JP2562144Y2 - 音声信号スクランブル装置 - Google Patents

音声信号スクランブル装置

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JP2562144Y2
JP2562144Y2 JP1991007813U JP781391U JP2562144Y2 JP 2562144 Y2 JP2562144 Y2 JP 2562144Y2 JP 1991007813 U JP1991007813 U JP 1991007813U JP 781391 U JP781391 U JP 781391U JP 2562144 Y2 JP2562144 Y2 JP 2562144Y2
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audio
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bits
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JP1991007813U
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玲 佐藤
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NEC Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は音声信号スクランブル装
置に関し、特に有料方式の衛星放送等で使用する音声信
号スクランブル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】将来、衛星放送は有料方式による放送が
計画されている(昭和63年度電気通信技術審議会答申
諮問第17号「放送衛星によるテレビジョン放送におけ
る有料方式に関する技術的条件」)。この有料化方式
は、テレビジョンの映像および音声信号をスクランブル
して放送し、有料放送の受信契約者は、デコーダを用い
てスクランブルされた信号を解読して視聴する方式であ
る。音声信号のスクランブル方式としては、ディジタル
化さた音声信号データ全体にPN(擬似雑音)信号系列
を加算してスクランブルするようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の音声信
号スクランブルでは、ディジタル化さた音声信号データ
全体にPN信号系列を加算してスクランブルするので、
有料放送の受信契約をしていない受信者が受信しても、
単なる雑音として聞こえるだけである。このため、有料
放送の受信契約をしていない受信者に有料方式の衛星放
送に興味を持たせる切っ掛けをつくることができず、受
信契約の促進に繋がらないという問題点がある。
【0004】本考案の目的は、受信契約をしていない受
信者が受信した場合、音声として認識できる程度にスク
ランブルすることにより、有料衛星放送に興味を持たせ
ることができる音声信号スクランブル装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の音声信号スクラ
ンブル装置は、PN(擬似雑音)信号系列を発生するP
N発生器と、音声信号をディジタル化して音声パラレル
データに変換する変換器と、前記音声パラレルデータの
ビット数と同数の出力端を有し指定された出力端に前記
PN信号系列を出力するビット選択器と、前記音声パラ
レルデータの各ビットと前記ビット選択器の各出力端の
信号とをそれぞれ加算する加算器とを備えて構成され
る。
【0006】本考案の音声信号スクランブル装置は、P
N(擬似雑音)信号系列を発生するPN発生器と、音声
信号をディジタル化して音声シリアルデータに変換する
変換器と、前記音声シルアルデータの指定されたビット
に対応するタイミングで前記PN信号系列を出力するビ
ット選択器と、このビット選択器の出力信号と前記音声
シリアルデータとを加算する加算器とを備えて構成され
る。
【0007】
【実施例】次に図面を参照して本考案を説明する。図1
は本考案の第1の実施例を示すブロック図であり、送信
側では、アナログ音声信号をディジタル化して音声パラ
レルデータに変換するA−D変換器1と、PN信号系列
を発生するPN発生器2と、音声パラレルデータのビッ
トの内、スクランブルするビットに対応する出力端を選
択してPN信号系列を送出するビット選択器3と、音声
パラレルデータとPN信号系列とを加算する加算器4
と、音声パラレルデータを送信する送信器5とを備えて
いる。一方、受信側では、音声パラレルデータを受信す
る受信器6と、送信側と同じPN信号系列を発生するP
N発生器7と、音声パラレルデータのビットの内、スク
ランブルされたビットに対応する出力端を選択してPN
信号系列を送出するビット選択器8と、音声パラレルデ
ータとPN信号系列とを加算する加算器9と、音声パラ
レルデータをアナログ音声信号に変換するD−A変換器
10とを備えている。
【0008】次に動作を説明する。本実施例では分解能
8ビットの音声パラレルデータの場合を示している。送
信側のA−D変換器1は、音声信号を8ビット(b0〜
b7)の音声パラレルデータに変換する。ビット選択器
3は、PN信号系列Spおよびビット選択信号Sbを受
け、出力端Y0〜Y7の内、ビット選択信号Sbにより
指定された出力端にPN信号系列Spを出力する。加算
器4は、排他的論理和回路40〜47を有し、この排他
的論理和回路40〜47の一方の入力端には音声パラレ
ルデータの各ビットb0〜b7が入力し、他方の入力端
にはビット選択器3の出力端Y0〜Y7からの信号が入
力する。各排他的論理和回路40〜47は、入力する2
つの信号の排他的論理和を演算することによって、音声
パラレルデータの指定されたビットをPN信号系列でス
クランブルしp0〜p7として出力する。
【0009】受信側では、加算器9の排他的論理和回路
90〜97の一方の入力端に受信器6が出力するスクラ
ンブルされた音声パラレルデータp0〜p7を入力し、
また、他方の入力端にPN発生器7からのPN信号系列
をビット選択器8を介して入力して排他的論理和を演算
することによって、音声信号を復元する。
【0010】図2(a),(b)は、音声パラレルデー
タ8ビットの内の1ビットにPN信号系列によりスクラ
ンブルを行う場合を示している。一般に、有料放送の受
信契約をしていない受信者が受信した場合、スクランブ
ルするビットがMSBに近いほど音声として復元したと
きの影響が大きく、LSBに近いほど音声として復元し
たときの影響が少ない。同図(a)は、ビット選択信号
Sbがビット選択器3の出力端Y1を指定することによ
って、音声パラレルデータのビットb1をPN信号系列
でスクランブルした場合を示している。この場合はLS
Bに近いので、受信復元したときにある程度音声として
認識できる。一方、同図(b)は、音声パラレルデータ
のビットb6をスクランブルした場合であり、MSBに
近いので受信復元したとき殆ど音声として認識できな
い。
【0011】図3(a),(b)は、音声パラレルデー
タ8ビットの内の連続した複数ビットにPN信号系列に
よるスクランブルを行う場合を示している。一般に、有
料放送の受信契約をしていない受信者が受信した場合、
スクランブルするビット数が多いほど、音声として復元
したときの影響が大きい。同図(a)は、音声パラレル
データのビットb0〜b1をスクランブルした場合を示
している。この場合はLSBに近く、またスクランブル
するビット数も少ないので、受信復元したときにある程
度音声として認識できる。一方、同図(b)は、音声パ
ラレルデータのビットb0〜b6をスクランブルした場
合であり、スクランブルするビット数も多くMSBに近
いので、受信復元したとき音声として認識できない。
【0012】図4は本考案の第2の実施例を示すブロッ
ク図である。
【0013】BS方式音声シリアルデータ変換器21
は、音声信号をBS方式の音声シリアルデータに変換す
る。BS方式の音声データは例えば図5に示すように、
各8ビット×32ビットの4種類の音声データを含み、
1フレームが64ビット×32ビット単位でインターリ
ーブマトリックス化されている。
【0014】ビット選択器23は、ビット選択信号Sa
によって指定されたタイミングでPN発生器22が生成
したPN信号系列を送出する。加算器24は、ビット選
択器23からの出力信号および音声シリアルデータを加
算し、所定のビットをスクランブルした後、スクランブ
ルした音声シリアルデータをBCH誤り訂正ビット付加
器25へ送出する。なお、受信側では、図示しないが、
スクランブルされた音声シリアルデータをBCH誤り訂
正器を通過させた後、PN信号系列と加算してPN信号
系列を除去し、更にBS方式音声シリアルデータ変換器
によってディジタル音声信号をアナログ音声信号に変換
する。
【0015】図6は、図5に示したBS方式の音声デー
タにPN信号系列を加算する範囲を示しており、4種類
の各音声データに対して32ビットの内、8ビットにス
クランブルを行う場合を示している。この場合、ビット
選択器23をビット選択信号Saによって制御すること
により、スクランブル範囲を適宜変化させることができ
る。また、各音声データ毎に、スクランブル範囲を変化
させることもできる。スクランブル範囲を大きくするに
つれ、受信側で音声データを復元したときの音声として
認識できる度合は低下する。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、音
声データのビットに対し、その一部にPN信号系列を加
算して選択的にスクランブルを行うことにより、有料放
送の受信契約をしていない受信者が受信した場合、音声
として認識できる程度にスクランブルすることができる
ので、有料衛星放送に興味を持たせることができ、受信
契約の促進に繋がるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】音声パラレルデータの1ビットに対してスクラ
ンブルを行う場合を示す図である。
【図3】音声パラレルデータの連続した複数ビットに対
してスクランブルを行う場合を示す図である。
【図4】本考案の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図5】BS方式の音声データを示す図である。
【図6】BS方式の音声データに対するスクランブル範
囲の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 A−D変換器 21 BS方式音声シリアルデータ変換器 2,22 PN発生器 3,23 ビット選択器 4,24 加算器

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PN(擬似雑音)信号系列を発生するP
    N発生器と、音声信号をディジタル化して音声パラレル
    データに変換する変換器と、前記音声パラレルデータの
    ビット数と同数の出力端を有し指定された出力端に前記
    PN信号系列を出力するビット選択器と、前記音声パラ
    レルデータの各ビットと前記ビット選択器の各出力端の
    信号とをそれぞれ加算する加算器とを備えたことを特徴
    とする音声信号スクランブル装置。
  2. 【請求項2】 PN(擬似雑音)信号系列を発生するP
    N発生器と、音声信号をディジタル化して音声シリアル
    データに変換する変換器と、前記音声シルアルデータの
    指定されたビットに対応するタイミングで前記PN信号
    系列を出力するビット選択器と、このビット選択器の出
    力信号と前記音声シリアルデータとを加算する加算器と
    を備えたことを特徴とする音声信号スクランブル装置。
JP1991007813U 1990-07-12 1991-02-21 音声信号スクランブル装置 Expired - Lifetime JP2562144Y2 (ja)

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JP7406290 1990-07-12
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Publication Number Publication Date
JPH0492840U JPH0492840U (ja) 1992-08-12
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JP2734388B2 (ja) * 1994-12-12 1998-03-30 日本電気株式会社 帯域分割符号化を用いた音声データ圧縮システムの効果制御付き音声スクランブル装置
GB2392807A (en) * 2002-09-06 2004-03-10 Sony Uk Ltd Processing digital data

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