JP2564358Y2 - エアクリーナの吸気管 - Google Patents

エアクリーナの吸気管

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JP2564358Y2
JP2564358Y2 JP10255891U JP10255891U JP2564358Y2 JP 2564358 Y2 JP2564358 Y2 JP 2564358Y2 JP 10255891 U JP10255891 U JP 10255891U JP 10255891 U JP10255891 U JP 10255891U JP 2564358 Y2 JP2564358 Y2 JP 2564358Y2
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JP
Japan
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intake pipe
air cleaner
closing valve
opening
intake
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JP10255891U
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English (en)
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JPH0550063U (ja
Inventor
直人 西本
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Tokyo Roki Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Roki Co Ltd
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  • Characterised By The Charging Evacuation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両に搭載される内燃
機関用のエアクリーナに係り、エンジンの回転数が高い
とき吸気管の吸入抵抗が増加しないようにすると同時に
吸気騒音を低減させるエアクリーナの吸気管に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関用エアクリーナはエンジンの回
転数が低いときは少量の空気を吸入し、エンジンの回転
数が高くなると多量の空気を吸入するため、エンジンの
回転数が高くなるとエアクリーナの吸気管の吸入抵抗が
増加する。また、自動車から発生する騒音は、自動車本
体の異なる発生源からの騒音が重なり合ったものである
が、この発生源の一つにエンジンの吸入系から発生する
吸気騒音がある。
【0003】上記吸気騒音はエンジンの回転数と吸気管
の形状により左右される。このような吸気騒音の低減対
策は、高周波騒音の低減対策として有効な遮音板や吸音
材料などを用いて行うことができる。これら遮音板や吸
音材料などを車体に搭載することは、車体全体の重量を
増加し、またコスト高をもたらす。
【0004】これに対し、吸気通路に共鳴型サイレンサ
を接続し、吸気騒音を低減するものがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、内燃機
関用エアクリーナは吸気管が一定しているのでエンジン
の回転数が低いときは少量の空気を吸入するので吸入抵
抗が小さいが、エンジンの回転数が高くなると多量の空
気を吸入するためエアクリーナの吸気管の吸入抵抗が増
加し出力低下の原因となる。また、エンジンの吸気騒音
はエンジンの回転数によって周波数の異なる騒音が発生
する。これに対し、上述のごとき従来の共鳴型サイレン
サは、エアクリーナの吸入管に独立した共鳴室を設けな
ければならない。
【0006】そこで、エンジンの回転数が高くなったと
きに吸入抵抗が増加しないように、別に吸入管を設け、
さらに吸入管に共鳴室を取り付け、双方の吸入空気量を
制御して吸入抵抗の増加を防ぎ吸気騒音の低減を図るこ
とも考えられるが、取り付けのレイアウトが困難であ
り、またコスト高になる。
【0007】この考案は、以上の問題を解決するもので
あって、エンジンの回転数が高いときであっても吸入抵
抗が増加せずそして常時運転する低回転のときは吸気騒
音を低減させることができるエンジンのエアクリーナの
吸気管を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前期目的を達成するため
に、この考案は、エアクリーナの吸気管を第一吸入管
と、第二吸入管の2つに分離したエアクリーナの吸気管
において、第二吸気管に設けられた拡張室と、この拡張
室と第一吸気管とを連通する連通口と、前記拡張室の前
後に配置されて第二吸気管を開閉する前部開閉弁および
後部開閉弁と、この前部開閉弁と後部開閉弁のそれぞれ
が連結されたバキュウムモータと、このバキュウムモー
タをエンジンの回転数に応動して開閉作動させる制御手
段とを備え、この制御手段は、前記エンジンの回転数が
所定値を越えるときに前部開閉弁および後部開閉弁を開
放する一方、前記エンジンの回転数が所定値以下のとき
に前部開閉弁および後部開閉弁を閉止するよう構成した
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】この構成により、エンジンの回転数が高いとき
は第二吸気管内の開閉弁を開き第一吸気管と第二吸気管
の両方から空気を吸入し吸入管の吸入抵抗の増加を防
ぎ、エンジンの回転数が低いときは第二吸気管内の開閉
弁を閉じ拡張室を共鳴室として使用して吸気騒音の低減
を行うことができる。
【0010】
【実施例】図1は本考案の一実施例にかかるエアクリー
ナの吸入管の構成図である。同図において、1は図示し
ないエアクリーナへ空気を吸入するエアクリーナの吸入
管で、第一吸入管2と、第二吸入管3とに分離されてい
る。
【0011】前記第二吸入管3には拡張室4が設けられ
ており、拡張室4の直上にて第一吸入管2と第二吸入管
3とが連通口5を介して連通されている。第二吸入管3
には、該第二吸入管3を開閉する前部開閉弁6と後部開
閉弁7とが拡張室5の前後に配置され、この前部後部開
閉弁6、7はそれぞれバキュウムモータ8の連結棒9に
連結されている。そして、バキュウムモータ8を図示し
ないエンジンの所定の回転数に応動して開閉作動させる
制御手段に接続する。制御手段は、エンジンの回転数が
所定値を越えるときに前部開閉弁6および後部開閉弁7
を開放する一方、エンジンの回転数が所定値以下のとき
に前部開閉弁6および後部開閉弁7を閉止するよう構成
されている。
【0012】以上の構成のエアクリーナの吸入管1は、
エンジンの回転数が低いときは、図1に示すように第二
吸入管3の前部開閉弁6と後部開閉弁7が第二吸入管3
を閉止し第二吸入管3と拡張室5とを合わせた空間が共
鳴室として作用し吸気騒音の低減が行われる。一方、エ
ンジンの回転数が高いときは、図2に示すように第二吸
入管3の前部開閉弁6と後部開閉弁7とが第二吸入管3
を開放し、吸入空気が第一吸入管2と第二吸入管3の両
方を流れ吸入抵抗を増加させないようにすることができ
る。
【0013】
【考案の効果】以上実施例によって詳細に説明したよう
に、この考案によるエアクリーナの吸入管にあっては、
第二吸気管を開閉する前部開閉弁と後部開閉弁を拡張室
の前後に配置し、常時運転を行うエンジンの回転数の低
いときは第二吸入管の前部開閉弁と後部開閉弁が第二吸
入管を閉鎖し第二吸入管と拡張室とを合わせた空間が共
鳴室として働き吸気騒音の低減を行い、そしてエンジン
の回転数が高いときは、第二吸入管の前部開閉弁と後部
開閉弁が第二吸入管を開放し吸入空気が第一吸入管と第
二吸入管の両方を流れ吸入抵抗を増加させないようにす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るエンジンが低回転で
あるときの断面図である。
【図2】同エンジンが高回転であるときの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 エアクリーナの吸入管 2 第一吸気管 3 第二吸気管 4 拡張室 5 連通口 6 前部開閉弁 7 後部開閉弁 8 バキュウムモータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアクリーナの吸気管を第一吸入管と、
    第二吸入管の2つに分離したエアクリーナの吸気管にお
    いて、第二吸気管に設けられた拡張室と、この拡張室と
    第一吸気管とを連通する連通口と、前記拡張室の前後に
    配置されて第二吸気管を開閉する前部開閉弁および後部
    開閉弁と、この前部開閉弁と後部開閉弁のそれぞれが連
    結されたバキュウムモータと、このバキュウムモータを
    エンジンの回転数に応動して開閉作動させる制御手段と
    を備え、この制御手段は、前記エンジンの回転数が所定
    値を越えるときに前部開閉弁および後部開閉弁を開放す
    る一方、前記エンジンの回転数が所定値以下のときに前
    部開閉弁および後部開閉弁を閉止するよう構成したこと
    を特徴とするエアクリーナの吸気管。
JP10255891U 1991-12-12 1991-12-12 エアクリーナの吸気管 Expired - Lifetime JP2564358Y2 (ja)

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JPH0550063U JPH0550063U (ja) 1993-07-02
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