JPS588978Y2 - コントロ−ルケ−ブルの導管 - Google Patents

コントロ−ルケ−ブルの導管

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Publication number
JPS588978Y2
JPS588978Y2 JP11376478U JP11376478U JPS588978Y2 JP S588978 Y2 JPS588978 Y2 JP S588978Y2 JP 11376478 U JP11376478 U JP 11376478U JP 11376478 U JP11376478 U JP 11376478U JP S588978 Y2 JPS588978 Y2 JP S588978Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
nylon tube
conduit
tube
layer nylon
layer
Prior art date
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Expired
Application number
JP11376478U
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English (en)
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JPS5531010U (ja
Inventor
吉藤順之助
Original Assignee
日本ケ−ブル・システム株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は軽荷重用コントロールケーブルの合成樹脂の導
管の改良に関する。
更に詳しく説明すると、軽荷重用コントロールケーブル
は自動車のアクセル、ヒーターバルフ。
ダンパーの操作用等にしばしば使用されるが、一般に温
度、湿度に関する苛酷な条件の下で使用されることが多
い。
コントロールケーブルはその導管の伸縮によって導管内
に摺動自在に挿通されているインナケーブルの長さが相
対的に変化(見かけの縮伸)するので、その結果インナ
ケーブルの一端の操作が他端に連結されている従動機器
に正確に伝達されなくなる、即ち、導管は基本的に伸縮
しないことが要求される。
従来の合成樹脂の導管にあっては、例えばナイロンの単
一層の管からなるものがあった。
此のような導管は押出成形機によって管状に成形される
が、その成形直後、成形された形状を保つ為に冷却がな
される。
ところで、押出成形機のノズルから管状に成形された直
後のナイロン管は軟弱であるのでナイロン管自体の重量
や僅かな外力によって湾曲しようとする。
そこでナイロン管の押出成形は先づ希望する直径よシ適
当に犬なる直径の管として成形し、これに適当な引張り
テンションをかけて管の湾曲を防止すると共に希望の直
径(内径を基準とした)に適当に引き伸し、その状態で
冷却水にくビらせて直線状の長尺のナイロン導管を得て
いた。
ところで成形直後のナイロン管の引伸しによりこのよう
なナイロンの単一層の導管は内部に縮み応力が蓄積され
ているので、導管として一定長に切断されてから後に導
管の短縮現象が比較的長期間VChA≦に起る。
更にナイロンは温度、湿度による物理的変化が生じやす
いので、導管の長さの不安定も避けられない欠点があっ
た。
本考案の主たる目的は、上述の如き従来の欠点を大巾に
解消した導管を提供するにある。
本考案の実施例を図面を依って説明すると、1は導管、
2は第1層のナイロン管であり、該第1層ナイロン管は
押出成形後lOO′C前後の雰囲気に数時間放置してア
ニリングを行ない、内部の縮み応力と水分をはマ完全に
除去したものである。
更に該第1層ナイロン管の外周面に少なくとも数個所に
おいて密着する如くアニリングをしない(以下無処理と
いう)第2層ナイロン管を設けて、実質的一体の管とな
したコントロールケーブルの導管である。
本考案の導管1は上述の如く形成されているので、第1
層ナイロン管2は前記アニリングによって押出成形時の
内部の縮み応力が除去され、かつ水分も除去されている
ので、安定した第1層のナイロン管となる。
ところで、前記第1層ナイロン管には温度の高低による
伸縮性が残されているがこの第1層ナイロン管の外周面
に前記無処理の第2層ナイロン管3を少なくも数ケ所に
於て密着させた本考案のコントロールケーブル導管1に
あっては、コントロールケーブルの配設場所が高温にな
った場合、第1層ナイロン管2は熱膨張により軸方向に
伸長しようとするが、第2層ナイロン管3は前記無処理
のナイロン管であるため脱水して軸方向に収縮し、この
相反する両件用によって導管1の伸縮は生じ難く、温度
や湿度による長さの変化の極めて少ないナイ自ンの導管
となる、この場合、第1.第2両層のナイロン管2,3
ば、それぞれ別工程で成形されるのでそれぞれに表面が
でき、これによって第2層ナイロン管3の水分が第1層
ナイロン管2に移行する如き干渉はほとんどなく、ナイ
ロン導管の耐用期間において、与えられた上述の如き特
性を保持しうる。
なお、前記第1層ナイロン管と第2層ナイロン管はその
全長に渡って完全に密着しているか又は数個所において
密着しているものであっても、更に又前記密着は接着剤
による密着、溶融による密着、であってもよい。
かつ必要に応じて第2図に示した如く第1層ナイロン管
2と、第2層ナイロン管3とを凹凸による掛合部5によ
って掛合させ第1層ナイロン管と第2層ナイロン管との
長さ方向の摺動を阻止したものでも、更に第3図に示し
た如く第1層ナイロン管2と第2層ナイロン管3との間
のコイル状の掛合部材6が介在されて両層ナイロン管ヲ
掛合させたものでもよく、この掛合部材6は図示しない
が一連のものであってもよい。
又第1層ナイロン管と第2層ナイロン等の各々の厚さに
ついては特に定めるものではない。
上述の如く本考案はアニリング処理の有無に依って特性
の異なる二層のナイロン管を実質的一体の管となし、導
管として不都合な伸縮性を除去した実用効果の犬なるコ
ントロールケーブルの合成樹脂の導管である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例にか\るものであって、第1図は
本考案要部の一部切欠正面図、第2図および第3図は第
1図と異なる実施例の要部の一部切欠正面図である。 1:導管、2:第1層ナイロン管、3:第2層ナイロン
管、4:インナケーブル、5:凹凸掛合部、6:掛合部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押出成形による内部応力および水分を除去する為にアニ
    リング処理された第1層ナイロン管と、該第1層ナイロ
    ン管の外周面に少なくとも数個所において密着又はおよ
    び係合する如く設けられたアニリング処理しない第2層
    ナイロン管とからなる実質的一体のコントロールケーブ
    ルの導管。
JP11376478U 1978-08-19 1978-08-19 コントロ−ルケ−ブルの導管 Expired JPS588978Y2 (ja)

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JPS5531010U JPS5531010U (ja) 1980-02-28
JPS588978Y2 true JPS588978Y2 (ja) 1983-02-18

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ID=29063886

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