JP2563425Y2 - 筆記具等のキャップに対するクリップの取付構造 - Google Patents
筆記具等のキャップに対するクリップの取付構造Info
- Publication number
- JP2563425Y2 JP2563425Y2 JP3734792U JP3734792U JP2563425Y2 JP 2563425 Y2 JP2563425 Y2 JP 2563425Y2 JP 3734792 U JP3734792 U JP 3734792U JP 3734792 U JP3734792 U JP 3734792U JP 2563425 Y2 JP2563425 Y2 JP 2563425Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- cap
- mounting shaft
- projection
- circumferential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Clips For Writing Implements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、筆記具等のキャップに
対するクリップの取付構造に関する。
対するクリップの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、キャップに嵌合孔を設けると共
に、その嵌合孔に対し圧入して接合する取付軸部をクリ
ップに設けたことを特徴とするキャップとクリップの取
付構造が公知である。
に、その嵌合孔に対し圧入して接合する取付軸部をクリ
ップに設けたことを特徴とするキャップとクリップの取
付構造が公知である。
【０００３】このようなクリップの取付構造には、キャ
ップに対してクリップが円周方向に回転してしまうとい
う問題がある。そして、この問題を解決するために、従
来はキャップの嵌合孔の円周方向の一部に溝を形成する
と共に、クリップの取付軸部にキーのようにその溝に嵌
合するリブを設ける等の手段が採られている。然しなが
ら、このような方法は、溝とリブを位置合わせしなけれ
ばならないので作業性が悪く大量生産には不適であっ
た。
ップに対してクリップが円周方向に回転してしまうとい
う問題がある。そして、この問題を解決するために、従
来はキャップの嵌合孔の円周方向の一部に溝を形成する
と共に、クリップの取付軸部にキーのようにその溝に嵌
合するリブを設ける等の手段が採られている。然しなが
ら、このような方法は、溝とリブを位置合わせしなけれ
ばならないので作業性が悪く大量生産には不適であっ
た。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】そこで本考案の目的
は、キャップに対するクリップの回転を防止することが
できて、しかも、キャップに対しクリップを位置合わせ
等の面倒な作業を要することなく簡単に組付けることが
できて生産性の良い筆記具等のキャップに対するクリッ
プの取付構造を提供することにある。
は、キャップに対するクリップの回転を防止することが
できて、しかも、キャップに対しクリップを位置合わせ
等の面倒な作業を要することなく簡単に組付けることが
できて生産性の良い筆記具等のキャップに対するクリッ
プの取付構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案における筆記具等のキャップに対するクリッ
プの取付構造は、キャップ１に設けた嵌合孔２に対し圧
入して接合する取付軸部３をクリップ４に設け、クリッ
プ４の取付軸部３に円周方向の突起５と軸方向の突起６
を設け、一方、キャップ１の嵌合孔２の内部に、上記ク
リップ取付軸部３の円周方向の突起５と係合してクリッ
プ４の軸方向の抜けを妨げる円周方向の段部７を設ける
と共に、上記クリップ取付軸部３の軸方向の突起６が食
い込んでクリップ４の円周方向の回転を妨げる円周方向
の凸部８を設けるものである。
に、本考案における筆記具等のキャップに対するクリッ
プの取付構造は、キャップ１に設けた嵌合孔２に対し圧
入して接合する取付軸部３をクリップ４に設け、クリッ
プ４の取付軸部３に円周方向の突起５と軸方向の突起６
を設け、一方、キャップ１の嵌合孔２の内部に、上記ク
リップ取付軸部３の円周方向の突起５と係合してクリッ
プ４の軸方向の抜けを妨げる円周方向の段部７を設ける
と共に、上記クリップ取付軸部３の軸方向の突起６が食
い込んでクリップ４の円周方向の回転を妨げる円周方向
の凸部８を設けるものである。
【０００６】
【作用】クリップ４の取付軸部３に設けた軸方向の突起
６が、キャップ１の嵌合孔２の内部に設けた円周方向の
凸部８に食い込んで、キャップ１に対するクリップ４の
回転が防止される。又、クリップ４の取付軸部３に設け
た円周方向の突起５が、キャップ１の嵌合孔２の内部に
設けた段部７と係合して、キャップ１からのクリップ４
の抜けが防止される。
６が、キャップ１の嵌合孔２の内部に設けた円周方向の
凸部８に食い込んで、キャップ１に対するクリップ４の
回転が防止される。又、クリップ４の取付軸部３に設け
た円周方向の突起５が、キャップ１の嵌合孔２の内部に
設けた段部７と係合して、キャップ１からのクリップ４
の抜けが防止される。
【０００７】
【実施例】以下、図面に基づき実施例について説明す
る。まず、図２及び図３に示すように、クリップ４には
取付軸部３を設けている。取付軸部３は太径部９と、そ
の先端側に細径部１０を有し、太径部９の側面の円周上
の複数箇所に断面が三角形で先鋭な軸方向の突起６を設
けると共に、細径部１０の側面に円周方向の突起５を設
けている。尚、細径部１０の先端はテーパ状となってい
て、円周方向の突起５の外径は軸方向の突起６の外接円
の直径より小さく寸法設定されている。次に図４に示す
ように、キャップ１の頂端部には軸方向の嵌合孔２を設
けている。この嵌合孔２の内部で上記クリップ取付軸部
３の太径部９と対応する箇所には円周方向の凸部８を単
数以上（図面上は２筋）設けると共に、凸部８よりも奥
の位置に段部７を設けている。この凸部８の内径は上記
クリップ４の軸方向の突起６の外接円の直径より小さく
寸法設定され、又、段部７の内径は上記クリップ４の円
周方向の突起５の外径より小さく寸法設定されている。
尚、クリップ４はキャップ１よりも硬質の材料で成形さ
れている。クリップ４をキャップ１に接合するにはクリ
ップ４の取付軸部３をキャップ１の嵌合孔２に単に圧入
すればよい。図１に示すように、クリップ４の円周方向
の突起５がキャップ１の段部７と係合してクリップ４の
抜けが阻止され、又、クリップ４の軸方向の突起６がキ
ャップ１の円周方向の凸部８に食い込んでキャップ１に
対するクリップ４の回転が阻止されることになる。
る。まず、図２及び図３に示すように、クリップ４には
取付軸部３を設けている。取付軸部３は太径部９と、そ
の先端側に細径部１０を有し、太径部９の側面の円周上
の複数箇所に断面が三角形で先鋭な軸方向の突起６を設
けると共に、細径部１０の側面に円周方向の突起５を設
けている。尚、細径部１０の先端はテーパ状となってい
て、円周方向の突起５の外径は軸方向の突起６の外接円
の直径より小さく寸法設定されている。次に図４に示す
ように、キャップ１の頂端部には軸方向の嵌合孔２を設
けている。この嵌合孔２の内部で上記クリップ取付軸部
３の太径部９と対応する箇所には円周方向の凸部８を単
数以上（図面上は２筋）設けると共に、凸部８よりも奥
の位置に段部７を設けている。この凸部８の内径は上記
クリップ４の軸方向の突起６の外接円の直径より小さく
寸法設定され、又、段部７の内径は上記クリップ４の円
周方向の突起５の外径より小さく寸法設定されている。
尚、クリップ４はキャップ１よりも硬質の材料で成形さ
れている。クリップ４をキャップ１に接合するにはクリ
ップ４の取付軸部３をキャップ１の嵌合孔２に単に圧入
すればよい。図１に示すように、クリップ４の円周方向
の突起５がキャップ１の段部７と係合してクリップ４の
抜けが阻止され、又、クリップ４の軸方向の突起６がキ
ャップ１の円周方向の凸部８に食い込んでキャップ１に
対するクリップ４の回転が阻止されることになる。
【０００８】
【考案の効果】本考案は上記の通りであり、クリップ４
の取付軸部３に設けた軸方向の突起６を、キャップ１の
嵌合孔２に設けた円周方向の凸部８に食い込ませること
によって、キャップ１に対するクリップ４の回転を防止
することができるものである。そして、クリップ４をキ
ャップ１に接合する場合に、クリップ４の取付軸部３を
キャップ１の嵌合孔２に対し、位置合せすることなく単
に圧入するだけでよいので作業能率の向上がもたらされ
ることになる。
の取付軸部３に設けた軸方向の突起６を、キャップ１の
嵌合孔２に設けた円周方向の凸部８に食い込ませること
によって、キャップ１に対するクリップ４の回転を防止
することができるものである。そして、クリップ４をキ
ャップ１に接合する場合に、クリップ４の取付軸部３を
キャップ１の嵌合孔２に対し、位置合せすることなく単
に圧入するだけでよいので作業能率の向上がもたらされ
ることになる。
【図１】キャップにクリップを接合した状態の断面図で
ある。
ある。
【図２】クリップにおける取付軸部の側面図である。
【図３】図２のＡ−Ａ線における断面図である。
【図４】キャップ頂端部の断面図である。
１ キャップ ２ 嵌合孔 ３ 取付軸部 ４ クリップ ５ 円周方向の突起 ６ 軸方向の突起 ７ 段部 ８ 円周方向の凸部 ９ 太径部 １０ 細径部
Claims (1)
- 【請求項１】 キャップ１に設けた嵌合孔２に対し圧入
して接合する取付軸部３をクリップ４に設け、クリップ
４の取付軸部３に円周方向の突起５と軸方向の突起６を
設け、一方、キャップ１の嵌合孔２の内部に、上記クリ
ップ取付軸部３の円周方向の突起５と係合してクリップ
４の軸方向の抜けを妨げる円周方向の段部７を設けると
共に、上記クリップ取付軸部３の軸方向の突起６が食い
込んでクリップ４の円周方向の回転を妨げる円周方向の
凸部８を設けて成る筆記具等のキャップに対するクリッ
プの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3734792U JP2563425Y2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 筆記具等のキャップに対するクリップの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3734792U JP2563425Y2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 筆記具等のキャップに対するクリップの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0588988U JPH0588988U (ja) | 1993-12-03 |
| JP2563425Y2 true JP2563425Y2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=12495044
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3734792U Expired - Lifetime JP2563425Y2 (ja) | 1992-05-07 | 1992-05-07 | 筆記具等のキャップに対するクリップの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2563425Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4647088B2 (ja) * | 2000-12-08 | 2011-03-09 | 三菱鉛筆株式会社 | クリップ付きキャップ |
-
1992
- 1992-05-07 JP JP3734792U patent/JP2563425Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0588988U (ja) | 1993-12-03 |
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| JPH01144584U (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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