JP2563383Y2 - ゲーム機の座席揺動装置 - Google Patents

ゲーム機の座席揺動装置

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JP2563383Y2
JP2563383Y2 JP1990104381U JP10438190U JP2563383Y2 JP 2563383 Y2 JP2563383 Y2 JP 2563383Y2 JP 1990104381 U JP1990104381 U JP 1990104381U JP 10438190 U JP10438190 U JP 10438190U JP 2563383 Y2 JP2563383 Y2 JP 2563383Y2
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義秋 金沢
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株式会社ジャレコ
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Description

【考案の詳細な説明】 〈本考案の産業上の利用分野〉 本考案はゲーム機の座席揺動装置に関する。
〈従来の技術〉 ゲームセンターなどに設置された、例えば、ドライブ
ゲームあるいは戦争ゲームなどのような、プレーヤーが
座席に座ってプレーするゲーム機では、ゲームの興趣を
盛り上げるために、プレーの展開に応じて座席を揺動さ
せる揺動装置が設けられている。
しかして、この種の従来のゲーム機の揺動装置は、座
席支持フレームを振り子状にゲーム機本体に対して支持
して、これを揺動させる構造であった。
〈本考案が解決しようとする問題点〉 しかしながら、このような振り子状の支持では、支持
部に過大な負荷が加わり、痛みやすく寿命が短いという
問題点があった。また、振り子状の支持のため、大重量
による慣性が大きいため、プレー内容に応じた小刻み
な、すばやい揺動が、できにくいという問題点もあっ
た。
本考案は、このような問題点を解決することを目的と
している。
〈前記問題点を解決するための手段〉 前記問題点を解決するために本考案の請求項1では、 座席(5)が上方に支持され、その前後方向の一端側
がゲーム機本体(1)の支点を中心に任意方向回動自在
に支持された座席支持フレーム(12)と、 前記ゲーム機本体(1)の前後方向の他端側におい
て、ほぼ水平方向に取付け付れた、円弧状に湾曲したフ
レーム支持板(15)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側に回
動自在に取付けられて、前記フレーム支持板(15)にこ
ろがり接触して、前記座席支持フレーム(12)の前後方
向の他端側を前記支点を中心に揺動自在に前記フレーム
支持板(15)に支持させる複数の揺動ローラー(17)
と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側下面
にほぼ水平方向に取付けられた、円弧状に湾曲した湾曲
フレーム(19)と、 前記湾曲フレーム(19)を下方から弾発的に押圧接触
する駆動ローラー(35)を有し、モータ(28)によって
前記駆動ローラー(35)を回転駆動して前記湾曲フレー
ム(19)を移動させるローラー駆動装置(20)とを備え
ている。
このように構成したため、座席支持フレーム(12)
は、回転軸を中心に円周方向に同一平面内を回動するの
ではなく、支点(支持部)を中心に任意方向回動自在に
支持されているので、窪みの中央に向う場合に重力に逆
らうことなく中央が下方へ窪んだ円弧状のフレーム支持
板(15)に沿って揺動するから、座席支持フレーム(1
2)の支持部に過大な負荷が加わらないので、痛みにく
く寿命が長くなり、また、前記したように支点を中心に
任意方向回動自在に取付けられているため、支持フレー
ム(12)に沿って重力に逆らわずに揺動するから小刻み
な揺動ができ、また、任意方向に回動自在で重力に逆ら
わない状態で湾曲フレーム(19)が駆動ローラー(17)
に押圧接触しているため、駆動ローラー(17)の回転駆
動が滑りなく確実に行なわれ、プレー内容に応じたすば
やい揺動が可能となる。
また、請求項2では、 前記方向の一端側がゲーム機本体(1)の支点を中心
に任意方向回動自在に支持された座席支持フレーム(1
2)と、 前記ゲーム機本体(1)の前後方向の他端側におい
て、ほぼ水平方向に取付けられた、円弧状に湾曲したフ
レーム支持板(15)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側に回
動自在に取付けられて、前記フレーム支持板(15)にこ
ろがり接触して、前記座席支持フレーム(12)の前後方
向の他端側を前記支点を中心に揺動自在に前記フレーム
支持板(15)に支持させる複数の揺動ローラー(17)
と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側下面
にほぼ水平方向に取付けられた、円弧状に湾曲した湾曲
フレーム(19)と、 前記湾曲フレーム(19)を下方から弾発的に押圧接触
する駆動ローラー(35)を有し、モータ(28)によって
前記駆動ローラー(35)を回転駆動して前記湾曲フレー
ム(19)を移動させるローラー駆動装置(20)と、 前記座席支持フレーム(12)の上方において、前記座
席支持フレーム(12)に支点を中心に任意方向回動自在
に支持された座席(5)と、 前記座席支持フレーム(12)に固定されていて、連結
棒(49)の一端が回動自在に連結されたアーム(54)を
モータ(52)によって回動させることによって、下端が
該アーム(54)に連結され上端が前記座席(5)に連結
された連結棒(49)を介して、前記座席を支点を中心に
任意方向に回動させる座席駆動装置(50)とを備え、 前記ローラー駆動装置(20)のモータ(28)と前記座
席駆動装置(50)のモータ(52)を同時的に作動させる
ことによって、前記座席支持フレーム(12)をゲーム機
本体(1)の支点を中心にして前記フレーム支持板(1
5)に沿って円弧状に揺動させて前記座席(5)を座席
支持フレーム(12)と一体的に揺動させると共に、前記
座席(5)を座席支持フレーム(12)の支点を中心に、
座席支持フレーム(12)に対して任意方向に回動させる
ようにしている。
このように構成したため、座席支持フレーム(12)
は、回動軸を中心に円周方向に同一平面内を回動するの
ではなく、支点(支持部)を中心に任意方向回動自在に
支持されているので、窪みの中央に向う場合に重力を逆
らうことなく中央が下方へ窪んだ円弧状のフレーム支持
板(15)に沿って揺動するから、座席支持フレーム(1
2)の支持部に過大な負荷が加わらないので、痛みにく
く寿命が長くなり、また、座席(5)が揺動するフレー
ム支持板(15)と一体的に揺動しつつ、座席駆動装置
(50)によって同時的にフレーム支持板(15)に対して
任意方向に回動するから、ゲーム機のプレー内容に応じ
た小刻みな、且つ複雑な、すばやい揺動が可能となる。
〈本考案の実施例〉 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案が適用されるドライブゲーム機の全体
図である。
第1図において、1はゲーム機本体、2はフロント・
キャビネット、3はルーフ・キャビネット、4はハンド
ル、5は座席、6はギヤチェンジのレバーである。
第1、2図に示すように、ゲーム機本体1の内部の水
平な基台10の前方には、支持台11が固定されている。
支持台11には、第3図に示すように座席支持フレーム
12の前端部12aの中央が、ユニバーサル・ジョイント13
によって任意方向に回動自在に支持されている。
第1、2図に示すように、ゲーム機本体1内部の垂直
な壁部14及びその上方の支持部(図示)には、水平方向
にフレーム支持板15が、固定されている。
フレーム支持板15は、第5図に示すように下方に膨ら
むように円弧状に湾曲し、且つ、ユニバーサル・ジョイ
ント13を中心とした円弧を形成するように、中央が後端
側へ窪むように幅狭になっている。
座席支持フレーム12の後端側には、この円弧に沿った
三つ折りのアングル板16が固定されている。
第4図(a)に示すように、このアングル板16の左右
両端において、フレーム支持板15を上面及び下面から挟
持するための(第5図に示す)それぞれ2つの揺動ロー
ラー17、17が、軸17aによって、回動自在に取付けられ
ている。18は揺動ローラー17を保護するローラー取付金
具である。このため、座席支持フレーム12は、ユニバー
サル・ジョイント13を支点として、フレーム支持板15に
沿って揺動自在となっている。
また、座席支持フレーム12の後端側下面には、フレー
ム支持板15とほぼ同じ曲率で湾曲した湾曲フレーム19が
固定されている。
第1、2図に示すように、基台10の上面の後端側に
は、ローラー駆動装置20が基板21によって固定されてい
る。
この基板21の前後方向の両端には、2枚のほぼ三角形
状の支持板22(第7図参照)が互いに平行に固定されて
いる。この2枚の平行な支持板22に、回動自在に2枚の
平行な側板23、24が下端が、軸22aによって取付けられ
ている。
側板23、24は左右の複数の連結杆25で連結されてい
る。側板23、24間には、回転軸26、27が回動自在に取付
けられている。
第6図に示すように側板23の一端にはモータ28が固定
され、モータ回転軸の小プーリ29から、回転軸26の大プ
ーリ30、小プーリ31へ、さらに回転軸27の大プーリ32へ
と、ベルト33、34によって減速されて回転力が伝達され
る。
回転軸27の他端には、前記湾曲フレーム19の下面に接
触する位置に駆動ローラー35が固定されている。
第7図に示すように、側板23、24には、左方へ突出し
た水平板36が固定され、基板21との間のバネ37によっ
て、支点22aを中心として、水平板36を上方へ押し上げ
る方向の押圧力が、付勢されている。この付勢力によっ
て、駆動ローラー35は、座席支持フレーム12の湾曲フレ
ーム19の下面に強く押圧されている。
一方、第7図に示すように側板23の右端には、操作板
38が回動軸39によって回動自在に取付けられている。
操作板38は、回動軸39からの距離が異なる2つの辺38
a、38bを有している。このため、第7図の実線の辺38a
が基板21から離れた状態から、時計回りに回動させて、
鎖線のように辺38bを基板21上面に押し付けることによ
って、側板23、24を軸22aを中心に反時計回りに回動さ
せて、バネ37に抗して水平板36側を下方へ押し下げた状
態に保持できる。これは駆動ローラー35を湾曲フレーム
19から下方へ離して、交換可能にするためである。
駆動ローラー35は、湾曲フレーム19との接触摩擦力を
大にするために、第8、9図に示すようにゴムローラー
40を金属筒41に被嵌固定したもので、回転軸27の一端を
金属筒41の穴42に嵌入してキー43で相互に回動不能に
し、第9図に示すようにストッパ円板44を介してネジ45
a、45aを回転軸27の端面27aの両端のネジ穴(図示せ
ず)にネジ止めし、中央でネジ穴46より小径のボルト45
bを回転軸27の端面27aのネジ穴27bに締付けて固定した
ものである。
そして、摩耗したゴムローラー40を交換するには、ボ
ルト45bをはずした後、第10図に示すようにストッパ円
板44の中央のネジ穴46に適合する回転軸27のネジ穴27b
よりは大径のボルト47を、ストッパ円板44のネジ穴46に
ネジ込むに従って、ボルト47の先端が回転軸27の先端面
27aを押圧するので、ゴムローラー40及び金属筒41は、
回転軸27から、次第に右方へ移動させられて、はずれ
る。このようにしてゴムローラー40の交換を行なう。
第11、12図に示すように、座席支持フレーム12には、
座席下枠48が固定されている。座席5の下面後端は、誘
ユニバーサル・ジョイント(図示せず)によって、取付
板48a上の座席下枠48の上端に連結され、下面前端はユ
ニバーサル・ジョイント(図示せず)によって連結棒49
の上端に連結されている。
座席支持フレーム12には、第11図に示すようにこの座
席下枠48の前側において、座席駆動装置50の枠体51が固
定されている。
座席駆動装置50は、モータ52、減速装置53を有してい
る。第11図に示すように、減速装置53の回転軸には板状
のアーム54が固定されていて、その先端の取付軸55に
は、第12図に示すように、前記連結棒49の下端部が回動
自在に取付けられている。
従って、モータ52の回転によって減速装置53を介して
アーム54が回動すると、連結棒49が駆動される。このた
め、座席5は、下面後端側の図示しないユニバーサル支
点を中心として、連結棒49によって上下、前後へ揺動さ
れる。
第11図及び第13図(a)、(b)、(c)に示すよう
に、減速装置53の回転軸56には、カム57の他に、ポテン
ションメータ60の回転軸61が、キー61aによって一体回
転するように固定されている。
枠体51には、スリット62を有する調整板63が、取付け
られている。ポテンションメータ60には、平板66が一体
的に固定されている。この平板66には、細棒67が固定さ
れていて、その先端は、調整板63のスリット62を貫通し
て外方へ突出している。
細棒67がスリット62内を通るように、調整板63は、2
つの長穴64(第13図(b)参照)によって、その位置を
調整して、ボルト65によって枠体51に固定されている。
従って、減速装置53の回転軸56と一体的に、ポテンシ
ョンメータ60の回転軸61が回転しても、ポテンションメ
ータ60及び平板66は、平板66を介して一体的に固定され
た細棒67がスリット62に規制されるため、回転しない。
このため回転軸61の回転時にポテンションメータ60で回
転角が検出される。
しかして、減速装置53の回転軸56に対するポテンショ
ンメータ60の回転軸61の固定において、第13図(b)に
おける左右方向へのズレは、スリット62の左右方向で許
容されており、第13図(b)における紙面に垂直な方向
のズレは、スリット62を貫ぬく細棒67の長さ方向で許容
されており、第13図(b)における上下方向のズレ、あ
るいは上下左右への傾きは、細棒67が僅かに撓むことに
よって許容されている。
従って、調整板63の調整のみで、ポテンションメータ
60の固定精度を気にせずに、簡単に、ポテンションメー
タ60の回転角の位置の調整ができる。カム板57の回動
は、マイクロスイッチ57aによって検出される。これに
よって座席の揺動角の限界が検出される。
第1、2図に示すように基台10の上面には、前端側に
おいてカム装置70が固定されている。
第11図に示すように座席駆動装置50の枠体51の下面に
は、金具71が取付部71aにおいて固定されている。
カム装置70の回転軸72には、水平面内を回動するアー
ム73が固定されている。金具71とアーム73はユニバーサ
ル・ジョイント74によって連結されている。
このため、座席支持フレーム12(及びこれと一体に固
定された枠体51)が揺動すると、アーム73は水平面内を
回動する。
カム装置70の基板70aには、第14、15図に示すよう
に、第13図で示したものと全く同様のカム機構及びポテ
ンションメータ75が取付けられている。
即ち、第15図に示すようにポテンションメータ75の回
転軸76が軸72と一体的にキー76aによって固定されてい
る。そして、ポテンションメータ75には平板77が固定さ
れている。さらに、平板77に細棒78が固定されている。
この細棒78は、基板70aに固定された調整板79のスリッ
ト80を貫通している。81はカム板、82はマイクロスイッ
チである。
このような構成であるから、ローラー駆動装置20のモ
ータ28によって、座席支持フレーム12は前端のユニバー
サル・ジョイント13を支点にフレーム支持板15に沿って
左右(中央で下方へ窪みつつ)に揺動すると共に、座席
駆動装置50のモータ52によって座席5そのものの、図示
しないユニバーサル・ジョイントを支点に連結棒49によ
って座席支持フレーム12に対して前後上下へ揺動する。
従って、両モータ28、52の同時駆動によって、座席5
は座席支持フレーム12によって左右に揺れつつ、連結棒
49によって前後上下にも揺れる。
〈本考案の効果〉 本考案は以上のような構成であるため、 本考案の請求項1では、 座席支持フレーム(12)は、回動軸を中心に円周方向
に同一平面内を回動するのではなく、支点(支持部)を
中心に任意方向回動自在に支持されているので、窪みの
中央に向う場合に重力に逆らうことなく中央が下方へ窪
んだ円弧状のフレーム支持板(15)に沿って揺動するか
ら、座席支持フレーム(12)の支持部に過大な負荷が加
わらないので、痛みにくく寿命が長くなり、また、前記
したように支点を中心に任意方向回動自在に取付けられ
ているため、支持フレーム(12)に沿って重力に逆らわ
ずに揺動するから小刻みな揺動ができ、また、任意方向
に回動自在で重力に逆らわない状態で湾曲フレーム(1
9)が駆動ローラー(17)に押圧接触しているため、駆
動ローラー(17)の回転駆動が滑りなく確実に行なわ
れ、プレー内容に応じたすばやい揺動が可能となる。
また、請求項2では、 前後方向の一端側がゲーム機本体(1)の支点を中心
に任意方向回動自在に支持された座席支持フレーム(1
2)と、 前記ゲーム機本体(1)の前後方向の他端側におい
て、ほぼ水平方向に取付けられた、円弧状に湾曲したフ
レーム支持板(15)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側に回
動自在に取付けられて、前記フレーム支持板(15)にこ
ろがり接触して、前記座席支持フレーム(12)の前後方
向の他端側を前記支点を中心に揺動自在に前記フレーム
支持板(15)に支持させる複数の揺動ローラー(17)
と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側下面
にほぼ水平方向に取付けられた、円弧状に湾曲した湾曲
フレーム(19)と、 前記湾曲フレーム(19)を下方から弾発的に押圧接触
する駆動ローラー(35)を有し、モータ(28)によって
前記駆動ローラー(35)を回転駆動して前記湾曲フレー
ム(19)を移動させるローラー駆動装置(20)と、 前記座席支持フレーム(12)の上方において、前記座
席支持フレーム(12)に支点を中心に任意方向回動自在
に支持された座席(5)と、 前記座席支持フレーム(12)に固定されていて、連結
棒(49)の一端が回動自在に連結されたアーム(54)を
モータ(52)によって回動させることによって、下端が
該アーム(54)に連結され上端が前記座席(5)に連結
された連結棒(49)を介して、前記座席を支点を中心に
任意方向に回動させる座席駆動装置(50)とを備え、 前記ローラー駆動装置(20)のモータ(28)と前記座
席駆動装置(50)のモータ(52)を同時的に作動させる
ことによって、前記座席支持フレーム(12)をゲーム機
本体(1)の支点を中心にして前記フレーム支持板(1
5)に沿って円弧状に揺動させて前記座席(5)を座席
支持フレーム(12)と一体的に揺動させると共に、前記
座席(5)を座席支持フレーム(12)の支点を中心に、
座席支持フレーム(12)に対して任意方向に回動させる
ようにしている。
このように構成したため、座席支持フレーム(12)
は、回転軸を中心に円周方向に同一平面内を回動するの
ではなく、支点(支持部)を中心に任意方向回動自在に
支持されているので、窪みの中央に向う場合に重力に逆
らうことなく中央が下方へ窪んだ円弧状のフレーム支持
板(15)に沿って揺動するから、座席支持フレーム(1
2)の支持部に過大な負荷が加わらないので、痛みにく
く寿命が長くなり、また、座席(5)は揺動するフレー
ム支持板(15)と一体的に揺動しつつ、座席駆動装置
(50)によって同時的にフレーム支持板(15)に対して
任意方向に回動するから、ゲーム機のプレー内容に応じ
た小刻みな、且つ複雑な、すばやい揺動が可能となる。
また、本考案の請求項3では、 付勢手段の付勢力によって駆動ローラー35は、湾曲フ
レーム19に強く弾発的に押圧されていて操作手段を操作
すると側板24は前記付勢手段の付勢力に抗して回動し、
駆動ローラー35は湾曲フレーム19から離れるため、操作
手段の操作で駆動ローラー35を湾曲フレーム19から離す
ことによって、簡単に駆動ローラー35の交換を行なうこ
とができる。
また、ポテンションメータを固定して、回転軸にポテ
ンションメータの回転検出軸を取付けた場合には、回転
軸とポテンションメータの回転検出軸との軸方向の一致
の精度が要求されるが、これを完全に一致させることは
不可能であり、回転軸側またはポテンションメータ側の
いずれか一方でも位置がずれた場合、ポテンションメー
タの回転検出軸に異状な負荷が加わり、回転不能となっ
たり、破損する場合も生じるが、本考案の請求項4で
は、回転軸に、 ポテンションメータ本体に対して回転自在な回転検出
軸を、前記回転軸と一体的に回転するように回転体に固
定することによってポテンションメータを前記回転軸に
取付け、 前記回転検出軸と直角方向に突出する突出体を、前記
ポテンションメータ本体に固定し、 前記回転軸の回転によって前記ポテンションメータが
回転しないように、前記突出体の前記回転方向の動きの
みを規制する規制手段を設けたため、回転軸と一体的に
ポテンションメータの回転検出軸及びポテンションメー
タ本体が回転しようとするが、ポテンションメータ本体
は、規制手段によって突出体の回転方向の動きができな
いように規制されるため、回転検出軸が回転しても回転
しない。
しかして、この回転軸の回転において、ポテンション
メータ本体はこの回転方向の動きのみが規制されるが、
それ以外の動きは規制されていないので、回転軸とポテ
ンションメータの回転検出軸との軸方向不一致、上下、
左右のズレ、傾きによって、突出体に前記回転方向以外
の動きが生じても、この動きは規制されない。従って、
回転不能や破損が生じることがないので、高精度に軸方
向の一致や上下、左右へのズレ、傾きがないように取付
ける複雑調節作業が不要となり、回転不能や破損も生じ
なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の座席揺動装置の一実施例を備えたゲー
ム機の全体を、一部を破断して示す正面図である。 第2図及び第3図は本考案の一実施例の要部を示す斜視
図である。 第4図(a)は本考案の一実施例の座席支持フレームを
示す平面図、第4図(b)は正面図である。 第5図は第3図におけるフレーム支持板、揺動ローラ
ー、湾曲フレーム、駆動ローラーの関係を示す説明図で
ある。 第6図はローラー駆動装置を示す平面図である。 第7図はローラー駆動装置の動作を示すための要部を示
す側面図である。 第8図はゴムローラーの着脱動作を説明するための分解
説明図である。 第9図はゴムローラーを取付けた状態の右側面図であ
る。 第10図はゴムローラーを取りはずす際に使用するボルト
を示す正面図である。 第11図は座席支持フレーム、座席駆動装置、カム装置の
関係を示す、一部を破断して描いた斜視図である。 第12図は座席、座席駆動装置を分解して描いた斜視図で
ある。 第13図(a)は座席駆動装置におけるポテンションメー
タ取付け構造を示す、一部を破断して描いた平面図、第
13図(b)はその正面図、第13図(c)はその右側面図
である。 第14図はカム装置70を示す平面図である。 第15図は第14図の左側面図である。 1……ゲーム機本体、2……フロント・キャビネット、
3……ルーフ・キャビネット、4……ハンドル、5……
座席、6……レバー、10……基台、11……支持台、12…
…座席支持フレーム、12a……前端部、13……ユニバー
サル・ジョイント、14……壁部、15……フレーム支持
板、16……アングル板、17……揺動ローラー、18……ロ
ーラー取付金具、19……湾曲フレーム、20……ローラー
駆動装置、21……基板、22……支持板、23、24……側
板、25……連結杆、26、27……回転軸、28……モータ、
29、30、31、32……プーリ、33、34……ベルト、35……
駆動ローラー、36……水平板、37……バネ、38……操作
板、38a、38b……辺、39……回動軸、40……ゴムローラ
ー、41……金属筒、42……穴、43……キー、44……スト
ッパ円板、45……ネジ、46……ネジ穴、47……ボルト、
48……座席下枠、49……連結棒、50……座席駆動装置、
51……枠体、52……モータ、53……減速装置、54……板
状のアーム、55……取付軸、56……回転軸、57……カム
板、60……ポテンションメータ、61……回転軸、62……
スリット、63……調整板、64……長穴、65……ボルト、
66……平板、67……細棒、70……カム装置、70a……基
板、71……金具、72……回転軸、73……アーム、74……
ユニバーサル・ジョイント、75……ポテンションメー
タ、76……回転軸、77……平板、78……細棒、79……調
整板、80……スリット。

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】座席(5)が上方に支持され、その前後方
    向の一端側がユニバーサル・ジョイントによってゲーム
    機本体(1)の支点を中心に任意方向回動自在に支持さ
    れた座席支持フレーム(12)と、 前記ゲーム機本体(1)の前後方向の他端側において、
    ほぼ水平方向に取付けられ、下方に膨らむように円弧状
    に湾曲したフレーム支持板(15)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側に回動
    自在に取付けられて、前記フレーム支持板(15)を上下
    から挟持し且つころがり接触して、前記座席支持フレー
    ム(12)の前後方向の他端側を前記支点を中心に揺動自
    在に前記フレーム支持板(15)に支持させる複数の揺動
    ローラー(17)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側下面に
    ほぼ水平方向に取付けられ、前記フレーム支持板(15)
    とほぼ同曲率で円弧状に湾曲した湾曲フレーム(19)
    と、 前記湾曲フレーム(19)を下方から弾発的に押圧接触す
    る駆動ローラー(35)を有し、モータ(28)によって前
    記駆動ローラー(35)を回転駆動して前記湾曲フレーム
    (19)を移動させるローラー駆動装置(20)とを備え、 前記駆動ローラー(35)の回転駆動によって前記座席支
    持フレーム(12)を前記ゲーム機本体(1)の前記支点
    を中心にして前記フレーム支持板(15)に沿って円弧状
    に揺動させるようにしたことを特徴とするゲーム機の座
    席揺動装置。
  2. 【請求項2】前後方向の一端側がユニバーサル・ジョイ
    ントによってゲーム機本体(1)の支点を中心に任意方
    向回動自在に支持された座席支持フレーム(12)と、 前記ゲーム機本体(1)の前後方向の他端側において、
    ほぼ水平方向に取付けられ、下方に膨らむように円弧状
    に湾曲したフレーム支持板(15)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側に回動
    自在に取付けられて、前記フレーム支持板(15)を上下
    から挟持し且つころがり接触して、前記座席支持フレー
    ム(12)の前後方向の他端側を前記支点を中心に揺動自
    在に前記フレーム支持板(15)に支持させる複数の揺動
    ローラー(17)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側下面に
    ほぼ水平方向に取付けられ、前記フレーム支持板(15)
    とほぼ同曲率で円弧状に湾曲した湾曲フレーム(19)
    と、 前記湾曲フレーム(19)を下方から弾発的に押圧接触す
    る駆動ローラー(35)を有し、モータ(28)によって前
    記駆動ローラー(35)を回転駆動して前記湾曲フレーム
    (19)を移動させるローラー駆動装置(20)と、 前記座席支持フレーム(12)の上方において、前記座席
    支持フレーム(12)に支点を中心に任意方向回動自在に
    支持された座席(5)と、 前記座席支持フレーム(12)に固定されていて、連結棒
    (49)の一端が回動自在に連結されたアーム(54)をモ
    ータ(52)によって回動させることによって、下端が該
    アーム(54)に連結され上端が前記座席(5)に連結さ
    れた連結棒(49)を介して、前記座席を支点を中心に任
    意方向に回動させる座席駆動装置(50)とを備え、 前記ローラー駆動装置(20)のモータ(28)と前記座席
    駆動装置(50)のモータ(52)を同時的に作動させるこ
    とによって、前記座席支持フレーム(12)をゲーム機本
    体(1)の前記支点を中心にして前記フレーム支持板
    (15)に沿って円弧状に揺動させて前記座席(5)を座
    席支持フレーム(12)と一体的に揺動させると共に、前
    記座席(5)を座席支持フレーム(12)の支点を中心
    に、座席支持フレーム(12)に対して任意方向に回動さ
    せるようにしたことを特徴とするゲーム機の座席揺動装
    置。
  3. 【請求項3】前後方向の一端側がユニバーサル・ジョイ
    ントによってゲーム機本体(1)の支点を中心に任意方
    向回動自在に支持された座席支持フレーム(12)と、 前記ゲーム機本体(1)の前後方向の他端側において、
    ほぼ水平方向に取付けられ、下方に膨らむように円弧状
    に湾曲したフレーム支持板(15)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側に回動
    自在に取付けられて、前記フレーム支持板(15)を上下
    から挟持し且つころがり接触して、前記座席支持フレー
    ム(12)の前後方向の他端側を前記支点を中心に揺動自
    在に前記フレーム支持板(15)に支持させる複数の揺動
    ローラー(17)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側下面に
    ほぼ水平方向に取付けられ、前記フレーム支持板(15)
    とほぼ同曲率で円弧状に湾曲した湾曲フレーム(19)
    と、 前記湾曲フレーム(19)を下方から弾発的に押圧接触す
    る駆動ローラー(35)を有し、モータ(28)によって前
    記駆動ローラー(35)を回転駆動して前記湾曲フレーム
    (19)を移動させるローラー駆動装置(20)とを備えた
    ゲーム機の座席揺動装置において、 前記ローラー駆動装置(20)が、 ゲーム機本体(1)に対して回動自在に取付けられた側
    板(24)と、前記側板(24)の回動中心に対して一方側
    において前記側板(24)に回動自在に取付けられた前記
    駆動ローラー(35)と、 前記駆動ローラーが前記湾曲フレーム(19)に下側から
    弾発的に押圧接触するように、前記側板の前記一方側が
    前記湾曲フレーム(19)へ向う方向に、前記側板(24)
    を回動する付勢力を付与する付勢手段と、 前記側板(24)の前記回動中心の他方側に回動自在に取
    付けられ、回動操作によって、前記ゲーム機本体(1)
    側に押圧することによって、前記付勢手段の付勢力に抗
    して、前記駆動ローラー(35)が前記湾曲フレーム(1
    9)から離れる方向に、前記側板を回動させる操作手段
    を具備することを特徴とするゲーム機の座席揺動装置。
  4. 【請求項4】前後方向の一端側がユニバーサル・ジョイ
    ントによってゲーム機本体(1)の支点を中心に任意方
    向回動自在に支持された座席支持フレーム(12)と、 前記ゲーム機本体(1)の前後方向の他端側において、
    ほぼ水平方向に取付けられ、下方に膨らむように円弧状
    に湾曲したフレーム支持板(15)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側に回動
    自在に取付けられて、前記フレーム支持板(15)を上下
    から挟持し且つころがり接触して、前記座席支持フレー
    ム(12)の前後方向の他端側を前記支点を中心に揺動自
    在に前記フレーム支持板(15)に支持させる複数の揺動
    ローラー(17)と、 前記座席支持フレーム(12)の前後方向の他端側下面に
    ほぼ水平方向に取付けられ、前記フレーム支持板(15)
    とほぼ同曲率で円弧状に湾曲した湾曲フレーム(19)
    と、 前記湾曲フレーム(19)を下方から弾発的に押圧接触す
    る駆動ローラー(35)を有し、モータ(28)によって前
    記駆動ローラー(35)を回転駆動して前記湾曲フレーム
    (19)を移動させるローラー駆動装置(20)とを備えた
    ゲーム機の座席揺動装置において、 前記座席支持フレーム(12)の回動を検出する回転軸あ
    るいは前記座席駆動装置(50)の前記アーム(54)を回
    動させる回転軸に、 ポテンションメータ本体に対して回転自在な回転検出軸
    を、前記回転軸と一体的に回転するように回転体に固定
    することによってポテンションメータを前記回転軸に取
    付け、 前記回転検出軸と直角方向に突出する突出体を、前記ポ
    テンションメータ本体に固定し、 前記回転軸の回転によって前記ポテンションメータが回
    転しないように、前記突出体の前記回転方向の動きのみ
    を規制する規制手段を設けたことを特徴とするゲーム機
    の座席揺動装置。
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