JP2562154Y2 - ツイストドリル - Google Patents
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- B24—GRINDING; POLISHING
- B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
- B24B3/00—Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools
- B24B3/24—Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools of drills
- B24B3/26—Sharpening cutting edges, e.g. of tools; Accessories therefor, e.g. for holding the tools of drills of the point of twist drills
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B51/00—Tools for drilling machines
- B23B51/02—Twist drills
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B2251/00—Details of tools for drilling machines
- B23B2251/18—Configuration of the drill point
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T408/00—Cutting by use of rotating axially moving tool
- Y10T408/89—Tool or Tool with support
- Y10T408/905—Having stepped cutting edges
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Drilling Tools (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Earth Drilling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は特に完全に超硬金属材料
から成るツイストドリルに関する。 【0002】この場合、超硬金属材料は、少なくとも刃
物材料としての焼結材料又は複合材料をも含む。 【0003】 【従来の技術】ドリルポイントグラインディングはチゼ
ルエッジの近傍では逃げ角の増大を招く。これはセンタ
リングのよい穴あけを容易にするが、その反面、チゼル
エッジが弱くなるために、強力な送りにとって不利であ
る。それゆえ、ドリルポイントグラインディングによっ
て研削されるツイストドリルにおいては切削条件を改善
するためにチゼルエッジにしばしば例えばシンニング又
は被削材料に側方すくい角を適合させることによって修
正が施される(R.Stock AG,ベルリン、第3版、197
9,STOCK−TASCHENBUCH,第40頁)。 【0004】 【考案が解決しようとする問題点】本考案の課題はセン
タリングのよい容易な穴あけ特性が維持されると共に高
い送り力による作業が許容され、それにもかかわらず長
い耐用寿命が保証されるような冒頭に述べた形式のツイ
ストドリルを提供することにある。 【0005】 【問題点を解決するための手段】上記課題を解決した本
考案のドリルの要旨は、ドリル直径の25乃至40%の
心厚を有しドリルポイントグラインディングによって研
削された主逃げ面を備えた特に超硬のツイストドリルに
おいて、主切刃と、ドリル軸線を含む、主切刃に平行な
平面との間隔が、ドリル直径の7乃至14%であり、主
切刃からの距離の増大に伴なって先端逃げ角が増大して
おり、ドリルポイントにおける刃物角が60゜乃至12
0゜であり、刃物角によって規定される、チゼルエッジ
の中心部の負のすくい角が、ドリルポイントから出発し
て外側に向かって連続的に減少しかつ主切刃への移行時
にほぼ0゜乃至+10゜の値を有しており、この場合、
チゼルエッジは切削方向に凸状に湾曲して延びているこ
とにある。 【0006】本考案ツイストドリルの別の構成では先端
角が少なくとも130゜である。 【0007】 【考案の効果】本考案に基づくツイストドリルは水準以
上の心厚を有し、これによって、安定度が増大する。さ
らにこれによってチゼルエッジが延長される。一般には
このようにすると穴あけ性能及び切削性能が悪化し、ド
リルが切削するよりむしろ圧縮するようになるが、本考
案によればこのようなことが生じない。 【0008】チゼルエッジがほぼ連続的に主切刃へ移行
していることによって切刃に沿った応力ピークが回避さ
れる。 【0009】本考案の構成によって、切屑は発生後ただ
ちにチゼルエッジ領域内での変向によって変形されて著
しく負荷される。この切屑に、切屑室内への侵入時に付
加的な高いねじり負荷が強制され、これによって切屑が
細断される。 【0010】この細断によってみぞを通る切屑の搬出が
容易となる。このようにツイストドリルの切屑細断性能
がよいと、切屑量が著しく多い場合でも、心厚の増大に
起因するみぞ横断面の減少が不利に作用しない。要する
にこの細断性能によって、心厚増大によって生じるみぞ
横断面の減少が十分に補償される。本ツイストドリルは
従来のものに比して大きな送り力で作業可能である。 【0011】超硬金属の切刃材料のじん性が低いことに
よって、主切刃とチゼルエッジとの間に可能な限り大き
な刃物角が生じる。 【0012】 【実施例】本考案の1実施例による図示の複みぞツイス
トドリル(以下ドリル)1にはねじれみぞとして形成さ
れたみぞ2が主切刃3の数だけ設けられている。本考案
は3つ以上の主切刃、従って3つ以上のみぞを備えたド
リルにも適応される。みぞ2はドリル本体に、心厚K
(4)を形成する深さで形成されている。主切刃3はウ
エブの領域でチゼルエッジ6によって互いに結合されて
おりもしくはチゼルエッジ6へ移行している。 【0013】本考案ドリルでは、心厚K(4)はドリル
直径8の25乃至40%である。ドリルの切削方向は矢
印9で示されている。ドリルの端面、換言すれば主切刃
3と外周5との間に位置する面が主逃げ面10を形成し
ている。ポイントは符号11、先端角σは符号12及び
ドリル軸線7内の刃物角βzは符号25で示されてい
る。 【0014】ドリルポイントグラインディングは本考案
の1実施例では定置の軸線13回りに回転する端面研削
といし(以下といし)14によって行なわれる。研削の
さいのドリル1とといし14との相対位置が第12図乃
至第18図に示されている。第12図ではといし14が
定置に支承され、ドリルが回転位置φ=0にあり、この
位置では大体において主切刃3が研削される。第13図
ではドリル1がとしい14に対する相対的な終端位置に
あり、この位置ではドリル1が矢印19で示す半径方向
送りHRの方向でといし14に対して相対的に並進的に
移動しており、かつ矢印9で示すドリル切削方向で90
゜回転している。要するに第13図ではドリルが−ドリ
ル軸線7に関連して−回転位置φ=90゜にある。この
回転位置φ=90゜はドリルポイントグラインディング
終了位置である。 【0015】第14図乃至第18図は、ドリル1の回転
位置φ=−30゜におけるドリルポイントグラインディ
ング開始時でのといしのまだ軽い最初の係合位置(第1
4図)から出発して、ドリルの回転位置φ=0゜,30
゜,60゜及び90゜で終わるまでのドリルの回転位置
を研削方向で順次示したものである。ドリル1は回転位
置φ=−30゜からφ=+90゜までといし14に対し
て相対的に矢印19の方向で半径方向に並進的に移動す
る。ドリルのこの半径方向送りHRは第14図から第1
8図までドリル軸線7に対するといし14の外周輪郭1
5の相対位置の変化から明らかに認められる。ドリルの
各回転位置でそれぞれ母線16と、といし14のハッチ
ングで示された接触面17とが認められる。 【0016】回転位置φ=0゜では、母線16若しくは
といし14の外周輪郭15がドリル中心若しくはドリル
軸線7を越える。この越えた量を仮に超過量若しくは超
過位置18(SU¨)と呼ぶなら、それはドリル直径の
3乃至15%である。軟い材料の加工のさいにはこの数
値が小さく、硬い材料の加工のさいにはこの値が大き
い。値が大きい方がドリルの安定性が高いのはいうまで
もない。 【0017】連続的にドリルポイントグラインディング
が行なわれ、回転位置φ=0゜から矢印9で示すドリル
切削方向でドリル1を連続的に回転させることによっ
て、母線16は半径方向で超過位置(第12図及び第1
5図)から出てドリル1の半径方向送りHR の方向で
引続き移動する。この移動は、本実施例によればドリル
の縦方向に対して直角な、ドリル軸線の並進運動によっ
て生じる。この半径方向送りHR は矢印19の方向で
有利である。ドリルポイントグラインディング終了時
(回転位置φ=90゜;第13図、第18図)に、母線
16若しくはといし14の外周輪郭15はドリル軸線の
手前の位置にあり、この位置とドリル軸線との間隔を不
足量U¨(20)と呼べば、この不足量U¨(20)は
ドリル直径8の7乃至14%である。つまり、主切刃3
と、ドリル軸線7を含む、主切刃3に平行な平面との間
隔20が、ドリル直径8の7乃至14%となる。その場
合、小さい数値はドリル直径8が大きい場合並びに被削
材料が軟い場合に該当し、大きい数値はドリル直径8が
小さい場合並びに被削材料が硬い場合に該当する。 【0018】ドリルポイントグラインディング中にとい
し14に対して相対的にドリル1の軸方向送りが矢印2
1の方向で行なわれる。この軸方向送りは、半径方向送
りHR (矢印19の方向)に比例する基本送りHG から
合成される。この基本送りHG によって、ドリルは常時
といし表面22に接触を保つ。軸方向送りに関与するこ
の基本送りHG (矢印21)はそれ自体ドリルポイント
グラインディングを行なわず、若しくは逃げ角を規定す
ることなく、半径方向送りHR (矢印19)の補償にの
み役立つ。ドリルポイントグラインディングは、ドリル
1の回転位置φの経過に伴なって回転位置φ=90゜
(ドリルポイントグラインディング終了位置)に至るま
で累進的に増大する付加的な軸方向送り成分HA によっ
て行なわれる(第20図及び第21図参照)。この増大
は有利にはe関数に相応する。これによって、主切刃3
の研削から出発してドリルポイントグラインディング全
領域にわたって、矢印21の方向で行なわれる母線16
の合成された軸方向送りは、ドリルの回転角(回転位
置)φの累進的な増大若しくは主切刃3からの間隔増大
に伴なって主切刃3の先端逃げ角が増大するように、ド
リル1の軸線方向で累進的に生じる。 【0019】ドリルの連続的な回転位置(回転角)φを
伴なう、矢印19の方向で生じる半径方向送りの履歴は
選択的に第20図及び第21図に示すように直線的であ
ってもよく、又は第22図及び第23図に示すように累
進的であってもよい。第22図及び第23図に示す加工
では第20図及び第21図に示す加工に比して研削盤の
所要の送り軸を節約することができる。 【0020】以下に若干の例1〜3について説明する。 【0021】例 1 1. 全超硬金属ドリル φ13.5 超硬金属品質 P40(コーティング) σ =140゜ αχ=6゜ U¨ =1.25mm SU¨=0.7mm θ =46゜=コンスタント H90=3.0mm 使用時の得られた研削データ 実験材料 CK45 回転数 n=2850min− 1 切削速度 Vc=120m/min 1回転当りの送り f=0.6mm 1分当りの送り Vf=1710mm/min 穴あけ深さ Lf=25mm チップ形状 短い破片状例 2 2. 全超硬金属ドリル φ8.3 超硬金属品質 P40(コーティング) σ =140゜ αχ=6゜ U¨ =0.85mm SU¨=0.42mm θ =43゜=コンスタント H90=1.91mm 使用時の得られた研削データ 実験材料 C35 回転数 n=3200min− 1 切削速度 VC=83m/min 1回転当りの送り f=0.3mm 1分当りの送り Vf=1100mm/min 穴あけ深さ Lf=18mm 得られたスタンド距離 L=12.7m チップ形状 短い破片状例 3 材 料 50CrV4 強 度 800N/mm2 ドリル直径 10.5mm 以上の例から判るように、ドリル直径8.3mmでは、
ドリルを0.34mm/1回転だけ送るために側方逃げ
角αχは6゜で十分である。これに対して現在の技術に
基づく円錐外套のドリルポイントグラインディング研削
面を備えたドリルでは同上のドリル直径で側方逃げ角α
χは10゜が推奨される。その場合この逃げ角は0.1
2乃至0.16mm/1回転の送りを可能ならしめる。 【0022】被削材料に応じて、主切刃3は保護当り部
23を備えるか、又はエッジの丸味付けによって補強さ
れる。保護当り部23はほぼ連続的にチゼルエッジ6内
へ延びる。 【0023】本考案に基づくツイストドリルではポイン
ト11の領域で刃物角βz(25)(第5図で5,1
1)はほぼ60゜乃至120゜である。 【0024】この安定な刃物角25は十分良好なセンタ
リング性能を可能ならしめると共に大きな送り力(押圧
力)を受け止めることができる。 【0025】刃物角βz(25)の値は先端角σ(1
2)、といし半径24及び特に超過量SU¨(18)に
よって規定される。 【0026】刃物角βz(25)によって規定されるチ
ゼルエッジ6の中央部の負のすくい角γ(=0.5×β
z)は、ポイント11から出発して外側に向かって連続
的に減少しかつ主切刃への移行時にほぼ−20゜乃至+
10゜、特に0゜の値を有する(第19図参照)。この
場合、チゼルエッジ6は切削方向に凸状に湾曲して延び
ている。 【0027】特に有利には、ツイストドリルにとって著
しく小さな側方逃げ角は例えばわずか6゜である(例1
及び例2参照)。 【0028】逃げ面10の軸方向のピッチは主切刃3と
の間隔増大に伴ない累進的に延びる。これによって、逃
げ角がわずかな場合、要するに刃物角が安定な場合、チ
ゼルエッジ6と逃げ面10との間に最大可能な切屑室が
生じる。 【0029】これによって、チゼルエッジ6からの切屑
の排出が申し分なく行なわれる。 【0030】 【外1】
から成るツイストドリルに関する。 【0002】この場合、超硬金属材料は、少なくとも刃
物材料としての焼結材料又は複合材料をも含む。 【0003】 【従来の技術】ドリルポイントグラインディングはチゼ
ルエッジの近傍では逃げ角の増大を招く。これはセンタ
リングのよい穴あけを容易にするが、その反面、チゼル
エッジが弱くなるために、強力な送りにとって不利であ
る。それゆえ、ドリルポイントグラインディングによっ
て研削されるツイストドリルにおいては切削条件を改善
するためにチゼルエッジにしばしば例えばシンニング又
は被削材料に側方すくい角を適合させることによって修
正が施される(R.Stock AG,ベルリン、第3版、197
9,STOCK−TASCHENBUCH,第40頁)。 【0004】 【考案が解決しようとする問題点】本考案の課題はセン
タリングのよい容易な穴あけ特性が維持されると共に高
い送り力による作業が許容され、それにもかかわらず長
い耐用寿命が保証されるような冒頭に述べた形式のツイ
ストドリルを提供することにある。 【0005】 【問題点を解決するための手段】上記課題を解決した本
考案のドリルの要旨は、ドリル直径の25乃至40%の
心厚を有しドリルポイントグラインディングによって研
削された主逃げ面を備えた特に超硬のツイストドリルに
おいて、主切刃と、ドリル軸線を含む、主切刃に平行な
平面との間隔が、ドリル直径の7乃至14%であり、主
切刃からの距離の増大に伴なって先端逃げ角が増大して
おり、ドリルポイントにおける刃物角が60゜乃至12
0゜であり、刃物角によって規定される、チゼルエッジ
の中心部の負のすくい角が、ドリルポイントから出発し
て外側に向かって連続的に減少しかつ主切刃への移行時
にほぼ0゜乃至+10゜の値を有しており、この場合、
チゼルエッジは切削方向に凸状に湾曲して延びているこ
とにある。 【0006】本考案ツイストドリルの別の構成では先端
角が少なくとも130゜である。 【0007】 【考案の効果】本考案に基づくツイストドリルは水準以
上の心厚を有し、これによって、安定度が増大する。さ
らにこれによってチゼルエッジが延長される。一般には
このようにすると穴あけ性能及び切削性能が悪化し、ド
リルが切削するよりむしろ圧縮するようになるが、本考
案によればこのようなことが生じない。 【0008】チゼルエッジがほぼ連続的に主切刃へ移行
していることによって切刃に沿った応力ピークが回避さ
れる。 【0009】本考案の構成によって、切屑は発生後ただ
ちにチゼルエッジ領域内での変向によって変形されて著
しく負荷される。この切屑に、切屑室内への侵入時に付
加的な高いねじり負荷が強制され、これによって切屑が
細断される。 【0010】この細断によってみぞを通る切屑の搬出が
容易となる。このようにツイストドリルの切屑細断性能
がよいと、切屑量が著しく多い場合でも、心厚の増大に
起因するみぞ横断面の減少が不利に作用しない。要する
にこの細断性能によって、心厚増大によって生じるみぞ
横断面の減少が十分に補償される。本ツイストドリルは
従来のものに比して大きな送り力で作業可能である。 【0011】超硬金属の切刃材料のじん性が低いことに
よって、主切刃とチゼルエッジとの間に可能な限り大き
な刃物角が生じる。 【0012】 【実施例】本考案の1実施例による図示の複みぞツイス
トドリル(以下ドリル)1にはねじれみぞとして形成さ
れたみぞ2が主切刃3の数だけ設けられている。本考案
は3つ以上の主切刃、従って3つ以上のみぞを備えたド
リルにも適応される。みぞ2はドリル本体に、心厚K
(4)を形成する深さで形成されている。主切刃3はウ
エブの領域でチゼルエッジ6によって互いに結合されて
おりもしくはチゼルエッジ6へ移行している。 【0013】本考案ドリルでは、心厚K(4)はドリル
直径8の25乃至40%である。ドリルの切削方向は矢
印9で示されている。ドリルの端面、換言すれば主切刃
3と外周5との間に位置する面が主逃げ面10を形成し
ている。ポイントは符号11、先端角σは符号12及び
ドリル軸線7内の刃物角βzは符号25で示されてい
る。 【0014】ドリルポイントグラインディングは本考案
の1実施例では定置の軸線13回りに回転する端面研削
といし(以下といし)14によって行なわれる。研削の
さいのドリル1とといし14との相対位置が第12図乃
至第18図に示されている。第12図ではといし14が
定置に支承され、ドリルが回転位置φ=0にあり、この
位置では大体において主切刃3が研削される。第13図
ではドリル1がとしい14に対する相対的な終端位置に
あり、この位置ではドリル1が矢印19で示す半径方向
送りHRの方向でといし14に対して相対的に並進的に
移動しており、かつ矢印9で示すドリル切削方向で90
゜回転している。要するに第13図ではドリルが−ドリ
ル軸線7に関連して−回転位置φ=90゜にある。この
回転位置φ=90゜はドリルポイントグラインディング
終了位置である。 【0015】第14図乃至第18図は、ドリル1の回転
位置φ=−30゜におけるドリルポイントグラインディ
ング開始時でのといしのまだ軽い最初の係合位置(第1
4図)から出発して、ドリルの回転位置φ=0゜,30
゜,60゜及び90゜で終わるまでのドリルの回転位置
を研削方向で順次示したものである。ドリル1は回転位
置φ=−30゜からφ=+90゜までといし14に対し
て相対的に矢印19の方向で半径方向に並進的に移動す
る。ドリルのこの半径方向送りHRは第14図から第1
8図までドリル軸線7に対するといし14の外周輪郭1
5の相対位置の変化から明らかに認められる。ドリルの
各回転位置でそれぞれ母線16と、といし14のハッチ
ングで示された接触面17とが認められる。 【0016】回転位置φ=0゜では、母線16若しくは
といし14の外周輪郭15がドリル中心若しくはドリル
軸線7を越える。この越えた量を仮に超過量若しくは超
過位置18(SU¨)と呼ぶなら、それはドリル直径の
3乃至15%である。軟い材料の加工のさいにはこの数
値が小さく、硬い材料の加工のさいにはこの値が大き
い。値が大きい方がドリルの安定性が高いのはいうまで
もない。 【0017】連続的にドリルポイントグラインディング
が行なわれ、回転位置φ=0゜から矢印9で示すドリル
切削方向でドリル1を連続的に回転させることによっ
て、母線16は半径方向で超過位置(第12図及び第1
5図)から出てドリル1の半径方向送りHR の方向で
引続き移動する。この移動は、本実施例によればドリル
の縦方向に対して直角な、ドリル軸線の並進運動によっ
て生じる。この半径方向送りHR は矢印19の方向で
有利である。ドリルポイントグラインディング終了時
(回転位置φ=90゜;第13図、第18図)に、母線
16若しくはといし14の外周輪郭15はドリル軸線の
手前の位置にあり、この位置とドリル軸線との間隔を不
足量U¨(20)と呼べば、この不足量U¨(20)は
ドリル直径8の7乃至14%である。つまり、主切刃3
と、ドリル軸線7を含む、主切刃3に平行な平面との間
隔20が、ドリル直径8の7乃至14%となる。その場
合、小さい数値はドリル直径8が大きい場合並びに被削
材料が軟い場合に該当し、大きい数値はドリル直径8が
小さい場合並びに被削材料が硬い場合に該当する。 【0018】ドリルポイントグラインディング中にとい
し14に対して相対的にドリル1の軸方向送りが矢印2
1の方向で行なわれる。この軸方向送りは、半径方向送
りHR (矢印19の方向)に比例する基本送りHG から
合成される。この基本送りHG によって、ドリルは常時
といし表面22に接触を保つ。軸方向送りに関与するこ
の基本送りHG (矢印21)はそれ自体ドリルポイント
グラインディングを行なわず、若しくは逃げ角を規定す
ることなく、半径方向送りHR (矢印19)の補償にの
み役立つ。ドリルポイントグラインディングは、ドリル
1の回転位置φの経過に伴なって回転位置φ=90゜
(ドリルポイントグラインディング終了位置)に至るま
で累進的に増大する付加的な軸方向送り成分HA によっ
て行なわれる(第20図及び第21図参照)。この増大
は有利にはe関数に相応する。これによって、主切刃3
の研削から出発してドリルポイントグラインディング全
領域にわたって、矢印21の方向で行なわれる母線16
の合成された軸方向送りは、ドリルの回転角(回転位
置)φの累進的な増大若しくは主切刃3からの間隔増大
に伴なって主切刃3の先端逃げ角が増大するように、ド
リル1の軸線方向で累進的に生じる。 【0019】ドリルの連続的な回転位置(回転角)φを
伴なう、矢印19の方向で生じる半径方向送りの履歴は
選択的に第20図及び第21図に示すように直線的であ
ってもよく、又は第22図及び第23図に示すように累
進的であってもよい。第22図及び第23図に示す加工
では第20図及び第21図に示す加工に比して研削盤の
所要の送り軸を節約することができる。 【0020】以下に若干の例1〜3について説明する。 【0021】例 1 1. 全超硬金属ドリル φ13.5 超硬金属品質 P40(コーティング) σ =140゜ αχ=6゜ U¨ =1.25mm SU¨=0.7mm θ =46゜=コンスタント H90=3.0mm 使用時の得られた研削データ 実験材料 CK45 回転数 n=2850min− 1 切削速度 Vc=120m/min 1回転当りの送り f=0.6mm 1分当りの送り Vf=1710mm/min 穴あけ深さ Lf=25mm チップ形状 短い破片状例 2 2. 全超硬金属ドリル φ8.3 超硬金属品質 P40(コーティング) σ =140゜ αχ=6゜ U¨ =0.85mm SU¨=0.42mm θ =43゜=コンスタント H90=1.91mm 使用時の得られた研削データ 実験材料 C35 回転数 n=3200min− 1 切削速度 VC=83m/min 1回転当りの送り f=0.3mm 1分当りの送り Vf=1100mm/min 穴あけ深さ Lf=18mm 得られたスタンド距離 L=12.7m チップ形状 短い破片状例 3 材 料 50CrV4 強 度 800N/mm2 ドリル直径 10.5mm 以上の例から判るように、ドリル直径8.3mmでは、
ドリルを0.34mm/1回転だけ送るために側方逃げ
角αχは6゜で十分である。これに対して現在の技術に
基づく円錐外套のドリルポイントグラインディング研削
面を備えたドリルでは同上のドリル直径で側方逃げ角α
χは10゜が推奨される。その場合この逃げ角は0.1
2乃至0.16mm/1回転の送りを可能ならしめる。 【0022】被削材料に応じて、主切刃3は保護当り部
23を備えるか、又はエッジの丸味付けによって補強さ
れる。保護当り部23はほぼ連続的にチゼルエッジ6内
へ延びる。 【0023】本考案に基づくツイストドリルではポイン
ト11の領域で刃物角βz(25)(第5図で5,1
1)はほぼ60゜乃至120゜である。 【0024】この安定な刃物角25は十分良好なセンタ
リング性能を可能ならしめると共に大きな送り力(押圧
力)を受け止めることができる。 【0025】刃物角βz(25)の値は先端角σ(1
2)、といし半径24及び特に超過量SU¨(18)に
よって規定される。 【0026】刃物角βz(25)によって規定されるチ
ゼルエッジ6の中央部の負のすくい角γ(=0.5×β
z)は、ポイント11から出発して外側に向かって連続
的に減少しかつ主切刃への移行時にほぼ−20゜乃至+
10゜、特に0゜の値を有する(第19図参照)。この
場合、チゼルエッジ6は切削方向に凸状に湾曲して延び
ている。 【0027】特に有利には、ツイストドリルにとって著
しく小さな側方逃げ角は例えばわずか6゜である(例1
及び例2参照)。 【0028】逃げ面10の軸方向のピッチは主切刃3と
の間隔増大に伴ない累進的に延びる。これによって、逃
げ角がわずかな場合、要するに刃物角が安定な場合、チ
ゼルエッジ6と逃げ面10との間に最大可能な切屑室が
生じる。 【0029】これによって、チゼルエッジ6からの切屑
の排出が申し分なく行なわれる。 【0030】 【外1】
【図面の簡単な説明】
【図1】ツイストドリルの端面図である。
【図2】図1の矢印Iの方向から見たツイストドリルの
側面図である。 【図3】図2の矢印IIIの方向から見た側面図であ
る。 【図4】図1及び図2の矢印IVの方向から見た図であ
る。 【図5】図1のV−V線に沿った断面図である。 【図6】付加的な切屑室修正を施したツイストドリルの
端面図である。 【図7】同ツイストドリルの側面図である。 【図8】図7の矢印VIIIの方向から見た側面図であ
る。 【図9】図7の矢印IXの方向から見た図である。 【図10】図6及び図7の矢印Xの方向から見た図であ
る。 【図11】図6図のXI−XI線に沿った断面図であ
る。 【図12】図2に示すドリル先端部に、ドリルの回転位
置φ=0゜でといしが切削係合している状態を示す図で
ある。 【図13】ドリルの回転位置φ=90゜でドリル先端部
にといしが切削係合している状態を示す図である。 【図14】ドリルの回転位置φ=−30゜におけるとい
しの外周輪郭、主切刃の逃げ面の母線及びドリルととい
しとの接触面を示すドリルの端面図である。 【図15】ドリル回転位置φ=0゜における図14と同
様のドリルの端面図である。 【図16】ドリルの回転位置φ=30゜における図14
と同様のドリルの端面図である。 【図17】ドリルの回転位置φ=60゜における図14
と同様のドリルの端面図である。 【図18】ドリルの回転位置φ=90゜における図14
と同様のドリルの端面図である。 【図19】主切刃の軸方向の逃げ角をドリル軸線からド
リル外周までのドリル半径にわたって示す図である。 【図20】図14乃至図18に示すドリルポイントグラ
インディング過程において、ドリルポイントグラインデ
ィング開始時のドリルの回転位置φ=−30゜とドリル
ポイントグラインディング終了時のドリルの回転位置φ
=90゜との間のドリル回転位置に依存した、といしに
対するドリルの半径方向送りHR の量と、軸方向送り成
分HG 及びHA の量とを示す図である。 【図21】ドリルポイントグラインディング過程時の送
りのベクトルを示す図である。 【図22】図14乃至図18に示すドリルポイントグラ
インディング過程においてドリルポイントグラインディ
ング開始時のドリルの回転位置φ=−30゜とドリルポ
イントグラインディング終了時のドリルの回転位置φ=
90゜との間のドリル回転位置に依存した、合成された
全送りHの履歴を示す図である。 【図23】ドリルポイントグラインディング過程時の送
りのベクトルを示す図である。 【符号の説明】 1 (ツイスト)ドリル、 2 みぞ、 3 主切刃、
4 心厚、 5 外周、 6 チゼルエッジ、 7
ドリル軸線、 8 ドリル直径、 9 矢印(ドリル切
削方向)、 10 主逃げ面、 11 ポイント、 1
2 先端角(σ)、 13 軸線、 14 といし、
15 外周輪郭、 16 母線、 17接触面、 18
超過量(SU¨)、 19 矢印(半径方向送り
HR)、20 不足量(U¨)、 21 矢印(軸方向
送り)、 22 といし表面、23 保護当り部、 2
4 といし半径、 25 刃物角(βz)
側面図である。 【図3】図2の矢印IIIの方向から見た側面図であ
る。 【図4】図1及び図2の矢印IVの方向から見た図であ
る。 【図5】図1のV−V線に沿った断面図である。 【図6】付加的な切屑室修正を施したツイストドリルの
端面図である。 【図7】同ツイストドリルの側面図である。 【図8】図7の矢印VIIIの方向から見た側面図であ
る。 【図9】図7の矢印IXの方向から見た図である。 【図10】図6及び図7の矢印Xの方向から見た図であ
る。 【図11】図6図のXI−XI線に沿った断面図であ
る。 【図12】図2に示すドリル先端部に、ドリルの回転位
置φ=0゜でといしが切削係合している状態を示す図で
ある。 【図13】ドリルの回転位置φ=90゜でドリル先端部
にといしが切削係合している状態を示す図である。 【図14】ドリルの回転位置φ=−30゜におけるとい
しの外周輪郭、主切刃の逃げ面の母線及びドリルととい
しとの接触面を示すドリルの端面図である。 【図15】ドリル回転位置φ=0゜における図14と同
様のドリルの端面図である。 【図16】ドリルの回転位置φ=30゜における図14
と同様のドリルの端面図である。 【図17】ドリルの回転位置φ=60゜における図14
と同様のドリルの端面図である。 【図18】ドリルの回転位置φ=90゜における図14
と同様のドリルの端面図である。 【図19】主切刃の軸方向の逃げ角をドリル軸線からド
リル外周までのドリル半径にわたって示す図である。 【図20】図14乃至図18に示すドリルポイントグラ
インディング過程において、ドリルポイントグラインデ
ィング開始時のドリルの回転位置φ=−30゜とドリル
ポイントグラインディング終了時のドリルの回転位置φ
=90゜との間のドリル回転位置に依存した、といしに
対するドリルの半径方向送りHR の量と、軸方向送り成
分HG 及びHA の量とを示す図である。 【図21】ドリルポイントグラインディング過程時の送
りのベクトルを示す図である。 【図22】図14乃至図18に示すドリルポイントグラ
インディング過程においてドリルポイントグラインディ
ング開始時のドリルの回転位置φ=−30゜とドリルポ
イントグラインディング終了時のドリルの回転位置φ=
90゜との間のドリル回転位置に依存した、合成された
全送りHの履歴を示す図である。 【図23】ドリルポイントグラインディング過程時の送
りのベクトルを示す図である。 【符号の説明】 1 (ツイスト)ドリル、 2 みぞ、 3 主切刃、
4 心厚、 5 外周、 6 チゼルエッジ、 7
ドリル軸線、 8 ドリル直径、 9 矢印(ドリル切
削方向)、 10 主逃げ面、 11 ポイント、 1
2 先端角(σ)、 13 軸線、 14 といし、
15 外周輪郭、 16 母線、 17接触面、 18
超過量(SU¨)、 19 矢印(半径方向送り
HR)、20 不足量(U¨)、 21 矢印(軸方向
送り)、 22 といし表面、23 保護当り部、 2
4 といし半径、 25 刃物角(βz)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 ウルリッヒ クレンツァー
ドイツ連邦共和国 フュルト マリーエ
ンブルガー シュトラーセ 14
(56)参考文献 特開 昭57−41153(JP,A)
特開 昭60−114407(JP,A)
実開 昭60−66410(JP,U)
Claims (1)
- (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.ドリル直径(8)の25乃至40%の心厚(K,
4)を有しドリルポイントグラインディングによって研
削された主逃げ面(10)を備えたツイストドリルにお
いて、主切刃(3)と、ドリル軸線(7)を含む、主切刃
(3)に平行な平面との間隔(20)が、ドリル直径
(8)の7乃至14%であり、 主切刃(3)からの距離の増大に伴なって先端逃げ角が
増大しており、 ドリルポイント(11)における刃物角(25)が60
゜乃至120゜であり、 刃物角(25)によって規定される、チゼルエッジ
(6)の中心部の負のすくい角(γ)が、ドリルポイン
ト(11)から出発して外側に向かって連続的に減少し
かつ主切刃への移行時にほぼ0゜乃至+10゜の値を有
しており、この場合、チゼルエッジ(6)は切削方向に
凸状に湾曲して延びている ことを特徴とするツイストド
リル。
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