JPS5916861Y2 - 携帯時計などのスタンド装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は薄型の携帯時計などのスタンド装置に関するも
のである。

薄型の携帯時計を机上にて使用する場合、ケースが薄い
ため立てて使用することが難しく、また横に寝かせた状
態で使用すると前面ガラスが反射して見にくかった。

本考案は携帯時計などに付属している鎖付の金具を利用
し、薄型のケースを立たせることを可能とし、上記欠点
を除去するものである。

以下図面に基づいて本考案の一実施例を説明する。

薄型の時計ケース１は、枠体２と蓋体３とからなる。

枠体２は背面側が開口部２ａであり、この開口部を蓋体
３が閉塞する。

開口部２ａは時計ケース１内に時計機構４を収納したり
、あるいは電池（図示せず。

）を装着したりするためのものである。

５は枠体２の前面側に設けた時刻表示用の透明カバーで
あり、時計機構４の時刻表示部に対応して設けである。

枠体２の内側には内枠２ｂが固着してあり、この内枠に
連結手段を構成する取付ねじ６が固着しである。

時計機構４は適宜の手段により内枠２ｂに固定されてお
り、また取付ねじ６と対応する部分には透孔７が穿設し
である。

蓋体３は枠体２と内枠２ｂとにより形成された段部２Ｃ
に嵌合し、開口部２ａを閉塞しており、取付ねじ６と対
応する個所に取付孔３ａが穿設しである。

そして取付ねじ６とともに連続手段を構成する取付ナツ
ト８により蓋体３は枠体２に取付けられる。

また第１図示のように時計ケース１からは鎖などの接続
具９を介して係止具１０が取付けである。

係止具１０は通常この時計を携帯するときなど、落下を
防止するため、バンド、ボタンホールなどに引掛けてお
くものである。

そして係止具１０の両端は係止ねじ１０ａ、１０ａとな
っており、取付ナツト８と同一のねじが切っである。

このため取付ナツト８に設けた係止部である貫通するね
し孔８ａにねじ込み可能である。

そして係止具１０を取付ナット８に係止することにより
、第３図示のようにこの時計は傾斜状態に立たせること
ができる。

そして時計ケース１の取付ナツト８に係止部８ａを設け
ているので外観をスッキリとできる。

なお本実施例では取付ナツト８に係止具１０をねじによ
り係止するようにしたが、単に取付穴とこれに圧入する
係止具とからなる構成にしてもよい。

また連結手段として取付ねじ６と取付ナツト８とを示し
たが、これに限らず、例えばスナツプフィツトなど適宜
変更できる。

以上述べたように本考案によれば、薄型の携帯時計など
を安定して傾斜状態に設置することができ、しかも外観
を損うこともない。

また携帯時には接続具により接続された係止具をベルト
、ボタンホールなどに引掛けることにより落下を防止で
きる。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示し、第１図は正面図、第２
図は一部省略背面図、第３図は傾斜状態に設置した一部
省略右側面図、第４図は第２図ＩＶ−ＩＶ線拡大展開断
面図である。 １・・・・・・ケース、２・・・・・・枠体、２ａ・・
・・・・開口部、３・・・・・・蓋体、６・・・・・・
取付ねし、８・・・・・・取付ナツト、８ａ・・・・・
・係止部、９・・・・・・接続具、１０・・・・・・係
止具。

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. （１）開口部を有する枠体と、上記開口部を閉塞する蓋
   体とを有するケースと、 上記枠体と上記蓋体とを連結するとともに係止部を設け
   である連結手段と、 上記ケースに鎖などの接続具を介して接続され上記連結
   手段の係止部に着脱自在に係止可能であるとともにベル
   ト、ボタンホールなどに引掛可能の係止具と、 を具備し、上記係止具を上記係止部に係止させることに
   より上記ケースを傾斜状態に設置可能である携帯時計な
   どのスタンド装置。
2. （２）実用新案登録請求の範囲第１項において、係止具
   は係止部に圧入されることを特徴とする携帯時計などの
   スタンド装置。
3. （３）実用新案登録請求の範囲第１項において、係止具
   は係止部に螺入されることを特徴とする携帯時計などの
   スタンド装置。