JPH0356931Y2 - - Google Patents

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JPH0356931Y2
JPH0356931Y2 JP978185U JP978185U JPH0356931Y2 JP H0356931 Y2 JPH0356931 Y2 JP H0356931Y2 JP 978185 U JP978185 U JP 978185U JP 978185 U JP978185 U JP 978185U JP H0356931 Y2 JPH0356931 Y2 JP H0356931Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は本体ケースの外表面に対するラベル
の粘着形態に特徴を有するテープカートリツジに
関する。
〔従来の技術〕
第1図および第2図は本考案が対象とするテー
プカートリツジの代表例であるビデオ用、更に詳
しくは8mmビデオカセツトを例示しており、そこ
では本体ケース1の前面に裏蓋13付きの前蓋1
4を備えていて、本体ケース1の上壁の後半部に
内部の各テープリール3,3に対するテープ巻量
を容易に視認するために透明窓5をほぼ左右間に
わたつて大きく形成してなる。かかる基本形態の
テープカートリツジは例えば本出願人の提案に係
る特開昭59−213072号公報および実開昭59−
185779号公報に公知である。
また、対象のテープカートリツジを異にする
が、本体ケース1の外表面に貼付すべきラベル7
を限つてみれば、第2図に示すごとくケース外表
面に凹設せるラベル貼り面6に各種性能等の表示
9を印刷した永久ラベル10を剥離不能に貼り付
け、この永久ラベル10の表面にユーザーの手で
書き込み可能なタイトルラベル11を前記表示9
を外して剥離可能に貼り付ける。そして、記録内
容の変更などに伴い、新たなタイトルラベル11
を容易に貼り替えられるようにした基本形態のラ
ベル7が、例えば本出願人の提案に係る実開昭59
−53585号公報などで公知である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は本体ケース1の前面に裏蓋13付きの
前蓋14を有するテープカートリツジにおいて、
前述の永久ラベル10とタイトルラベル11とを
からなるラベル7をいかに貼り付けるかを問題に
するものであり、この組み合わせ形態に関しては
未だ公知ではない。
これで問題になるのは、永久ラベル10はケー
ス外表面に凹設したラベル貼り面6に直接貼り付
けるので、ラベル貼り面6の凹み量と該ラベル1
0との厚みとを一定の値に設定すれば、永久ラベ
ル10の表面をケース外表面Sと面一かこれより
も沈ませることは容易である。しかし、永久ラベ
ル10の表面に重ね貼りされるタイトルラベル1
1はケース外表面Sから突出しがちであり、かつ
このタイトルラベル11は剥離容易になつてい
る。その背景にはラベル貼り面6全体の凹み量を
タイトルラベル11がケース外表面Sから十分に
沈む程度に大きく設定しようとすると、ラベル貼
り面6の存在するケース上壁部分の肉厚が極端に
薄くなり、成形時にプラスチツク材料の流れが悪
くなつて成形性に劣るとともに、透明窓5が大き
く形成されていることも相俟つて本体ケース1の
剛性も確保できなくなる、という事実がある。
しかるにテープカートリツジをプレイヤに装填
したとき、プレイヤ側のホルダで本体ケース1の
下面を受け止め、プレイヤ側の一般に板バネから
なる左右一対の押え部材16,16でケース上壁
の外表面左右を弾性的に押さえて本体ケース1を
位置決めする。その場合、図のように裏蓋13付
きの前蓋14を備えたテープカートリツジでは総
じて薄肉で強度的に弱い裏蓋13に押え部材1
6,16が接当するのを避けるのが賢明である。
ために左右の押え部材16,16を勢いケース上
壁の左右端部、すなわち第1図において斜線で示
す領域Z,Zに接当させることになる。
ところが、テープカートリツジが小型で透明窓
5をテープ巻量の視認容易性を確保するために大
きくとろうとすると、ラベル7の貼着領域、とく
に前後幅が図のようにケース上壁の前半部に限ら
れる。そのためにラベル7の機能を有効に発揮さ
せようとすると、ラベル貼り面6を出来るだけ左
右横長にしてその左右端が本体ケース1の左右端
縁近くに至るまで延長することが望まれる。
そうなると、前述の実開昭59−53585号公報に
示す従来のラベル形態では、第5図に示すごとく
永久ラベル10とタイトルラベル11との左右端
を一致させている。完全に一致させないまでも両
者10,11の左右端縁は近接している。これで
は本体ケース1に対する押え部材16の接当領域
Z,Zにタイトルラベル11の左右端部が引つ掛
つているため、押え部材16が元々剥がれやすい
タイトルラベル11に接触し、プレイヤにテープ
カートリツジを脱着しているうちに、押え部材1
6でタイトルラベル11が端部から簡単に剥がれ
てしまう。
そこで本考案は永久ラベル10の表面に重ね貼
りされるタイトルラベル11の左右両端部がプレ
イヤ側の押え部材16で剥がれることを確実に防
止することを目的とする。そのうえで、永久ラベ
ル10の表面にユーザーがタイトルラベル11を
位置ずれなく容易に貼り付けられるようにするこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は本体ケース1の前面に裏蓋13付きの
前蓋14を備えており、本体ケース1の外表面に
ラベル貼り面6をこれの左右端がケース左右端縁
の近くにまで延出するよう凹設してあり、このラ
ベル貼り面6に性能等の表示9を印刷した永久ラ
ベル10が剥離不能に貼り付けられ、この永久ラ
ベル10の表面に書き込み可能なタイトルラベル
11が剥離可能に貼り付けられるテープカートリ
ツジを前提とする。
かくして、タイトルラベル11の左右端が本体
ケース1の外表面に対するプレイヤ側の押え部材
16,16の接当領域Z,Zに引つ掛からないよ
うにした。具体的には第1図に示すごとく永久ラ
ベル10の表面にあつてタイトルラベル11が貼
られる貼着部15を、タイトルラベル11の左右
端が前記裏蓋13の左右端の仮想延長線L,Lよ
りも内側に位置して貼られるように位置設定した
ものである。
〔作用〕
しかるときは、ケース外表面のラベル貼り面6
に貼付済の永久ラベル10にタイトルラベル11
を重ね貼りするに際しては、永久ラベル10の表
面に貼着部15および裏蓋13を目安にして該貼
着部15にタイトルラベル11を貼ればよい。す
ると、プレイヤにテープカートリツジを装填した
とき、プレイヤ側に固定した一般に板バネ製の押
え部材16,16は裏蓋13を避けてケース上壁
の左右端部にケース前方から相対的に案内されて
弾性接当するが、タイトルラベル11の左右端部
は第4図に示すごとく押え部材16,16よりも
確実に内方に外れた位置にあつて該押え部材1
6,16と接触することはない。
〔考案の効果〕
したがつて、以上のようにした本考案に係るテ
ープカートリツジによれば、永久ラベル10の表
面に元々剥がれ易くタイトルラベル11を重ね貼
りしてあつても、プレイヤへの脱着時にタイトル
ラベル11の左右端がプレイヤ側の押え部材1
6,16に接触しないので、このタイトルラベル
11が剥離することがない。また、裏蓋13を目
安にしてこれの左右端の仮想延長線L,Lよりも
タイトルラベル11の左右端が出ないように該タ
イトルラベル11を永久ラベル10上の所定の貼
着部15に貼ればよく、一般ユーザーでもタイト
ルラベル11を位置ずれなく正確容易に貼ること
ができる。本体ケース1側のラベル貼り面6に対
して永久ラベル10は強力に貼着されて元来が剥
がれ難いので、永久ラベル10の左右端は本体ケ
ース1に対する押え部材16,16の接当領域
Z,Zにまで延ばして貼り付けることが可能であ
り、とくに小型テープカートリツジでは永久ラベ
ル10を出来るだけ左右方向に大きくとれるの
で、これの表示効果をよく確保できる。更に、タ
イトルラベル11の左右端縁とラベル貼り面6の
左右端との間を大きくとれることにもなるので、
タイトルラベル11の左右の一端側から手を掛け
て剥離するにも便利である。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本考案の実施例を示して
おり、ここには小型のビデオ用テープカートリツ
ジ(8mmビデオカセツト)が例示されている。
第1図ないし第3図において、1は上下のハー
フケースを蓋合わせ状にして結合してなる本体ケ
ースである。本体ケース1の内部左右にはテープ
2が巻かれるテープリール3,3をケース底壁に
透設の駆動軸挿入孔上に位置せしめて可回転に装
置してあり、テープ2は一方のテープリール3か
らケース前面に導出されて他方のテープリール3
に巻き取られる。
5は各テープリール3へのテープ巻量を視認す
るための透明窓であり、本体ケース1の上壁の後
半部に左右間にわたつて大きく形成されている。
この透明窓5はケース上壁に明けた窓口をケース
上壁の内面に内張り固定したプラスチツク製の透
明板で蓋してなる。
本体ケース1の上壁の外表面には前半部には左
右横長のラベル貼り面6が凹設されており、この
ラベル貼り面6にラベル7が貼られている。
このラベル7はメーカー名や記録時間を含む品
質・性能等の表示9が印刷されてラベル貼り面6
に容易に剥がれないように貼り付けられる永久ラ
ベル10と、該永久ラベル10の表面にユーザー
の手で剥離可能に重ね貼りされる書き込み可能な
タイトルラベル11とからなる。タイトルラベル
11は録画内容の変更にともなつて新たなものに
貼り替えられる。
本体ケース1の前面中央部にテープローデイン
グ用ポケツト12が左右に長く一連に凹設されて
おり、本体ケース1の前面に裏蓋13付きの前蓋
14が開閉操作可能に回動枢支されている。不使
用時には、第3図の実線で示すように前蓋14が
バネ部材で閉じ姿勢に回動付勢されて回動ロツク
されており、これでケース前面に導出したテープ
2の外側をカバーして保護するとともに、ポケツ
ト12の存在領域において裏蓋13がポケツト1
2の開口上面を含むテープ2の内側をカバーして
保護する。テープカートリツジをプレイヤに装填
すると、第3図の仮想線で示すように前蓋14が
上開き回動し、これに伴つて裏蓋13も上方に開
き作動し、プレイヤ側のテープローデイングピン
がポケツト12に下方から突入してテープ2をケ
ース前方に引き出し可能なスタンバイ状態とな
る。
かかる基本構造のテープカートリツジにおい
て、本考案では前記ラベル貼り面6の左右端を本
体ケース1の左右端縁近くにまで延出して、ラベ
ル貼着領域を大きく確保する。同時に、透明窓5
の形状に合わせてデザイン上もバランスのとれた
ものにする。
そのうえで、第1図および第4図に示すごとく
前記ラベル7に関しては、永久ラベル10の外表
面に後部にタイトルラベル11の形状にほぼ合致
する左右横長の長方形状貼着部15を設け、該貼
着部15にタイトルラベル11をこれの裏面に付
着の貼着材を介して貼り付けるものとする。具体
的には貼着部15の表面は印刷処理で全体を又は
一部を粗面に仕上げておき、この粗面を利用して
タイトルラベル11を剥離可能とする。かくし
て、ケース外表面に凹設のラベル貼り面6に永久
ラベル10次いでタイトルラベル11を規定位置
に合わせて貼つた状態において、タイトルラベル
11の左右端が第1図に示すごとく前記裏蓋13
の左右端の仮想延長線L,Lから横外側方に出な
いようにする。図ではタイトルラベル11の左右
長さを必要最大限に稼ぐために、これの左右端が
前記仮想延長線L,L上に一致している。
しかるときは、プレイヤにテープカートリツジ
を差し込み装填した状態において、プレイヤ側の
板バネ製押え部材16,16が裏蓋13との接当
を避けて本体ケース1の上壁外表面Sの左右端近
くに弾性接当してテープカートリツジを基準位置
にセツトする。第1図において斜線部分が該押え
部材16の接当領域Zを示しており、各押え部材
16の内端部は永久ラベル10の左右端の上に掛
かつている。しかし、ラベル貼り面6に貼られた
永久ラベル10の表面はケース外表面Sと少なく
とも面一状で、実際には第4図に示すごとく該外
表面Sから僅かに沈んでおり、永久ラベル10の
左右端部に限つては押え部材16と接触し難くか
つ貼着も強力であるから、永久ラベル10の左右
端部分が押え部材16で剥がれたり傷付いたりし
難い。そのうえで、剥がれ易いタイトルラベル1
1の左右端は押え部材16,16から内側方に外
れていて該押え部材に接触することはなく、した
がつてタイトルラベル11の剥離をよく防止でき
るに至つたものである。
なお、図示例の全容は以上のようになつている
が、本考案では例えば本体ケース1の上壁の前半
部に透明窓5を設け、ケース上壁の後半部の外表
面にラベル貼り面6が凹設された形態でもよい
し、永久ラベル10に対するタイトルラベル11
の貼着位置も図示例に限定されるわけではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係るテープカー
トリツジの実施例を示しており、第1図は平面
図、第2図は外観斜視図、第3図は中央縦断側面
図、第4図は第1図におけるA−A線断面図であ
る。第5図は第1図に相当する従来例の要部の縦
断正面図である。 1……本体ケース、2……テープ、3……テー
プリール、5……透明窓、6……ラベル貼り面、
7……ラベル、9……表示、10……永久ラベ
ル、11……タイトルラベル、12……ポケツ
ト、13……裏蓋、14……前蓋、15……貼着
部、16……プレイヤ側の押え部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケース1の前面に裏蓋13付きの前蓋14
    を備えており、本体ケース1の外表面に凹設した
    ラベル貼り面6に性能等の表示9を印刷した永久
    ラベル10を貼り付け、この永久ラベル10の表
    面に書き込み可能なタイトルラベル11を剥離可
    能に貼り付けることができるようにしたテープカ
    ートリツジにおいて、タイトルラベル11の左右
    端が前記裏蓋13の左右端の仮想延長線L,Lよ
    りも内側に位置するように、永久ラベル10の表
    面上におけるタイトルラベル11の貼着部15が
    位置設定されていることを特徴とするテープカー
    トリツジ。
JP978185U 1985-01-26 1985-01-26 Expired JPH0356931Y2 (ja)

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JP978185U JPH0356931Y2 (ja) 1985-01-26 1985-01-26

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JPS61126477U JPS61126477U (ja) 1986-08-08
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