JPS60493Y2 - コントロ−ルケ−ブルの導管 - Google Patents
コントロ−ルケ−ブルの導管Info
- Publication number
- JPS60493Y2 JPS60493Y2 JP11491078U JP11491078U JPS60493Y2 JP S60493 Y2 JPS60493 Y2 JP S60493Y2 JP 11491078 U JP11491078 U JP 11491078U JP 11491078 U JP11491078 U JP 11491078U JP S60493 Y2 JPS60493 Y2 JP S60493Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- layer
- conduit
- control cable
- cable conduit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
- F16C1/26—Construction of guiding-sheathings or guiding-tubes
- F16C1/267—Details of the inner surface of the sheathing or tube, e.g. coatings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C1/00—Flexible shafts; Mechanical means for transmitting movement in a flexible sheathing
- F16C1/10—Means for transmitting linear movement in a flexible sheathing, e.g. "Bowden-mechanisms"
- F16C1/108—Reducing or controlling of vibrations, e.g. by resilient damping of noise
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Flexible Shafts (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として軽荷重用コントロールケーブルに適し
た合成樹脂の導管の改良に関する。
た合成樹脂の導管の改良に関する。
更に詳しく説明すると、軽荷重用のコントロールケーブ
ルは自動車のアクセル、ヒーターバルブ、ダンパーの操
作用等にしばしば使用されるが、一般に温度・湿度に関
する比較的苛酷な条件の下て使用されることが多い。
ルは自動車のアクセル、ヒーターバルブ、ダンパーの操
作用等にしばしば使用されるが、一般に温度・湿度に関
する比較的苛酷な条件の下て使用されることが多い。
コントロールケーブルは導管の伸縮に依って導管内に摺
動自在に挿通されているインナケーブルの長さが相対的
に変化(見かけの伸縮)するので、その結果インナケー
ブルの一端の操作が他端に連結されている従動機器に正
確に伝達されなくなる。
動自在に挿通されているインナケーブルの長さが相対的
に変化(見かけの伸縮)するので、その結果インナケー
ブルの一端の操作が他端に連結されている従動機器に正
確に伝達されなくなる。
即ち導管は基本的には伸縮しないことが要求される。
従来の合成樹脂の導管にあっては、例えばナイロンの単
一層の管からなるものがあった。
一層の管からなるものがあった。
此のような導管は押出し成形板によって管状に成形され
るが、その成形直後、成形された形状の変形を防止する
為に冷却がなされる。
るが、その成形直後、成形された形状の変形を防止する
為に冷却がなされる。
ところで、押出し成形板のノズルから管状に成形された
直後のナイロン管は軟弱であるのでナイロン管自体の重
量や僅かな外力によって弯曲しようとする。
直後のナイロン管は軟弱であるのでナイロン管自体の重
量や僅かな外力によって弯曲しようとする。
そこでナイロン管の押出し成形は先づ希望する直径より
適当に大なる管として成形し、これに適当な引張リテン
ションをかけて管の弯曲を防止すると共に希望の直径(
内径を基準とした)に適当に引伸し、その状態で冷却水
に<S゛らせて直線状の長尺のナイロン導管を得ていた
。
適当に大なる管として成形し、これに適当な引張リテン
ションをかけて管の弯曲を防止すると共に希望の直径(
内径を基準とした)に適当に引伸し、その状態で冷却水
に<S゛らせて直線状の長尺のナイロン導管を得ていた
。
ところで成形直後のナイロン管の引伸しによりこのよう
なナイロンの単一層の導管は内部に縮み応力が蓄積され
ているので、導管として一定長に切断されてから後に導
管の短縮現象が比較的長期間にわたって起る。
なナイロンの単一層の導管は内部に縮み応力が蓄積され
ているので、導管として一定長に切断されてから後に導
管の短縮現象が比較的長期間にわたって起る。
更にナイロンは温度、湿度による物理的変化が生じやす
いので、導管の長さの不安定も避けられない欠点があっ
た。
いので、導管の長さの不安定も避けられない欠点があっ
た。
本考案の主たる目的は、上述の如き従来の欠点を大巾に
解消した導管を提供するにある。
解消した導管を提供するにある。
本考案の実施例を、図面により説明すると、1は導管、
2は第1層のナイロン管(以下第1層管という)である
。
2は第1層のナイロン管(以下第1層管という)である
。
該第1層管は、押出し成形された後、次工程の後に説明
する第2層管の被覆に移る迄の間、自然状態に放置され
ている為、ナイロンの吸湿性によって、空気中の水分を
吸収したナイロン管となっている。
する第2層管の被覆に移る迄の間、自然状態に放置され
ている為、ナイロンの吸湿性によって、空気中の水分を
吸収したナイロン管となっている。
該第1層管の外周面に少なくとも数ケ所において密着す
る如くポリプロピレン(以下P、P、という)の第2層
管を設けて実質的一体の管となしたコントロールケーブ
ルの導管である。
る如くポリプロピレン(以下P、P、という)の第2層
管を設けて実質的一体の管となしたコントロールケーブ
ルの導管である。
本考案の作用と効果を説明すると、導管1は上述の如く
吸湿したナイロンの第1層管と、P、P、の第2層管の
実質的一体管であるから、第一層管は前記縮み応力と、
高温にさらされての脱水による収縮の性質とを有し、該
第1層管2の外周面にほとんど吸湿性を有さないP 、
P、管を少くとも数個所において密着させた本考案のコ
ントロールケーブルの導管1にあっては、コントロール
ケーブルの配設場所が高温になった場合、第1層管2の
脱水による軸方向の収縮と、P 、P、の第2層管3の
熱膨張により軸方向へ伸長の相反する両件用によって導
管1の伸縮は生じ難く、温度や湿度により長さの変化が
極めて少ない効果を有する。
吸湿したナイロンの第1層管と、P、P、の第2層管の
実質的一体管であるから、第一層管は前記縮み応力と、
高温にさらされての脱水による収縮の性質とを有し、該
第1層管2の外周面にほとんど吸湿性を有さないP 、
P、管を少くとも数個所において密着させた本考案のコ
ントロールケーブルの導管1にあっては、コントロール
ケーブルの配設場所が高温になった場合、第1層管2の
脱水による軸方向の収縮と、P 、P、の第2層管3の
熱膨張により軸方向へ伸長の相反する両件用によって導
管1の伸縮は生じ難く、温度や湿度により長さの変化が
極めて少ない効果を有する。
更に本考案の導管を例えば自動車の速度計等の回転伝達
用ケーブルの導管として使用した場合、従来の単一樹脂
に依る導管に比ベニ層の樹脂のそれぞれの有する個有振
動数が異なる為、車内の防音効果も大巾に向上する効果
も併せて有する。
用ケーブルの導管として使用した場合、従来の単一樹脂
に依る導管に比ベニ層の樹脂のそれぞれの有する個有振
動数が異なる為、車内の防音効果も大巾に向上する効果
も併せて有する。
なお、前記第1層管2と第2層管3はその全長に渡って
完全に密着しているか、又は数個所において密着してい
るものであっても、更に又前記密着は接着剤による密着
、溶融による密着であってもよく、かつ必要に応じて第
2図に示した如く第1層管2と、第2層管3とを凹凸の
掛合部5によって掛合させであるもの、更に又第3図に
示した如く第1層管2と第2層管3との間にコイル状の
数個の掛合部材6(図示しないが一連のものであっても
よい)を介在させて第1層管と第2層管との長さの方向
の互いの摺動を阻止したものでもよく、又前記密着と掛
合を併有する導管1であってもよい。
完全に密着しているか、又は数個所において密着してい
るものであっても、更に又前記密着は接着剤による密着
、溶融による密着であってもよく、かつ必要に応じて第
2図に示した如く第1層管2と、第2層管3とを凹凸の
掛合部5によって掛合させであるもの、更に又第3図に
示した如く第1層管2と第2層管3との間にコイル状の
数個の掛合部材6(図示しないが一連のものであっても
よい)を介在させて第1層管と第2層管との長さの方向
の互いの摺動を阻止したものでもよく、又前記密着と掛
合を併有する導管1であってもよい。
更に、第1層管と第2層管の各々の厚さの大小は、図示
のものに限定するものではない。
のものに限定するものではない。
上述の如く本考案は従来になく伸縮が極めて少なく又防
音効果も併せて有する実用効果の大なるコントロールケ
ーブルの導管である。
音効果も併せて有する実用効果の大なるコントロールケ
ーブルの導管である。
図面は本考案の一実施例に係るものであって、第1図は
本考案要部の一部切欠正面図、第2図は第1図と異なる
実施例要部の一部切欠正面図、第3図は、第1図第2図
と異なる実施例要部の一部切欠正面図である。 1:導管、2:第1層ナイロン管、3:第2層ポリプロ
ピレン管、4:インナケーブル、5:凹凸掛合部、6:
掛合部材。
本考案要部の一部切欠正面図、第2図は第1図と異なる
実施例要部の一部切欠正面図、第3図は、第1図第2図
と異なる実施例要部の一部切欠正面図である。 1:導管、2:第1層ナイロン管、3:第2層ポリプロ
ピレン管、4:インナケーブル、5:凹凸掛合部、6:
掛合部材。
Claims (1)
- 合成樹脂製のコントロールケーブルの導管に於て、自然
状態で吸湿している第1層ナイロン管と、該第1層ナイ
ロン管の外周面に少なくとも数個所に於て密着又は掛合
する如く設けられたポリプロピレンの第2層管とから構
成された実質的一体管からなることを特徴とするコント
ロールケーブルの導管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11491078U JPS60493Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | コントロ−ルケ−ブルの導管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11491078U JPS60493Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | コントロ−ルケ−ブルの導管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5531067U JPS5531067U (ja) | 1980-02-28 |
JPS60493Y2 true JPS60493Y2 (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=29066073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11491078U Expired JPS60493Y2 (ja) | 1978-08-21 | 1978-08-21 | コントロ−ルケ−ブルの導管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60493Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH072290Y2 (ja) * | 1987-09-15 | 1995-01-25 | アイシン精機株式会社 | パワーシート装置 |
-
1978
- 1978-08-21 JP JP11491078U patent/JPS60493Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5531067U (ja) | 1980-02-28 |
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