JP2562835Y2 - コンクリ−ト型枠保持装置 - Google Patents

コンクリ−ト型枠保持装置

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンクリ−ト打設時に
型枠を締付けて保持するためのコンクリ−ト型枠保持装
置に係り、特に型枠を内側から支持する端止体部分の防
水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリ−ト打設時に型枠を締付
けて保持するためのコンクリ−ト型枠保持装置として
は、例えば図8に示すように、連結杆1の両端に、型枠
2を内側から支持する一対の端止体3をそれぞれ取付け
るとともに、各端止体3の外端側に、型枠2の孔2aを
貫通する連結部材4の内端部を螺装し、この連結部材4
の外端部に、支持材5および締付座金6を介し型枠2を
締付ける締付金具7を螺装連結するようにしたものが、
一般に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
コンクリ−ト型枠保持装置において、端止体3は、図8
に示すように、合成樹脂製の筒状をなす外装部材3a
と、連結杆1および連結部材4が両側から螺装されるナ
ット部材3bとから構成されているが、外装部材3a
は、必然的にその外形が大きくなるため、型枠2間にコ
ンクリ−トを打設した際に、図9に示すように、外装部
材3aの下端側において、コンクリ−ト8と外装部材3
aの外面との間に隙間Gが形成される(ブリ−ジング現
象)おそれがある。
【0004】そして、この隙間Gが形成された場合に
は、この隙間G内に、外部から雨水が浸入したり、ある
いはコンクリ−ト壁内外の温度差により結露水が生じ、
この水により、金属製のナット部材3bあるいは連結杆
1が腐蝕して膨張し、コンクリ−ト壁にクラックが生じ
るという問題がある。
【0005】したがって、第一義的には、前記隙間Gを
生じさせないよう施工することがあるが、実際上隙間G
を生じさせないで施工することは不可能であるので、万
一隙間が生じた場合でも、外装部材3aよりも内側に、
隙間G内の水が浸入しないようにする必要がある。
【0006】本考案は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、万一端止体外面とコンクリ−トとの間に隙間が生じ
た場合でも、浸入した雨水あるいは結露水によって、コ
ンクリ−ト壁にクラックを生じさせるおそれがないコン
クリ−ト型枠保持装置を提供することを目的とする。
【0007】本考案の他の目的は、端止体の製造が容易
で充分な止水効果が得られるコンクリ−ト型枠保持装置
を提供するにある。
【0008】本考案の他の目的は、端止体とコンクリ−
トとの密着性をよくして隙間の発生を極力抑えることが
できるコンクリ−ト型枠保持装置を提供するにある。
【0009】本考案の他の目的は、端止体の製造をより
容易なものとすることができるコンクリ−ト型枠保持装
置を提供するにある。
【0010】本考案のさらに他の目的は、止水部材によ
る止水効果をより向上させることができるコンクリ−ト
型枠保持装置を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成する手段として、連結杆の両端にそれぞれ取付けられ
た一対の端止体と;各端止体の外端側に内端部が螺装さ
れ、外端側が型枠に設けた孔を貫通して外面側に突出す
る連結部材と;この連結部材の外端部に螺装され、型枠
の外面側に配される支持材を介し型枠を保持する締付金
具と;を具備するコンクリ−ト型枠保持装置において、
前記少なくともいずれか一方の端止体の外周部に、弾性
を有するフランジ状の止水部材を設けるようにしたこと
を特徴とする。
【0012】そして、本考案においては、端止体を、筒
状をなす外装部材と;この外装部材内に内端側から挿入
配置され、両端側から連結杆および連結部材がそれぞれ
螺装されるナット部材と;から構成し、かつ止水部材
を、前記外装部材の内端部に設けるようにすることが好
ましい。
【0013】また、外装部材をセラミックスで形成し、
その少なくとも外端面には、防水加工を施すことが好ま
しい。
【0014】また、ナット部材の内端部に、外装部材の
内端面に対向するフランジ部を設け、ド−ナツ円板状を
なす止水板を、前記フランジ部と、外装部材の内端面と
の間で挟持することが好ましい。
【0015】さらに止水部材を、合成ゴムと高吸水性樹
脂とをコンパウンドして形成される水膨張性硬質ゴムま
たはこの水膨張性硬質ゴムを加硫成形して形成される独
立気泡発泡体で製作することが好ましい。
【0016】
【作用】本考案に係るコンクリ−ト型枠保持装置におい
ては、少なくともいずれか一方の端止体の外周部に、弾
性を有するフランジ状の止水部材が設けられている。そ
して、打設したコンクリ−トは、この止水部材を中心側
に押圧した状態で固化する。このため、止水部材の外面
とコンクリ−トとの間には、充分な密着性が得られ、万
一端止体の外面とコンクリ−トとの間に隙間が生じて
も、止水部材の位置で止水できる。
【0017】そして、本考案において、端止体を、筒状
をなす外装部材と;この外装部材内に内端側から挿入配
置され、両端側から連結杆および連結部材がそれぞれ螺
装されるナット部材と;から構成し、止水部材を、前記
外装部材の内端部に設けることにより、型枠保持作業に
支障となることなく充分な止水効果が得られ、また端止
体の製作も容易である。
【0018】また、外装部材をセラミックスで形成する
ことにより、コンクリ−トとの密着性が向上して、コン
クリ−トとの間に隙間が生じるのを抑制でき、また熱膨
張,収縮もないので、熱変形によりコンクリ−トにクラ
ックが入るのも防止できる。そして、外装部材の少なく
とも外端面に、防水加工を施すことにより、外装部材の
内部を通って雨水等が浸入することも防止できる。
【0019】また、ナット部材の内端部に、外装部材の
内端面に対向するフランジ部を設け、ド−ナツ円板状を
なす止水部材を、前記フランジ部と外装部材の内端面と
の間で挟持することにより、ナット部材と外装部材とを
連結固定しなくても、充分な止水効果が得られ、端止体
の製作がより容易となる。
【0020】さらに、止水部材を、水膨張性硬質ゴムあ
るいはその独立気泡発泡体で製作することにより、水と
の接触により止水部材が膨張して、コンクリ−トとの密
着性がより向上し、充分な止水効果が得られる。
【0021】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。図2は、本考案に係るコンクリ−ト型枠保持装
置の一例を示すもので、この装置は、連結杆11と、こ
の連結杆11の両端部にそれぞれ取付けられて両側の型
枠12の内側に配される一対の端止体13と、これら各
端止体13に連結部材14を介し連結される締付金具1
7とを備えており、前記各型枠12は、その外面に支持
材15を配置するとともに、この支持材15を、締付座
金16を介しナット18で締付けることにより、図示す
る状態で保持されるようになっている。
【0022】前記連結杆11は、図1および図2に示す
ように、中央部にスパナ掛け11aを有する丸棒状に形
成されており、その両端部には、端止体13を螺装連結
するための雄ねじ部11bがそれぞれ設けられている。
【0023】この端止体13は、図3および図4に示す
ように、外面がテ−パの筒状をなすセラミックス製の外
装部材13aと、この外装部材13a内に内端側から挿
入され接着剤で固定される金属製のナット部材13b
と、ド−ナツ円板状をなす止水部材13cとを備えてお
り、ナット部材13bの内端部には、外装部材13aの
内端面との間で止水部材13cを挟持固定するためのフ
ランジ部19が一体に設けられている。そして、このフ
ランジ部19により、ナット部材13bに大きな力が加
わっても、この力を分散させて外装部材13aに伝達
し、外装部材13aの破損を防止することができるよう
になっている。
【0024】また、前記ナット部材13bの外周面およ
びこれに対応する外装部材13aの内周面は、図4に示
すように、例えば六角形等の非真円形状をなしており、
回転方向の力に対して、大きな一体力が得られるように
なっている。
【0025】また、前記外装部材13aの外端側の外面
には、図3に示すように、例えば防水剤の塗布等により
防水加工が施されており、また外装部材13aの外周面
には、粗面加工21が施されている。そして、前記防水
加工20により、雨水等が外装部材13aの内部を通っ
てコンクリ−ト壁内に浸入するのを、完全に防止するこ
とができるようになっているとともに、前記粗面加工2
1により、外装部材13aとコンクリ−トとの密着性
を、より向上させることができるようになっている。
【0026】また、前記止水部材13cは、図3および
図4に示すように、所定の厚さを有するド−ナツ円板状
をなしており、その中心部の孔は、前記ナット部材13
bの外面形状に倣った六角形をなしている。また、止水
部材13cの外形は、図3および図4に示すように、外
装部材13a内端の外形よりも大形に形成され、外装部
材13aとの間に段部22が形成されるようになってい
る。そして、この段部22により、図3に示すように、
万一外装部材13aの下端部に隙間Gが形成されたとし
ても、この隙間G内の水が外装部材13aよりも内側に
浸入するのを防止できるようになっている。
【0027】前記止水部材13cは、合成ゴムと高吸水
性樹脂とをコンパウンドして形成される水膨張性硬質ゴ
ム、あるいはこの水膨張性硬質ゴムを加硫成形して形成
される独立気泡発泡体(例えば、商品名:NWシ−ラ
−,西川ゴム工業株式会社)で製作されており、この止
水部材13cは、自己の有する弾性力により、打設され
たコンクリ−トからの圧力で弾性的に縮径するととも
に、コンクリ−トの固化後は、弾性復帰力により、コン
クリ−トと完全に密着し、コンクリ−トとの間に隙間が
生じることがないようになっている。さらに、図3に示
す隙間G内の水により止水部材13cが濡れた場合に
は、止水部材13cが膨張し、コンクリ−トとの密着性
がより向上するようになっている。
【0028】一方、前記連結部材14は、図1,図5お
よび図6に示すように、端止体13のナット部材13b
に外端側から螺装される雄ねじ状の内側連結部14a
と、前記型枠12の孔12aを貫通して締付金具17に
螺装される雄ねじ状の外側連結部14bと、これら両連
結部14a,14bの間に設けられた当接部14cとを
備えている。
【0029】前記当接部14cは、図5および図6に示
すように所定径のフランジ状に形成されており、この当
接部14cは、図1に示すように、内端面が端止体13
の外端面に密着,当接するとともに、外端面が型枠12
の内面に密着,当接するようになっている。そしてこれ
により、端止体13の内部および型枠12の孔12aが
完全に密閉され、打設されたコンクリ−トの浸入を完全
に防止できるようになっている。
【0030】この当接部14cの型枠12との対向面に
は、図5および図6に示すように、凸状の廻り止め機構
23が設けられており、この廻り止め機構23は、図1
に示すように、締付金具17を外側連結部14bに螺装
した際に型枠12に喰い込み、それ以後の締付金具17
の回動操作時に、連結部材14が共廻りするのを完全に
防止できるようになっている。
【0031】また、前記外側連結部14bの外端部に
は、図1,図5および図6に示すように、電動工具24
で連結部材14を回動操作でできるようにするための、
例えば四角柱状の係止部25が設けられている。そし
て、電動工具24を用いることにより、組立,解体作業
が容易となるとともに、係止部25に、スパナ等の手動
工具を係止すれば、手動でも回動操作でできるようにな
っている。
【0032】一方、この外側連結部14bに螺装される
締付金具17は、図1に示すように、外側連結部材14
bが螺装される雌ねじ部17aと、前記ナット18が螺
装される雄ねじ部17bとを備えており、雄ねじ部17
bの先端には、前記係止部25と同様の係止部26が設
けられている。
【0033】次に、本実施例の作用について説明する。
型枠12の組立に際しては、まず連結杆11の両端部
に、一対の端止体13をそれぞれ螺装連結するととも
に、各端止体13の外面側に、連結部材14を螺装連結
する。この際、内側連結部14aを、ナット部材13b
に螺装すると、当接部14cが外装部材13aの外端面
に密着するので、打設したコンクリ−トが、端止体13
内に浸入,固化し、連結部材14を取外すことができな
くなるといった不具合が全くない。
【0034】次いで、連結部材14の外側連結部14b
を、型枠12の孔12aを通して外部に突出させ、その
後、型枠12の外面側から外側連結部14bに締付金具
17を螺装連結する。すると、当接部14cの廻り止め
機構23が型枠12に喰い込み、連結部材14の廻り止
めがなされるとともに、型枠12の孔12aが、当接部
14cにより密閉される。
【0035】次いで、型枠12の外面側に支持材15を
配置するとともに、この支持材15を締付座金16で押
さえ、ナット18を締付ける。これにより、型枠12が
保持され、型枠12の組立が完了する。そこで、型枠1
2内にコンクリ−トを打設する。
【0036】型枠12の解体に際しては、まずナット1
8を取外し、締付座金16および支持材15を撤去す
る。そしてその後、締付金具17を緩めて連結部材14
から取外す。この際、廻り止め機構23が型枠12に喰
い込んでいるので、連結部材14が共廻りすることはな
い。
【0037】次いで、型枠12を取外すとともに、連結
部材14を回動操作して端止体13から取外す。この連
結部材14は、締付金具17等とともに、再使用され
る。
【0038】連結部材14を取外した後、端止体13内
に、外側からコ−キング材等の充填材を充填し、端止体
13の内部を密閉する。
【0039】ところで、型枠12内にコンクリ−トを打
設すると、各端止体13の止水部材13cは、打設した
コンクリ−トからの圧力により、外面側からほぼ均一に
押圧され、弾性的に縮径変形する。そして、この状態で
コンクリ−トが固化する。このため、止水部材13c
は、コンクリ−トの固化後、その弾性復帰力によりコン
クリ−トを常時押圧することになり、コンクリ−トと完
全に密着することになる。
【0040】しかして、図3に示すように、コンクリ−
トの加振不足等により、万一外装部材13aの下端部に
隙間Gが生じた場合でも、止水部材13cの位置で止水
し、それ以上内側に雨水等が浸入するのを防止すること
ができる。加えて、止水部材13cは、外装部材13a
よりも大形で、フランジ状に外周側に突出し、両者間に
は段部22が形成されているので、両者を面一にする場
合よりも、より大きな止水効果が得られる。
【0041】また、止水部材13cは、水膨張性硬質ゴ
ムまたはその独立気泡発泡体で製作されているので、水
との接触により膨張し、コンクリ−トとの密着性がより
向上する。このため、極めて大きな止水効果が得られ
る。
【0042】図7は、本考案の他の実施例を示すもの
で、止水部材13cを、外装部材13aとナット部材1
3bのフランジ部19との間で挾持固定するのではな
く、外装部材13aの外周部に設けたリング溝30に装
着するようにしたものである。なお、その他の点につい
ては、前記実施例と同一構成となっており、作用も同一
である。
【0043】しかして、このように構成しても前記実施
例と同様の効果が期待できる。
【0044】なお、前記各実施例においては、止水部材
13cを、水膨張性硬質ゴムまたはその独立気泡発泡体
で製作する場合について説明したが、通常の合成ゴム等
の弾性素材で製作しても、所期の効果は期待できる。
【0045】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、少なくと
もいずれか一方の端止体の外周部に、弾性を有するフラ
ンジ状の止水部材を設けるようにしているので、止水部
材の外面とコンクリ−トとの間に充分な密着性が得ら
れ、万一端止体の外面とコンクリ−トとの間に隙間が生
じた場合でも、止水部材の位置で完全に止水することが
できる。
【0046】そして、本考案において、端止体を、筒状
をなす外装部材と;この外装部材内に内端側から挿入配
置され、両端側から連結杆および連結部材がそれぞれ螺
装されるナット部材と;から構成し、止水部材を、前記
外装部材の内端部に設けることにより、型枠保持作業に
支障となることなく充分な止水効果が得られ、また端止
体の製作も容易である。
【0047】また、外装部材をセラミックスで形成する
ことにより、コンクリ−トとの密着性が向上して、コン
クリ−トとの間に隙間が生じるのを抑制でき、また熱膨
張,収縮もないので、熱変形によりコンクリ−トにクラ
ックが入るのも防止できる。そして、外装部材の少なく
とも外端面に、防水加工を施すことにより、外装部材の
内部を通って雨水等が浸入することも防止できる。
【0048】また、ナット部材の内端部に、外装部材の
内端面に対向するフランジ部を設け、ド−ナツ円板状を
なす止水部材を、前記フランジ部と外装部材の内端面と
の間で挾持することにより、ナット部材と外装部材とを
連結固定しなくても、充分な止水効果が得られ、端止体
の製作がより容易となる。
【0049】さらに、止水部材を、水膨張性硬質ゴムあ
るいはその独立気泡発泡体で製作することにより、水と
の接触で止水部材が膨張してコンクリ−トとの密着性が
より向上し、水圧が加わるような部分でも、充分な止水
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るコンクリ−ト型枠保持
装置の要部を示す部分断面図である。
【図2】図1の装置の全体構成を示す部分断面図であ
る。
【図3】図1の端止体の構成を示す拡大断面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図1の連結部材の構成を示す拡大図である。
【図6】図5の拡大右側面図である。
【図7】連結部材の他の実施例を示す図3相当図であ
る。
【図8】従来のコンクリ−ト型枠保持装置を示す図2相
当図である。
【図9】従来の連結部材とコンクリ−トとの間に生じる
隙間の説明図である。
【符号の説明】
11 連結杆 12 型枠 12a 孔 13 端止体 13a 外装部材 13b ナット部材 13c 止水部材 14 連結部材 15 支持材 16 締付座金 17 締付金具 18 ナット 19 フランジ部 20 防水加工 21 粗面加工 22 段部 30 リング溝 G 隙間

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連結杆の両端にそれぞれ取付けられた一
    対の端止体と;各端止体の外端側に内端部が螺装され、
    外端側が型枠に設けた孔を貫通して外面側に突出する連
    結部材と;この連結部材の外端部に螺装され、型枠の外
    面側に配される支持材を介し型枠を保持する締付金具
    と;を具備するコンクリ−ト型枠保持装置において、前
    記少なくともいずれか一方の端止体の外周部に、弾性を
    有するフランジ状の止水部材を設けたことを特徴とする
    コンクリ−ト型枠保持装置。
  2. 【請求項2】 端止体は、筒状をなす外装部材と;この
    外装部材内に内端側から挿入配置され、両端側から連結
    杆および連結部材がそれぞれ螺装されるナット部材と;
    を備え、止水部材は、前記外装部材の内端部に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載のコンクリ−ト型
    枠保持装置。
  3. 【請求項3】 外装部材はセラミックスで形成され、そ
    の少なくとも外端面には、防水加工が施されていること
    を特徴とする請求項2記載のコンクリ−ト型枠保持装
    置。
  4. 【請求項4】 ナット部材の内端部には、外装部材の内
    端面に対向するフランジ部が設けられ、ド−ナツ円板状
    をなす止水部材は、前記フランジ部と外装部材の内端面
    との間で挟持されていることを特徴とする請求項2また
    は3記載のコンクリ−ト保持装置。
  5. 【請求項5】 止水部材は、合成ゴムと高吸水性樹脂と
    をコンパウンドして形成される水膨張硬質ゴムまたはこ
    の水膨張性硬質ゴムを加硫成形して形成される独立気泡
    発泡体で製作されていることを特徴とする請求項1,
    2,3または4記載のコンクリ−ト型枠保持装置。
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