JPH0696555A - テープカセット - Google Patents
テープカセットInfo
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- JPH0696555A JPH0696555A JP26906492A JP26906492A JPH0696555A JP H0696555 A JPH0696555 A JP H0696555A JP 26906492 A JP26906492 A JP 26906492A JP 26906492 A JP26906492 A JP 26906492A JP H0696555 A JPH0696555 A JP H0696555A
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Abstract
5を回転自在に収納してなるテープカセットにおいて、
カセット本体3の底面3bに、該カセット本体3の背面
3cの一部を切り欠くようにして少なくとも1つの情報
識別用穴19,20を設けた。 【効果】 目視又は触れることによりビデオ用とデータ
用のテープカセットを瞬時にして確実に識別することが
できる。
Description
し、特にデータ用カセットとビデオ用カセットの識別が
可能なテープカセットに関する。
テープには、データ用のものとビデオ用のものとがあ
る。これらデータ用のテープとビデオ用のテープは、い
ずれも共通のカセット本体に収納され、外観上両者の識
別が困難なものとなっている。
データ用として使用した場合には、データ用テープに比
べてデビオ用テープはエラーレートの保証が低いため
に、記録容量が足りず、必要なデータを記録することが
できない場合が生ずる。さらに、必要なデータが欠落す
る等の重大な問題が発生する。
る従来の技術的な課題を解消するために、目視又は触れ
ることによりデビオ用とデータ用のテープカセットを確
実に識別することができる信頼性の高いテープカセット
を提供することを目的とする。
ットは、上下ハーフからなるカセット本体と、上記カセ
ット本体内に回転自在に配設される一対のテープリール
と、これらテープリールに巻回される磁気テープとを備
えてなり、上記カセット本体の底面に、該カセット本体
の背面の一部を切り欠くようにして少なくとも1つの情
報識別用穴が設けられてなることを特徴とする。
ては、情報識別用穴が角穴であることを特徴とする。
本体の底面に、該カセット本体の背面の一部を切り欠く
ようにして情報識別用穴が設けられているので、目視に
よりデータ用のテープカセットであるかビデオ用のテー
プカセットであるかが一目で判る。
かれていることから、背面側より直ちにカセットの種類
が識別でき、また、この背面側の切り欠き部分を触れる
だけで盲人でも容易に識別可能となる。
ら、円形穴として設けられる他の検出穴に対し、目視に
より一目で識別可能となる。
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例のテ
ープカセットは、図1に示すように、上ハーフ1と下ハ
ーフ2とからなるカセット本体3と、上記カセット本体
3内に回転自在に配設される一対のテープリール4,5
と、これらテープリール4,5に巻装される磁気テープ
6とから構成される。
と下ハーフ2は、いずれも磁気テープ6が巻装された一
対のテープリール4,5を回転可能に収納するに足る大
きさに射出成形等によって一体成形されてなる。そし
て、これら上ハーフ1と下ハーフ2とは、互いの開口を
相対向させて突き合わせることにより、カセット本体3
を構成するようになっている。
カセット本体3内に収納される磁気テープ6の巻姿を外
部から目視により確認できるように透明な窓部(図示は
省略する。)が設けられている。なお、図1では、その
透明窓部に相当する部分を除去して示してある。
2に示すように、テープリール4,5のハブ部の一部を
外方に臨ませ、該テープリール4,5の回転を規制する
ためのハブ嵌合穴7,8が設けられている。これらハブ
嵌合穴7,8は、上記巻取り側のテープリール4と供給
側のテープリール5とそれぞれ相対向する位置に設けら
れ、これらテープリール4,5のハブ部の外径寸法と略
同一径とされた円形状をなす穴として設けられている。
は、記録再生装置側に設けられる光検出機構を構成する
発光素子がこのカセット本体3内に臨む発光素子挿入用
孔9が設けられている。上記発光素子挿入用孔9は、記
録再生装置側に設けられる発光素子と相対向する位置に
円形の孔として形成されている。すなわち、上記発光素
子挿入用孔9は、記録再生装置のテープ引出しピンが挿
入されるカセット本体3の前面側に切り欠かれたテープ
引出し凹部10寄りであって、上記一対のテープリール
4,5の略中央部分に設けられている。
は、記録再生装置側に設けられるカセット位置決めピン
が挿入係合し、該記録再生装置に対するテープカセット
の位置決めを行うためのカセット位置決め孔11,12
が設けられている。これらカセット位置決め孔11,1
2は、上記カセット本体3のテープ引出し凹部10寄り
の開口両端縁部に円形状をなす孔と楕円形状をなす孔と
して形成されている。
3bには、このカセット本体3に収納される磁気テープ
6の長さを検出するためのテープ長検出孔13が複数設
けられている。これらテープ長検出孔13は、一方のハ
ブ嵌合穴7に近接するカセット本体3のコーナー部分に
小さな円形状をなす止まり穴として形成されている。ま
た、その反対側のカセット本体3のコーナー部分には、
テープの種類を識別するための検出穴14が複数設けら
れている。これら検出穴14は、やはり小さな円形状を
なす穴として形成されている。
気テープ6が巻回される円筒状をなすハブ部と、このハ
ブ部の片側にのみ設けられる円盤状をなすフランジ部
(いずれも図示は省略する。)とを有してなる。これら
テープリール4,5は、フランジ部が設けられる側のハ
ブ部の一端部が、カセット本体3の底面3bに開設され
たハブ嵌合穴7,8に臨むことによって枢支されてい
る。また、これらテープリール4,5は、上記ハブ部の
回転中心部を上ハーフ1に設けられたリール押さえバネ
15,16によって軸方向に押圧されることにより、上
記テープリール4,5のがたつきが抑えられるようにな
っている。
される磁気テープ6は、各テープリール4,5にクラン
パーによって一端が固定された透明なリーダーテープの
他端に接続されている。これら磁気テープ6とリーダー
テープは、スプライステープと称される透明で薄く、一
方の面に粘着層が形成された接続用テープによって接続
されている。
ール4,5に巻回された磁気テープ6は、上記カセット
本体3のテープ引出し凹部10の開口周縁部に設けられ
た半円弧状をなすテープガイド部材(図示は省略す
る。)にガイドされて、上記テープ引出し凹部10内を
直線状に引き出されるようになっている。
行する磁気テープ6は、記録再生装置に装着されない状
態のときに塵埃や外力等から磁気テープ6を保護するた
めの開閉蓋として機能するフロントリッド17とバック
リッド18によって挾み込まれる形で覆われている。こ
れらフロントリッド17とバックリッド18は、記録再
生装置に装着されない状態のときには、磁気テープ6を
挾み込む形で上記テープ引出し凹部10を覆い、記録再
生装置に装着されると図1中矢印A方向に回動して磁気
テープ6をテープ引出し凹部10内に露出させるように
なっている。
セットとビデオ用のカセットを識別するために、データ
用の磁気テープ6が収納されてなるテープカセットにの
み、情報識別用穴19,20が設けられている。これら
情報識別用穴19,20は、上記カセット本体3の底面
3bに、当該カセット本体3の背面3cの一部を切り欠
くようにして、上記一対のテープリール4,5の回転を
防止するリールロックレリースレバー挿入用孔21の両
側にそれぞれ設けられている。
は、カセット本体3の底面3bに設けられるリールロッ
クレリースレバー挿入用孔21の両側に、平面略矩形状
をなす角穴としてこのカセット本体3の背面3cの一部
を切り欠くようにして設けられている。逆の見方をすれ
ば、カセット本体3の底面3bと背面3cの接続部分で
あるエッジ部3dを削り取る形で、上記リールロックレ
リースレバー挿入用孔21の両側に平面略矩形状をなす
角穴として形成されていることになる。なお、情報識別
用穴19,20が設けられるリールロックレリースレバ
ー挿入用孔21の両側は、既存のテープカセットにおい
ては空洞部となっており、記録再生に何ら影響のない領
域となっている。
形状については、特に限定されることはないが、先のテ
ープ長検出孔13や検出穴14のように円形のものと比
較して直ちに目視により識別することができるような形
状であれば構わない。また、上記情報識別用穴19,2
0の穴深さは、記録再生側の検出手段によって検出で
き、且つ手で触れることにより情報識別用穴19,20
があることが判れば特に限定されないが、カセット本体
3の背面3cに設けられるラベルエリアにかからない程
度であることが必要である。本実施例では、上記情報識
別用穴19,20は、角穴形状とし、その穴深さは、上
記カセット本体3の背面3cに設けられるラベルエリア
の上面に至る位置までとした。
一部を切り欠くようにして情報識別用穴19,20を設
けたことにより、目視によりデータ用のカセットである
ことが直ちに識別できる。また、目の不柔な盲人であっ
ても、上記カセット本体3のエッジ部3dに設けられる
情報識別用穴19,20に触れるだけでデータ用のカセ
ットであることを容易に識別できる。さらには、情報識
別用穴19,20が他の円形穴とされた検出穴13,1
4に比べて角穴であることから、テープカセットを裏返
してみた瞬間にデータ用のカセットであることが判る。
別用穴19,20をリールロックレリースレバー挿入用
孔21の両側に設けているので、カセット本体3を射出
成形によって成形したときに、樹脂の流れが良くなり、
成形性が向上する。また、この情報識別用穴19,20
をリールロックレリースレバー挿入用孔21の両側に対
象形状として設けることにより、樹脂が収縮することに
よって生ずる歪みや捩じれが無くなり、カセット基準面
として機能するカセット本体3の底面3bの平坦度が大
幅に向上する。さらに、この情報識別用穴19,20を
ローディングする際の引掛け部として使用することもで
きる。
明に係るテープカセットにおいては、カセット本体の底
面に、該カセット本体の背面の一部を切り欠くようにし
て情報識別用穴が設けられているので、目視によりデー
タ用のテープカセットであるかビデオ用のテープカセッ
トであるかを瞬時にして確実に識別することができる。
ては、カセット本体の背面の一部が切り欠かれているた
め、背面側より見たときに直ちにカセットの種類を識別
することができるとともに、この背面側の切り欠き部分
を触れるだけで盲人でも容易に識別できる。
いては、上記情報識別用穴が角穴であるので、円形穴と
して設けられる他の検出穴に対し、目視により一目でデ
ター用のカセットかビデオ用のカセットであるかを識別
することができる。
れば、誤ってビデオ用のテープカセットをデータ用に使
用するようなことが起こらず、必要な記録情報をデータ
用の磁気テープに欠落することなく記録することがで
き、信頼性が大幅に向上する。
た状態の斜視図である。
た状態の斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 上下ハーフからなるカセット本体と、 上記カセット本体内に回転自在に配設される一対のテー
プリールと、 これらテープリールに巻回される磁気テープとを備えて
なり、 上記カセット本体の底面に、該カセット本体の背面の一
部を切り欠くようにして少なくとも1つの情報識別用穴
が設けられてなることを特徴とするテープカセット。 - 【請求項2】 情報識別用穴が角穴であることを特徴と
する請求項1記載のテープカセット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26906492A JP3549215B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | テープカセット |
MYPI93001867A MY110029A (en) | 1992-09-14 | 1993-09-14 | Tape cassette |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26906492A JP3549215B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | テープカセット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0696555A true JPH0696555A (ja) | 1994-04-08 |
JP3549215B2 JP3549215B2 (ja) | 2004-08-04 |
Family
ID=17467157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26906492A Expired - Lifetime JP3549215B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | テープカセット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3549215B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0926674A2 (en) * | 1997-12-24 | 1999-06-30 | Aiwa Co., Ltd. | Data storage cassette and data recording and reproducing device |
US6160679A (en) * | 1995-06-30 | 2000-12-12 | Sony Corporation | Recording medium device for use with a tape cartridge having an auxiliary memory viewable through a cartridge discrimination opening |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP26906492A patent/JP3549215B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6160679A (en) * | 1995-06-30 | 2000-12-12 | Sony Corporation | Recording medium device for use with a tape cartridge having an auxiliary memory viewable through a cartridge discrimination opening |
EP0926674A2 (en) * | 1997-12-24 | 1999-06-30 | Aiwa Co., Ltd. | Data storage cassette and data recording and reproducing device |
EP0926674A3 (en) * | 1997-12-24 | 1999-07-14 | Aiwa Co., Ltd. | Data storage cassette and data recording and reproducing device |
US6227477B1 (en) | 1997-12-24 | 2001-05-08 | Aiwa Co., Ltd. | Data storage cassette and data recording and reproducing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3549215B2 (ja) | 2004-08-04 |
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