JP2562448B2 - ワイヤー巻装スプール - Google Patents

ワイヤー巻装スプール

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JP2562448B2 JP62084905A JP8490587A JP2562448B2 JP 2562448 B2 JP2562448 B2 JP 2562448B2 JP 62084905 A JP62084905 A JP 62084905A JP 8490587 A JP8490587 A JP 8490587A JP 2562448 B2 JP2562448 B2 JP 2562448B2
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    • B65H49/00Unwinding or paying-out filamentary material; Supporting, storing or transporting packages from which filamentary material is to be withdrawn or paid-out
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
  • Ropes Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) この発明は、ワイヤーが巻装されるワイヤー巻装スプ
ールに関係している。
(従来の技術) この種のワイヤー巻装スプールは米国特許第3,218,00
4号から知られている。米国特許第3,218,004号ではワイ
ヤー巻装スプールの2つのフランジの間で中心軸部上に
ワイヤーが略円錐形状に巻装されている。
ワイヤー巻装スプールの2つのフランジの間で中心軸
部上にワイヤーを略円錐形状に巻装することにより、ワ
イヤー巻装スプールの中心軸部上からワイヤーを高速で
引き出す際に2つのフランジの近傍で2つのフランジの
夫々とワイヤーとの間に生じる引き出し摩擦力が大きく
なることを効果的に防止することが出来、ひいては上記
摩擦力の増大の結果としてワイヤーに負荷される引っ張
り力が増大してワイヤーが切断されることが防止され
る。
この略円錐形状は、回転している中心軸部上にワイヤ
ーを巻装する間にワイヤー巻装スプールの2つのフラン
ジの間で中心軸部の長手方向に沿いワイヤーを往復移動
させているワイヤー往復移動案内部材の移動速度を一方
のフランジの近傍では遅く他方のフランジに接近するに
従い早くすることにより達成されている。即ち、ワイヤ
ー往復移動案内部材の移動速度が遅い一方のフランジの
近傍では中心軸部上に巻装されるワイヤの巻き数の密度
が大きくなり、またワイヤー往復移動案内部材の移動速
度が早い他方のフランジの近傍では中心軸部上に巻装さ
れるワイヤの巻き数の密度が小さくなる、ことの結果と
して上述した如くワイヤー巻装スプールの2つのフラン
ジの間で上記一方のフランジの近傍を底辺とし上記他方
のフランジの近傍を頂部とした略円錐形状にワイヤーが
中心軸部上に巻装される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上述した米国特許第3,218,004号により
知られているワイヤー巻装スプールでは、中心軸部上に
おいてワイヤの巻き数の密度が変化されていてワイヤー
往復移動案内部材の移動速度が早くなる結果としてワイ
ヤの巻き数の密度が小さくなる他方のフランジの近傍で
は、ワイヤー巻装スプールの保管中や運搬中やワイヤー
巻装スプールからのワイヤの引き出しの際にワイヤー巻
装スプールに負荷される振動や温度の変化の影響により
ワイヤの巻きが緩くなります。そして、中心軸部上にお
けるワイヤの巻きの移動を生じさせたり、ワイヤの引き
出しを安定して行うことが出来なくなったり、ワイヤの
絡みを生じさせ易くなる。
この発明は上記事情の下でなされ、この発明の目的
は、ワイヤー巻装スプールの2つのフランジの間で中心
軸部上にワイヤーを略円錐形状に巻装することにより、
ワイヤー巻装スプールの中心軸部上からワイヤーを高速
で引き出す際に2つのフランジの近傍で2つのフランジ
の夫々とワイヤーとの間に生じる引き出し摩擦力が大き
くなることを効果的に防止することが出来、ひいては上
記摩擦力の増大の結果としてワイヤーに負荷される引っ
張り力が増大してワイヤーが切断されることを防止する
ことが出来るとともに、ワイヤー巻装スプールの保管中
や運搬中やワイヤー巻装スプールからのワイヤの引き出
しの際にワイヤー巻装スプールに負荷される振動や温度
の変化の影響によりワイヤの巻きに緩みを生じさせるこ
とがなく、そして、中心軸部上におけるワイヤの巻きの
移動を防止出来、ワイヤの引き出しを安定して行うこと
が出来て、ワイヤの絡みを防止することが出来る、ワイ
ヤー巻装スプールを提供することである。
(課題を解決するための手段) 上述したこの発明の目的を達成するために、この発明
に従ったワイヤー巻装スプールは、ワイヤーが巻装され
るスプールであり、中心軸部と、中心軸部の長手方向の
両端部に設けられた2つのフランジと、を備えている。
この発明に従ったワイヤー巻装スプールでは、中心軸
部上には多数の層状にワイヤーが巻かれ、多数の層の夫
々は、一方のフランジに隣接した位置と上記一方のフラ
ンジに隣接した位置から上記長手方向に離れた位置との
間でワイヤーが相互に隣接して連続的に複数回巻かれる
ことにより形成される。
この発明に従ったワイヤー巻装スプールではまた、多
数の層中のワイヤーの巻き数は、最初の層から層の数が
大きくなるに従い序々に大きくされて、多数の層中のワ
イヤーの巻き数の増大は層中で一方のフランジから最も
遠い一巻きのワイヤーが他方のフランジに到達するまで
続けられる。
この発明に従ったワイヤー巻装スプールではさらに、
一方のフランジから最も遠い一巻きのワイヤーが他方の
フランジに到達した後に形成される層中のワイヤーの巻
き数は一方のフランジから最も遠い一巻きのワイヤーが
他方のフランジに到達することにより規定され、この結
果として多数の層の夫々の外周の輪郭を円錐形状とす
る、ことを特徴としている。
ここにおいては、中心軸部上に巻かれたワイヤーが形
成する多数の層の夫々は、一方のフランジに隣接した位
置と上記一方のフランジに隣接した位置から上記長手方
向に離れた位置との間でワイヤーが相互に隣接して連続
的に複数回巻かれることにより形成されるので、ワイヤ
ー巻装スプールの保管中や運搬中やワイヤー巻装スプー
ルからのワイヤの引き出しの際にワイヤー巻装スプール
に負荷される振動や温度の変化の影響によりワイヤの巻
きに緩みを生じさせることがなく、そして、中心軸部上
におけるワイヤの巻きの移動を防止出来、ワイヤの引き
出しを安定して行うことが出来て、ワイヤの絡みを防止
することが出来る。
また、多数の層中のワイヤーの巻き数が最初の層から
層の数が大きくなるに従い序々に大きくされて、多数の
層中のワイヤーの巻き数の増大が層中で一方のフランジ
から最も遠い一巻きのワイヤーが他方のフランジに到達
するまで続けられ、さらに、一方のフランジから最も遠
い一巻きのワイヤーが他方のフランジに到達した後に形
成される層中のワイヤーの巻き数は一方のフランジから
最も遠い一巻きのワイヤーが他方のフランジに到達する
ことにより規定される、ことの結果として多数の層の夫
々の外周の輪郭が円錐形状とされるので、ワイヤー巻装
スプールの中心軸部上からワイヤーを高速で引き出す際
に2つのフランジの近傍で2つのフランジの夫々とワイ
ヤーとの間に生じる引き出し摩擦力が大きくなることを
効果的に防止することが出来、ひいては上記摩擦力の増
大の結果としてワイヤーに負荷される引っ張り力が増大
してワイヤーが切断されることを防止することが出来
る。
上述した如く構成されたことを特徴とするこの発明に
従ってワイヤー巻装スプールでは、上記多数の層は交互
に、上記一方のフランジに隣接した位置から上記長手方
向に離れた位置まで、そして上記長手方向に離れた位置
から上記一方のフランジに隣接した位置まで、ワイヤー
が相互に隣接して連続的に複数回巻かれることにより形
成することが出来る。
また、上述した如く構成されたことを特徴とするこの
発明に従ったワイヤー巻装スプールでは、2つのフラン
ジの少なくとも上記他方を中心軸部の半径方向における
外方に広がるにつれて上記長手方向において上記一方の
フランジから遠ざかる円錐形状とすることが出来る。
このような構成であれば、この発明に従ったワイヤー
巻装スプールからワイヤーを引き出す際に上記他方のフ
ランジの近傍で上記他方のフランジとワイヤーとの間に
生じる引き出し摩擦力が大きくなることを効果的に防止
することが出来、ひいては上記摩擦力の増大の結果とし
て上記他方のフランジの近傍でワイヤーに負荷される引
っ張り力が増大してワイヤーが切断されることをより確
実に防止することが出来る。
さらに、上述した如く構成されたことを特徴とするこ
の発明に従ったワイヤー巻装スプールでは、上記2つの
フランジの上記一方を中心軸部の半径方向における外方
に広がるにつれて上記長手方向において上記他方のフラ
ンジから遠ざかる円錐形状とすることも出来る。
このような構成であれば、この発明に従ったワイヤー
巻装スプールからワイヤーを引き出す際に上記一方のフ
ランジの近傍で上記一方のフランジとワイヤーとの間に
生じる引き出し摩擦力が大きくなることを効果的に防止
することが出来、ひいては上記摩擦力の増大の結果とし
て上記一方のフランジの近傍でワイヤーに負荷される引
っ張り力が増大してワイヤーが切断されることをより確
実に防止することが出来る。
(発明の実施例) 以下、この発明の種々の実施例に従ったワイヤー巻装
スプールを添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
第1の実施例: 図1には、この発明の第1の実施例に従ったワイヤー
巻装スプール1の概略的な縦断面図が示されている。図
1に示されている如く、この発明の第1の実施例に従っ
たワイヤー巻装スプール1は、円筒状の中心軸部2と、
中心軸部2の長手方向の両端部に設けられた2つのフラ
ンジ4,5と、を備えている。この実施例において2つの
フランジ4,5の夫々は中心軸部2の長手方向中心線に対
して垂直に張り出しており、このような構成のワイヤー
巻装スプール1は前述の米国特許第3,218,004号から知
られている。
中心軸部2上には多数の層状にワイヤーが巻かれ、中
心軸部上に巻かれたワイヤーが形成する多数の層の夫々
は、一方(この実施例では下側)のフランジ4に隣接し
た位置と上記一方のフランジ4に隣接した位置から上記
長手方向に離れた位置との間でワイヤーが相互に隣接し
て連続的に複数回巻かれることにより形成される。より
詳細には、多数の層は交互に、上記一方のフランジ4に
隣接した位置から上記長手方向に離れた位置まで、そし
て上記長手方向に離れた位置から上記一方のフランジ4
に隣接した位置まで、相互に隣接して連続的に複数回ワ
イヤーが巻かれることにより形成されている。
多数の層中のワイヤーの巻き数は、最初の層(即ち、
上記一方のフランジ4上で最も中心軸部2の外周面に接
近して形成されている層)から層の数が大きくなるに従
い序々に大きくされて、多数の層中のワイヤーの巻き数
の増大は層中で上記一方のフランジ4から最も遠い一巻
きのワイヤーが他方の(この実施例では上側の)フラン
ジ5に到達するまで続けられる。
なおこの実施例ではワイヤーの最初の層が上記一方の
フランジ4に隣接した位置から中心軸部2に沿い相互に
隣接して連続的に複数回最小限度ワイヤーが巻かれるこ
とにより形成される。第2の層は、最初の層の上端から
増大されたピッチまたは増大されないピッチでワイヤー
が上方に僅かの期間だけ巻かれた後に上記一方のフラン
ジ4に向かい上記一方のフランジ4に隣接するまで中心
軸部2に沿い相互に隣接して連続的にワイヤーが巻かれ
ることにより形成される。さらに第3の層は、第2の層
中のワイヤーの巻きが上記一方のフランジ4に隣接した
位置に巻かれた後に上記一方のフランジ4に隣接した位
置から中心軸部2に沿い相互に隣接して連続的に第2の
層よりも多い数が巻かれて第3の層中のワイヤーの最後
の一巻きは中心軸部2の外周面上に到達される。第4の
層は、第3の層の上端から増大されたピッチまたは増大
されないピッチでワイヤーが上方に僅かの期間だけ巻か
れた後に上記一方のフランジ4に向かい上記一方のフラ
ンジ4に隣接するまで中心軸部2に沿い相互に隣接して
連続的にワイヤーが巻かれることにより形成される。
このような多数の層中のワイヤーの巻き数の増大は層
中で上記一方のフランジ4から最も遠い一巻きのワイヤ
ーが少なくとも上記他方のフランジ5に到達するまで続
けられることにより、図1に示す如く、多数の層の夫々
の外周の輪郭が円錐形状とされて上記多数の層の全体が
円錐形状領域3を形成している。
なお上記一方のフランジ4の直径は、円錐形状領域3
を形成している上記多数の層の中で最も外側に位置する
層(即ち、層中のワイヤーを上記一方のフランジ4に隣
接した位置から上記他方のフランジ5に到達するまで中
心軸部2に沿い相互に隣接して連続的に最初に巻くこと
が出来た層)が上記一方のフランジ4に沿って中心軸部
2の外周面から離れた距離6よりも大きくなるように設
定されている。
さらに上記一方のフランジ4から最も遠い一巻きのワ
イヤーが上記他方のフランジ5に到達した後(即ち、円
錐形状領域3が形成された後)にも、さらに多数のワイ
ヤーの層の形成を、上述したのと同様に、交互に、上記
一方のフランジ4に隣接した位置から上記長手方向に離
れた上記他方のフランジ5に到達するまで、そして上記
他方のフランジ5に隣接した位置から上記一方のフラン
ジ4に隣接した位置まで、相互に隣接して連続的に複数
回ワイヤーが巻かれることにより行うことが出来る。
即ち、上記一方のフランジ4から最も遠い一巻きのワ
イヤーが上記他方のフランジ5に到達した後に形成され
る層中のワイヤーの巻き数は、上記一方のフランジ4か
ら最も遠い一巻きのワイヤーが上記他方のフランジ5に
最初に到達した層中のワイヤーの巻き数と同じになる。
この結果として上記一方のフランジ4から最も遠い一巻
きのワイヤーが上記他方のフランジ5に到達した後に
(即ち、円錐形状領域3が形成された後に)形成される
層の夫々の外周の輪郭も円錐形状領域3の外周の輪郭と
同様に円錐形状となる。
第2の実施例: 図2には、この発明の第2の実施例に従ったワイヤー
巻装スプール7の概略的な縦断面図が示されている。図
2に示されている如く、この発明の第2の実施例に従っ
たワイヤー巻装スプール7は、円筒状の中心軸部8と、
中心軸部8の長手方向の両端部に設けられた2つのフラ
ンジ9,10と、を備えている。この実施例において一方の
(この実施例では下側の)フランジ9は中心軸部8の長
手方向中心線に対して垂直に張り出しており、他方の
(この実施例では上側の)フランジ10は中心軸部8の半
径方向における外方に広がるにつれて中心軸部8の長手
方向において上記一方のフランジ9から遠ざかる円錐形
状(図2では逆円錐形状)をしている。そして、上記他
方の逆円錐形状のフランジ10の中心線12は中心軸部8の
中心線13と同心的に配置されている。
この実施例でもまず最初は、図1に示された第1の実
施例に従ったワイヤー巻装スプール1の円錐形状領域3
の場合と同様にして、夫々の外周の輪郭が円錐形状とさ
れているワイヤーの多数の層からなる円錐形状領域11が
形成される。即ち、円錐形状領域11中の多数の層中の中
心軸部上に巻かれたワイヤーが形成する多数の層の夫々
は、上記一方のフランジ9に隣接した位置と上記一方の
フランジ9に隣接した位置から上記長手方向に離れた位
置との間でワイヤーが相互に隣接して連続的に複数回巻
かれることにより形成される。より詳細には、多数の層
は交互に、上記一方のフランジ9に隣接した位置から上
記長手方向に離れた位置まで、そして上記長手方向に離
れた位置から上記一方のフランジ9に隣接した位置ま
で、相互に隣接して連続的に複数回ワイヤーが巻かれる
ことにより形成されている。多数の層中のワイヤーの巻
き数は、最初の層(即ち、下側のフランジ9上で最も中
心軸部8の外周面に接近して形成されている層)から層
の数が大きくなるに従い序々に大きくされて、多数の層
中のワイヤーの巻き数の増大は層中で上記一方のフラン
ジ9から最も遠い一巻きのワイヤーが上記他方のフラン
ジ10に到達するまで続けられる。
そして、このような多数の層中のワイヤーの巻き数の
増大が層中で上記一方のフランジ9から最も遠い一巻き
のワイヤーが少なくとも上記他方の逆円錐形状のフラン
ジ10に到達するまで続けられることにより、図2に示す
如く、多数の層の夫々の外周の輪郭が円錐形状とされた
上記多数の層の全体が円錐形状領域11を形成している。
なお上記一方の水平なフランジ9の直径は、円錐形状
領域11を形成している上記多数の層の中で最も外側に位
置する層(即ち、層中のワイヤーを上記一方のフランジ
9に隣接した位置から上記他方のフランジ10に到達する
まで中心軸部8に沿い相互に隣接して連続的に最初に巻
くことが出来た層)が上記一方のフランジ9に沿って中
心軸部8の外周面から離れた距離よりも大きくなるよう
に設定されている。
さらに上記一方のフランジ9から最も遠い一巻きのワ
イヤーが上記他方のフランジ10に到達した後(即ち、円
錐形状領域11が形成された後)にも、ワイヤーの層の形
成を上述した円錐形状領域11中の多数の層の場合と同様
に、交互に、上記一方のフランジ9に隣接した位置から
上記長手方向に離れた上記他方のフランジ10に到達する
まで、そして上記他方のフランジ10に隣接した位置から
上記一方のフランジ9に隣接した位置まで、相互に隣接
して連続的に複数回ワイヤーが巻かれることにより行う
ことが出来る。
そしてこの実施例では、上記他方のフランジ10が逆円
錐形状に延出しているので、上記一方のフランジ9から
最も遠い一巻きのワイヤーが上記他方のフランジ10に到
達した後に(即ち、円錐形状領域11が形成された後に)
形成される層中のワイヤーの巻き数は、円錐形状領域11
からの層の数が増えるに従い増大する。なぜならば、円
錐形状領域11が形成された後に形成される各層中では上
記一方のフランジ9から最も遠い一巻きのワイヤーが上
記他方の逆円錐形状に延出したフランジ10に到達するま
での巻き数が円錐形状領域11からの層の数が増えるに従
い上記他方の逆円錐形状に延出したフランジ10の傾斜に
応じて増大するからである。
しかしながら円錐形状領域11が形成された後に形成さ
れる各層中でのワイヤーの巻き数の増加の傾向は、円錐
形状領域11を構成している多数の層中でワイヤーの巻き
数の増加の傾向に比べると遥かに小さい。
この実施例でも、上記一方のフランジ9から最も遠い
一巻きのワイヤーが上記他方のフランジ10に到達した後
に(即ち、円錐形状領域11が形成された後に)形成され
る層の夫々の外周の輪郭も円錐形状領域11の外周の輪郭
と同様に円錐形状となる。
このような第2の実施例に従ったワイヤー巻装スプー
ル7では、ワイヤー巻装スプール7からワイヤーを引き
出す際に上記他方のフランジ10の近傍で上記他方のフラ
ンジ10とワイヤーとの間に生じる引き出し摩擦力が大き
くなることを効果的に防止することが出来、ひいては上
記摩擦力の増大の結果として上記他方のフランジ10の近
傍でワイヤーに負荷される引っ張り力が増大してワイヤ
ーが切断されることをより確実に防止することが出来
る。
第3の実施例: 図3には、この発明の第3の実施例に従ったワイヤー
巻装スプール14の概略的な縦断面図が示されている。図
3に示されている如く、この発明の第3の実施例に従っ
たワイヤー巻装スプール14は、略円錐状の周面を有した
中心軸部15と、中心軸部15の長手方向の両端部に設けら
れた2つのフランジ16,17と、を備えている。この実施
例において中心軸部15の中心線18と2つのフランジ16,1
7の夫々の中心線19,20とは同心的に配置されていて、一
方の(この実施例では下側の)フランジ16は中心軸部15
の中心線18の半径方向における外方に広がるにつれて中
心軸部15の長手方向において上記他方の(この実施例で
は上側の)フランジ17から遠ざかる円錐形状をしてお
り、他方の(この実施例では上側の)フランジ17は中心
軸部15の半径方向の外方に広がるにつれて中心軸部15の
長手方向において上記一方の(この実施例では下側の)
フランジ16から遠ざかる円錐形状(図3では逆円錐形
状)をしている。
この実施例でも、まず最初は図1に示された第1の実
施例に従ったワイヤー巻装スプール1の円錐形状領域3
の場合や図2に示された第2の実施例に従ったワイヤー
巻装スプール7の円錐形状領域11の場合と同様にして、
夫々の外周の輪郭が円錐形状とされているワイヤーの多
数の層からなる円錐形状領域11が形成される。即ち、円
錐形状領域11中の多数の層中の中心軸部上に巻かれたワ
イヤーが形成する多数の層の夫々は、上記一方のフラン
ジ16に隣接した位置と上記一方のフランジ16に隣接した
位置から上記長手方向に離れた位置との間でワイヤーが
相互に隣接して連続的に複数回巻かれることにより形成
される。より詳細には、多数の層は交互に、上記一方の
フランジ16に隣接した位置から上記長手方向に離れた位
置まで、そして上記長手方向に離れた位置から上記一方
のフランジ16に隣接した位置まで、相互に隣接して連続
的に複数回ワイヤーが巻かれることにより形成されてい
る。多数の層中のワイヤーの巻き数は、最初の層(即
ち、上記一方のフランジ16上で最も中心軸部15の外周面
に接近して形成されている層)から層の数が大きくなる
に従い序々に大きくされて、多数の層中のワイヤーの巻
き数の増大は層中で上記一方のフランジ16から最も遠い
一巻きのワイヤーが上記他方のフランジ17に到達するま
で続けられる。
そして、このような多数の層中のワイヤーの巻き数の
増大が層中で上記一方のフランジ16から最も遠い一巻き
のワイヤーが少なくとも上記他方のフランジ17に到達す
るまで続けられることにより、図3に示す如く、多数の
層の夫々の外周の輪郭が円錐形状とされた上記多数の層
の全体が円錐形状領域11を形成している。
なお上記一方の円錐形状のフランジ16の直径は、円錐
形状領域11を形成している上記多数の層の中で最も外側
に位置する層(即ち、層中のワイヤーを上記一方のフラ
ンジ16に隣接した位置から上記他方のフランジ17に到達
するまで中心軸部15に沿い相互に隣接して連続的に最初
に巻くことが出来た層)が上記一方のフランジ16に沿っ
て中心軸部15の外周面から離れた距離よりも大きくなる
ように設定されている。
さらに上記一方のフランジ16から最も遠い一巻きのワ
イヤーが上記他方のフランジ17に到達した後(即ち、円
錐形状領域11が形成された後)にも、ワイヤーの層の形
成を上述したのと同様に、交互に、上記一方のフランジ
16に隣接した位置から上記長手方向に離れた上記他方の
フランジ17に到達するまで、そして上記他方のフランジ
17に隣接した位置から上記一方のフランジ16に隣接した
位置まで、相互に隣接して連続的に複数回ワイヤーが巻
かれることにより行うことが出来る。
そしてこの実施例では、上記他方のフランジ17が逆円
錐形状に延出しているばかりでなく上記一方のフランジ
16が円錐形状に延出しているので、上記一方のフランジ
16から最も遠い一巻きのワイヤーが上記他方のフランジ
17に到達した後に(即ち、円錐形状領域11が形成された
後に)形成される層中のワイヤーの巻き数は、円錐形状
領域11からの層の数が増えるに従い増大する。なぜなら
ば、円錐形状領域11が形成された後に形成される各層中
では上記一方のフランジ16から最も遠い一巻きのワイヤ
ーが上記他方の逆円錐形状に延出したフランジ17に到達
するまでの巻き数が円錐形状領域11からの層の数が増え
るに従い上記他方の逆円錐形状に延出したフランジ17の
傾斜及び上記一方の円錐形状に延出したフランジ16の傾
斜に応じて増大するからである。
この実施例でも、上記一方のフランジ16から最も遠い
一巻きのワイヤーが上記他方のフランジ17に到達した後
に(即ち、円錐形状領域11が形成された後に)形成され
る層の夫々の外周の輪郭も円錐形状領域11の外周の輪郭
と同様に円錐形状となる。
このような第3の実施例に従ったワイヤー巻装スプー
ル14では、ワイヤー巻装スプール14からワイヤーを引き
出す際に上記一方のフランジ16の近傍で上記一方のフラ
ンジ16とワイヤーとの間に生じる引き出し摩擦力が大き
くなることを効果的に防止することが出来るとともに上
記他方のフランジ17の近傍で上記他方のフランジ17とワ
イヤーとの間に生じる引き出し摩擦力が大きくなること
を効果的に防止することが出来、ひいては上記摩擦力の
増大の結果として上記一方のフランジ16の近傍及び上記
他方のフランジ17の近傍でワイヤーに負荷される引っ張
り力が増大してワイヤーが切断されることをより確実に
防止することが出来る。
なお図3の第3の実施例では中心軸部15の外周面の形
状が部分的な円錐形状をしていたが、図1及び図2に示
された第1及び第2の実施例の中心軸部2及び7の夫々
の外周面の形状と同様に円筒形状であることも出来る。
さらにこれとは逆に、図1及び図2に示された第1及
び第2の実施例の中心軸部2及び7の夫々の外周面の形
状を図3の第3の実施例の中心軸部15の外周面の形状と
同様に部分的な円錐形状とすることも出来る。
(発明の効果) 以上詳述した如く、この発明に従ったワイヤー巻装ス
プールでは、ワイヤー巻装スプールの2つのフランジの
間で中心軸部上にワイヤーを略円錐形状に巻装すること
により、ワイヤー巻装スプールの中心軸部上からワイヤ
ーを高速で引き出す際に2つのフランジの近傍で2つの
フランジの夫々とワイヤーとの間に生じる引き出し摩擦
力が大きくなることを効果的に防止することが出来、ひ
いては上記摩擦力の増大の結果としてワイヤーに負荷さ
れる引っ張り力が増大してワイヤーが切断されることを
防止することが出来るとともに、ワイヤー巻装スプール
の保管中や運搬中やワイヤー巻装スプールからのワイヤ
の引き出しの際にワイヤー巻装スプールに負荷される振
動や温度の変化の影響によりワイヤの巻きに緩みを生じ
させることがなく、そして、中心軸部上におけるワイヤ
の巻きの移動を防止出来、ワイヤの引き出しを安定して
行うことが出来て、ワイヤの絡みを防止することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の第1の実施例に従ってワイヤー巻装
スプールの概略的な縦断面図であり; 図2は、この発明の第2の実施例に従ったワイヤー巻装
スプールの概略的な縦断面図であり;そして、 図3は、この発明の第3の実施例に従ったワイヤー巻装
スプールの概略的な縦断面図である。 1……ワイヤー巻装スプール、2……中心軸部、3……
円錐形状領域、4,5……フランジ、6……距離、7……
ワイヤー巻装スプール、8……中心軸部、9,10……フラ
ンジ、11……円錐形状領域、12,13……中心線、14……
ワイヤー巻装スプール、15……中心軸部、16,17……フ
ランジ、18,19,20……中心線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−78070(JP,A) 実開 昭57−49865(JP,U) 実開 昭57−120550(JP,U) 米国特許3218004(US,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワイヤーが巻装されるスプールであり、 中心軸部と、中心軸部の長手方向の両端部に設けられた
    2つのフランジと、を備えていて、 中心軸部上で多数の層状にワイヤーが巻かれ、 多数の層の夫々は、一方のフランジに隣接した位置と上
    記一方のフランジに隣接した位置から上記長手方向に離
    れた位置との間でワイヤーが相互に隣接して連続的に複
    数回巻かれることにより形成され、 多数の層中のワイヤーの巻き数は、最初の層から層の数
    が大きくなるに従い序々に大きくされて、 多数の層中のワイヤーの巻き数の増大は層中で一方のフ
    ランジから最も遠い一巻きのワイヤーが他方のフランジ
    に到達するまで続けられ、 一方のフランジから最も遠い一巻きのワイヤーが他方の
    フランジに到達した後に形成される層中のワイヤーの巻
    き数は一方のフランジから最も遠い一巻きのワイヤーが
    他方のフランジに到達することにより規定され、 この結果として多数の層の夫々の外周の輪郭を円錐形状
    とする、 ことを特徴とするワイヤー巻装スプール。
  2. 【請求項2】上記多数の層は交互に、上記一方のフラン
    ジに隣接した位置から上記長手方向に離れた位置まで、
    そして上記長手方向に離れた位置から上記一方のフラン
    ジに隣接した位置まで、ワイヤーが相互に隣接して連続
    的に複数回巻かれることにより形成される、 ことを特徴とする請求項1に記載のワイヤー巻装スプー
    ル。
  3. 【請求項3】上記2つのフランジの少なくとも上記他方
    は中心軸部の半径方向における外方に広がるにつれて上
    記長手方向において上記一方のフランジから遠ざかる円
    錐形状をしている、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のワイ
    ヤー巻装スプール。
  4. 【請求項4】上記2つのフランジの上記一方は中心軸部
    の半径方向における外方に広がるにつれて上記長手方向
    において上記他方のフランジから遠ざかる円錐形状をし
    ている、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項
    に記載のワイヤー巻装スプール。
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AU (1) AU579568B2 (ja)
BR (1) BR8701647A (ja)
DE (5) DE241964T1 (ja)
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GR (1) GR3006574T3 (ja)
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