JP2563434Y2 - コントロールケーブル - Google Patents

コントロールケーブル

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JP2563434Y2
JP2563434Y2 JP1989101497U JP10149789U JP2563434Y2 JP 2563434 Y2 JP2563434 Y2 JP 2563434Y2 JP 1989101497 U JP1989101497 U JP 1989101497U JP 10149789 U JP10149789 U JP 10149789U JP 2563434 Y2 JP2563434 Y2 JP 2563434Y2
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雅樹 田中
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコントロールケーブルに関する。さらに詳し
くは、ライナーの収縮が防止でき、また操作フィーリン
グが良好であり、さらにライナーがアウタスプリングか
ら抜けにくくすることができるコントロールケーブルに
関する。
[従来の技術] コントロールケーブルは一般的には鋼線を断面矩形状
に圧延し巻線したいわゆるアウタスプリングの外周、あ
るいは複数本の素線を管状に緩く螺旋巻きしたシールド
線の外周に、それぞれ合成樹脂のコートを形成した導管
と前記導管内に挿入される複数本の素線をよりあわせた
もの、あるいはそのようにして得られたストランドを複
数本よりあわせた内索とで構成されており、内索の引き
操作、押し引き操作あるいは回転操作により制御対象を
遠隔操作するものである。
そして操作時に前記アウタスプリングの内面と内索と
が摺接するため、たがいの摩擦係数と摩耗度が操作効率
や耐久性に大きな影響をあたえる。そこで、低摩擦係数
で耐摩耗性にすぐれた合成樹脂からなるチューブ状のラ
イナーをアウタスプリングの内面に設けている。その方
法としては、ライナーの外周にアウタスプリングを密着
するように巻くか、あるいはアウタスプリング形成後に
ライナーを挿入することが行なわれている。
[考案が解決しようとする課題] 最近、自動車などのエンジンルーム内は、排ガス規制
の対処により従来よりもはるかに高温になり、たとえば
高温時には150℃にもなる。また寒冷地において−40℃
となることがある。このように使用温度が非常に過酷に
なってきている条件のもとで、前記コントロールケーブ
ルのライナーがアウタスプリングに密着されていると、
コントロールケーブルが加熱されたばあいアウタスプリ
ングによりライナーの熱膨張が阻害されるため、ライナ
ーが塑性変形する。そして、さらに熱膨張が阻害された
ライナーが冷却されたばあいライナーの収縮が発生す
る。
またライナーの内面はアウタスプリングに密着してい
るので凹凸が生じ、操作フィーリングが悪く、耐久性が
低下するなどの問題が生じる。
さらにライナーをアウタスプリングに挿入するばあい
クリアランスが0.5mm以上必要であり、このとき、たと
えばライナーの端部にフレア加工を施す、あるいは導管
が取り付けられる相手部材(キャップなど)と導管端部
の間にワッシャを介在させるなどの新たにライナーが抜
けにくくする機構が必要である。そしてクリアランスが
あってもコントロールケーブルが長尺のばあいライナー
の挿入作業は困難である。
本考案はかかる事情に鑑みなされたものであり、コン
トロールケーブルが加熱されたばあいアウタスプリング
によりライナーの熱膨張が阻害されないためライナーが
塑性変形せず、それにより冷却時のライナーの収縮が防
止でき、またライナーの内面に凹凸が生じない、さらに
新たな機構を設けなくてもライナーがアウタスプリング
から抜けにくいコントロールケーブルを提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案のコントロールケーブルは、内索と、前記内索
を摺動自在に案内するために鋼線を巻線したアウタスプ
リングの外周に合成樹脂のコートを形成した導管と、前
記導管と内索との間にライナーを設けたコントロールケ
ーブルであって、前記導管のアウタスプリングと前記ラ
イナーとの間に隙間を設け、該隙間内に隙間を維持する
低融点樹脂を介在させたことを特徴としている。
そのように構成されるコントロールケーブルにおいて
は、前記低融点樹脂が前記ライナー上で間欠的に介在さ
せてなることが好ましい。
また前記低融点樹脂が前記ライナー上で連続的に介在
させてなることが好ましい。
そして、そのように構成されるコントロールケーブル
においては、前記低融点樹脂の融点あるいは軟化温度が
40〜100℃からなることが好ましい。
低融点樹脂を介在させることにより、ライナーとアウ
タスプリングの間に隙間が維持でき、その隙間によりラ
イナーの熱膨張が阻害されないという利点がある。
[作用] 本考案のコントロールケーブルは、導管のアウタスプ
リングとライナーとの間に隙間を設け、さらにその隙間
に低融点樹脂を介在させたものであるので、コントロー
ルケーブルが加熱されたばあいアウタスプリングとライ
ナーとの隙間を維持している低融点樹脂が融けるので、
ライナーの熱膨張が阻害されない。そのため、ライナー
は塑性変形することがなく、冷却時のライナーの収縮が
防止できる。また、低融点樹脂を介在させることにより
アウタスプリングとライナーとの隙間が維持されている
のでライナーの内面に凹凸が生じることがなく、平滑で
ある。したがって、従来のコントロールケーブルと比較
して操作フィーリングが良好なものとなる。さらにアウ
タスプリングとライナーとの隙間に低融点樹脂が介在す
るため、新たな機構を設けることなくライナーがアウタ
スプリングから抜けにくくすることができるものであ
る。
[実施例] つぎに本考案の実施例を説明する。
第1および2図は本考案のコントロールケーブルの一
実施例の製造途中における一部切欠斜視図、第3図は本
考案にかかわる内索の一実施例を示す横断面図、第4図
は本考案のライナーの抜け強度を測定するための測定装
置の概略説明図、第5図は本考案のコントロールケーブ
ルの操作フィーリング特性を測定するための測定装置の
概略説明図、第6図は本考案のコントロールケーブルの
操作フィーリング特性を示すグラフである。
つぎに第1図に基づき、本考案のコントロールケーブ
ル(1)の構造を説明する。
本考案のコントロールケーブル(1)は、第1図に示
されるような構造を有するものがあげられるが、本考案
はかかる形状のもののみに限定されるものではない。
第1図のコントロールケーブル(1)の導管(6)
は、鋼線を断面矩形状に圧延し巻線したアウタスプリン
グ(4)の外周に合成樹脂のコート(5)を形成したも
のである。ライナー(3)は低摩擦係数で耐摩耗性にす
ぐれた合成樹脂からなるチューブ状に前記導管のアウタ
スプリング(4)の内面に設けられている。さらに内索
(2)は複数本の素線をよりあわせたもので前記ライナ
ー(3)内に挿入されている。そのように構成される前
記アウタスプリング(4)とライナー(3)との間に低
融点樹脂を介在させたことを特徴とするコントロールケ
ーブル(1)である。
低融点樹脂は、第1図に示すようにライナー(3)の
外周面に間欠的に介在されてもよく、第2図に示すよう
にライナー(3)の外周面に連続的に介在させてもよ
い。
前記低融点樹脂の材質としては、パラフィンワック
ス、飽和ポリエステル系樹脂、エチレン・酢酸ビニル共
重合体、ポリオレフィン系樹脂などがあげられるが、本
考案はかかる低融点樹脂のみに限定されるものではな
く、熱可塑性を有するものであれば、ほかの低融点樹脂
を用いることができる。
そして、前記ライナーの材質としては、4フッ化エチ
レン・6フッ化プロピレン共重合体樹脂、ポリアセター
ル樹脂などの合成樹脂で、本考案はかかる材質のものの
みに限定されるものではない。
また前記低融点樹脂の厚さが前記アウタスプリング
(4)とライナー(3)とのクリアランス(B)の2倍
以上であるばあい、密着巻きされるときの発熱により低
融点樹脂が溶融あるいは軟化されライナー(3)外周面
上に均一な膜として残る。
前記低融点樹脂はアウタスプリングを巻く前にライナ
ー(3)外周面上に間欠的に(第1図参照)、連続的に
(第2図参照)、あるいは間欠的および連続的に介在す
ることができる。
低融点樹脂の融点あるいは軟化温度は40〜100℃が好
ましい。すなわち融点あるいは軟化温度が100℃を越え
る低融点樹脂を用いるばあいは、ライナー(3)外周面
上に樹脂を点滴してアウタスプリング(4)を密着した
ときに、低融点樹脂が密着巻きされるときの発熱でも溶
融あるいは軟化しない。そのためライナー(3)外周面
上に押しつけられてライナー(3)の内面に凹凸が生じ
やすくなり、また融点あるいは軟化温度が40℃未満では
低融点樹脂のライナーへの固定力が劣ることがあるから
である。
なお前記融点は結晶性樹脂において明確に有しており
一定の圧力の下で、固体が熱を吸収して液体になるとき
の温度であるが、非晶性ポリマーは明確な融点を持たな
いので結晶性ポリマーの融点に実用上よく対応する温度
として下記の測定方法で求めた軟化温度をもって代用す
る。
融点の測定方法はプラスチックの転移温度測定方法
(ASTM D3418)により、示差走査熱量測定を行い、融解
温度を求めそのときの温度を融点とした。
また軟化温度の測定方法は、環球法により測定を行な
った(ASTM D36−86、ASTM E28−67)。つまり一定の大
きさの真鍮製の環の中に溶融した試料を流し込んで固
め、その上に一定の大きさの鋼球をのせて油槽中で加熱
し球が試料を貫いて落下するときの温度を軟化温度とし
た。
つぎに本考案のコントロールケーブル(1)を具体的
な実施例に基づいてさらに詳細に説明する。
実施例1 導管(6)は第1図に示すような構成を有する。すな
わち市販の鋼線(材質:JIS G3506 SWRH62A)を伸線し、
外径1.80mmの鋼線を得、つぎにその鋼線を断面が1.00
(厚さ)mm×2.45(幅)mmとなるように圧延した。そし
てこの圧延したものを、合成樹脂(4フッ化エチレン・
6フッ化プロピレン共重合体樹脂)を押出成形し、内径
3.00mmおよび外径3.80mmに形成したライナー上に内径3.
90mmおよび外径5.90mmとなるように巻線してアウタスプ
リング(4)を得、その表面に合成樹脂(ポリプロピレ
ン樹脂)のコート(5)を形成して導管を製造した。こ
のときのアウタスプリング(4)とライナー(3)との
間の低融点樹脂は、材質が融点47℃のパラフィン(A1)
で形状は0.3mm以上の大きさの滴をライナー(3)の外
周面上に50mm間隔で間欠的に点滴した。
さらに内索は第3図に示すように外径1.35mmのメッキ
線を伸線して、それぞれ外径0.35mmの芯ストランド芯線
(a)、外径0.30mmの芯ストランド側線(b)、外径0.
30mmの側ストランド芯線(b1)および外径0.265mmの側
ストランド側線(c)を製造し、それらを第3図に示す
ように7×7によりあわせて全体の外径が2.50mmとなる
ように製造したものを用いた。
実施例2 低融点樹脂として、材質が融点75℃飽和ポリエステル
樹脂(A2)を用いたほかは実施例1と同じようにして実
施例2のコントロールケーブル(1)を製造した。な
お、クリアランス(B)は0.1mmである。
実施例3 低融点樹脂として、材質が軟化温度80℃のエチレン・
酢酸ビニル共重合体系ホットメルト樹脂(A3)で形状は
高さが0.2〜0.5mmとなるように連続して滴下したほかは
実施例1と同じようにして実施例3のコントロールケー
ブル(1)を製造した。
実施例4 低融点樹脂として、材質が軟化温度85℃飽和ポリエス
テル樹脂(A4)を高さが0.2〜0.5mmとなるように連続し
て滴下したほかは実施例1と同じようにして実施例4の
コントロールケーブル(1)を製造した。
比較例1 低融点樹脂を介在させず、アウタスプリング(4)と
ライナー(3)との間のクリアランス(B)を−0.1mm
である。すなわちライナー(3)が0.1mm圧縮されアウ
タスプリング(4)がライナー(3)に密着されるほか
は実施例1と同じようにして比較例1のコントロールケ
ーブル(1)を製造した。
比較例2 低融点樹脂を介在させないほかは実施例1と同じよう
にして比較例2のコントロールケーブル(1)を製造し
た。このばあいクリアランス(B)は0.1mmである。
比較例3 低融点樹脂としては、材質が融点125℃のパラフィン
(A1)で、形状は0.2mm以上の大きさの滴をライナー
(3)の外周面上に50mm間隔で間欠的に点滴したほかは
実施例1と同じようにして比較例3のコントロールケー
ブル(1)を製造した。
なお、ライナー抜け強度および操作フィーリング特性
の測定方法は以下のとおりである。
(ライナー抜け強度および操作フィーリング特性の測定
方法) ライナー抜け強度の測定方法は、第4図に示すように
上記の実施例1〜4および比較例1〜3の導管(6)を
長さ600mmに切断する。ついで一方の端から長さ50mmに
わたりアウタスプリング(4)の被覆材であるコート
(5)を剥ぎとったのちアウタスプリング(4)を切取
り、ライナー(3)だけが飛び出した状態にする。この
ライナー(3)が飛び出した側の導管(6)を第4図に
示すように治具(10)で固定し、導管(6)が滑らない
ようにする。そしてライナー(3)の先端をチャック
(11)で固定し、プッシュプルスケール(12)で矢印
(d)方向へまっすぐに引き、そのときの引張り強度の
最大値を測定する。なお導管(6)は曲げ半径1000mmの
ゆるい曲げがついて配置されている。
また操作フィーリング特性の測定方法は、第5図に示
すように全長1000mmの内索(2)にシリコーン系グリー
スを塗布して全長700mmの導管(6)に挿入したコント
ロールケーブルを半径100mmで180°反転状態(U字状)
となるように配索する。そして内索(2)の出力側端部
にはローラ(13)を介して5kgのウェイト(14)を吊り
下げ、入力側端部にも荷重検出器であるロードセル(1
5)をつけたリニアドモータ(16)を設けた。このリニ
アドモータで入力側の内索(2)を速度5mm/sec、スト
ローク30mmとなるように矢印(e)方向へ引張り、10回
往復摺動させた。そのあと引張り操作したときの挙動を
ロードセル(15)に接続されたX−Yレコーダ(図示し
ない)にて記録し、操作時の操作力の最大値と最小値と
の差を操作フィーリング特性(F)として第6および8
図に示すようなグラフに描かせた。なお第6および8図
はそれぞれ実施例1および比較例1の操作フィーリング
特性(F)を示したものである。
以上の実施例1〜4および比較例1〜3のコントロー
ルケーブルについてのライナー抜け強度および操作フィ
ーリング特性(F)の測定値を第1表に示す。
ライナーの抜け強度は、二次加工で行なうアウタ端面
に樹脂成形を行なうときのアウタスプリング(4)とラ
イナー(3)との固定力のため最低2kgf以上必要であ
り、第1表に示す結果によれば、前記低融点樹脂を介在
させた実施例1〜4のライナー抜け強度が4.0〜7.0kgf
であるのに対して、クリアランス(B)が同じである比
較例2は2.0kgfと小さいことがわかる。また操作フィー
リング特性についても、実施例1〜4と比較例2は0.1k
gfであるのに反し、クリアランス(B)が−0.1mmであ
る比較例1は0.2kgfとフィーリングが悪く、また融点が
125℃のパラフィン(A1)を用いた比較例3のばあい、
パラフィン(A1)がライナー(3)上に押しつけられラ
イナー(3)の内面に凹凸ができ、操作フィーリング特
性が0.25kgfと悪いことがわかる。
したがって本考案のコントロールケーブルは操作フィ
ーリングが良好であり、かつライナーの抜け強度が保持
できることがわかる。
[考案の効果] 本考案のコントロールケーブルは、コントロールケー
ブルが加熱されたばあいアウタスプリングによりライナ
ーの熱膨張が阻害されないため、ライナーが塑性変形す
ることがなく冷却時のライナーの収縮が防止できる。ま
た従来のコントロールケーブルと比較して操作フィーリ
ングが良好である。さらに、新たな機構を設けることな
くライナーのアウタスプリングからの抜け強度を保持す
ることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1および2図は本考案のコントロールケーブルの一実
施例の製造途中における一部切欠斜視図、第3図は本考
案にかかわる内索の一実施例を示す横断面図、第4図は
本考案のライナー抜け強度を測定するための測定装置の
概略説明図、第5図はコントロールケーブルの操作フィ
ーリング特性を測定するための測定装置の概略説明図、
第6は本考案のコントロールケーブルの操作フィーリン
グ特性を示すグラフ、第7図は従来のコントロールケー
ブルの一例の一部切欠斜視図、第8図は従来のコントロ
ールケーブルの操作フィーリング特性を示すグラフであ
る。 (図面の主要符号) (1):コントロールケーブル (2):内索 (3):ライナー (4):アウタスプリング (5):コート (6):導管 (A1):パラフィン (A2):飽和ポリエステル樹脂 (A3):エチレン・酢酸ビニル共重合体系ホットメルト
樹脂 (B):クリアランス

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内索と、該内索を摺動自在に案内するため
    に鋼線を巻線したアウタスプリングの外周に合成樹脂の
    コートを形成した導管と、該導管と前記内索との間にラ
    イナーを設けたコントロールケーブルであって、前記導
    管のアウタスプリングと前記ライナーとの間に隙間を設
    け、該隙間を維持する低融点樹脂を介在させたことを特
    徴とするコントロールケーブル。
  2. 【請求項2】前記低融点樹脂が前記ライナー上で間欠的
    に介在させてなる請求項1記載のコントロールケーブ
    ル。
  3. 【請求項3】前記低融点樹脂が前記ライナー上で連続的
    に介在させてなる請求項1記載のコントロールケーブ
    ル。
  4. 【請求項4】前記低融点樹脂の融点あるいは軟化温度が
    40〜100℃からなる請求項1、2または3記載のコント
    ロールケーブル。
JP1989101497U 1989-08-30 1989-08-30 コントロールケーブル Expired - Lifetime JP2563434Y2 (ja)

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DE1990608796 DE69008796T2 (de) 1989-08-30 1990-08-28 Steuerseil.
US07/953,324 US5245887A (en) 1989-08-30 1992-09-29 Control cable

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JPH0339617U JPH0339617U (ja) 1991-04-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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