JPH0423040Y2 - - Google Patents

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JPH0423040Y2
JPH0423040Y2 JP1983134546U JP13454683U JPH0423040Y2 JP H0423040 Y2 JPH0423040 Y2 JP H0423040Y2 JP 1983134546 U JP1983134546 U JP 1983134546U JP 13454683 U JP13454683 U JP 13454683U JP H0423040 Y2 JPH0423040 Y2 JP H0423040Y2
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JP
Japan
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scale
mounting plate
lever member
scale mounting
spring
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JP1983134546U
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JPS6042693U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はスケール取付板に、スケール等の重量
による回転トルクと相殺する方向にスケール平衡
用の力を付与したスケール平衡型自在平行定規の
ヘツドに関し、スケール平衡装置の構成部品を、
前記スケール取付板若しくは、これと連動する部
材に、前記スケール取付板の回転中心を基準とし
て、スケールとは反対側に位置するように配設し
たことを特徴とするものである。
スケール平衡装置の構成部品をスケール取付板
側のスケール取付側に設けた場合、スケール取付
板のスケール等の重量による回転トルクは、上記
構成部品の重量によつて増大する。スケール取付
板の回転トルクが増大すると、これと平衡する回
転トルクを造出するためのスケール平衡装置の弾
力は大きくなり、必然的に頑丈な構成部品を用い
なければならないという欠陥が生じる。
本考案は上記スケール平衡装置の構成部品の重
量が、スケール取付板のスケール等の重量による
回転トルクと相殺する方向に作用するようにし
て、上記欠陥を除去することを目的とするもので
ある。
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例に
基いて詳細に説明する。
2はレールタイプ自在平行定規のヘツドであ
り、該ヘツド2の基板4は、公知のヒンジ連結機
構6を介して縦カーソル(図示省略)に連結して
いる。ハンドル8を手で握つて該ハンドル8を図
板10面に対して平行な方向に移動すると、前記
基板4は、公知の縦レールと横レールに案内され
て、所定の角度を保持した状態で、図板10面に
沿つて並進移動する。前記基板4の管部には、主
軸12が回転自在に支承され、該主軸12の上部
には、前記ハンドル8が固定され、下部にはスケ
ール取付板14が固定されている。前記スケール
取付板14には、スケール16,18が固定され
ている。20は偏心カムであり、前記基板4の管
部の外周面に固定されている。22は梃子部材で
あり、これの一方は前記スケール取付板14に回
転自在に軸24支され、他端にはボールベアリン
グ26が回転自在に軸支されている。28は、前
記主軸12の鍔部の外周に沿つて配置されたスプ
リングであり、これの一端部は、スケール取付板
14に回転自在に軸支された強弱調整用カムレバ
ー30のカム面に弾接し、該スプリング28の他
端は、前記梃子部材22の一方端に弾接してい
る。上記偏心カム20、カムレバー30、梃子部
材22及びボールベアリング26(弾接部材)は
スケール平衡装置を構成し、該スケール平衡装置
の構成部品のうち、上記カムレバー30、梃子部
材22、及びボールベアリング26から成る構成
部品は図示の如く、主軸12、即ち、スケール取
付板14の回転中心を基準として、スケール1
6,18とは反対側に取付けられている。又、ヘ
ツド2には、公知の基線調整機構、角度調整機構
及びインデツクス機構等が設けられている。
次に本実施例の作用について説明する。
図板10を、例えば60度傾斜させた場合におい
て、スケール取付板14が自由回転状態にある
と、スケール取付板14には、該スケール取付板
14の自重及び、スケール16,18の重量によ
つて、主軸12を中心として第1図上、時針回転
方向(A方向)に回転モ−メントが生じる。一
方、スプリング28の弾力は、梃子部材22に伝
達され、梃子部材22は第1図上、軸24を中心
として、時針回転方向に付勢され、ベアリング2
6がカム20の外周面に弾接する。カム20に対
してボールベアリング26がスケール16,18
等の重量によつて第1図上、時針回転方向に回転
しようとすると、ボールベアリング26に対して
カム20の偏心量が増大するため、スケール取付
板14には、矢方向Aの回転を阻止する力が作用
する。この力とスケール取付板14の矢方向Aの
回転モーメントは略平衡しているため、スケール
取付板14は、スケール16,18等の重量によ
つて矢方向Aに急回転することがなく、図板10
上で基板4に対して静止状態を保持する。該状態
において、ハンドル8を手で握つて回転させれ
ば、スケール16,18を所望の角度に設定で
き、ハンドル8から手を離しても、スケール1
6,18は図板10上で静止する。スケール平衡
装置の構成部品は、スケール取付板14自体に設
けなくとも、スケール取付板14と連動する部材
即ち、スケール取付板側に設ければ良い。スケー
ル平衡装置の構成部品の重量は、第1図上、スケ
ール取付板14を矢方向Aとは、反対方向に作用
する。従つて、スケール平衡装置のスケール取付
板14に対する必要平衡力は、上記構成部品の重
量による回転モーメント分だけ、小さくすること
ができるので、スプリング28の弾力を小さくす
ることができる。もし、上記構成部品をスケール
取付板14のスケール16,18取付側に設けた
とすると、スケール取付板14の矢方向Aの回転
モーメント即ちトルクは増大し、この回転モーメ
ントと相殺するための、スプリング28の弾力を
強くする必要が生じる。スプリング28の弾力を
強くすると、それに応じて、梃子部材22及びボ
ールベアリング26等も頑丈に構成する必要が生
じ、これら、構成部品を頑丈に構成すると、更に
それらの重量が増大してしまい、スプリング力を
更に強めなければならないという悪循環となつて
しまう。
尚、図板10の傾斜角度を変化させた場合にお
いて、ボールベアリング26の偏心カム20に対
する弾接力を調整したいときは、カムレバー30
を揺動して、スプリング28のたわみ量を変化さ
せる。
本考案は上述の如く構成したので、スケール平
衡装置の構成部品の耐久性を高めることができ、
しかも、小型化を図ることができる等の効果が存
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は断面図である。 2……ヘツド、4……基板、8……ハンドル、
10……図板、14……スケール取付板、16,
18……スケール、20……偏心カム、22……
梃子部材、26……ボールベアリング、30……
強弱調整用カムレバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 図板10面に対して並進移動自在に支承された
    基板4と、該基板4に回転自在に支承され、スケ
    ール16,18が連結されたスケール取付板14
    と、前記基板4に固設された偏心カム20を備え
    た自在平行定規のヘツドにおいて、前記スケール
    取付板14に回転自在に軸支され、スプリング2
    8により所定方向に付勢された梃子部材22と前
    記梃子部材22に回転自在に軸支され前記スプリ
    ング28の弾発力によつて前記偏心カム20に弾
    接する弾接部材26とで前記スケール取付板14
    のスケール16,18の重量等による回転トルク
    と相殺する方向に前記スケール取付板14に平衡
    力を付与するスケール平衡装置を構成し、前記ス
    ケール平衡装置を、前記スケール取付板14側
    の、その回転中心を基準として、前記スケール1
    6,18とは反対側に配設したことを特徴とする
    スケール平衡型自在平衡定規のヘツド。
JP13454683U 1983-08-31 1983-08-31 スケ−ル平衡型自在平行定規のヘッド Granted JPS6042693U (ja)

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JP13454683U JPS6042693U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 スケ−ル平衡型自在平行定規のヘッド

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JP13454683U JPS6042693U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 スケ−ル平衡型自在平行定規のヘッド

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Publication Number Publication Date
JPS6042693U JPS6042693U (ja) 1985-03-26
JPH0423040Y2 true JPH0423040Y2 (ja) 1992-05-27

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ID=30303134

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JP13454683U Granted JPS6042693U (ja) 1983-08-31 1983-08-31 スケ−ル平衡型自在平行定規のヘッド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755119Y2 (ja) * 1988-02-08 1995-12-20 旭精密株式会社 デジタル表示製図機におけるスケール微動装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5850994B2 (ja) * 1973-12-20 1983-11-14 チバ ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト エポキシ樹脂用硬化剤の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5850994U (ja) * 1981-10-02 1983-04-06 栗林 功 立面用製図機の平衡錘

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JPS5850994B2 (ja) * 1973-12-20 1983-11-14 チバ ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト エポキシ樹脂用硬化剤の製造方法

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Publication number Publication date
JPS6042693U (ja) 1985-03-26

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