JP2562483B2 - パイプカッター - Google Patents

パイプカッター

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JP2562483B2
JP2562483B2 JP63144729A JP14472988A JP2562483B2 JP 2562483 B2 JP2562483 B2 JP 2562483B2 JP 63144729 A JP63144729 A JP 63144729A JP 14472988 A JP14472988 A JP 14472988A JP 2562483 B2 JP2562483 B2 JP 2562483B2
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JP
Japan
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pipe
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cut
edge
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JP63144729A
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JPH01316120A (ja
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克明 高岩
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内部に線状体が挿通されたパイプを切断す
る際に、線状体を切断することなくパイプのみを切断す
るパイプカッターに関するものである。
〔従来技術〕 電線管等に使用されるパイプの場合、布設後に電線等
の引き込みを容易にするため、図−4に示すように、パ
イプ1の中に予め電線引き込み用の線状体(鉄線など)
2を挿通しておくことが普通である。この線状体2は、
両端に電線や引取機を接続するため、パイプ1の両端よ
り外部に突出する余長部を設ける必要がある。
従来、このような内部に線状体が挿通されたパイプ
で、両端に線状体の余長部を設けたものを製造する場合
には、次のような方法がとられている。すなわち、図−
5に示すように押出機3によりプラスチックパイプ1を
押出成形しながら、その内部に線状体2を供給し、これ
によって所要長のパイプ1を製造したならば、図−6に
示すように、まず線状体2を決断せずにパイプ1のみを
切断し、次いでその切断部に線状体2を所要長引き出し
た後、線状体2を×印部分で切断する、という方法であ
る。
なおパイプ1は図示のようなストレート管の場合もあ
るが、通常は波付け管であり、波付け管の場合は、押出
成形後に波付け加工を行う方式や、押出成形によらず巻
き管方式で管を成形しながら波形を付ける方式などがあ
る。いずれの場合も成形されたパイプは巻取り機で巻き
取られるようになっている。
〔課題〕
上記のように線状体を挿通されているパイプを切断す
る場合、通常の押し切り方式(ギロチン式)のカッター
では、内部の線状体を切断せずにパイプのみを切断する
ことは出来ないので、従来は作業者がノコギリ4を用い
てパイプのみの切断を行っている。しかしこのような手
作業による方法は非能率的であり、工数がかかる欠点が
ある。
〔課題の解決手段とその作用〕
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、押
し切り方式で線状体を切断せずにパイプのみを切断でき
るパイプカッターを提供するもので、その構成は、パイ
プを押し切る刃を備えたパイプカッターにおいて、上記
刃のエッジ部を中間部で二分されていて、その二つのエ
ッジ部は、外端部より内端部が奥に入るように斜めに形
成され、かつ内端部間に隙間はあるが、パイプへの投影
線としては連続するように形成されており、さらに上記
刃のブレード部には上記エッジ部の隙間の奥に、押し切
り方向の成分を有するスロットが形成されていることを
特徴とするものである。
このカッターは、エッジ部が二分されていてその間に
隙間があるが、二つのエッジ部はパイプへの投影線が連
続するように形成されているので、パイプの押し切りは
普通に行える。そして、パイプを押し切っていく過程で
は、線状体のパイプ内のどの位置にあってもエッジ部の
傾斜によって二つのエッジ部の内端部間に案内され、最
終的にパイプを押し切る段階では、線状体はエッジ部の
隙間を通ってスロット内に逃げ込むようになる。このた
め線状体を切断することなくパイプのみの切断が行える
のである。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
図−1および図−2において、1は切断するパイプ、
2はその中に挿通されている線状体、5はパイプ1を押
し切る刃、6はパイプ1を定位置に保持するパイプホル
ダ、7は刃5を押し切り方向に案内するガイドである。
刃5のエッジ部は中間部で二分されており、二つのエ
ッジ部5A・5Bはそれぞれ外端部より内端部が奥に入るよ
うに斜めに形成されている。また両側のエッジ部5A・5B
は、内端部間に隙間8が設けられているが、パイプ1へ
の投影線としては連続するように形成されている。つま
りこの例では一方のエッジ部5Aの内端部に他方のエッジ
部5Bの内端部が隙間8をあけて被さるように形成されて
おり、このため両エッジ部5A・5Bの内端部は押し切り方
向にはラップした状態となる。また上記刃5のブレード
部5Cには上記エッジ部の隙間8の奥に押し切り方向に延
びるスロット9が形成されている。
このカッターは、刃5を押し下げてパイプ1を切断す
るわけであるが、刃5を押し下げていくと、パイプ1が
切断し終わる前に線状体2をエッジ部5A・5Bの内端部付
近に案内され、さらに刃5を押しさげると線状体2は隙
間8に入り、次いでパイプ1が切断し終わった段階では
図−3に示すように線状体2はスロット9に入り込むこ
とになる。したがって線状体2を切断せずにパイプ1の
みを切断することが可能となる。
なおスロット9は図で押し切り方向(上下方向)に延
びる形としたが、斜めでもよく、要するに押し切り方向
の成分を有していれば、どのような形でもよい。またパ
イプホルダ6は図では中間部を凹ませてパイプ1を載せ
るタイプを示したが、パイプをクランプするタイプであ
ってもよい。パイプをクランプする方式にすれば、刃を
下から押し上げてパイプを切断することもできる。パイ
プホルダ6は図−2を示すように刃5の前後に設けるこ
とが好ましいが、どちらか一方にすることも可能であ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、押し切り方式
で、内部の線状体を切断することなくパイプのみを切断
することが可能となり、線状体の入ったパイプの切断を
簡単にきわめて効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図−1および図−2は本発明に係るパイプカッターの正
面図および縦断面図、図−3は同カッターでパイプを切
断した状態を示す正面図、図−4は線状体入りパイプの
一部切開側面図、図−5および図−6は線状体入りパイ
プの製造方法を示す説明図である。 1:パイプ、2:線状体、5:刃、5A・5B:エッジ部、5C:ブレ
ード部、6:パイプホルダ、7:ガイド、8:隙間、9:スロッ
ト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パイプを押し切る刃を備えたパイプカッタ
    ーにおいて、上記刃のエッジ部は中間部で二分されてい
    て、その二つのエッジ部は、外端部より内端部が奥に入
    るように斜めに形成され、かつ内端部間に隙間がある
    が、パイプへの投影線としては連続するように形成され
    ており、さらに上記刃のブレード部には上部エッジ部の
    隙間の奥に、押し切り方向の成分を有するスロットが形
    成されていることを特徴とするパイプカッター。
JP63144729A 1988-06-14 1988-06-14 パイプカッター Expired - Lifetime JP2562483B2 (ja)

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JP63144729A JP2562483B2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14 パイプカッター

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JPH01316120A JPH01316120A (ja) 1989-12-21
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102179869B1 (ko) * 2019-07-08 2020-11-17 신용수 폐스티로폼 감용기의 커팅장치

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102179869B1 (ko) * 2019-07-08 2020-11-17 신용수 폐스티로폼 감용기의 커팅장치

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JPH01316120A (ja) 1989-12-21

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