JP2561913B2 - 複写機における光学部制御装置 - Google Patents

複写機における光学部制御装置

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JP2561913B2
JP2561913B2 JP61020878A JP2087886A JP2561913B2 JP 2561913 B2 JP2561913 B2 JP 2561913B2 JP 61020878 A JP61020878 A JP 61020878A JP 2087886 A JP2087886 A JP 2087886A JP 2561913 B2 JP2561913 B2 JP 2561913B2
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節夫 堀
秀近 熊本
敏伸 片淵
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は複写機における光学部制動装置に関し、光
学部を正確にホームポジションで停止させるための光学
部制動装置に関する。
<従来の技術> 光学部を移動させることにより原稿を露光する複写機
においては、原稿の露光を開始した時点において光学部
が所定の移動速度になるようにすることが必要であり、
このためには、原稿の露光を終了した後、光学部を正確
にホームポジションまで復帰させた状態に停止させなけ
ればならない。
このように、光学部を正確にホームポジジョンで停止
させるものとして、従来から、 光学部を、往動、復動の区別なくクロックパルスの計
数に基く制御下において駆動し、カウンタの設定カウン
ト数をホームポジションからのずれに対応させて変更す
るもの(特開昭59−7355号公報参照)、および 光学部を、復動途中の所定のタイミングで制動し、往
動開始位置における光学部の移動速度の大小に基いで、
次回の制動開始のタイミング補正するもの(特開昭59−
22864号公報参照)が提案されていた。
<発明が解決しようとする問題点> 上記の構成の光学部制動装置においては、往動、復
動の何れの場合にもクロックパルスの計数に基く制御下
において光学部を駆動することが必須であるから、定束
走行を行なわせる必要がない復動時においても光学部を
高速走行させることができず、複写速度を増加させるこ
とができないという問題がある。
また、上記の構成の光学部制動装置であれば、単に
制動を開始する位置を変化させるのみであり、制動開始
位置が変化すれば、光学部の復動速度も変化するので制
動効果にばらつきが発生し、正確にホームポジションで
停止させることができるという保証がないという問題が
ある。
<発明の目的> この発明は上記の問題点に鑑みなされたものであり、
光学部の復動速度を高くすることにより複写速度を高く
維持したままで、光学部を正確にホームポジションで停
止させることができる光学部制動装置を提供することを
目的としている。
<問題点を解決するための手段> 上記の目的を達成するための、この発明の光学部制動
装置は、光学部を往動させて原稿の露光を行うととも
に、上記光学部を全速で復動させて次の複写動作に備え
るようにした複写機において、制動開始前の所定位置ま
で復動した時点における光学部の復動速度を検出する復
動速度検出手段と、前回の復動動作における光学部の停
止位置とホームポジションとのずれを記憶する記憶手段
と、上記復動速度検出手段で検出された復動速度、およ
び上記記憶手段に記憶されている前回のずれに基づいて
制動所要時間を算出する時間算出手段と、この時間算出
手段で算出された制動所要時間だけ光学部を制動する制
動手段とを具備するものである。
<作用> 以上の構成の光学部制動装置であれば、光学部を全速
で復動させているので、複写速度を速く維持することが
できる。
ところで、光学部を全速で復動させる場合、制動開始
前の所定位置における光学部の復動速度には微妙にばら
つきがある。また、制動開始後の光学部の摩擦負担にも
ばらつきがある。したがって、光学部は、ホームポジシ
ョンからずれた位置で停止するおそれがある。
そこで、上記構成では、制動開始前の所定位置での光
学部の復動速度および摩擦負担の変動量を推定できる前
回の復動動作における光学部の停止位置とホームポジシ
ョンとのずれに基づき、光学部を制動すべき制動所要時
間を算出し、この算出された制動所要時間だけ光学部を
制動することとしている。そのため、復動速度および摩
擦負担のはらつきにかかわらず、光学部をホームポジシ
ョンに正確に停止させることができる。
このように、上記構成によれば、複写速度を速く維持
しままで光学部をホームポジションに正確に停止させる
ことができる。
<実施例> 以下、実施例を示す添付図面によって詳細に説明す
る。
第3図は複写機の要部を示す概略図であり、コンタク
トガラス(1)の下位に光学系(2)を有しており、さ
らにその下方に複写処理部(3)、および複写紙搬送部
(4)を有している。
上記光学系(2)には、光源(21)、反射鏡(22)
(23)(24)、レンズ(25)、および反射鏡(26)から
構成されており、上記光源(21)、および反射鏡(22)
を所定速度で移動させるとともに、反射鏡(23)(24)
を上記所定速度の1/2の速度で同一方向へ移動させるこ
とにより、コンタクトガラス(1)の上にセットされた
原稿(D)を露光できるようにしている。以下、上記光
源(21)および反射鏡(22)(23)(24)を光学部
(2′)として総称する。
尚、(27)は上記光源(21)、および反射鏡(22)と
一体的に移動する遮光板であり、(28)(29)は遮光板
(27)により駆動させられるフォトインタラプタであ
る。そして、フォトインタラプタ(28)がホームポジシ
ョンに対応して取付けられている。
上記複写処理部(3)は、一方向に回転する感光体ド
ラム(31)の周囲に、帯電チャージャ(32)、ブランク
ランプ(33)、現象装置(34)、転写チャージャ(3
5)、分離チャージャ(36)およびクリーナ(37)をこ
の順に配設している。
上記複写紙搬送部(4)は、上記感光体ドラム(31)
の回転と同期させて複写紙を一枚宛搬送するものであ
り、図においてはレジストローラ(41)のみが示されて
いる。
第1図は光学部制動装置の電気的構成を示すブロック
図であり、フォトインタラプタ(28)(29)からの信
号、およびパルスエンコーダ(51)からの信号を波形整
形回路(52)により整形した信号を入力ポート(53)を
介してCPU(54)に供給し、CPU(54)からの制御信号
を、出力ポート(55)を介してドライバ回路(53)に供
給し、ドライバ回路(56)からの出力信号を直流モータ
(57)に供給している。
尚、上記パルスエンコーダ(51)は、直流モータ(5
7)の回転速度と同期してパルス信号を出力するもので
ある。また、(58)はROM、(59)はRAMである。
以上の構成の光学部制動装置の動作を、第2図に示す
フローチャートを参照しながら説明する。
ステップにおいて複写動作遂行に必要な各部の初期
化を行ない、ステップにおいてプリントキー等が操作
されて光学部(2′)を往動させることが要求されるま
で待つ。その後は、ステップにおいて直流モータ(5
7)を正転定速駆動することにより、光学部(2′)
を、露光のために必要とされる所定速度で往動させ、ス
テップにおいて光学部(2′)の往動を停止させる位
置に到達するまで待って、ステップにおいて直流モー
タ(57)を逆転全速駆動することにより、光学部
(2′)を復動方向に加速し、ステップにおいてフォ
トインタラプタ(29)が動作するまで待って、ステップ
において光学部(2′)の復動速度を検出する。この
復動速度の検出は、パルスエンコーダ(51)から波形整
形回路(52)を経て出力されるクロック信号の1クロッ
ク信号間に進むCPU(54)のカウンタのカウント数を計
算することにより行なわれる。
その後は、ステップにおいて、上記ステップで算
出された復動速度、およびRAM(59)に記憶されている
ずれ(前回の復動動作による停止位置とホームポジショ
ンとのずれ)に基づいて制動所要時間を算出する。
そして、ステップにおいて、直流モータ(57)を正
転全速駆動することにより光学部(2′)を制動し、ス
テップにおいて、上記ステップにおいて算出された
制動所要時間が経過するまで待ち、ステップにおいて
直流モータ(57)の駆動を停止し、ステップにおいて
フォトインタラプタ(28)が動作するまで待って、ステ
ップにおいて光学部(2′)の停止位置、即ち、ホー
ムポジションからのずれを検出する。このずれの検出
は、例えばフォトインタラプタ(28)が動作した後、直
流モータ(57)が停止するまでに出力されるパルス信号
の数を計数し、1パルス当りの移動距離を乗ずることに
より算出される。但し、上記直流モータ(57)が停止し
たことの検出は、例えば所定時間内にパルス信号が出力
されないことに基いて行なうことができる。
さらにステップにおいて連続コピーモードが選択さ
れているか否かを判別し、選択されていなければそのま
まステップ以下の判別処理をおこない、選択されてい
れば、そのままステップ以下の判別処理を行なう。
以上、要約すれば、フォトインタラプタ(29)により
光学部(2′)が検出された時点における復動速度、お
よび前回の停止位置のホームポジションからのずれに基
いて制動所要時間を変化させることにより、光学部
(2′)の停止位置をホームポジションに近接させるこ
とができ、1回の補正で充分な停止位置精度が得られな
かった場合であっても、その後の補正により停止位置精
度を高めることができる。
尚、この発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、この発明の要旨を変更しない範囲内において種々の
設計変更を施すことが可能である。
<発明の効果> 以上のようにこの発明によれば、光学部を全速で復動
させているので、複写速度を速く維持することができ
る。加えて、所定位置における光学部の復動速度および
前回のホームポジションに対する停止位置ずれに基づい
て光学部を制動すべき制動所要時間を算出し、この算出
された制動所要時間だけ光学部を制動しているので、上
記復動速度や摩擦負荷のばらつきにかかわらず、光学部
を正確にホームポジションに停止させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は光学部制動装置の一実施例を示すブロック図、 第2図はフローチャート、 第3図は複写機の要部を示す概略図。 (2′)……光学部、(28)(29)……フォトインタラ
プタ、 (51)……パルスエンコーダ、(54)……CPU、 (56)……ドライバ回路、(57)……直流モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀 節夫 大阪市東区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 熊本 秀近 大阪市東区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (72)発明者 片淵 敏伸 大阪市東区玉造1丁目2番28号 三田工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−164543(JP,A) 特開 昭60−59342(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学部を往動させて原稿の露光を行うとと
    もに、上記光学部を全速で復動させて次の複写動作に備
    えるようにした複写機において、制動開始前の所定位置
    まで復動した時点における光学部の復動速度を検出する
    復動速度検出手段と、前回の復動動作における光学部の
    停止位置とホームポジションとのずれを記憶する記憶手
    段と、上記復動速度検出手段で検出された復動速度、お
    よび上記記憶手段に記憶されている前回のずれに基づい
    て制動所要時間を算出する時間算出手段と、この時間算
    出手段で算出された制動所要時間だけ光学部を制動する
    制動手段とを具備することを特徴とする複写機における
    光学部制動装置。
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