JP2562071B2 - クレーンのワイヤロープ取替方法 - Google Patents

クレーンのワイヤロープ取替方法

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JP2562071B2
JP2562071B2 JP2070223A JP7022390A JP2562071B2 JP 2562071 B2 JP2562071 B2 JP 2562071B2 JP 2070223 A JP2070223 A JP 2070223A JP 7022390 A JP7022390 A JP 7022390A JP 2562071 B2 JP2562071 B2 JP 2562071B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はクレーンのワイヤロープ取替方法に係り、詳
しくは、クレーンに据え置かれた巻上ドラムに巻装され
ている古いワイヤロープを能率よく新しいワイヤロープ
と取り替え、かつ、古いワイヤロープを地上で自動的に
巻き取ることができるようにした取替方法に関するもの
である。これはコイル状鋼板や鋳塊などの重量物を懸
吊,搬送する大型天井クレーン等の分野で利用される。
〔従来の技術〕
製鉄所の圧延工場等に配設される大型天井クレーン等
の巻上ドラムに巻回されるワイヤロープは、例えば、第
10図に示すように、その両端6a,6bが巻上ドラム5に設
けられた固定具5a,5bに掛止され、定滑車である上部シ
ーブ7を介して、荷吊用のフック8a(第9図参照)を備
えたフックブロック8を懸吊している。
このような天井クレーンでは、古くなったワイヤロー
プ6の取替作業を、従来、以下のようにして行ってい
た。第9図に示すように、まず、巻上ドラム5を巻き下
げ方向(矢印42の反対方向)に回転させ、巻上ドラム5
に刻設された左右逆螺旋状の巻装溝5c,5dから古ワイヤ
ロープ6の見解を順次解くと共に、フックブロック8を
地上に配置した支持台9上へ降ろして堅固に載置する。
さらに、巻上ドラム5を巻き下げ方向に回転させて、巻
装溝における左右端部に残ったあだ巻き(捨て巻きとも
いう)までも解く。
次いで、巻上ドラム5の一端部に設けられた固定具5a
に掛止されている古ワイヤロープ6の一端6a(第10図参
照)を取り外して、クレモナロープ(図示せず)などで
その一端6aを縛って地上へ降ろす。そして、クレモナロ
ープを取り除いて、予め地上に配置した繰出手段11に巻
回されている新ワイヤロープ10の一端と上記古ワイヤロ
ープ6の一端6aとを連結金具(図示せず)等で接続す
る。しかる後、巻上ドラム5を巻き上げ方向42へ回転さ
せて、新ワイヤロープ10を巻上ドラム5に引き上げ始め
ながら、三巻ほど古ワイヤロープ6を巻上ドラム5の巻
装溝5dに巻回させる。これは、以後巻上ドラム5を巻き
上げ方向42に回転させて古ワイヤロープ6を繰り出させ
る際に、古ワイヤロープ6や新ワイヤロープ10が巻上ド
ラム5上で滑らないような摩擦力を確保しておくためで
ある。その後に、巻上ドラム5の他端部に設けられた固
定具5bに掛止されている古ワイヤロープ6の他端6b(第
10図参照)を取り外す。
その古ワイヤロープ6の他端をクレモナロープなどで
縛り、この状態で、巻上ドラム5を巻き上げ方向42へさ
らに回転させつつ、その他端が跳ねないようにクレモナ
ロープなどで誘導しながら、クラブ4の手摺4a越しに古
ワイヤロープ6を地上へ繰り出させ、地上で待機してい
る作業者が、その古ワイヤロープ6を輪状に束ねる。こ
の作業の間に、その巻上ドラム5に巻回されている古ワ
イヤロープ6が、螺旋状の巻装溝5dに沿って矢印44方向
へ移動する。古ワイヤロープ6の巻回部分が逆方向螺旋
の巻装溝5cに接近する中央位置に到達すると、古ワイヤ
ロープ6が移動するための巻き代がなくなるので、その
ときには、巻上ドラム5の回転を停止させる。作業者の
手作業によって巻回状態にある古ワイヤロープ6を巻上
ドラム5上で緩めて巻装溝5dから浮かせ、そのまま古ワ
イヤロープ6を固定具5bが位置する巻装溝5dの左端部へ
戻し、再度、上記と同じ作業を繰り返す。
このような作業により、新ワイヤロープ10と古ワイヤ
ロープ6との接続部が、フックブロック8や上部シーブ
7(第10図参照)を順次たどって巻上ドラム5の上部位
置43に到達したとき、巻上ドラム5の回転を停止して接
続部を切り離し、新ワイヤロープ10の一端を巻上ドラム
5の固定具5bに掛止させる。古ワイヤロープ6の他端6b
をクレモナロープなどで縛ってそれを地上へ降ろし、古
ワイヤロープ6の最後の部分も地上で輪状に束ねる。一
方、新ワイヤロープ10の他端は繰出手段11から取り外さ
れ、その他端をクレモナロープなどで縛ってクラブ4上
に引き上げ、その他端を巻上ドラム5の固定具5aに掛止
させる。巻上ドラム5を巻き上げ方向42へ回転させ、新
ワイヤロープ10を巻上ドラム5の両端部であだ巻きさせ
た後、さらに巻上ドラム5を巻き上げ方向へ回転させれ
ば、新ワイヤロープ10が巻上ドラム5に巻回させると共
にフックブロック8が上昇する。このようにして、古ワ
イヤロープ6と新ワイヤロープ10との取り替え作業が完
了される。
このような従来の取替方法では、天井部の高い位置
で、巻上ドラム5を回転させることにより古ワイヤロー
プ6を地上に繰り出す一方、繰り出された古ワイヤロー
プ6が地上で作業者によって束ねられていた。大型の天
井クレーンなどでは、それに使用されるワイヤロープの
径が25mmないし40mmもあり、それを束ねる作業は、人手
を要する上に非常な重筋力作業となり、能率のあがらな
いものであった。また、束ね作業者とクレーン運転者と
は絶えず相互に合図をとりつつ作業を行う必要があり、
非常に煩わしいものであった。
このようなことから、本出願人は、フックブロックを
地上に固定した後に、古ワイヤロープの一端を新ワイヤ
ロープに接続する一方、古ワイヤロープの他端を、別途
準備した巻取手段に連繋させ、巻上ドラムを駆動させず
に、もっぱらその巻取手段の駆動による引張力によっ
て、古ワイヤロープを巻き取るようにしたクレーンのワ
イヤロープ取替方法を特開昭63−17792号公報において
提案した。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の方法では、地上に配置した巻取手段の引張力が
ワイヤロープ全体に作用し、ひいては、上部シーブとフ
ックブロックに張架されている部分の古ワイヤロープに
も直接に力が及ぶため、フックブロックを特に堅固に固
定しておく必要があった。また、充分な引張力を得るた
めに巻取手段の強度を上げておくと共に、駆動源にかな
り大きな動力を要するものとなっていた。ワイヤロープ
が太くて重い場合にはなおさらであり、そのために装置
が大型化してコスト高となり、また、作業スペースが制
約される等の難点があった。さらに、ワイヤロープに大
きな張力が作用するため、新ワイヤロープと古ワイヤロ
ープとの接続部が切断されることもあり、その作業の改
善が強く望まれていた。
本発明はこのような事情を考慮してなされ、その目的
は、コンパクトで広いスペースを必要しなく、ワイヤロ
ープに常時大きな張力を作用させた状態にしておくこと
もなく、また、ワイヤロープが太いものであっても、そ
の取替作業の安全性が高く確保され、能率よく新しいワ
イヤロープに交換できるようにしたクレーンのワイヤロ
ープ取替方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、レール上を走行する台車に据え置かれたワ
イヤロープ巻装用の巻上ドラムを具備したクレーンにお
けるワイヤロープの取替方法に適用される。
その特徴とするところは、第1図を参照して、巻上ド
ラム5で昇降されるフックブロック8を、巻上ドラム5
の巻き下げ方向(矢印42の反対方向)の回転により地上
へ降ろすと共に、巻上ドラム5から古ワイヤロープ6の
あだ巻きまで解いておく。古ワイヤロープ6の一端6aを
その巻上ドラム5の一端部より外すと共に、古ワイヤロ
ープ6の一端6aを地上に降ろして繰出手段11に巻回され
た新ワイヤロープ10の一端に接続する。次に、巻上ドラ
ム5を巻き上げ方向42へ回転させ、古ワイヤロープ6を
巻上ドラム5に所定回数巻回した後、巻上ドラム5の他
端部に掛止された古ワイヤロープ6の他端6bを取り外
す。巻上ドラム5をさらに巻き上げ方向42へ回転させ、
新ワイヤロープ10を巻上ドラム5に引き上げ始めると共
に、古ワイヤロープ6の他端6bを地上へ繰り出す。その
古ワイヤロープ6の他端6bを地上に配置した回転テーブ
ル17に連繋させて、以後の巻上ドラム5の巻き上げ方向
42への回転による古ワイヤロープ6の地上への繰り出し
動作と回転テーブル17の回転速度の調節とにより、古ワ
イヤロープ6に張力を作用させることなく所望する巻取
り直径となるように、古ワイヤロープ6を輪状に重ね束
ねるようにしたことである。
また、第5図を参照して、輪状に重ね束ねられる古ワ
イヤロープ6が取り囲まれる円筒状駕篭部18aを有する
駕篭体18を回転テーブル17に着脱自在に設けておき、地
上へ繰り出されている古ワイヤロープ6の巻取り姿の乱
れを円筒状駕篭部18aによって防止しながら、古ワイヤ
ロープ6を回転テーブル17の回転で輪状に重ね束ねるよ
うにしてもよい。
さらに、円筒状駕篭部18aの上部に截頭円錐状駕篭部1
8bを形成しておき地上へ繰り出されている古ワイヤロー
プ6を截頭円錐状駕篭部18bの内面に接触させながら、
回転テーブル17の回転で輪状に重ね束ねるようにするこ
ともできる。
そして、截頭円錐状駕篭部18bの上部に連なる截頭円
錐小駕篭部18cを形成しておき、その截頭円錐小駕篭部1
8cの上部開口を通過して地上へ繰り出されている古ワイ
ヤロープ6を、截頭円錐状駕篭部18bと截頭円錐小駕篭
部18cとの境界部に位置したリング状パイプ材に接触さ
せながら、古ワイヤロープ6を回転テーブル17の回転で
輪状に重ね束ねるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、巻上ドラムから外した古ワイヤロープの一
端を新ワイヤロープと接続し、その古ワイヤロープを巻
上ドラムに所定回数に巻回した状態で、その巻上ドラム
を巻き上げ方向に回転させつつ、古ワイヤロープの他端
を地上に繰り出させるようにしたので、その古ワイヤロ
ープを滑らせることなく確実に繰り出し、また、新ワイ
ヤロープを巻上ドラムに巻回させることができる。そし
て、巻上ドラムの巻き上げ方向への回転による古ワイヤ
ロープの他上への繰り出し動作と前記回転テーブルの回
転速度の調節とにより、古ワイヤロープを地上に配置し
た回転テーブルの動きに連繋させて巻き取らせるように
したので、ワイヤロープに大きな張力を作用させること
なく、能率よく古ワイヤロープを所望する巻取り直径と
なるように輪状に重ねて束ねておくことができる。すな
わち、回転テーブルの速度制御によって回転を速めれば
巻き細りさせることができ、巻き締めしすぎるようであ
れば遅くして矯正したり大きい輪の束ね重ねとするとい
ったように、比較的小さな動力により任意の直径で整然
とした巻き取りを実現することができる。
輪状に重ね束ねられる古ワイヤロープが取り囲まれる
円筒状駕篭部を有する駕篭体を回転テーブルに着脱自在
に設けておけば、地上へ繰り出されている古ワイヤロー
プの巻取り姿の乱れが円筒状駕篭部によって防止され、
古ワイヤロープを回転テーブルの回転で円滑に輪状に重
ね束ねることができる。例えば、古ワイヤロープが不意
に飛び出しそうになっても、円筒状駕篭部がそれを阻止
する。また、輪状の束が大きく傾きかけることがあって
も、回転テーブルから逸脱することが防止される。もち
ろん、古ワイヤロープをコンパクトに束ね、その後の処
置を容易とする一方、巻取手段としてもスペースを要し
ないものとしておくことができる。
円筒状駕篭部の上部に截頭円錐状駕篭部を形成してお
くと、地上へ繰り出されている古ワイヤロープを截頭円
錐状駕篭部の内面に接触させながら、回転テーブルの回
転で輪状に重ね束ねることができる。例えば回転テーブ
ルの回転に基づく遠心力などが古ワイヤロープに過大に
作用して振り回される事態が生じても以後の巻取り姿を
大きく損なうことはない。これは、巻取り直径を大きく
しておきたい場合に都合がよい。
截頭円錐状駕篭部の上部に連なる截頭円錐小駕篭部を
形成しておき、截頭円錐小駕篭部の上部開口を通過して
地上へ繰り出されている古ワイヤロープを、截頭円錐状
駕篭部と截頭円錐小駕篭部との境界部に位置したリング
状パイプ状に接触させるようにすれば、古ワイヤロープ
を回転テーブルの回転で輪状に重ね束ねることができ
る。截頭円錐小駕篭部が古ワイヤロープの移動を案内し
て無用のふらつきを抑制するだけでなく、上になるほど
狭くなっている截頭円錐小駕篭部によって、古ワイヤロ
ープが細い場合などの駕篭体外への飛び出しを防止して
同心状の巻取り姿となるよう誘導することができる。
〔実 施 例〕
以下に、本発明をその実施例に基づき詳細に説明す
る。
本実施例に示すワイヤロープ取替方法は、コンパクト
に形成された竪形の巻取手段を用いることにより、クレ
ーンの巻上ドラムに巻回されている太くて剛性の高い古
いワイヤロープを能率よく新しいワイヤロープと取り替
え、かつ、古いワイヤロープを大きい動力を必要とする
ことなく巻き取り束ねることができるようにしたもので
ある。このワイヤロープ取替方法の適用対象となるクレ
ーンは、例えば、第3図に示すような大型天井クレーン
1で、製鉄所の圧延工場等に配設され、コイル状鋼板2
等の重量物を懸吊,搬送するものである。
その天井クレーン1のガーダ3には、第1図に示すよ
うに、レール3a,3aが敷設され、そのレール3a上を移動
する台車としてのクラブ4に、駆動源(図示省略)によ
って回転される巻上ドラム5が据え置かれている。この
巻上ドラム5には逆方向の螺旋状した巻装溝5c,5dが左
右に刻設されており、その両巻装溝5c,5dに沿って巻回
された古ワイヤロープ6の両端6a,6bは、第10図に示し
たように、巻上ドラム5の両端部で掛止され、そのワイ
ヤロープ6が、巻上ドラム5の下部に配置される上部シ
ーブ7を介してフックブロック8を懸吊している。
そのフックブロック8は四枚の動滑車8A,8Aを軸支
し、下部に荷吊用のフック8a(第1図参照)を吊持して
いる。すなわち、巻上ドラム5の両端部には、ワイヤロ
ープを取り付けるための固定具5a,5bが設けられ、その
固定具5a,5bに、上部シーブ7を介してフックブロック
8を懸吊したワイヤロープ6の一端6aおよび他端6bが、
それぞれ同方向に巻回されて掛止されている。上部シー
ブ7は例えば三枚の定滑車7Aよりなり、巻上ドラム5の
直下の位置に対応して、クラブ4下部に吊持されたシー
ブブロック(図示省略)に軸支されている。
ワイヤロープ取替装置は、第1図に示すように、フッ
クブロック8を載置するために地上に配置された支持台
9と、巻上ドラム5より外された古ワイヤロープ6の一
端6aに接続される新ワイヤロープ10を繰り出す繰出手段
11と、巻上ドラム5より繰り出される古ワイヤロープ6
を巻き取る巻取手段12とにより構成される。
支持台9は、上部に乗載面を有する四本の脚付き台
で、作業者が容易に持ち運びできる程度の簡単なもので
ある。後述するように、交換されるべき古ワイヤロープ
6は、巻上ドラム5によって繰り出されるため、取替作
業中、古ワイヤロープ6を介してフックブロック8に大
きな外力が作用することなく、このような簡単な支持台
9上でも充分な安定を得ることができる。
繰出手段11は、外周に複数の棚材13を配設した円環状
の台盤14の内側に、回転自在な円板(図示省略)を有
し、その円板の中央に突設した芯部材15の周りに、コイ
ル状に束ねられて円板上に乗載された新ワイヤロープ10
を、順次繰り出すことができるようになっている。
巻取手段12は、第4図および第5図に示すように、巻
上ドラム5から繰り出される張力の作用していない古ワ
イヤロープ6を巻き取るべく案内する垂直な案内軸16
と、その案内軸16と共に回転して古ワイヤロープ6を輪
状に受け取る水平な回転テーブル17と、その回転テーブ
ル17に着脱自在に設けられ、輪状に重ね束ねられる古ワ
イヤロープ6を取り囲んでおくため配置される竪形の駕
篭体18とを有しており、上記回転テーブル17が案内軸16
と共に駆動源19により回転されるようになっている。
その回転テーブル17は、円板状に形成されて、円筒状
の案内軸16と一体に組み付けられ、その案内軸16から下
方に延びる枢軸20が、架台21に固定された軸受22に軸支
される共に、その回転テーブル17が、架台21上に放射状
に枢支される四つの回転自在なローラ23,23に乗載され
ている。
駕篭体18は、巻き取られる古ワイヤロープの外周を取
り囲むように、横方向に配置したリング状のパイプ材24
を、竪方向に配置したパイプ材25の交差するように組み
合わせた円筒状駕篭部18aを備え、その上部に、古ワイ
ヤロープを導入案内する二段に先尖り状となった截頭円
錐状駕篭部18bの截頭円錐小駕篭部18cとを備えている。
そして、円筒状駕篭部18aの竪方向に配置したパイプ材2
5の下部を、回転テーブル17の周縁部に立設した受け部
材としてのパイル材26に嵌め込むことによって、図示の
ように、駕篭体18を回転テーブル17に着脱自在に組み付
けている。
一方、架台21の一端部には、回転テーブル17の駆動源
19としてのインバータ制御方式の竪形ギヤードモータが
立設されている。その下方に突出する出力軸にはスプロ
ケット27が固定され、チェーン28を介して、案内軸16と
一体となっている枢軸20の下端に固定のスプロケット29
を駆動するようになっている。
上記の竪形ギヤードモータ19の駆動力で、回転テーブ
ル17と一体となっている案内軸16と駕篭体18とが回転さ
れ、截頭円錐小駕篭部18cの上部開口から導入された古
ワイヤロープ6(第1図参照)を案内軸16の周囲に輪状
に束ねることができる。なお、回転テーブル17には、ア
ングル部材30を放射状に配置し、束ねた古ワイヤロープ
の下部に少しの空間が生じるようにして、束ね終えた古
ワイヤロープを取り出しやすいようにしている。また、
架台21の下部には、ホイールキャスター31を取り付け、
巻取手段12を移動容易として、巻取作業にとりかかる前
に位置合わせをしやすくすると共に、安定に位置決め固
定できるように、手動のねじ式ジャッキ32が四個所に設
けられている。
回転テーブル17を回転させる竪形ギヤードモータ19
は、繰り出された古ワイヤロープ6を重ねまた束ねるだ
けの出力があればよく、その出力は例えば3.7kwといっ
た比較的に小さいものである。駕篭体18や回転テーブル
17は入力で直接容易に回転させることができる程度のも
のであるので、駆動源19はなくてもよいが、竪形ギヤー
ドモータを設置しておくことが好ましく、第6図に示す
ような周波数計付操作箱33によって、正逆,変速自在に
操作することができる。
周波数計付操作箱33は、作業員が携帯して遠隔操作で
きる程度の小型のもので(第1図参照)、第7図に示す
ような内部回路を有し、例えば第8図に示すような外部
結線がなされている。なお、第6図中の34は入力表示の
ネオンランプ、35は周波数表示盤、36は下限周波数調整
ねじ、37は上限周波数調整ねじ、38は周波数設定つま
み、39は逆転始動信号スイッチ、40は正転始動信号スイ
ッチ、第7図中の41は目盛校正抵抗である。
この周波数計付操作箱33の使用により、巻上ドラム5
から繰り出される古ワイヤロープ6の降下速度に対応さ
せて回転テーブル17の回転速度を調整し、スペースの無
駄なく束ねることができ、また、回転速度を変化させる
ことによって、古ワイヤロープ6の束ねの輪状径をその
都度任意に変更することができる。さらに、作業者はそ
の周波数計付操作箱33を携帯し、任意の安全な場所にて
操作することができる。
このように構成されるワイヤロープ取替装置による古
ワイヤロープ6と新ワイヤロープ10との取替作業を以下
に説明する。
(a) まず、第1図に示すように、巻上ドラム5の巻
き下げ方向(矢印42とは反対の方向)の回転によって古
ワイヤロープ6の巻回を解くと共に、フックブロック8
を降下させ、地上もしくはピットなどが形成されている
場合にはその底面上、すなわち、もっとも低い部分に配
置した支持台9上にフックブロック8を載置する。
(b) さらに、巻上ドラム5を巻き下げ方向に回転さ
せて、巻上ドラム5から古ワイヤロープ6のあだ巻きま
で解いておく。
(c) 古ワイヤロープ6の一端6aを、巻上ドラム5の
固定具5aから取り外すと共に、その一端6aをクレモナロ
ープ(図示せず)などで縛って手作業でもって地上へ降
ろす。そして、クレモナロープを外した後、その一端6a
を、繰出手段11に巻回されている新ワイヤロープ10の一
端に、連結金具(図示せず)等で接続する。
(d) 次いで、第2図に示すように、巻上ドラム5を
巻き上げ方向42へ回転させ、古ワイヤロープ6を巻上ド
ラム5の巻装溝5dに所定回数、例えば三巻きほど巻回し
た後、巻上ドラム5の固定具5bに掛止された古ワイヤロ
ープ6の他端6bを取り外す。なお、上記の三回の巻回
は、巻上ドラム5を回転させたとき、巻上ドラム5に巻
回されている古ワイヤロープ6が巻上ドラム5から滑る
ことなく、古ワイヤロープ6の繰り出しと新ワイヤロー
プ10の引き上げ時に所望の摩擦力が発揮されるようにす
るためである。
(e) 巻上ドラム5をさらに巻き下げ方向42に回転さ
せて、新ワイヤロープ10を巻上ドラム5に引き上げ始め
ると共に、古ワイヤロープ6の他端6bをクレモナロープ
で縛り、この状態で他端6bが跳ねないようにクレモナロ
ープで誘導しながら、第1図に示したクラブ4の手摺4a
越しに地上に向けて繰り出し、その他端6bを巻取手段12
の駕篭体18の内部に導入し、固縛用ワイヤでパイプ材26
の下部に連繋,固定する。
(f) 巻上ドラム5を巻き上げ方向42に回転させつ
つ、巻取手段12を駆動源19で回転させれば、古ワイヤロ
ープ6を巻上ドラム5の回転力によって地上に向けて繰
り出している状態で、古ワイヤロープ6の地上への繰り
出し動作と回転テーブル17の回転速度の調節とによっ
て、それを駕篭体18内で巻き取ることができる。すなわ
ち、回転テーブル17の速度制御によって回転を速めれば
巻き細りさせることができ、巻き締めしすぎるようであ
れば遅くして矯正したり大きい輪の束ね重ねとするとい
ったように、任意の直径と整然とした巻き取りが実現さ
れる。この巻取作業では、古ワイヤロープ6が巻き取ら
れる分だけ、繰出手段11から新ワイヤロープ10が繰り出
される。図示のように回転テーブル17に案内軸16が中央
に立設されておれば、古ワイヤロープ6の巻取り姿を中
心部に維持しておくことができる。なお、駕篭体18はな
くてもよいが、それが設けられていると、古ワイヤロー
プの巻取り姿の乱れを防止することができる。すなわ
ち、古ワイヤロープ6が不意に飛び出しそうになって
も、円筒状駕篭部18aのパイプ材25がそれを阻止する。
さらには、輪状の束が大きく傾きかけることがあって
も、回転テーブル17から逸脱することが防止される。
(g) この作業の途中で、その巻上ドラム5に巻回さ
れている古ワイヤロープ6が螺旋状に刻設された巻装溝
5dに沿って矢印44方向に移動し、ほぼ中央位置における
その巻装溝5dの終端に至るの巻き代がなくなるため、巻
上ドラム5の回転を停止させる。ワイヤロープが細くて
やや軽い場合には、作業者の手作業によって古ワイヤロ
ープ6を巻上ドラム5上で緩めて巻装溝5dから浮かせ、
固定具5bのある左端部へ戻す。ワイヤロープが太くて重
い場合には、作業者が古ワイヤロープ6の一部を手摺4a
などに簡単に固定させた状態で巻上ドラム5を少し巻き
下げ方向に回転させ、古ワイヤロープ6を巻上ドラム5
上で少し緩ませる。古ワイヤロープ6が巻装溝5dとの間
で滑りを生じる程度に浮かされた状態で巻上ドラム5を
さらに同方向に回転させると、古ワイヤロープ6は巻装
溝5dに沿って固定具5b側へ逆戻りされる。
(h) 上記の手順を繰り返す間、古ワイヤロープ6の
地上への繰り出し動作を巻上ドラム5の巻き上げ方向へ
の回転によって行われるが、古ワイヤロープ6に強い張
力を作用させておらず、所望する巻取り直径となるよう
に古ワイヤロープ6が回転テーブル17上で輪状に重ね束
ねられる。
(i) この作業を続けていくうちに、新ワイヤロープ
10と古ワイヤロープ6との接続部が、フックブロック8
や上部シーブ7を順次たどって巻上ドラム5の上部位置
43に到達したときに、巻上ドラム5の回転を停止して、
その接続部を切り離す。古ワイヤロープ6の一端6aをク
レモナロープなどで縛る一方、新ワイヤロープ10の一端
を固定具5bに取り付ける。古ワイヤロープ6の一端6aは
クラブ4上の作業員の手作業により、クレモナロープを
用いて徐々に地上に降ろされる。その際も巻取手段12は
回転されており、全部の古ワイヤロープ6が束ねられる
と、古ワイヤロープ6の回収作業は完了する。
(j) 繰出手段11から新ワイヤロープ10の固定端を取
り外し、クレモナロープなどで縛ってクラブ4上に全て
引き上げ、その他端を巻上ドラム5の固定具5aに掛止さ
せる。巻上ドラム5をさらに回転して新ワイヤロープ10
を巻上ドラム5の両端部であだ巻きし、さらに巻き上げ
れば、新ワイヤロープ10が巻上ドラム5に巻回され、フ
ックブロック8も上昇する。
このようにして行われる巻取作業では、古ワイヤロー
プ6が巻上ドラム5の回転力によって繰り出されるた
め、古ワイヤロープ6に従来のように巻取手段12の駆動
に基づいた大きな張力が作用することはない。そのた
め、古ワイヤロープ6と新ワイヤロープ10との接続部が
切断するようなことは回避される。また、フックブロッ
ク8に対しても、従来のように古ワイヤロープ6を介し
た力が作用しないため、支持台9も比較的に小さなもの
で済み、かつ、地上の固縛も必要なく、フックブロック
8を簡易に支えておくことができる。ちなみに、駕篭体
18を回転テーブル17から取り除けば、巻き束ねられた古
ワイヤロープ6が巻取手段12から簡単に取り出されるこ
とは言うまでもない。
ところで、駕篭体18が第5図に示すごとく上部に截頭
円錐状駕篭部18bを備えていれば、地上へ繰り出されて
いる古ワイヤロープ6を截頭円錐状駕篭部18bの内面に
接触させながら、回転テーブル17の回転で輪状に重ね束
ねることができる。これは、一点鎖線で示すように、往
々にして巻取り直径を大きくしている場合に便利であ
る。例えば回転テーブル17の回転に基づく遠心力などが
古ワイヤロープ6に過大に作用して振り回される事態が
生じても以後の巻取り姿を大きく損なうことはない。
また、截頭円錐状駕篭部18bの上部に連なる截頭円錐
小駕篭部18cが形成されていると、その截頭円錐小駕篭
部18cの上部開口を通過して地上へ繰り出されている古
ワイヤロープ6を截頭円錐状駕篭部18bと截頭円錐小駕
篭部18cとの境界部に位置したリング状パイプ材24Aに接
触させながら、古ワイヤロープ6を回転テーブル17の回
転で輪状に重ね束ねることができる。この場合、二点鎖
線で示すように、パイプ材24Aの内輪面が古ワイヤロー
プ6の移動を案内し、古ワイヤロープ6の無用なふらつ
きを抑制する。もちろん、截頭円錐小駕篭部18cは上に
なるほど狭くなっているので、古ワイヤロープが細い場
合の駕篭体18外への飛び出しを防止して同心状となる円
滑な誘導が実現される。
巻取手段12では、従来のような特別強力な巻取力を必
要とせず、クラブ4の手摺4a越しに繰り出される古ワイ
ヤロープ6をその下方位置で、束ねるための回転力を回
転テーブル17に与えるだけでよい。そのため、その駆動
源となる竪形ギヤードモータ19は、低出力のものを採用
することができる。また、巻取手段12に古ワイヤロープ
6の張力の影響を与えることがほとんどないために、地
上に固縛しておく必要もない。このようなことから、駕
篭体18の採用とあいまって古ワイヤロープ6が小さく纏
められ、巻取手段12も従来よりコンパクトに形成して、
狭いスペースでの使用が可能となり、かつ、安価な装置
とすることができる。
この巻取手段12は、通常、クラブ4の直下に配置され
るが、周波数計付操作箱33を採用することにより、作業
員は適宜安全な場所を選択して位置することができ、作
業の安全性が高く確保される。なお、このような巻取手
段12の採用により、作業者は重筋力の必要な巻取作業か
ら解放されることはいうまでもない。また、周波数計付
操作箱33の周波数設定つまみ38を操作して回転テーブル
17の回転速度を速くしたり遅くしたりすることにより、
古ワイヤロープ6の径が例えば40mmといったように太く
かつ剛性の高いものであっても、駕篭体18内での巻取り
径を小さくしたり大きくすることができ、古ワイヤロー
プ6の巻取り姿の減容化が図られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施するために使用されるワイ
ヤロープ取替装置の全体構成図、第2図は取替作業中の
ワイヤロープの張架状態を示す模式図、第3図はクレー
ンの斜視図、第4図は巻取手段の平面図、第5図は第4
図のV−V線矢視断面図、第6図は周波数計付操作箱の
斜視図、第7図はその内部回路図、第8図はその外部結
線図、第9図は従来のワイヤロープの取替作業図、第10
図はクレーンの通常時におけるワイヤロープの張架状態
を示す模式図である。 1……クレーン(天井クレーン)、3a……レール、4…
…クラブ(台車)、5……巻上ドラム、6……古ワイヤ
ロープ、6a……一端、6b……他端、8……フックブロッ
ク、10……新ワイヤロープ、11……繰出手段、17……回
転テーブル、18……駕篭体、18a……円筒状駕篭部、18b
……截頭円錐状駕篭部、18c……截頭円錐小駕篭部、19
……駆動源(竪形ギヤードモータ)、24A……リング状
パイプ材、42……巻き上げ方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−17792(JP,A) 実開 昭60−72450(JP,U) 特公 昭53−30226(JP,B2)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レール上を走行する台車に据え置かれたワ
    イヤロープ巻装用の巻上ドラムを具備したクレーンにお
    けるワイヤロープの取替方法において、 上記巻上ドラムで昇降されるフックブロックを、巻上ド
    ラムの巻き下げ方向の回転により地上へ降ろすと共に、
    巻上ドラムから古ワイヤロープのあだ巻きまで解き、 上記古ワイヤロープの一端をその巻上ドラムの一端部よ
    り外すと共に、古ワイヤロープの一端を地上に降ろして
    繰出手段に巻回された新ワイヤロープの一端に接続し、 次に、上記巻上ドラムを巻き上げ方向へ回転させ、古ワ
    イヤロープを巻上ドラムに所定回数巻回した後、巻上ド
    ラムの他端部に掛止された古ワイヤロープの他端を取り
    外し、 上記巻上ドラムをさらに巻き上げ方向へ回転させ、新ワ
    イヤロープを巻上ドラムに引き上げ始めると共に、上記
    古ワイヤロープの他端を地上へ繰り出し、 その古ワイヤロープの他端を地上に配置した回転テーブ
    ルに連繋させて、以降の巻上ドラムの巻き上げ方向への
    回転による古ワイヤロープの地上への繰り出し動作と前
    記回転テーブルの回転速度の調節とにより、古ワイヤロ
    ープに張力を作用させることなく所望する巻取り直径と
    なるように、古ワイヤロープを輪状に重ね束ねるように
    することを特徴とするクレーンのワイヤロープ取替方
    法。
  2. 【請求項2】輪状に重ね束ねらる古ワイヤロープが取り
    囲まれる円筒状駕篭部を有する駕篭体を前記回転テーブ
    ルに着脱自在に設けておき、地上へ繰り出されている古
    ワイヤロープの巻取り姿の乱れを前記円筒状駕篭部によ
    って防止しながら、古ワイヤロープを回転テーブルの回
    転で輪状に重ね束ねるようにすることを特徴とした請求
    項1に記載のクレーンのワイヤロープ取替方法。
  3. 【請求項3】前記円筒状駕篭部の上部に截頭円錐状駕篭
    部を形成しておき、地上へ繰り出されている古ワイヤロ
    ープを前記截頭円錐状駕篭部の内面に接触させながら、
    回転テーブルの回転で輪状に重ね束ねるようにすること
    を特徴とした請求項2に記載のクレーンのワイヤロープ
    取替方法。
  4. 【請求項4】前記截頭円錐状駕篭部の上部に連なる截頭
    円錐小駕篭部を形成しておき、該截頭円錐小駕篭部の上
    部開口を通過して地上へ繰り出されている古ワイヤロー
    プを、前記截頭円錐状駕篭部と截頭円錐小駕篭部との境
    界部に位置したリング状パイプ材に接触させながら、古
    ワイヤロープを回転テーブルの回転で輪状に重ね束ねる
    ようにすることを特徴とした請求項3に記載のクレーン
    のワイヤロープ取替方法。
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