JP2562029Y2 - レジスターリング付時計ケース - Google Patents

レジスターリング付時計ケース

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JP2562029Y2
JP2562029Y2 JP3926492U JP3926492U JP2562029Y2 JP 2562029 Y2 JP2562029 Y2 JP 2562029Y2 JP 3926492 U JP3926492 U JP 3926492U JP 3926492 U JP3926492 U JP 3926492U JP 2562029 Y2 JP2562029 Y2 JP 2562029Y2
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JP
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case
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JP3926492U
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JPH0592780U (ja
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山川  人大
浩 山崎
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、レジスターリング付時
計ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の時計ケースにおいて、ケース胴に
レジスターリングを装着するには、実開昭59−112
179号等に示されるように、ケース胴の上面に凹溝を
形成し、この凹溝内に上方に付勢されるクリックバネを
収納し、レジスターリングの下面にクリック歯を形成
し、レジスターリングをケース胴の上面に載せ、クリッ
クバネをレジスターリングのクリック歯に係合してい
た。しかし、このものは、クリックバネが係合されるク
リック歯をレジスターリングの下面に形成しなければな
らないのでコストが高くなり、凹溝の底部からクリック
バネの高さに相当する距離を開けてレジスターリングが
取り付けられるので、ケースの厚みが大きくなるもので
あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、レジ
スターリングの構造を簡単にしてコストを低減し、ケー
ス全体の厚みが薄いレジスターリング付時計ケースを提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、ケース胴の上
面周縁に沿って外周面に多数の凹凸が形成された環状の
レジスターリングを回転可能に装着したレジスターリン
グ付時計ケースにおいて、前記ケース胴の外側面に内方
に付勢されるクリックバネを取付け、前記レジスターリ
ングの外周面に形成された凹凸に前記クリックバネを弾
発的に係合する。
【0005】
【作用】レジスターリングの外側面に形成された凹凸を
クリック歯に利用し、クリックバネを側方からレジスタ
ーリングの凹凸に係合する。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1において、1はレジスターリング付時
計ケースであり、ケース胴2と、ケース胴2の上面周縁
に沿って回転可能に装着されるレジスターリング3と、
ケース胴2の外側面に形成されたバネ収納凹部4内に収
納され、レジスターリング3の回転を規制するクリック
バネ5とを備える。
【0007】ケース胴2の内面上部寄りには内方に向け
てガラス板支持棚6が周方向に沿って設けられ、ケース
胴2の外面上部寄りにはレジスターリング載置段部7が
周方向に沿って形成され、ケース胴2の外側面のレジス
ターリング載置段部7より上方には突条8が周方向に沿
って設けられ、ケース胴2のガラス板支持棚6の上面に
はガラス板9の周縁が取り付けられ、ガラス板9の外周
面とケース胴2の内周面との間にはパッキング10が介
在され、ガラス板支持棚6の下面には文字盤11が取り
付けられている。
【0008】また、図2に示すように、ケース胴2の外
側面の直径方向両端にはバンド取り付け部12がそれぞ
れ形成され、ケース胴2の外側面のバンド取り付け部1
2,12の中間部にはリューズガード13が外方に突出
して、ネジ24により取り付けられ、ケース胴2にはリ
ューズガード13の中央部に臨んで巻芯パイプ23が圧
入固定されている。リューズガード13の内側面には内
方に開放されるバネ収納凹部4が形成され、リューズガ
ード13の外方からケース胴2を貫通するリューズ15
が巻芯パイプ23の中に配設されている。
【0009】レジスターリング3の内周面にはケース胴
2の突条8に嵌合する凹溝16が周方向に沿って形成さ
れ、レジスターリング3の外側面には全長に亘って凹凸
17が多数連続して形成されている。
【0010】凹凸17は、レジスターリング3が片回り
の場合は、図3に示すように、進行方向前方に面する緩
傾斜部18と、進行方向後方に面する急傾斜部19とが
連続して形成されている。また、レジスターリング3
は、凹凸17の下部がバネ収納凹部4の開口部に臨むよ
うに、ケース胴2のレジスターリング載置段部7の上面
に取り付けられ、レジスターリング3の凹溝16とケー
ス胴2の突条8とが係合されて抜け止めされ、レジスタ
ーリング3上面にはケース胴2の上面を蔽って装飾リン
グ14が装着されている。
【0011】図3に示すように、クリックバネ5は、短
尺の板バネ20の上縁に内向きのノッチ21が切り起こ
されて成り、ケース胴2のバネ収納凹部4内にノッチ2
1が内側に向くように収納され、ノッチ21の先端はバ
ネ収納凹部4から突出してレジスターリング3の凹凸1
7の急傾斜部19に当接され、リューズガード13を貫
通するリューズ15が板バネ20の中央部に穿設された
貫通孔22に挿通されるようになっている。また、クリ
ックバネ5は、別の通孔25,25を有し、この通孔2
5,25を通してリューズガード13をケース胴2に固
定するためのネジによりケース胴2に固定されている。
【0012】従って、レジスターリング3を緩傾斜部1
8の側に回転すると、ノッチ21が凹凸17の頂部を越
えて次の溝に移動することができるが、急傾斜部19の
方向に回転するとクリックバネ5のノッチ21が急傾斜
部19に当たって、レジスターリング3の回転が抑えら
れる。
【0013】なお、凹凸17を両面の勾配が等しい山型
の歯により構成すると共に、クリックバネ5のノッチを
凹凸17の両面の勾配に適合する山型形状とし、レジス
ターリング3を両方向に回転可能とすることもでき、ケ
ース胴2の外側面のリューズガード13以外の部分に凸
部を設け、この凸部にバネ収納凹部4を形成し、バネ収
納凹部4にクリックバネ5を収納し、そのノッチ21が
凹凸17に係合するようにしても良く、バネ収納凹部4
をケース胴2の外周面の複数箇所に形成することもでき
る。
【0014】また、リューズガード13とクリックバネ
5のケース胴2への固定をネジ24で行わず、巻芯パイ
プ23の外端にツバ部を設け、この巻芯パイプ23をケ
ース胴2に固定することにより、ツバ部とケース胴2と
の間でリューズガード13とクリックバネ5を固定する
こともできる。
【0015】
【考案の効果】本考案のレジスターリング付時計ケース
は、ケース胴の外側面にクリックバネを取付け、レジス
ターリングの外周面に形成された凹凸に前記クリックバ
ネを弾発的に係合したので、レジスターリングの外周面
に指掛け及び装飾のため形成された凹凸にクリック歯と
しての機能を持たせることができ、このため、通常はレ
ジスターレングの下面に形成されていたクリック歯を省
略することが可能で、レジスターリングの構造を簡単な
ものとし、その製造コストを下げることができ、また、
レジスターリングの下面がケース胴の上面に密着するよ
う装着でき、しかも、レジスターリング下面のクリック
歯の厚みが不要となるため、ケース厚が薄くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示すレジスターリング付時計
ケースの要部断面図
【図2】本考案の実施例を示すレジスターリング付時計
ケースの斜視図
【図3】レジスターリング及びクリックバネの要部平面
【符号の説明】
1 レジスターリング付時計ケース 2 ケース胴 3 レジスターリング 4 バネ収納凹部 5 クリックバネ 6 ガラス板支持棚 7 レジスターリング載置段部 8 突条 9 ガラス板 10 パッキング 11 文字盤 12 バンド取り付け部 13 リューズガード 14 装飾リング 15 リューズ 16 凹溝 17 凹凸 18 緩傾斜部 19 急傾斜部 20 板バネ 21 ノッチ 22 貫通孔 23 巻芯パイプ 24 ネジ 25 通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース胴の上面周縁に沿って外周面に多
    数の凹凸が形成された環状のレジスターリングを回転可
    能に装着したレジスターリング付時計ケースにおいて、
    前記ケース胴の外側面に内方に付勢されるクリックバネ
    を取付け、前記レジスターリングの外周面に形成された
    凹凸に前記クリックバネを弾発的に係合したことを特徴
    とするレジスターリング付時計ケース。
JP3926492U 1992-05-18 1992-05-18 レジスターリング付時計ケース Expired - Lifetime JP2562029Y2 (ja)

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JP3926492U JP2562029Y2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 レジスターリング付時計ケース

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JP3926492U JP2562029Y2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 レジスターリング付時計ケース

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Publication Number Publication Date
JPH0592780U JPH0592780U (ja) 1993-12-17
JP2562029Y2 true JP2562029Y2 (ja) 1998-02-04

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ID=12548281

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JP3926492U Expired - Lifetime JP2562029Y2 (ja) 1992-05-18 1992-05-18 レジスターリング付時計ケース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2006087766A1 (ja) * 2005-02-15 2006-08-24 Seiko Watch Kabushiki Kaisha 操作案内部を備えた回転ベゼル及び操作案内部を備えた機器

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JPH0592780U (ja) 1993-12-17

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