地においても機体の安定性が良くなる。
また、機体下部に平行に設けた両シャーシフレーム
(8)(8)の下方に両後輪(5)(5)用のステアリ
アング機構(9)を配備するとともに、両シャーシフレ
ーム(8)(8)の間に薬液タンク(6)の底面(6a)
の一部を突出させて構成したため、薬液タンクの容積を
さらに大きくすることができ、作業性を一段と向上させ
ることができる。
〔実施例〕
次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図はスピードスプレヤー全体の平面図を示し、機
体の下部側には機体の前後方向に延長する平行間隔の両
シャーシフレーム(8)(8)を横幅方向中央に位置さ
せて架設し、両シャーシフレーム(8)(8)の前端側
に連設した機体前部のエンジン台(10)の上方にエンジ
ン(2)を架設するとともに、該エンジン(2)の両側
方には両前輪(1)(1)を軸架し、両前輪(1)
(1)の後方に接近する機体の右側部にはステアリング
ハンドル(11)と運転座席(3)を前後にしてそれぞれ
配備し、その横側方となる機体の横幅方向中央部位に
は、操作レバー(12)等を配備して上面を低くすると共
に前記エンジン(2)より伝動されるミッションケース
(13)を架設し、両シャーシフレーム(8)(8)の後
端部の両側方には両後輪(5)(5)を軸架し、前記ミ
ッションケース(13)より車輪駆動ができるように装設
し、両後輪(5)(5)用のステアリング機構(9)
と、連動杆(9a)を介して連動連繁する両前輪(1)
(1)用のステアリング機構(14)とを両シャーシフレ
ーム(8)(8)の下方に架設するとともに、ステアリ
ングハンドル(11)により4輪操向できるように構成す
る。
また、前記運転座席(3)の左横側方前方となる機体
の左側部に動噴装置(4)を配備し、運転座席(3)の
後方から両後輪(5)(5)の後方にかけて薬液タンク
(6)を設け、さらに動噴装置(4)後方でかつ運転座
席(3)の横側部に薬液タンク(6)の一部を突出させ
て形成するとともに、第7図に示すように、底面(6a)
の一部が両後輪(5)(5)の軸心より前方側となる両
シャーシフレーム(8)(8)の間にはいりこむように
して薬液タンク(6)を架設し、該薬液タンク(6)の
後方となる機体の最後部にスプレヤー部(7)を配備
し、前記エンジン(2)、動噴装置(4)および薬液タ
ンク(6)には同じ高さとなるカバーを被着し、前記動
噴装置(4)から前記スプレヤー部(7)にかけてホー
ス(15)を延設して構成する。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例である要部の平面図、第2図は
スピードスプレヤー全体の平面図、第3図はその右側面
図、第4図はその左側面図、第5図はスピードスプレヤ
ーの一部の平面図、第6図はスピードスプレヤーの一部
の側面図、第7図は第1図の一部の側面図を示す。 (1)……前輪、(2)……エンジン (3)……運転座席、(4)……動噴装置 (5)……後輪、(6)……薬液タンク (7)……スプレヤー部、(8)……シャーシフレーム (8)……ステアリング機構 (6a)……底面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 松本 悟 審判官 佐藤 久容 審判官 小林 正巳 (56)参考文献 特開 昭61−153608(JP,A) 実開 昭56−76068(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平面視で機体前部にエンジン(2)を、該
    エンジン(2)後方の機体横側部に運転座席(3)を設
    け、該運転座席(3)の横側部前方に動噴装置(4)を
    設け、前記運転座席(3)の後方から両後輪(5)
    (5)の後方にかけて薬液タンク(6)を設けるととも
    に、前記動噴装置(4)後方でかつ運転座席(3)の横
    側部に前記薬液タンク(6)の一部を突出させ、該薬液
    タンク(6)の後方となる機体後部にスプレヤー部
    (7)をそれぞれ配備するとともに、4輪操向式にして
    構成したことを特徴とするスピードスプレヤー。
  2. 【請求項2】機体下部に平行に設けた両シャーシフレー
    ム(8)(8)の下方に両後輪(5)(5)用のステア
    リング機構(9)を配備するとともに、両シャーシフレ
    ーム(8)(8)の間に薬液タンク(6)の底面(6a)
    の一部を突出させたことを特徴とする請求項1記載のス
    ピードスプレヤー。
JP1989079729U 1989-07-06 1989-07-06 スピードスプレヤー Expired - Lifetime JP2564450Y2 (ja)

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JPH0319564U JPH0319564U (ja) 1991-02-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63153608A (ja) * 1986-12-17 1988-06-27 Kubota Ltd 作業車の操向制御装置

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