JPH09274353A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09274353A
JPH09274353A JP8108481A JP10848196A JPH09274353A JP H09274353 A JPH09274353 A JP H09274353A JP 8108481 A JP8108481 A JP 8108481A JP 10848196 A JP10848196 A JP 10848196A JP H09274353 A JPH09274353 A JP H09274353A
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JP
Japan
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image
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image carrier
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Application number
JP8108481A
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English (en)
Inventor
Kuniyuki Sato
訓之 佐藤
Yoshiki Yoshida
佳樹 吉田
Yoshiko Maruyama
淑子 丸山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コピー速度を大幅に低下させることなく、感
光体上のトナー像を重ね合わせて転写可能な中間転写ベ
ルトの周長を必要最小限に設定して装置のコンパクト化
を図ることができるカラー複写機を提供する。 【解決手段】 感光体2上に形成した潜像を各色の現像
器7〜10で現像し、感光体2と対向する現像位置にセ
ットされている現像器を該現像位置から移動するととも
に他の現像器を該現像位置に移動してセットし、感光体
2上のトナー像をチャージャ24で中間転写ベルト3に
転写し、中間転写ベルト3表面の同じ部分がチャージャ
24による転写位置を複数回通過するように中間転写ベ
ルト3を無端移動させるカラー複写機において、上記現
像器の切り替え時間に対して中間転写ベルト3の少なく
とも1回転にかかる時間が長くなるように、中間転写ベ
ルト3の駆動を一時停止させる駆動制御手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは像
担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、該像担持体
上の潜像を現像してトナー像を形成する複数の現像器か
らなる現像手段と、該複数の現像器のうち該像担持体と
対向する現像位置にセットされている現像器を該現像位
置から移動するとともに、他の現像器を該現像位置に移
動してセットする現像器切り替え手段と、該像担持体上
のトナー像をトナー像担持体に転写する転写手段と、該
トナー像担持体表面の同じ部分が該転写手段による転写
位置を複数回通過するように該トナー像担持体を無端移
動させる駆動手段とを備えた画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
例えば図22(a)に示すように、像担持体としての感
光体2と、矢印方向に無端移動されるトナー像担持体と
して中間転写ベルト3と、回動軸の周りにブラック(B
k)現像器7、シアン(C)現像器8、マゼンタ(M)
現像器9及びイエロー(Y)現像器10が配置された現
像手段としての回転式現像装置(以下、「リボルバ」と
いう。)6とを備えたカラー画像形成装置が知られてい
る。この画像形成装置において、感光体2上に形成され
た各色トナー像を中間転写ベルト3上に重ね合わせて転
写するためには、中間転写ベルト3上で各トナー像の位
置合わせを精度よく行う必要がある。そこで、中間転写
ベルト3上の基準位置マーク4をマーク検出センサ5で
読みとったマーク検出信号を基準として、画像書き込み
開始信号を生成している。すなわち、基準位置マーク4
と画像書き込み開始位置は常に一定の間隔を保つことが
必要である。従って、通常のフルカラーの画像形成工
程、すなわち、Bk、C、M、Yの各色トナー像を中間
転写ベルト3上で重ね合わせてフルカラー画像を得る工
程は、例えば図23に示すようなフローチャートに基づ
いて行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記図22
(a)で示したような画像形成装置では、装置本体のコ
ンパクト化のため、中間転写ベルト3の1周の長さは最
大転写サイズより若干長い程度に設定されている。ま
た、上記現像器を切り替えるためにリボルバ6を回転駆
動する駆動装置は、(1)リボルバ6全体の重量が通常
の少なくとも4倍であること、(2)慣性モーメントが
大きく、急発進、急停止が困難であること、(3)駆動
電流が大きいため、放熱、回路設計等のコストが大きく
なること、等の理由により、リボルバ6の回転駆動スピ
ードを上げるのは困難である。
【0004】例えば、レッド(R)の複数枚のコピーを
行う場合について説明すると、まずMの現像工程で感光
体2上に形成したMトナー像を中間転写ベルト3に転写
し、次にリボルバ6を所要時間Tdで90°回転し、Y
の現像工程で感光体2上に形成したYトナー像を重ね合
わせることにより、1枚のコピーが完成する。2枚目の
コピーを作成するためには、リボルバ6を270°回転
し、M現像器9を現像位置に戻す必要がある。このとき
リボルバ6の270°回転にかかる時間は3×Tdであ
る。
【0005】図22(b)を用いて、上記コピー動作中
の時間配分の一例を説明する。中間転写ベルト3の1周
にかかる時間(Tb)の内訳は、画像形成時間Ti、P
センサパターン形成時間Tp、前記TiとTpを除いた
余裕時間Tyの和になる。ここで、上記画像形成時間T
i及びPセンサパターン形成時間Tpの各時間内におい
ては、リボルバ6の回転に伴う振動が作像に及ぼす影響
を避けるためにリボルバ6を回転させることができな
い。そのため、リボルバ6の回転に許容される時間3×
Tdは、次の数1に示す式を満足する必要がある。
【数1】3×Td<Tb−(Ti+Tp)=Ty
【0006】しかしながら、前記(1)〜(3)に述べ
た理由により3×Tdを小さくすることは困難であり、
また、中間転写ベルト3の1周にかかる時間Tbは極力
小さくなるよう設計されているのでTyを大きくするに
は限界があり、上記数1で示した必要条件は満たされな
い。そのため、従来装置では中間転写ベルト3を余分に
少なくとも1周させ、上記余裕時間Tyを増やさざるを
得なかった。従って、1枚あたりのコピ一時間が少なく
とも上記中間転写ベルト3の1周にかかる時間Tbだけ
大きくすることとなり、CPM(1分あたりのコピー出
力)が低下してしまうという不具合があった。
【0007】本発明は、上記不具合点を鑑みてなされた
ものであり、その目的は、像担持体上の潜像を現像して
トナー像を形成する複数の現像器からなる現像手段と、
該像担持体上のトナー像を重ね合わせて転写可能なトナ
ー像担持体とを備えた画像形成装置であって、画像形成
速度を大幅に低下させることなく、トナー像担持体の周
長を必要最小限に設定して装置のコンパクト化を図るこ
とができる画像形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段と、該像
担持体上の潜像を現像してトナー像を形成する複数の現
像器からなる現像手段と、該複数の現像器のうち該像担
持体と対向する現像位置にセットされている現像器を該
現像位置から移動するとともに、他の現像器を該現像位
置に移動してセットする現像器切り替え手段と、該像担
持体上から転写されたトナー像を担持するトナー像担持
体と、該像担持体上のトナー像を該トナー像担持体に転
写する転写手段と、該トナー像担持体表面の同じ部分が
該転写手段による転写位置を複数回通過するように該ト
ナー像担持体を無端移動させる駆動手段とを備えた画像
形成装置において、請求項1の発明は、該現像器の切り
替え時間に対して、該トナー像担持体の少なくとも1回
転にかかる時間が長くなるように、該トナー像担持体の
駆動を一時停止させる駆動制御手段を設けたことを特徴
とするものであり、請求項2の発明は、該現像器の切り
替え時間に対して、該トナー像担持体の少なくとも1回
転にかかる時間が長くなるように、該トナー像担持体の
移動速度を一時減速させる駆動制御手段を設けたことを
特徴とするものであり、請求項3の発明は、該現像器の
切り替え時間に対して、該トナー像担持体の少なくとも
1回転にかかる時間が短くなるように、該トナー像担持
体の移動速度を一時加速する駆動制御手段を設けたこと
を特徴とするである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記駆動制御手段に、上記トナー像担持体
と上記駆動手段との間の駆動伝達を一時遮断する駆動伝
達遮断手段を用いたことを特徴とするものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1、2又は3の
画像形成装置において、上記トナー像担持体と上記像担
持体との接触位置における線速差が発生しないように、
該トナー像担持体の停止、減速又は加速に同期させて、
該像担持体の駆動を停止、減速又は加速することを特徴
とするものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項1、2又は3の
画像形成装置において、上記トナー像担持体と上記像担
持体とを接離させる接離手段と、該トナー像担持体の駆
動を一時停止、減速又は加速する際に、該トナー像担持
体と該像担持体とを離間させる接離制御手段とを設けた
ことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
る電子写真式のカラー複写機に適用した実施形態につい
て説明する。 〔実施形態1〕図1及び図2は、本発明の一実施形態に
係るカラー複写機の概略構成図及び感光体周りの拡大図
である。カラー画像読み取り装置(以下、「カラースキ
ャナ」という。)11は、原稿の画像を照明ランプ1
2、ミラー群13、およびレンズ14を介してカラーセ
ンサ(CCD)15に結像して、原稿のカラー画像情報
を、例えばBlue、Green、Redの色分解光毎
に読み取り、電気的な画像信号に変換する。そして、こ
のカラースキャナ11で得たB、G、Rの色分解画像信
号強度レベルをもとにして、画像処理部で色変換処理を
行い、Black(Bk)、Cyan(C)、Mage
nta(M)、Yellow(Y)のカラー画像データ
を得る。これを、次に述べるカラー画像記録装置(以
下、「カラープリンタ」という。)16によって、B
k、C、M、Yの顕像化を行い、これを重ね合わせて4
色フルカラー画像を形成する。
【0013】次に、カラープリンタ16の概要を説明す
る。レーザー書き込み装置1は、カヲースキャナ11か
らのカラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に
対応した光書き込みを行い、像担持体としての感光体2
に静電潜像を形成する。感光体2は、矢印の如く反時計
方向に回転するが、その回りには感光体クリーニングユ
ニット17、 除電ランプ18、帯電器19、電位セン
サ20、複数の現像器を有する現像手段としての回転式
現像装置(以下、「リボルバ」という。)6、現像濃度
検知用の光学センサ(以下、「Pセンサ」という。)2
1、中間転写ユニット73などが配置されている。上記
レーザ書き込み装置1及び帯電器19などによって感光
体2上に潜像を形成する潜像形成手段が構成されてい
る。また、感光体2の駆動のため、カラープリンタ16
本体側板には、ブラシレスモータなどの感光体駆動モー
タ22が取り付けられている。
【0014】図3は、感光体駆動モータ22としてブラ
シレスモータを用いた場合の感光体駆動モータ22の駆
動制御手段としてのモータ制御部の一例を示すブロック
図である。このモータ制御部は、スタート/ストップ信
号82により駆動するドライブ回路80、外部クロック
入力により同期回転させるサーボ回路81を備え、該ス
タート/ストップ信号82をLレベルに設定し、所定の
クロックパルス83を入力することにより、感光体駆動
モータ22を一定回転数で回転するように制御する。
【0015】上記中間転写ベルト3は、駆動手段として
の中間転写ベルト駆動ローラ23、転写手段としてのベ
ルト転写バイアスチャージャ24、および中間転写ベル
ト従動ローラ群25に張架されており、中間転写ベルト
3の駆動のため、カラープリンタ16本体側板には、ブ
ラシレスモータなどの中間転写ベルト駆動モータ26に
より駆動される中間転写ベルト駆動伝達ギヤ27が取り
付けられている。これが中間転写ベルト駆動ローラ23
に取り付けられた中間転写ベルト駆動ギヤ28に噛み合
って駆動するようになっている。
【0016】図4は、中間転写ベルト駆動モータ26と
してブラシレスモータを用いた場合の中間転写ベルト駆
動モータ26の駆動制御手段としてのモータ制御部の一
例を示すブロック図である。中間転写ベルト駆動モータ
26は、スタート/ストップ信号76により駆動するド
ライブ回路74、外部クロック入力により同期回転させ
るサーボ回路75を備え、該スタート/ストップ信号7
6をLレベルに設定し、所定のクロックパルス77を入
力することにより、中間転写ベルト駆動モータ26を一
定回転数で回転するように制御する。
【0017】次に、図5及び図6を用いて上記リボルバ
6について説明する。図5はリボルバ6の分解斜視図で
あり、図6はリボルバ6の駆動伝達系の説明図である。
リボルバ6は、内部にBk、C、M、Yの4色それぞれ
の現像器7、8、9、10が形成され、かつカラープリ
ンタ16の内部において中心軸線回りで回動自在に取り
付けられる外周がほぼ円筒状の現像器ユニット29と、
各現像器に1対1で対応し、それぞれBk、C、M、Y
のトナーを収容した4つのトナー収容器30、31、3
2、33を保持し、かつ該現像器ユニット29よりその
中心軸線方向の前側でほぼ同軸上になるように取り付け
られて該中心軸線回りで現像器ユニット29とー体に回
動するトナー収容器ユニット34と、これら現像器ユニ
ット29及びトナー収容器ユニット34を担持した状態
で、上記中心軸線にほぼ平行にカラープリンタ16本体
にスライド可能な現像ユニット収納台35と、上記トナ
ー収容器ユニット34を覆うよう、収納台の前支持板3
8に回転不能に設けられたカバー37とを備えている。
【0018】上記現像ユニット収納台35は、前支持板
38と後支持板39と両支持板に前後端部それぞれ固着
され、かつ連結棒40、41、42で補強された側面カ
バー43を有する。また、上記後支持板39近傍には、
中板48が取り付けられている。この中板48と後支持
板39との間の位置決めピン部分に、回転位置決めコロ
51を保持したブラケツト5 2の基端部が揺動可能に
取り付けられている。そして、このブラケット52は、
上記回転位置決めコロ51を現像器ユニット後端壁53
の周面部の所定箇所に90度毎に4箇所形成した凹部5
4に搬入される向きにスプリング55で付勢されてい
る。
【0019】リボルバ6の回転駆動のため、カラープリ
ンタ16本体側板には、図示を省略したステッピングモ
ータなどからなるリボルバ回転用モータで駆動されるリ
ボルバ駆動ギヤ56が取り付けられている。これが現像
器ユニット29の後端板の背面にネジ止めなどで固定さ
れた後端板とほぼ同径のリボルバ駆動伝達ギヤ57に噛
み合って、リボルバ6を回転駆動するようになってい
る。これらリボルバ回転用モータ及びリボルバ駆動伝達
ギヤ57等によって現像器の切り替え手段が構成されて
いる。また、本体後側板には、現像器ユニット29内の
現像ローラ78などを駆動するため、図示を省略した現
像駆動用モータで駆動される現像駆動ギヤ58も取り付
けられている。
【0020】次に、現像動作の幅序(カラー画像形成順
序)をBk、C、M、Yとした例で説明する。ただし、
画像形成順序はこれに限定されるものではない。コピー
動作が開始されると、書き込み工程の準備のため最初に
ポリゴンモータ59の駆動を開始する。ボリゴンモータ
59が定格回転数に達し、ロック信号がHレベルからL
レベルに変化したことにより、プリンタ制御部(不図
示)は中間転写ベルト駆動モータ26を駆動する。この
中間転写ベルト駆動モータ26により、中間転写ベルト
3は一定速度で一定方向に周動する。中間転写ベルト3
面上の非画像領域に基準位置マーク4が設けられてお
り、反射読み取り式のマーク検出センサ5内の光源より
照射した光を基準位置マーク4にて反射させ、その反射
光を該マーク検出センサ5で読み取ることにより、基準
位置マーク4の先端位置すなわち中間転写ベルト3の基
準位置を検出する。
【0021】そして、マーク検出センサ5のON信号
(中間転写ベルト3の基準位置検出信号)を基準にし
て、カラースキャナ11からBk画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、潜像形成が始まる。(以下、Bk画像デー
タによる静雷潜像を「Bk潜像」という。C、M、Yに
ついても同じ)。Bk潜像形成が終了すると、2枚目以
降のBk現像に係るバイアス条件、トナー濃度条件を決
定するためのパターン(以下、「Pセンサパターン」と
いう)の潜像を引き続き形成する。
【0022】このBk潜像の先端部から現像可能とすべ
く、Bk現像器7の現像位置に潜像先端部が到達する前
に現像スリーブ79を現像駆動用モータにより回転さ
せ、Bk潜像、PセンサパターンをBkトナーで現像す
る。そして以後、Bk潜像領域の現像動作を続けるが、
感光体2に形成したBkトナー像は、感光体2と等速駆
動されている中間転写ベルト3の表面に転写する(以
下、感光体2から中間転写ベルト3へのトナー像転写を
「ベルト転写」という)。このベルト転写は、感光体2
と中間転写ベルト3が接触状態において、ベルト転写バ
イアスチャージャ24に所定の電圧を印加することで行
なわれる。 (以下、余白)
【0023】さて、Bk潜像のベルト転写が終了し、か
つPセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、Bk
現像器7からC現像器8に切り替える。現像器の切り替
えには、前述のリボルバ駆動用モータで駆動されるリボ
ルバ駆動ギヤ56を回転駆動して、リボルバ6を反時計
方向に回転させることにより、現像ポジションに位置さ
れる現像器の切り替え、かつリボルバ6の後端壁53の
周面部の所定箇所に形成した凹部54に、回転位置決め
コロ51を入り込ませて嵌合させ、リボルバ6の位置決
めを行う。なお、この位置決め後に、上記現像駆動ギヤ
58を回転させるとリボルバ6を時計方向に回転させる
モーメントが働く。よって、この回転モーメントに抗し
てリボルバ6を位置決めできるように上記凹部54の形
状や回転位置決めコロ51を付勢するスプリング55の
力が設定されている。したがって、リボルバ現像ユニッ
トは反時計方向に回転された後、時計方向に働く回転モ
ーメントにより戻され、所定の現像位置で停止する。こ
の現像器の切り替え工程は、少なくとも次のマーク検出
センサ5がONするまでに完了していなくてはならな
い。
【0024】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からC画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、C潜像形成が始まる。その結果、C画像は
Bk画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に
重ねてベルト転写される。その後も同様動作によって、
M、Y画像工程に進み、4色重ねのベルト転写画像を得
る。
【0025】さて、ベルトクリーニングユニット60
は、ゴムブレード61、及び中間転写ベルト3からの接
離機構62などから構成されていて、該ベルトクリーニ
ングユニツト60の接離動作タイミングは、プリントス
タートからY(最終色)画像後端部のベルト転写が終了
するまでは中間転写ベルト3面から離間させておき、そ
してその後の所定タイミングに接離機構62によって中
間転写ベルト3面に接触させてクリーニングを行う。
【0026】なお、転写紙は、給紙ローラ65、レジス
トローラ66によって、中間転写ベルト3上の4色重ね
画像の先端部が紙転写位置に到達するタイミングに合わ
せて給紙される。給紙された転写紙には、4色目のYト
ナー像のベルト転写工程に引き続き、そのまま周動しな
がら中間転写ベルト3面上の4色重ねトナー像が紙転写
バイアスチャージャ72により一括転写される。中間転
写ベルト3上から4色重ねトナー像を一括転写された転
写紙は、紙搬送ユニット67で定着装置63に搬送さ
れ、所定温度にコントロールされた定着ローラ68と加
圧ローラ69でトナー像を溶融定着してコピートレーに
搬出され、フルカラーコピーを得る。
【0027】また、ベルト転写後の感光体2は、感光体
クリーニングユニツト17で表面をクリーニングされ、
除電ランプ18で均一に除電される。また、中間転写ベ
ルト3のクリーニングは、前述したように最終色のY画
像ベルト転写工程終了後の所定タイミングに、ベルトク
リーニングユニット60を接離機構62で中間転写ベル
ト3面に加圧して行う。
【0028】リピートコピーの時は、カラースキャナ1
1の動作および感光体2への画像形成は、1枚目のY
(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで2
枚目のBk(1色目)画像工程に進む。また、中間転写
ベルト3は1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写
工程に引き続き、表面をベルトクリーニングユニット6
0でクリーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像
がベルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同
様動作になる。
【0029】次に、本実施形態に係る画像形成動作につ
いて説明する。ここでは、図7及び図8を用いて、2色
重ね画像であるレッド(R)画像のリピートコピーを行
う場合の画像形成動作について説明する。コピー動作が
開始されると、書き込み工程の準備のため最初にボリゴ
ンモータ59の駆動を開始する。ポリゴンモータ59が
定格回転数に達し、ロック信号がHレベルからLレベル
に変化したことにより、プリンタ制御部(不図示)は中
間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同時に、現像
スリーブ79を現像駆動用モータにより回転させ、リボ
ルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動ギヤ56を
回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像器9の位置
にセットする。
【0030】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって一定速度で一定方向に周動する。中
間転写ベルト3面上の非画像領域に基準位置マーク4が
設けられており、反射読み取り式のマーク検出センサ5
内の光源より照射した光を基準位置マーク4にて反射さ
せ、その反射光を該マーク検出センサ5で読み取ること
により、基準位置マーク4の先端位置すなわち中間転写
ベルト3の基準位置を検出する。
【0031】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜像形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜像先端部が到達する前に現像
スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜像、
PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2上のM
トナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写される。
【0032】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0033】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からY画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像は
Y画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に重
ねてベルト転写され、2色重ねのベルト転写画像(R)
を得る。
【0034】次に、2枚目のM潜像形成のために、再び
リボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10から
M現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像の
ベルト転写が終了し、かつPセンサパターンの潜像形成
が終了した時点で、中間転写ベルト駆動モータ26のス
タート/ストップ信号76をHレベルに設定し、中間転
写ベルト3の周動を一時停止させる。その間にリボルバ
6を270度回転駆動させ、Y現像器10からM現像器
9への切り替え工程を終了させる。そして、中間転写ベ
ルト駆動モータ26のスタート/ストップ信号76をL
レベルに再設定することにより、中間転写ベルト3の周
動は再開し、次のマーク検出センサ5のON信号を基準
にして、カラースキヤナ11から2枚目のM画像データ
の読み取りがスタートする。以下、同様な動作によっ
て、R画像のリピートコピーを得る。
【0035】以上、本実施形態に係るカラー複写機によ
れば、中間転写ベルト3を一時停止させることによっ
て、リボルバ6の回転駆動に係る時間(Ty)を自由に
確保できるため、中間転写ベルト3の周長を必要最少限
に設定することが可能となり、装置のコンパクト化が達
成できる。
【0036】〔実施形態2〕次に、本発明の他の実施形
態に係るカラー複写機について説明する。このカラー複
写機の全体構成は上記実施形態1の図1と同様であるの
で、それらの説明は省略する。
【0037】図9及び図10を用いて、本実施形態に係
る2色重ね画像であるレッド(R)画像のリピートコピ
ーを行う画像形成動作について説明する。コピー動作が
開始されると、書き込み工程の準備のため最初にボリゴ
ンモータ59の駆動を開始する。ボリゴンモータ59が
定格回転数に達し、ロック信号がHレベルからLレベル
に変化したことにより、プリンタ制御部(不図示)は中
間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同時に、現像
スリーブ79を現像駆動用モータにより回転させ、リボ
ルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動ギヤ56を
回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像器9の位置
にセットする。
【0038】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって一定速度で一定方向に周動する。中
間転写ベルト3面上の非画像領域に基準位置マーク4が
設けられており、反射読み取り式のマーク検出センサ5
内の光源より照射した光を基準位置マーク4にて反射さ
せ、その反射光を該マーク検出センサ5で読み取ること
により、基準位置マーク4の先端位置すなわち中間転写
ベルト3の基準位置を検出する。
【0039】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜像形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜像先端部が到達する前に現像
スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜像、
PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2上のM
トナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写される。
【0040】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0041】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からY画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像は
Y画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に重
ねてベルト転写され、2色重ねのベルト転写画像(R)
を得る。
【0042】次に、2枚目のM潜像形成のために、再び
リボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10から
M現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像の
ベルト転写が終了し、かつPセンサパターンの潜像形成
が終了した時点で、中間転写ベルト駆動モータ26に入
力するクロックパルス77の周波数を、通常シーケンス
の周波数よりも低減させる。これにより、中間転写ベル
ト3の周動は減速し、その間にリボルバ6を270度回
転駆動させ、Y現像器10からM現像器9への切り替え
工程を終了させる。そして、中間転写ベルト駆動モー夕
26の入力クロックパルス77を元の値に再設定するこ
とにより、中間転写ベルト3の周動速度は通常シーケン
スの速度に復帰し、次のマーク検出センサ5のON信号
を基準にして、カラースキャナ11から2枚目のM画像
データの読み取りがスタートする。このとき低減させる
周波数の値は、次のマーク検出センサ5のON信号に対
し、リボルバ6が再びM現像器9の位置にセットされる
に十分な余裕時間を設けることが可能な値を選択する必
要がある。以下、同様な動作によって、R画像のリピー
トコピーを得る。
【0043】以上、本実施形態2に係るカラー複写機に
よれば、中間転写ベルト3を一時減速させることによっ
て、リボルバ6の回転駆動に係る時間(Ty)を自由に
確保できるため、中間転写ベルト3の周長を必要最少限
に設定することが可能となり、装置のコンパクト化が達
成できる。さらに、中間転写ベルト3の周動停止がない
ため、通常周動速度への復帰が早くできる。
【0044】〔実施形態3〕次に、本発明の更に他の実
施形態に係るカラー複写機について説明する。このカラ
ー複写機の全体構成は上記実施形態1の図1とほぼ同様
であるので、それらの説明は省略する。本実施形態のカ
ラー複写機が上記実施形態1と異なるのは、中間転写ベ
ルト3の駆動手段の構成である。図11に示すように、
本実施形態の中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
ローラ23、ベルト転写バイアスチヤージヤ24、およ
び中間転写ベルト従動ローラ群25に張架されており、
中間転写ベルト3の駆動のため、カラープリンタ16本
体側板には、中間転写ベルト駆動モータ26により駆動
される中間転写ベルト駆動ギヤ27、駆動伝達用電磁ク
ラッチ70が取り付けられている。これが駆動ローラ2
3に取り付けられた駆動伝達ギヤ28に噛み合って駆動
するようになっている。
【0045】次に、図12及び図13を用いて、本実施
形態に係る2色重ね画像であるレッド(R)画像のリピ
ートコピーを行う画像形成動作について説明する。コピ
ー動作が開始されると、書き込み工程の準備のため最初
にボリゴンモータ59の駆動を開始する。ボリゴンモー
タ59が定格回転数に達し、ロック信号がHレベルから
Lレベルに変化したことにより、プリンタ制御部(不図
示)は中間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同時
に、現像スリーブ79を現像駆動用モータにより回転さ
せ、リボルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動ギ
ヤ56を回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像器
9の位置にセットする。
【0046】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって一定速度で一定方向に周動する。中
間転写ベルト3面上の非画像領域に基準位置マーク4が
設けられており、反射読み取り式のマーク検出センサ5
内の光源より照射した光を基準位置マーク4にて反射さ
せ、その反射光を該マーク検出センサ5で読み取ること
により、基準位置マーク4の先端位置すなわち中間転写
ベルト3の基準位置を検出する。
【0047】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜後形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜後先端部が到達する前に現像
スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜像、
PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2上のM
トナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写される。
【0048】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0049】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からY画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像は
Y画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に重
ねてベルト転写され、2色重ねのベルト転写画像(R)
を得る。
【0050】次に、2枚目のM潜像形成のために、再び
リボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10から
M現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像の
ベルト転写が終了し、かつPセンサパターンの潜像形成
が終了した時点で、駆動伝達用電磁クラッチ70をオフ
する。これにより、中間転写べルト3の駆動は伝達され
ず、その周動は一時停止することになる。その間にリボ
ルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10からM現
像器9への切り替え工程を終了させる。そして、再び駆
動伝達用電磁クラッチ70をオンすることにより、中間
転写ベルト3は再び周動を開始し、次のマーク検出セン
サ5のON信号を基準にして、カラースキャナ11から
2枚目のM画像データの読み取りがスタートする。以
下、同様な動作によって、R画像のリピートコピーを得
る。
【0051】中間転写ベルト駆動モータ26をスタート
/ストップ信号76により一時停止する方式において
は、リボルバ6のM現像器9へのセットが完了し、再び
中間転写ベルト駆動モータ26を周動する際、該モータ
のロータイナーシャ、ギヤ27、28によるイナーシャ
およびバックラッシュ等により、中間転写ベルト駆動モ
ータ26が定格回転数に達するまでの間、無制御状態が
発生し、これによる時間バラツキを十分考慮したシーケ
ンスが必要であった。本実施形態においては、駆動伝達
用電磁クラッチ70を設けることにより、この無制御状
態を小さくすることが可能となり、複雑なシーケンス、
不必要な時間的マージンを削減することができる。
【0052】以上、本実施形態3に係るカラー複写機に
よれば、中間転写ベルト3を一時停止する手段として、
駆動伝達用電磁クラッチ70を用いることにより、複雑
なシーケンス、不必要な時間的マージンを確保する必要
がなく、リボルバ6の回転駆動に係る時間(Ty)を自
由に確保できるため、中間転写ベルト3の周長を必要最
少限に設定することが可能となり、装置のコンパクト化
が達成できる。
【0053】〔実施形態4〕次に、本発明の更に他の実
施形態に係るカラー複写機について説明する。このカラ
ー複写機の全体構成は上記実施形態1の図1とほぼ同様
であるので、それらの説明は省略する。本実施形態のカ
ラー複写機が上記実施形態1と異なるのは、図14に示
すように、中間転写ベルト駆動モータ26及び感光体駆
動モータ22の制御部を、感光体2と中間転写ベルト3
とを同期させて駆動できるように構成した点である。
【0054】本実施形態に係るカラー複写機において
は、次のように2色重ね画像であるレッド(R)画像の
リピートコピーを行う画像形成動作が行われる。コピー
動作が開始されると、書き込み工程の準備のため最初に
ポリゴンモータ59の駆動を開始する。ポリゴンモータ
59が定格回転数に達し、ロック信号がHレベルからL
レベルに変化したことにより、プリンタ制御部(不図
示)は中間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同時
に、現像スリーブ79を現像駆動用モータにより回転さ
せ、リボルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動ギ
ヤ56を回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像器
9の位置にセットする。
【0055】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって中間転写ベルト3は一定速度で一定
方向に周動する。中間転写ベルト3面上の非画像領域に
基準位置マーク4が設けられており、反射読み取り式の
マーク検出センサ5内の光源より照射した光を基準位置
マーク4にて反射させ、その反射光を該マーク検出セン
サ5で読み取ることにより、基準位置マーク4の先端位
置すなわち中間転写ベルト3の基準位置を検出する。
【0056】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜像形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜像先端部が到達する前に現像
スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜像、
PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2上のM
トナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写される。
【0057】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0058】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からY画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像は
Y画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に重
ねてベルト転写され、2色重ねのベルト転写画像(R)
を得る。 (以下、余白)
【0059】次に、2枚目のM潜像形成のために、再び
リボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10から
M現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像の
ベルト転写が終了し、かつPセンサパターンの潜像形成
が終了した時点で、中間転写ベルト駆動モータ26のス
タート/ストップ信号76をHレベルに設定し、中間転
写ベルト3の周動を一時停止させる。この時、感光体駆
動モータ22も一時停止させることにより、感光体2も
一時停止する。そして、その間にリボルバ6を270度
回転駆動させ、Y現像器10からM現像器9への切り替
え工程を終了させる。そして、中間転写ベルト駆動モー
タ26のスタート/ストップ信号76をLレベルに再設
定することにより、中間転写ベルト3の周動は再開し、
同時に感光体駆動モータ22も再駆動させ、感光体2も
回転させる。次のマーク検出センサ5のON信号を基準
にして、カラースキャナ11から2枚目のM画像データ
の読み取りがスタートする。以下、同様な動作によっ
て、R画像のリピートコビーを得る。
【0060】以上、本実施形態4に係るカラー複写機に
よれば、中間転写ベルト3を一時停止させることによっ
て、リボルバ6の回転駆動に係る時間(Ty)を自由に
確保できるため、中間転写ベルト3の周長を必要最少限
に設定することが可能となり、装置のコンパクト化が達
成できる。この際、感光体2と中間転写ベルト3の接触
面における線速を同じとすることで、双方のこすれの発
生を防ぐことができ、感光体2および中間転写ベルト3
の劣化を防ぐ事ができる。さらに、画像劣化も防止する
ことができる。
【0061】なお、本実施形態において、上記感光体2
の駆動と中間転写ベルト3の駆動を同期させる手段とし
て、前述のように独立した駆動源とせず、感光体2の駆
動を中間転写ベルト駆動モータ26から伝達するように
してもよい。
【0062】〔実施形態5〕次に、本発明の更に他の実
施形態に係るカラー複写機について説明する。このカラ
ー複写機の全体構成は上記実施形態2とほぼ同様である
ので、それらの説明は省略する。本実施形態のカラー複
写機が上記実施形態2と異なるのは、図14に示すよう
に、中間転写ベルト駆動モータ26及び感光体駆動モー
タ22の制御部を、感光体2と中間転写ベルト3とを同
期させて駆動できるように構成した点である。
【0063】本実施形態に係るカラー複写機において
は、次のように2色重ね画像であるレッド(R)画像の
リピートコピーを行う画像形成動作が行われる。コピー
動作が開始されると、書き込み工程の準備のため最初に
ポリゴンモータ59の駆動を開始する。ボリゴンモータ
59が定格回転数に達し、ロック信号がHレベルからL
レベルに変化したことにより、プリンタ制御部(不図
示)は中間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同時
に、現像スリーブ79を現像駆動用モータにより回転さ
せ、リボルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動ギ
ヤ56を回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像器
9の位置にセットする。
【0064】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって中間転写ベルト3は一定速度で一定
方向に周動する。中間転写ベルト3面上の非画像領域に
基準位置マーク4が設けられており、反射読み取り式の
マーク検出センサ5内の光源より照射した光を基準位置
マーク4にて反射させ、その反射光を該マーク検出セン
サ5で読み取ることにより、基準位置マーク4の先端位
置すなわち中間転写ベルト3の基準位置を検出する。
【0065】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜像形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜像先端部が到達する前に現像
スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜像、
PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2とのM
トナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写される。
【0066】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0067】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からY画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像は
Y画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に重
ねてベルト転写され、2色重ねのベルト転写画像(R)
を得る。
【0068】次に、2枚目のM潜像形成のために、再び
リボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10から
M現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像の
ベルト転写が終了し、かつPセンサパターンの潜像形成
が終了した時点で、中間転写ベルト駆動モータ26に入
力するクロックパルス77の周波数を、通常シーケンス
の周波数よりも小さくする。同時に、感光体駆動モータ
22に入力するクロックパルスの周波数も同様に低減さ
せ、中間転写ベルト3と感光体2を同期した状態で減速
し、その間にリボルバ6を270度回転駆動させ、Y現
像器10からM現像器9への切り替え工程を終了させ
る。そして、中間転写ベルト駆動モータ26の入力クロ
ックパルス77を元の値に再設定すると同時に、感光体
駆動モータ22の入力クロックパルスも元の値に再設定
する。これにより、中間転写ベルト3の周動速度と感光
体2の回転速度は通常シーケンスの速度に同期して復帰
し、次のマーク検出センサ5のON信号を基準にして、
カラースキャナ11から2枚目のM画像データの読み取
りがスタートする。このとき小さくする周波数の値は、
次のマーク検出センサ5のON信号に対し、リボルバ6
が再びM現像器9の位置にセットされるに十分な余裕時
間を設けることが可能な値を選択する必要がある。以
下、同様な動作によって、R画像のリピートコピーを得
る。
【0069】以上、本実施形態に係るカラー複写機によ
れば、中間転写ベルト3を一時減速する際、感光体2と
中間転写ベルト3の接触面における線速を同じにするこ
とにより、中間転写ベルト3と感光体2の摩擦による双
方の劣化を防止することができる。
【0070】なお、本実施形態において、感光体2の駆
動と中間転写ベルト3の駆動を同期させる手段として、
前述のように独立した駆動源とせず、感光体2の駆動を
中間転写ベルト駆動モータ26から伝達するようにして
もよい。
【0071】〔実施形態6〕次に、本発明の更に他の実
施形態に係るカラー複写機について説明する。このカラ
ー複写機の全体構成は上記実施形態1の図1とほぼ同様
であるので、それらの説明は省略する。本実施形態のカ
ラー複写機が上記実施形態1と異なるのは、図15に示
すように、中間転写ベルト3を感光体2に対して接離さ
せる接離手段を設けている点である。図15において、
カラープリンタ16の本体側板に設けられた中間転写ベ
ルト接離用電磁ソレノイド71(以下、「中間転写ベル
ト接離ソレノイド」という。)をON/OFFすると、
その可動軸71aが矢印A方向に移動し、可動軸71a
に一端部が連結された連結アーム84が固定軸85にガ
イドされながら移動する。そして、この連結アーム84
の他端部には従動ローラ25の一つが連結されているた
め、中間転写ベルト3を含む中間転写ユニット73は、
駆動ローラ23と同軸の中間転写ベルト駆動ギヤ28を
支点とし、矢印B方向に回動可能となっている。
【0072】次に、図16及び図17を用いて、本実施
形態に係る2色重ね画像であるレッド(R)画像のリピ
ートコピーを行う画像形成動作について説明する。コピ
ー動作が開始されると、書き込み工程の準備のため最初
にポリゴンモータ5 9の駆動を開始する。ボリゴンモ
ータ59が定格回転数に達し、ロック信号がHレベルか
らLレベルに変化したことにより、プリンタ制御部(不
図示)は中間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同
時に、現像スリーブ79を現像駆動用モータにより回転
させ、リボルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動
ギヤ56を回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像
器9の位置にセットする。
【0073】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって一定速度で一定方向に周動する。中
間転写ベルト3面上の非画像領域に基準位置マーク4が
設けられており、反射読み取り式のマーク検出センサ5
内の光源より照射した光を基準位置マーク4にて反射さ
せ、その反射光を該マーク検出センサ5で読み取ること
により、基準位置マーク4の先端位置すなわち中間転写
ベルト3の基準位置を検出する。
【0074】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜像形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜機先端部が到達する前に現像
スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜像、
PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2上のM
トナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写される。
【0075】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0076】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からY画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像は
Y画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に重
ねてベルト転写され、12色重ねのベルト転写画像
(R)を得る。
【0077】次に2枚目のM潜像形成のために、再びリ
ボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10からM
現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像のベ
ルト転写が終了し、かつPセンサバターンの潜像形成が
終了した時点で、中間転写ベルト接離ソレノイド71を
動作させ、中間転写ユニット73は、該ユニット73の
中間転写ベルト駆動ギヤ28を支点として、図15にお
ける矢印方向に移動する。これにより、感光体2と中間
転写ベルト3の間に空間距離を設けることが可能とな
る。その後、中間転写ベルト駆動モータ26のスタート
/ストップ信号76をHレベルに設定し、中間転写ベル
ト3の周動を一時停止させる。その間にリボルバ6を2
70度回転駆動させ、Y現像器10からM現像器9への
切り替え工程を終了させる。そして、中間転写ベルト駆
動モータ26のスタート/ストップ信号76をLレベル
に再設定することにより、中間転写ベルト3の周動は再
開する。そして、中間転写ベルト接離ソレノイド71を
解除し、中間転写ユニット73は、ベルト転写可能な状
態に復帰し、次のマーク検出センサ5のON信号を基準
にして、カラースキャナ11から2枚月のM画像データ
の読み取りがスタートする。以下、同様な動作によっ
て、R画像のリピートコピーを得る。
【0078】以上、本実施形態6に係るカラー複写機に
よれば、中間転写ベルト3を一時停止させることによっ
て、リボルバ6の回転駆動に係る時間(Ty)を自由に
確保できるため、中間転写ベルト3の周長を必要最少限
に設定することが可能となり、装置のコンパクト化が達
成できる。この際、感光体2と中間転写ベルト3の間に
空間距離を設けることにより、双方のこすれの発生を防
ぐことができ、感光体2および中間転写ベルト3の劣化
を防ぐ事ができる。さらに、画像劣化も防止することが
できる。
【0079】〔実施形態7〕次に、本発明の更に他の実
施形態に係るカラー複写機について説明する。このカラ
ー複写機の全体構成は上記実施形態2とほぼ同様である
ので、それらの説明は省略する。本実施形態のカラー複
写機が上記実施形態2と異なるのは、図15に示す中間
転写ベルト3の接離手段を設けている点である。
【0080】図18及び図19を用いて、本実施形態に
係る2色重ね画像であるレッド(R)画像のリピートコ
ピーを行う画像形成動作について説明する。コピー動作
が開始されると、書き込み工程の準備のため最初にポリ
ゴンモータ59の駆動を開始する。ボリゴンモータ59
が定格回転数に達し、ロック信号がHレベルからLレベ
ルに変化したことにより、プリンタ制御部(不図示)は
中間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同時に、現
像スリーブ79を現像駆動用モータにより回転させ、リ
ボルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動ギヤ56
を回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像器9の位
置にセットする。
【0081】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって一定速度で一定方向に周動する。中
間転写ベルト3面上の非画像領域に基準位置マーク4が
設けられており、反射読み取り式のマーク検出センサ5
内の光源より照射した光を基準位置マーク4にて反射さ
せ、その反射光を該マーク検出センサ5で読み取ること
により、基準位置マーク4の先端位置すなわち中間転写
ベルト3の基準位置を検出する。
【0082】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜像形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜像先端部が到達する前に・現
像スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜
像、PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2上
のMトナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写され
る。
【0083】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0084】次に、中間転写ベルト3が1屈して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からY画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像は
Y画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に重
ねてベルト転写され、2色重ねのベルト転写画像(R)
を得る。
【0085】次に2枚目のM潜像形成のために、再びリ
ボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10からM
現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像のベ
ルト転写が終了し、かつPセンサパターンの潜像形成が
終了した時点で、中間転写ベルト穣雛ソレノイド71を
動作させ、中間転写ユニット73は、該ユニット73の
中間転写ベルト駆動ギヤ28を支点として、図15にお
ける矢印方向に移動する。これにより、感光体2と中間
転写ベルト3の間に空間距離を設けることが可能とな
る。その後、中間転写ベルト駆動モータ26に入力する
クロックパルス77の周波数を、通常シーケンスの周波
数よりも小さくする。これにより、中間転写ベルト3の
周動は減速し、その間にリボルバ6を270度回転駆動
させ、Y現像器10からM現像器9への切り替え工程を
終了させる。そして、中間転写ベルト駆動モータ26の
入力クロックパルス77を元の値に再設定することによ
り、中間転写ベルト3の周動速度は通常シーケンスの速
度に復帰する。そして、中間転写ベルト接離ソレノイド
71を解除し、中間転写ユニット73は、ベルト転写可
能な状態に復帰する。そして、次のマーク検出センサ5
のON信号を基準にして、カラースキャナ11から2枚
目のM画像データの読み取りがスタートする。以下、同
様な動作によって、R画像のリピートコピーを得る。
【0086】以上、本実施形態7に係るカラー複写機に
よれば、中間転写ベルト3を一時減速する際、感光体2
と中間転写ベルト3の間に空間距離を設けることで、感
光体2と中間転写ベルト3のスピード差によるこすれの
発生を防ぐことができる。この結果、双方の劣化を防ぐ
事ができ、さらに画像が劣化することもなくなる。
【0087】〔実施形態8〕次に、本発明の他の実施形
態に係るカラー複写機について説明する。このカラー複
写機の全体構成は上記実施形態1の図1と同様であるの
で、それらの説明は省略する。
【0088】図20及び図21を用いて、本実施形態に
係る2色重ね画像であるレッド(R)画像のリピートコ
ピーを行う画像形成動作について説明する。コピー動作
が開始されると、書き込み工程の準備のため最初にポリ
ゴンモータ59の駆動を開始する。ポリゴンモータ59
が定格回転数に達し、ロック信号がHレベルからLレベ
ルに変化したことにより、プリンタ制御部(不図示)は
中間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同時に、現
像スリーブ79を現像駆動用モータにより回転させ、リ
ボルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動ギヤ56
を回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像器9の位
置にセットする。
【0089】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって一定速度で一定方向に周動する。中
間転写ベルト3面上の非画像領域に基準位置マーク4が
設けられており、反射読み取り式のマーク検出センサ5
内の光源より照射した光を基準位置マーク4にて反射さ
せ、その反射光を該マーク検出センサ5で読み取ること
により、基準位置マーク4の先端位置すなわち中間転写
ベルト3の基準位置を検出する。
【0090】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜像形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜後先端部が到達する前に現像
スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜像、
PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2上のM
トナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写される。
【0091】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0092】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準啓立置マーク4の反射光を検知
したら、カラースキャナ11からY画像データの読み取
りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光によ
る光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像
はY画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に
重ねてベルト転写され、2色重ねのベルト転写画像
(R)を得る。 (以下、余白)
【0093】次に2枚目のM潜像形成のために、再びリ
ボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10からM
現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像のベ
ルト転写が終了し、かつPセンサパターンの潜像形成が
終了した時点で、中間転写ベルト駆動モータ26に入力
するクロックパルス77の周波数を、通常シーケンスの
周波数よりも大きくする。これにより、中間転写ベルト
3の周動を加速し、中間転写ベルト3を余分に1周させ
る。このとき検出される2回目の画像位置検出センサ5
4のON信号は無視する必要がある。その間にリボルバ
6を270度回転駆動させ、Y現像器10からM現像器
9への切り替え工程を終了させる。そして、中間転写ベ
ルト駆動モータ26の入力クロックパルス77を元の値
に再設定することにより、中間転写ベルト3の周動速度
は通常シーケンスの速度に復帰し、3回目のマーク検出
センサ5のON信号を基準にして、カラースキャナ11
から2枚目のM画像データの読み取りがスタートする。
このとき大きくする周波数の値は、3回目のマーク検出
センサ5のON信号に対し、リボルバ6が再びM現像器
9の位置にセットされるに十分な余裕時間を設けること
が可能な値を選択する必要がある。以下、同様な動作に
よって、R画像のリピートコピーを得る。
【0094】以上、本実施形態8に係るカラー複写機に
よれば、中間転写ベルト3を加速し、余分に1周させる
ことによって、リボルバ6の回転駆動に係る時間(T
y)を自由に確保できるさせることができる。この際、
中間転写ベルト3を1周余分に周動させても冗長な待ち
時間を作ることはない。これにより、装置のコンパクト
化が達成でき、中間転写ベルト3の周勤停止がないた
め、通常周動速度への復帰が早くできる。
【0095】〔実施形態9〕次に、本発明の更に他の実
施形態に係るカラー複写機について説明する。このカラ
ー複写機の全体構成は上記実施形態8とほぼ同様である
ので、それらの説明は省略する。本実施形態のカラー複
写機が上記実施形態8と異なるのは、図14に示すよう
に、中間転写ベルト駆動モータ26及び感光体駆動モー
タ22の制御部を、感光体2と中間転写ベルト3とを同
期させて駆動できるように構成した点である。
【0096】本実施形態に係るカラー複写機において
は、次のように2色重ね画像であるレッド(R)画像の
リピートコピーを行う画像形成動作が行われる。コピー
動作が開始されると、書き込み工程の準備のため最初に
ボリゴンモータ5 9の駆動を開始する。ポリゴンモー
タ59が定格回転数に達し、ロック信号がHレベルから
Lレベルに変化したことにより、プリンタ制御部(不図
示)は中間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同時
に、現像スリーブ79を現像駆動用モータにより回転さ
せ、リボルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動ギ
ヤ56を回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像器
9の位置にセットする。
【0097】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって一定速度で一定方向に周動する。中
間転写ベルト3面上の非画像領域に基準位置マーク4が
設けられており、反射読み取り式のマーク検出センサ5
内の光源より照射した光を基準位置マーク4にて反射さ
せ、その反射光を該マーク検出センサ5で読み取ること
により、基準啓立置マーク4の先端位置すなわち中間転
写ベルト3の基準位置を検出する。
【0098】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜像形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜像先端部が到達する前に現像
スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜像、
PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2上のM
トナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写される。
【0099】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサパターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0100】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からY画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像は
Y画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に重
ねてベルト転写され、2色重ねのベルト転写画像(R)
を得る。
【0101】次に、2枚目のM潜像形成のために、再び
リボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10から
M現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像の
ベルト転写が終了し、かつPセンサパターンの潜像形成
が終了した時点で、中間転写ベルト駆動モータ26に入
力するクロックパルス77の周波数を、通常シーケンス
の周波数よりも大きくする。同時に、感光体駆動モータ
22に入力するクロックパルスの周波数も同様に大きく
し、中間転写ベルト3と感光体2を同期した状態で加速
し、中間転写ベルト3を余分に1周させる。このとき検
出される2回目の画像位置検出センサ54のON信号は
無視する必要がある。その間にリボルバ6を270度回
転駆動させ、Y現像器10からM現像器9への切り替え
工程を終了させる。そして、中間転写ベルト駆動モータ
26の入力クロツクパルス77を元の値に再設定すると
同時に、感光体駆動モータ22の入力クロックパルスも
元の値に再設定する。これにより、中間転写ベルト3の
周動速度と感光体2の回転速度は通常シーケンスの速度
に同期して復帰し、3回目のマーク検出センサ5のON
信号を基準にして、カラースキャナ11から2枚目のM
画像データの読み取りがスタートする。このとき大きく
する周波数の値は、3回目のマーク検出センサ5のON
信号に対し、リボルバ6が再びM現像器9の位置にセッ
トされるに十分な余裕時間を設けることが可能な値を選
択する必要がある。以下、同様な動作によって、R画像
のりーピートコピーを得る。
【0102】以上、本実施形態に係るカラー複写機によ
れば、中間転写ベルト3を加速し、余分に1周させるこ
とによって、リボルバ6の回転駆動に係る時間(Ty)
を自由に確保できるさせることができる。この際、中間
転写バル下3を1周余分に周動させても冗長な待ち時間
を作ることはない。これにより、装置のコンパクト化が
達成でき、中間転写ベルト3の周動停止がないため、通
常周動速度への復帰が早くできる。この際、感光体2と
中間転写ベルト3の接触面における線速を同じとするこ
とで、双方のこすれの発生を防ぐことができ、感光体2
および中間転写ベルト3の劣化を防ぐ事ができる。さら
に、画像劣化も防止することができる。
【0103】なお、本実施形態において、感光体2の駆
動と中間転写ベルト3の駆動を同期させる手段として、
前述のように独立した駆動源とせず、感光体2の駆動を
中間転写ベルト駆動モータ26から伝達するようにして
もよい。
【0104】〔実施形態10〕次に、本発明の更に他の
実施形態に係るカラー複写機について説明する。このカ
ラー複写機の全体構成は上記実施形態8とほぼ同様であ
るので、それらの説明は省略する。本実施形態のカラー
複写機が上記実施形態8と異なるのは、図15に示す中
間転写ベルト3の接離手段を設けている点である。
【0105】本実施形態に係るカラー複写機において
は、次のように2色重ね画像であるレッド(R)画像の
リピートコピーを行う画像形成動作が行われる。コピー
動作が開始されると、書き込み工程の準備のため最初に
ボリゴンモータ5 9の駆動を開始する。ポリゴンモー
タ59が定格回転数に達し、ロック信号がHレベルから
Lレベルに変化したことにより、プリンタ制御部(不図
示)は中間転写ベルト駆動モータ26を駆動すると同時
に、現像スリーブ79を現像駆動用モータにより回転さ
せ、リボルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ駆動ギ
ヤ56を回転駆動して、リボルバ6を回転させM現像器
9の位置にセットする。
【0106】中間転写ベルト3は、中間転写ベルト駆動
モータ26によって一定速度で一定方向に周動する。中
間転写ベルト3面上の非画像領域に基準位置マーク4が
設けられており、反射読み取り式のマーク検出センサ5
内の光源より照射した光を基準位置マーク4にて反射さ
せ、その反射光を該マーク検出センサ5で読み取ること
により、基準位置マーク4の先端位置すなわち中間転写
ベルト3の基準位置を検出する。
【0107】そして、マーク検出センサ5のON信号を
基準にして、カラースキャナ11からM画像データの読
み取りがスタートし、この画像データに基づきレーザ光
による光書き込み、潜像形成、Pセンサパターン潜像形
成を行う。このM潜像の先端部から現像可能とすべく、
M現像器9の現像位置に潜像先端部が到達する前に現像
スリーブを現像駆動用モータにより回転させ、M潜像、
PセンサパターンをMトナーで現像し、感光体2上のM
トナー像は、中間転写ベルト3にベルト転写される。
【0108】さて、M潜像のベルト転写が終了し、かつ
Pセンサバターンの潜像形成が終了した時点で、リボル
バ6を90度回転駆動させ、M現像器9からY現像器1
0に切り替える。この現像器の切り替え工程は、少なく
とも次のマーク検出センサ5がONするまでに完了して
いなくてはならない。
【0109】次に、中間転写ベルト3が1周して再びマ
ーク検出センサ5が基準位置マーク4の反射光を検知し
たら、カラースキャナ11からY画像データの読み取り
がスタートし、この画像データに基づきレーザ光による
光書き込み、Y潜像形成が始まる。その結果、M画像は
Y画像に正確に位置合わせして中間転写ベルト3上に重
ねてベルト転写され、2色重ねのベルト転写画像(R)
を得る。
【0110】次に、2枚目のM潜像形成のために、再び
リボルバ6を270度回転駆動させ、Y現像器10から
M現像器9に切り替える必要がある。そこで、Y潜像の
べルト転写が終了し、かつPセンサパターンの潜像形成
が終了した時点で、中間転写ベルト接離ソレノイド71
を動作させ、中間転写ユニット73は、該ユニット73
の中間転写ベルト駆動ギヤ28を支点として、図15に
おける矢印方向に移動する。これにより、感光体2と中
間転写ベルト3の間に空間距離を設けることが可能とな
る。その後、中間転写ベルト駆動モータ26に入力する
クロックパルス77の周波数を、通常シーケンスの周波
数よりも大きくする。これにより、中間転写ベルト3の
周動は加速し、中間転写ベルト3を余分に1周させる。
このとき検出される2回目の画像位置検出センサ54の
ON信号は無視する必要がある。その間にリボルバ6を
2 70度回転駆動させ、Y現像器10からM現像器9
への切り替え工程を終了させる。そして、中間転写ベル
ト駆動モータ26の入力クロツクパルス77を元の値に
再設定することにより、中間転写ベルト3の周動速度は
通常シーケンスの速度に復帰する。そして、中間転写ベ
ルト接離ソレノイド71を解除し、中間転写ユニット7
3は、ベルト転写可能な状態に復帰する。そして、3回
目のマーク検出センサ5のON信号を基準にして、カラ
ースキャナ11から2枚目のM画像データの読み取りが
スタートする。以下、同様の動作によって、R画像のリ
ピートコピーを得る。
【0111】以上、本実施形態に係るカラー複写機によ
れば、中間転写ベルト3を加速し、余分に1周させるこ
とによって、リボルバ6の回転駆動に係る時間(Ty)
を自由に確保できるさせることができる。この際、中間
転写ベルト3を1周余分に周動させても冗長な待ち時間
を作ることはない。これにより、装置のコンパクト化が
達成でき、中間転写ベルト3の周動停止がないため、通
常周動速度への復帰が早くできる。この際、感光体2と
中間転写ベルト3の間に空間距離を設けることにより、
双方のこすれの発生を防ぐことができ、感光体2および
中間転写ベルト3の劣化を防ぐ事ができる。さらに、画
像劣化も防止することができる。
【0112】なお、上記各実施形態においては、4個の
現像器を有するリボルバ6を備えたカラー複写機につい
て説明したが、本発明は、2個、3個あるいは5個以上
の現像器を有するリボルバを備えた画像形成装置につい
ても適用できるものである。また、本発明は、回転式の
現像装置であるリボルバに限定されることなく、現像器
を平行移動させるように移動させて切り替える現像装置
を備えた画像形成装置にも適用できるものである。
【0113】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、トナー像担持
体を一時停止させることによって、現像器の切り替え時
間を自由に確保できるため、画像形成速度を大幅に低下
させることなく、トナー像担持体の周長を必要最少眼に
設定することが可能となり、装置のコンパクト化が達成
できるという効果がある。
【0114】請求項2の発明によれば、トナー像担持体
を一時減速させることによって、現像器の切り替え時間
を自由に確保できるため、画像形成速度を大幅に低下さ
せることなく、トナー像担持体の周長を必要最少限に設
定することが可能となり、装置のコンパクト化が達成で
きるという効果がある。更に、トナー像担持体の周動・
停止がないため、通常周動速度への復帰が早くできると
いう効果がある。
【0115】請求項3の発明によれば、トナー像担持体
を一時加速し、余分に1周させることによって、現像器
の切り替え時間を自由に確保できるため、画像形成速度
を大幅に低下させることなく、トナー像担持体の周長を
必要最少限に設定することが可能となり、装置のコンパ
クト化が達成できるという効果がある。更に、トナー像
担持体を1周余分に周動させても冗長な待ち時間を作る
ことはないという効果がある。更に、トナー像担持体の
周動停止がないため、通常周動速度への復帰が早くでき
るという効果がある。
【0116】特に、請求項4の発明によれば、請求項1
の効果に加えて、駆動伝達遮断手段でトナー像担持体と
その駆動手段との間の駆動伝達を一時遮断してトナー像
担持体を一時停止することにより、複雑なシーケンス、
不必要な時間的マージンの確保する必要がなくなるとい
う効果がある。
【0117】特に、請求項5の発明によれば、請求項
1、2又は3の効果に加えて、トナー像担持体の停止、
減速又は加速に同期させて、該像担持体の駆動を停止、
減速又は加速することにより、トナー像担持体と像担持
体との接触位置における線速差が発生しないようにな
り、双方のこすれの発生を防ぐことができ、像担持体お
よびトナー像担持体の劣化を防ぐことができるという効
果がある。更に、画像劣化も防止することができるとい
う効果がある。
【0118】特に、請求項6の発明によれば、請求項
1、2又は3の効果に加えて、トナー像担持体の駆動を
停止、減速又は加速する際に、トナー像担持体と像担持
体とを離間させることにより、像担持体とトナー像担持
体の間に空間距離を設けているので、双方のこすれの発
生を防ぐことができ、像担持体およびトナー像担持体の
劣化を防ぐことができるという効果がある。更に、画像
劣化も防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカラー複写機の概略
構成図。
【図2】同カラー複写機の感光体周りの拡大図。
【図3】同カラー複写機の感光体駆動モータの制御部の
ブロック図。
【図4】同カラー複写機の中間転写ベルト駆動モータの
制御部のブロック図。
【図5】同カラー複写機のリボルバの分解斜視図。
【図6】同リボルバの駆動伝達系の説明図。
【図7】同カラー複写機の画像形成動作のタイミングチ
ャート。
【図8】同カラー複写機の画像形成動作のフローチャー
ト。
【図9】他の実施形態に係るカラー複写機の画像形成動
作のタイミングチャート。
【図10】同カラー複写機の画像形成動作のフローチャ
ート。
【図11】更に他の実施形態に係るカラー複写機におけ
る中間転写ベルトの駆動伝達系の説明図。
【図12】同カラー複写機の画像形成動作のタイミング
チャート。
【図13】同カラー複写機の画像形成動作のフローチャ
ート。
【図14】更に他の実施形態に係るカラー複写機におけ
る感光体駆動モータ及び中間転写ベルト駆動モータの制
御部のブロック図。
【図15】更に他の実施形態に係るカラー複写機におけ
る中間転写ベルトの接離機構の説明図。
【図16】同カラー複写機の画像形成動作のタイミング
チャート。
【図17】同カラー複写機の画像形成動作のフローチャ
ート。
【図18】更に他の実施形態に係るカラー複写機の画像
形成動作のタイミングチャート。
【図19】同カラー複写機の画像形成動作のフローチャ
ート。
【図20】更に他の実施形態に係るカラー複写機の画像
形成動作のタイミングチャート。
【図21】同カラー複写機の画像形成動作のフローチャ
ート。
【図22】(a)は従来例に係るカラー複写機の感光体
周りの概略構成図。(b)は同カラー複写機におけるコ
ピー動作中の時間配分の説明図。
【図23】同カラー複写機の画像形成動作のフローチャ
ート。
【符号の説明】
1 レーザ書き込み装置 2 感光体 3 中間転写ベルト 4 基準位置マーク 5 マーク検出センサ 6 リボルバ 7 Bk現像器 8 C現像器 9 M現像器 10 Y現像器 11 カラースキャナ 12 照明ランプ 13 ミラー群 14 レンズ 15 CCD 16 カラープリンタ 17 ドラムクリーニング 18 除電ランプ 19 帯電器 20 電位センサ 21 Pセンサ 22 感光体駆動モータ 23 駆動ローラ 24 ベルト転写バイアスチャージャ 25 従動ローラ群 26 中間転写ベルト駆動モータ 27 中間転写ベルト駆動ギヤ 28 駆動伝達ギヤ 29 現像器ユニット 30 Bkトナー収容器 31 Cトナー収容器 32 Mトナー収容器 33 Yトナー収容器 34 トナー収容器ユニット 35 現像ユニット収容台 37 カバー 38 前支持台 39 後支持台 40 連結棒1 41 連結棒2 42 連結棒3 43 側面カバー 48 中板 51 回転位置決めコロ 52 ブラケツト 53 現像ユニット後端壁 54 凹部 55 スプリング 56 リボルバ駆動ギヤ 57 リボルバ駆動伝達ギヤ 58 現像駆動ギヤ 59 ポリゴンモータ 60 ベルトクリーニングユニット 61 ゴムブレード 62 接離機構 63 定着装置 64 給紙装置 65 給紙ローラ 66 レジストローラ 67 紙搬送ユニット 68 定着ローラ 69 加圧ローラ 70 駆動伝達用電磁クラッチ 71 中間転写ベルト接離用ソレノイド 72 紙転写バイアスチヤージヤ 73 中間転写ユニット 74 ドライブ回路 75 サーボ回路 76 スタート/ストップ信号 77 クロックパルス 78 現像ローラ 79 現像スリーブ 80 ドライブ回路 81 サーボ回路 82 スタート/ストップ信号 83 クロックパルス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段
    と、該像担持体上の潜像を現像してトナー像を形成する
    複数の現像器からなる現像手段と、該複数の現像器のう
    ち該像担持体と対向する現像位置にセットされている現
    像器を該現像位置から移動するとともに、他の現像器を
    該現像位置に移動してセットする現像器切り替え手段
    と、該像担持体上から転写されたトナー像を担持するト
    ナー像担持体と、該像担持体上のトナー像を該トナー像
    担持体に転写する転写手段と、該トナー像担持体表面の
    同じ部分が該転写手段による転写位置を複数回通過する
    ように該トナー像担持体を無端移動させる駆動手段とを
    備えた画像形成装置において、 該現像器の切り替え時間に対して、該トナー像担持体の
    少なくとも1回転にかかる時間が長くなるように、該ト
    ナー像担持体の駆動を一時停止させる駆動制御手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段
    と、該像担持体上の潜像を現像してトナー像を形成する
    複数の現像器からなる現像手段と、該複数の現像器のう
    ち該像担持体と対向する現像位置にセットされている現
    像器を該現像位置から移動するとともに、他の現像器を
    該現像位置に移動してセットする現像器切り替え手段
    と、該像担持体上から転写されたトナー像を担持するト
    ナー像担持体と、該像担持体上のトナー像を該トナー像
    担持体に転写する転写手段と、該トナー像担持体表面の
    同じ部分が該転写手段による転写位置を複数回通過する
    ように該トナー像担持体を無端移動させる駆動手段とを
    備えた画像形成装置において、 該現像器の切り替え時間に対して、該トナー像担持体の
    少なくとも1回転にかかる時間が長くなるように、該ト
    ナー像担持体の移動速度を一時減速させる駆動制御手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】像担持体上に潜像を形成する潜像形成手段
    と、該像担持体上の潜像を現像してトナー像を形成する
    複数の現像器からなる現像手段と、該複数の現像器のう
    ち該像担持体と対向する現像位置にセットされている現
    像器を該現像位置から移動するとともに、他の現像器を
    該現像位置に移動してセットする現像器切り替え手段
    と、該像担持体上から転写されたトナー像を担持するト
    ナー像担持体と、該像担持体上のトナー像を該トナー像
    担持体に転写する転写手段と、該トナー像担持体表面の
    同じ部分が該転写手段による転写位置を複数回通過する
    ように該トナー像担持体を無端移動させる駆動手段とを
    備えた画像形成装置において、 該現像器の切り替え時間に対して、該トナー像担持体の
    少なくとも1回転にかかる時間が短くなるように、該ト
    ナー像担持体の移動速度を一時加速する駆動制御手段を
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1の画像形成装置において、 上記駆動制御手段に、上記トナー像担持体と上記駆動手
    段との間の駆動伝達を一時遮断する駆動伝達遮断手段を
    用いたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2又は3の画像形成装置におい
    て、 上記トナー像担持体と上記像担持体との接触位置におけ
    る線速差が発生しないように、該トナー像担持体の停
    止、減速又は加速に同期させて、該像担持体の駆動を停
    止、減速又は加速することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2又は3の画像形成装置におい
    て、 上記トナー像担持体と上記像担持体とを接離させる接離
    手段と、 該トナー像担持体の駆動を停止、減速又は加速する際
    に、該トナー像担持体と該像担持体とを離間させる接離
    制御手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000187365A (ja) * 1998-12-21 2000-07-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2007078891A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Canon Inc 画像形成装置

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