JP2561860Y2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JP2561860Y2
JP2561860Y2 JP1991016039U JP1603991U JP2561860Y2 JP 2561860 Y2 JP2561860 Y2 JP 2561860Y2 JP 1991016039 U JP1991016039 U JP 1991016039U JP 1603991 U JP1603991 U JP 1603991U JP 2561860 Y2 JP2561860 Y2 JP 2561860Y2
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JP
Japan
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window
cassette
upper half
tape cassette
tape
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JP1991016039U
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JPH04105878U (ja
Inventor
尊久 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はテープカセットに係り、
詳しくはドライブ(記録・再生装置)にスムーズに装填
(出し入れ)できるようにしたテープカセットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】テープカセットとして、上ハーフ及び下
ハーフからなるカセット本体内に、磁気テープが巻装さ
れた一対の供給・巻取ハブを回転可能に収納し、かつ該
カセット本体の上面、即ち該上ハーフの外面に、該磁気
テープの巻回量(残量)を外部から目視できるようにす
るウインドウを設けてなるものが知られている。
【0003】上記ウインドウは、合成樹脂製の透明窓板
を備えているが、該透明窓板が傷ついて上記磁気テープ
の巻回量(残量)を外部から目視し難くなるのを回避す
るため、該透明窓板を上記上ハーフの外面から若干下が
るように(カセット本体内に窪むように)して上記上ハ
ーフの窓孔内に嵌め込んで構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記テ
ープカセットは、上記ウインドウが上記ハーフの外面よ
りも窪んでいて、該ウインドウと上ハーフの外面との間
に段差があるため、ドライブへの出し入れに際し、該ド
ライブのフレームに該ウインドウの周辺部分が引っ掛か
るおそれがあった。
【0005】従って、本考案の目的は、ウインドウが傷
つけられず、磁気テープの巻回量(残量)が目視し難く
ならない上に、ウインドウの周辺部分がドライブのフレ
ーム等に引っ掛からず、ドライブへの出し入れがスムー
ズに行えるようにした、テープカセットを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、磁気テープを
収納した上ハーフ及び下ハーフからなるカセット本体の
上面に、該磁気テープの巻回量を目視するためのウイン
ドを設けてなり、該ウインドは、上記上ハーフと別体に
形成された合成樹脂製の透明窓板を上記上ハーフに設け
た窓孔内に嵌め込んでなるテープカセットにおいて、上
記ウインドの幅方向の中央部分を窪ませ、該中央部分を
除いた周辺部分のうち、少なくとも上記カセット本体の
前後端に対して平行な周辺部分を、上記カセット本体の
上面と略同じ高さに設定したことを特徴とするテープカ
セットを提供することにより、上記目的を達成したもの
である。
【0007】
【作用】本考案のテープカセットによれば、ウインドウ
の周辺部分のうち、少なくともカセット本体の前後端に
対して平行な周辺部分を、カセット本体の上面との間に
段差が生じないよう該上面と略同じ高さに設定してある
ので、ドライブへの出し入れに際しウインドウの周辺部
分が該ドライブのフレーム等に引っ掛からない。
【0008】
【実施例】以下、本考案のテープカセットの一実施例を
図面を参照して説明する。
【0009】図1乃至図3は本考案のテープカセットの
一実施例を示しており、図1はテープカセット全体の斜
視図、図2は図1のII−II線矢視拡大断面図、図3は図
1のIII 〜III 線矢視拡大断面図である。また、図4及
び図5は他の実施例を示しており、図4は図2に相当す
る部分拡大断面図、図5は図3に相当する部分拡大断面
図である。
【0010】本実施例のテープカセットは、図1に示す
ように、上ハーフ2及び下ハーフ3からなるカセット本
体1内に、磁気テープ4を巻回した一対の供給・巻取ハ
ブ5、5を回転可能に収納し、且つ上記上ハーフ2の外
面には、上記磁気テープ4の巻回量を外部から目視する
ためのウインドウ6を設けてなるものである。
【0011】上記ウインドウ6は、図2及び図3に示す
ように、上記上ハーフ2に設けた方形状の窓孔2a内に
合成樹脂製の透明窓板7を嵌め込んでなるものである。
そして、この透明窓板7は、その幅方向の中央部分7a
を窪ませ、該中央部分7aを除いた四つの周辺部分7b
を上記上ハーフ2の外面との間で段差が生じないように
該外面と略同じ高さに設定してなるものである。
【0012】ここで、上記周辺部分7bと上記中央部分
7aとの間の部分は、緩やかに窪ませることが好まし
い。また、上記中央部分7aは、大体0.1mm〜0.3
mm程度窪ませるのが好ましい。
【0013】なお、図1中符号8は上記上ハーフ2の外
面中央箇所を窪ませて設けた、インデックスラベルを貼
着するためのラベルエリアで、ドライブのフレーム等に
引っ掛からないようにその開口端縁に丸みをもたせるこ
とが好ましい。また、9は上記上ハーフ2の外面前部箇
所を窪ませて設けたローディンググリップで、同じくド
ライブのフレーム等に引っ掛からないようにその開口端
縁に丸みをもたせることが好ましい。また、図1中符号
10はリッド(前蓋)、11はスライダーである。
【0014】以上のように構成した本実施例のテープカ
セットは、ウインドウ6に設けた透明窓板7の四つの周
辺部分7bを上ハーフ2の外面と略同じ高さに設定して
該外面との間に段差がないことから、ウインドウ6の周
辺部分がドライブのフレーム等に引っ掛かるおそれがな
く、ドライブへの出し入れがスムーズに行える。
【0015】また、ウインドウ6に設けた透明窓板7の
中央部分7aは上ハーフ2の外面に対して窪んでいるた
め、該中央部分7aがドライブのフレーム等に傷つけら
れずに済む。従って、透明窓板7は透過率が低下せず、
カセット本体1内部の磁気テープ4の巻回量(残量)が
目視し難くならない。
【0016】なお、上記実施例では、ウインドウ6に設
けた透明窓板7の四つの周辺部分7bを上ハーフ2の外
面と略同じ高さに設定した場合を示したが、これに限定
されず、例えば図4及び図5に示すように、透明窓板7
のカセット本体1の前後端に対して平行な二つの周辺部
分7bのみを上ハーフ2の外面と略同じ高さに設定して
もよい。
【0017】これは、ドライブへのテープカセットの出
し入れに際し、該ドライブのフレーム等に引っ掛かるの
は主に透明窓板7のカセット本体1の前後端に対して平
行な二つの周辺部分7bだからである。従って、少なく
とも透明窓板7のカセット本体1の前後端に対して平行
な二つの周辺部分7bと上ハーフ2の外面との間の段差
を無くしておけば、ドライブへのテープカセットの出し
入れがスムーズに行え、何ら支障は生じない。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように本考案のテープカセ
ットは、ウインドウが傷つけられず、磁気テープの巻回
量(残量)が目視し難くならない上に、ウインドウの周
辺部分がドライブのフレーム等に引っ掛からず、ドライ
ブへの出し入れがスムーズに行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すテープカセット全体の
斜視図である。
【図2】図1のII−II線矢視拡大断面図である。
【図3】図1のIII −III 線矢視拡大断面図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す図2に相当する部分
拡大断面図である。
【図5】図3に相当する部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 カセット本体 4 磁気テープ 6 ウインドウ 7 透明窓板 7a 中央部分 7b 周辺部分

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープを収納した上ハーフ及び下ハ
    ーフからなるカセット本体の上面に、該磁気テープの巻
    回量を目視するためのウインドを設けてなり、該ウイン
    ドは、上記上ハーフと別体に形成された合成樹脂製の透
    明窓板を上記上ハーフに設けた窓孔内に嵌め込んでなる
    テープカセットにおいて、 上記ウインドの幅方向の中央部分を窪ませ、該中央部分
    を除いた周辺部分のうち、少なくとも上記カセット本体
    の前後端に対して平行な周辺部分を、上記カセット本体
    の上面と略同じ高さに設定したことを特徴とするテープ
    カセット。
JP1991016039U 1991-02-26 1991-02-26 テープカセット Expired - Lifetime JP2561860Y2 (ja)

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JPH04105878U JPH04105878U (ja) 1992-09-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2814264B2 (ja) * 1989-06-26 1998-10-22 日立マクセル株式会社 テープカートリッジ
JP2509049Y2 (ja) * 1990-11-27 1996-08-28 日本ビクター株式会社 テ―プカセット上ケ―ス用金型

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